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まとめ
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【不徳のギルド】エロコメディ?バトル漫画?いややっぱりエロコメディ!【まとめ】

不徳のギルド―まとめ(画像参照:1・2・5・9・10巻表紙)
銀づち
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 不徳のギルド、というマンガをご存知でしょうか?

 タイトル通り、エロコメディではありますが、絵柄が可愛らしいので女性でも読みやすい! なにより主人公キクルのツッコミが秀逸! エロの部分もグロすぎないですし、それでいてシリアスなバトル表現も超格好いい

 個性豊かなヒロインたちの中に、あなたの好みの子もいるはず! ちなみに私はノマが好きです。
 5巻表紙のこの子です!

 不徳のギルドの各巻の感想をまとめました。

最新話のネタバレはこちら>>【不徳のギルド】第94話『94番の通り道』――全会一致の分からせ【ネタバレ感想】

アニメの感想も始めました! ↓コチラ↓
【不徳のギルド】え? これ、アニメ化して良いんですかと疑問になるアニメ【感想まとめ】

 ネタバレが含まれますのでご注意ください。

 他のタイトルの話は【取り扱いジャンルについて】、もしくは上記メニューからどうぞ。

著:河添太一・連載:スクウェア・エニックス(ガンガンコミックス)

『作品概要』

 メブキの町でガードをしている狩人のキクル(20)。
 討伐数が多く、エースとして活躍している彼だがなぜか極度に名を知られておらず、同じ町のガードからも嫌煙され、ソロで魔物を討伐し続けていた。

 そんな彼が、ふと思った。

「俺の青春、これでいいんだろうか」

 花の10代を修行や魔物討伐に費やしてきた彼は、まだ遅くない、と青春を謳歌するため、ガードをやめるため後を任せられる新人の育成に乗り出す。
 だが新人はなぜか女性ばかりで、しかも中々に癖が強く――?

 果たして彼は無事に更新の育成に成功し、普通の学生として青春を謳歌できるのか!?

 キクルの冴え渡るツッコミと可愛い女の子が見たい方はコチラから!

目次
  1. 第1巻
  2. 第2巻
  3. 第3巻
  4. 第4巻
  5. 第75話「貧乏くじ」
  6. 第76話「地底の天使」
  7. 第77話「アンラッキーセブン」――集中線の無駄遣い系エース
  8. 第78話「異なる同じ黒」――何が正解かは、自分の意志で決める
  9. 第79話「当たりくじ」――主人公っぽいこと言ってるけど、受け持つのは4の方
  10. 第80話「ムリゲーⅡ」――彼に全てを押し付けたくはない
  11. 第81話『死神』――だった、と過去形にしてしまったのは、彼自身
  12. 第82話『明るみに出る』――すべてが判明し、彼はどう動く?
  13. 第83話『彼の岸』――過ちは同じ。けれど違うのだと、彼は言う。
  14. 第84話『神に届く力』――聡明じゃないけど受け入れてくれた人
  15. 第85話『夢から醒める時』――生きたいなら死に、死にたいなら生きる
  16. 第86話『命に替えても』――決して甘えず、君を護る
  17. 第87話『正と負の魂』――焼かれても貫かれても潰されても、彼は立つ。
  18. 第88話『たくさんの幸せ』――どうか救ってくれと願う声が、空に消える
  19. 第89話『空と大地と水平線』――友として『最後の』喧嘩をしよう
  20. 第90話『君がよく見える場所』――残ったのは、あなたたちとの思い出
  21. 第91話『もう一度私を愛して』――家族みんなに見守られた結婚式
  22. 第92話『楽園追放』――1番の功労者、家を失う
  23. 第93話『朝までコース』――それは決して聞き間違いではなかった
  24. 第94話『94番の通り道』――全会一致の分からせ
  25. 第話
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第1巻

 キクル・マダンの苦労はここから始まった!

【1巻説明文より】

心配するな! 邪魔な奴らは排除した!! 狩猟エロコメディー、ここに解禁!!

へっぽこ武道家、つんけん白魔、ものぐさ黒魔、酔いどれ戦士、4人の新米ガード達は街の平和を守るため、魔物に立ち向かうが、ことごとく凌辱を受けることに…。 ガンガン史上、もっともヒロインが辱めを受け続ける、問題作!?

記事:【不徳のギルド】第一巻――狩猟エロコメディが世界を救う!【ネタバレ感想】

 純粋でひなむきな獣人。ツンデレなロリ聖女。無気力系黒魔法使い。真面目で最狂な超巨乳女戦士。おっとり系人妻。
 様々な属性が揃った不徳のギルド第1巻は↓コチラ↓から!

第2巻

 個人的オススメはなにかに目覚めそうなキクル・マダン。

【2巻説明文より】

少女×緊縛!? 不道徳なマンガでごめんなさい。

新米ガード4人でのクエスト成功へ向けて特訓を開始するキクルであったが、問題児だらけのメンバーに悪戦苦闘。そんな特訓の成果は!? クエスト中、特訓中、打ち上げ中、病人の看病中、所構わず巻き起こる不道徳な事件の数々! 狩猟エロコメディ、継続!!!

記事:【不徳のギルド】第二巻――キクル、エロすは胸だけじゃないと知る【ネタバレ感想】

 キクルの名を呼ぶ可愛いメデっちゃんや、ポニテ&制服&エプロン姿のメデっちゃんや、汗をかいて水分補給するだけで見てはいけない気がしてしまうメデっちゃんや、魔物にされたことを反芻して大切な◯◯であんなことをしてしまうメデっちゃんが見れるのは↓コチラ↓

第3巻

 ついに見れる! 主人公の強くて格好いい姿!

【3巻説明文より】

倦怠少女も、脱いだらスゴい!?

メインヒロインの座は誰の手に? 巨乳にも貧乳にも、人妻や少女にさえ等しく訪れてしまう、不道徳なハプニングの数々。そしてメブキの街に迫る最大級の危機に問題児たちはどう立ち向かうのか!? 狩猟エロコメディ、過熱!!!

【不徳のギルド】第三巻――キクル、エースらしい活躍を見せ、新人ガチャに勝利する?【ネタバレ感想】

 現れる強敵、敵意に気づいて攻撃を避ける、その名もヨケグモ(猛毒持ち)。町の人々の平和を守るために果敢に向かっていくキクルだが、仲間をかばって――?
 超絶格好いいキクルの活躍が見れる不徳のギルド3巻は↓こちら↓から!

第4巻

 表紙の通り、ハナバタ大活躍の回!?

【4巻説明文より】

凸と凹、ハマるとなんだか、気持ちいい。

少女が秘めていた、特別な想い。様々な想いを重ね、少女達は一歩一歩、大人の階段を上っていく……が! モンスターにはそんなことお構いなし! 今日もどこかで少女の嬌声が鳴り響く。狩猟エロコメディ、遠征!!!

【不徳のギルド】第四巻――ついに狂花ハナバタ、おしとやかさを覚えて家族を得る!?【ネタバレ感想】

 メイデナのストレッチ!


第75話「貧乏くじ」

 サンー、セイテンーーー!

【あらすじ】

 キクルは地上に現れた魔物の処理をしながら、悔やんでいた。襲撃のことを知っていたのに、すべて読み違えてしまったと。

 一方で町内会のおえらいさん方はハデスによって地下に囚われていた。すぐに殺さず、取り調べを行うとのこと。
 しかしそこに紛れていたサンとセイテンがハデスたちに戦いを挑む。

 ハデスを進行する通常種の魔物たちを倒して少しでもその魔力を削ろうとするサンだが、セイテンはそれでも圧倒的すぎるハデスに勝てないと理解していた。

 ハデスの術によって身動きが取れなくなった人間たち。そんな中、サンはセイテンだけでも逃がそうと彼にスキルを使う。

 自分のことよりも他者をいたわる姿に、ハデスはやりにくい相手だと呟くのだった。

【不徳のギルド】第75話『貧乏くじ』――やりにくい相手【ネタバレ感想】

 村人たちはどうでもいいから、サンとセイテンが無事でありますように。

第76話「地底の天使」

 本当にハデっさんを応援したい。

【あらすじ】

 サンのスキルにより、命からがら戦線を離脱し気絶したセイテンの近くに謎の影が!

 一方、地上では100メートルはあるモニュメントが全部地中に埋まっていた。その下にサンや町内会の人間がいること、生きていることをショウキから聞くトリュウだが、その場からセイテンが離れたりと状況が読み込めずにいた。

 ひたむきたちは魔物をおびき寄せて戦っていた。他のガードたちの対応も早く、ハデスはその状況に気づき、魔物たちを退かせた。

 キクルは冷静に状況を判断していた。
 魔物たちは40代以上を狙っている。それは20年前の自戒の日に成人していたかどうか。魔除けが効いていないのは彼らに悪意がないから。ただ、魔物の抱擁が人間に死をもたらすというだけ。

 そしてサンや町内会の人間が崩落に巻き込まれ、しかし死んでいないことを知り、フォーネの死にはやはり何かあるのかと推測する。

 一方、セイテンはチカエルという魔物によって治療されていた。

【不徳のギルド】第76話『地底の天使』――その言葉は誰に当てたものか【ネタバレ感想】

 可愛い子が出てきた! この子のためにも、ハッピーエンドで終わってほしいが……?

 こんなエロコメディがまさかのアニメ化!? 今のご時世に大丈夫か、と心配になって確認したくなった方は↓コチラ↓からどうぞ。

第77話「アンラッキーセブン」――集中線の無駄遣い系エース

 久しぶりのマモノリ君登場! マモノリ君が外れる単行本が待ち遠しい!

【あらすじ】

 セイテンがサンのことを心配している中、サンは傷こそつけられていなかったが服を剥がされ、魔物へのマナ供給役とされていた。
 かなりエロいバックポーズで! マモノリ君が大活躍!

 キクル達は一箇所に集まって情報を共有しあってました。村人には死者も出たようですが、おそらく40代以上の人。
 集まってきた情報から導き出される結論「カボクが怪しい」を、トリュウがエースらしく叫んだ。

 カボクのガードたちはツチガミを討伐しようと向かっていたが、あっさりとツチガミに殺される。新人ガードたちはフォーネの死に関わっていると見てツチガミは捕縛。巻き込まれた白魔術師には大人しくしていれば何もしないと告げる。
 そんな白魔術師の携帯に教会からとある連絡が行く。

 メイデナの元にもその連絡が来た。それは本日の午前7時以降数日間、聖紋を剥奪する……つまり、誰も白魔法を使えなくなることを意味していた。

【不徳のギルド】第77話『アンラッキーセブン』――集中線の無駄遣い系エース【ネタバレ感想】

 サン姉様のエロー、は初じゃね? うおおおおおおおっ!

第78話「異なる同じ黒」――何が正解かは、自分の意志で決める

 彼の目にはおなじに見える。

【あらすじ】

 エースのワンダが避難所を訪れる。彼は今回のことをどう思っているのか。まだわからない。

 若いガード二人組から記憶を読み取るツチガミ。ガードのスキルに気づいたのに、見逃してしまったことを悔いる。
 そのガードたちの報告により、ツチガミの存在とフォーネの関係が村のお偉方に伝わり、ツチガミの神性を削ぐための計画――フォーネの殺害が行われた。
 ガードたちは自分たちはそこまで悪いことはしていないと反省の色無く訴えるが、自分を殺しに来た相手を逃す道理はないとツチガミは切って捨てた。

 プンプクはこれ以上、カボクのためにキクルたちが傷つく必要はないと言いますが、みんなはそれぞれの意思で動き出すのだった。

【不徳のギルド】第78話『異なる同じ黒』――何が正解かは、自分の意志で決める【ネタバレ感想】

 誰かのためではない。自分の考えで動く。

第79話「当たりくじ」――主人公っぽいこと言ってるけど、受け持つのは4の方

 ホライゴンは癒やし。

【あらすじ】

 ツチガミは思い出していた。まだ自分がカボクに受け入れられていた頃。愛しい子と交わしたやり取りを。

 キクルたちは正面から戦っても土地神には勝てないため、神性をそごうと3手に分かれることにした。しかしそこを気配を消したキムジナーによって予定していたのとは違う役割分担となってしまった。

 さらにはホライゴンも参戦! ……でも、誠実なひたむきなら大丈夫?

 ツチガミとの戦いに前向きなトリューとやや消極的なヒュダイが、ツチガミと対面するが勝負の行方は!?

【不徳のギルド】第79話『当たりくじ』――主人公っぽいこと言ってるけど、受け持つのは4の方【ネタバレ感想】

 キクルも格好いいよ! トリューになびいているとかそんなことないから!

 こちらの話を確認したくなった方は↓第14巻↓をどうぞ!(第79話~第84話までのってます)

第80話「ムリゲーⅡ」――彼に全てを押し付けたくはない

 やっぱりムリゲーでは?

 トリュウたちがツチガミと対峙し、スキルを駆使してなんとか時間を稼ぐ。

 そんな中、捕まっていたホアンカは開放され、次にどう動くべきかを考え、捕まったガードを助けに行くことにした。

 サンはマナを吸われ続けており、さすがにもう強気でいられなくなっていたところへ駆けつけるキクル。そしてそこに合流するホアンカ。
 全員が情報を交換しあい、サンはツチガミの神性を削ぐためにまた別れ、ホアンカにはハナバタたちのフォローに向かってもらうことになった。

 助けが来ないひたむきとトキシッコ。ホライゴンとは話し合いで済むかと思いきや、トキシッコの説得が失敗して逆に殺る気になり、なんとか止めようとするものの万策尽き、捕まる覚悟をするトキシッコだった。

【不徳のギルド】第80話『ムリゲーⅡ』――彼に全てを押し付けたくはない【ネタバレ感想】

 トキシッコとひたむきのところは、ある意味安心して見れる。

 このお話を確認できるのは↓コチラ↓(第79~84話)

第81話『死神』――だった、と過去形にしてしまったのは、彼自身

 ツチガミが良い人なのは間違いないんだ。

 チカエルは、フォーネとハデスの結婚を心から喜んだ。自分もそんな風に誰かと恋愛するのだろうかと、憧れた。

 キムジナーはハナバタの対処に困っていた。負けそうになったものの、ハナバタの弱点、魔力耐性が低いことに気づいてその身を拘束。ノマたちが助けようとするものの、コインがナイフを落としていて……。

 オックリたちは警察官たちが落としたカメラや手帳から、真相に迫ろうとしていた。

 洞窟内では、ツチガミが自身を認知できていないと判断したキクルが奇襲を仕掛けていた。

 キクルたちが命をかける価値は町内会の面々にはない、というツチガミに対してキクルは「あなたは立派な土地神で被害者だったが、加害者にもなってしまった」と言い、要救助者の人格は問わない。それがガードだと宣言してツチガミに立ち向かう。

 ツチガミはキクルたちのことを尊敬し、名を名乗ってから改めて戦いを仕掛けてくるのだった。

 一方、別の場所ではワンダがハデスたちの元へ向かおうとしていた。

【不徳のギルド】第81話『死神』――だった、と過去形にしてしまったのは、彼自身【ネタバレ感想】

 このお話を確認できるのは↓コチラ↓(第79~84話)

第82話『明るみに出る』――すべてが判明し、彼はどう動く?

 カラー表紙が心に突き刺さる。

 フォーネの死の真相を追っていたオックリたちは、事故ではなく他殺だと気づく。

 キクルはこれ以上の神性をツチガミに集めないよう、地上でショウキに神性を集めていた。
 広い視野で自分に挑んできたキクルたちに、ツチガミは油断することなく襲いかかってくる。

 フォーネの死は偽装されたものだと気付いたオックリ。犯人は自分と同じ屍術師と幻術師。犯人はカボクではなくキョボクのガード

 そしてキョボクの幻術師といえば、エースのワンダ。ワンダがツチガミの元へとたどり着き、オックリたちのところには屍術師が襲いかかるのだった。

【不徳のギルド】第82話『明るみに出る』――すべてが判明し、彼はどう動く?【ネタバレ感想】

 そういやワンダって73話にも出てきてたな、最近気づく。

 このお話を確認できるのは↓コチラ↓(第79~84話)

第83話『彼の岸』――過ちは同じ。けれど違うのだと、彼は言う。

 兄貴!

 キョボクのガードであり屍術師であるハゴンは、キクルたちの存在に気づいて彼らが事件の真相に近づいていることを知り、オックリたちの後をつけていた。

 ただ「死んだ人間を操りたい」という欲望を叶えるため、仲間を言いくるめ、今回の騒動に加担したというハゴン。
 しかしオックリが自分も行ったことがあるため強く出ることが出来ず、ハゴンはそんな彼女を追い詰めるが、妹を守るためにカンゼボウがフユウデのネームドとして姿を表し、彼を追い払った。

 キクルたちはメイデナのおかげで回復し、幻術師ワンダもツチガミ相手にどこか自信アリゲ。

 そんな中、ハナバタが捉えられてピンチのノマたちだが……コインは自分が戦う理由はないんじゃないか、とそんなことに気づくのだった。

【不徳のギルド】第83話『彼の岸』――過ちは同じ。けれど違うのだと、彼は言う。【ネタバレ感想】

 そこに気づくとは、さすがコイン。天才か。

 このお話を確認できるのは↓コチラ↓(第79~84話)

第84話『神に届く力』――聡明じゃないけど受け入れてくれた人

 最初から、彼に殺す気などなく。

 ノマはキクルから学んだことをうまく取り入れ、マナを温存しつつ持久戦に持ち込んでいた。しかしハナバタを人質にとられ、自身が捕らえられる……ものの、自分が取り込まれることも計算しており、吸ノ式を使って自身のマナは愚かキムジナーのマナをも減らすことに成功。

 コインも見事バックスタブを使って気を引き付けることに成功し、このまま彼女たちが勝つかと思いきや、コインを止めたのはホアンカ。
 自分という化け物を受け入れようとしてくれるホアンカにキムジナーはフォーネのことを思い出した。

 幻術師であるワンダが神髄と呼ばれるジョブの奥義を習得していることが分かった。その神髄ならば神にも傷をつけられる。

 幻の中で、ツチガミはフォーネと出会い、彼女の手によりツチガミは血を流す。

【不徳のギルド】第84話『神に届く力』――聡明じゃないけど受け入れてくれた人【ネタバレ感想】

 ホアンカのヒロイン力といつものコインの乙女力を見比べたくなった方は↓コチラ↓からどうぞ。ノマの……なシーンもあるよ!

第85話『夢から醒める時』――生きたいなら死に、死にたいなら生きる

 ワンダを被害者と呼べるツチガミ。

 20年前の自戒の日。
 信仰心の薄くなった村人から頼まれ、たとえ信仰心が減ってもとなんとか一度目の審判から村を守ったツチガミ。しかしそんな彼へ村人たちは罵声を浴びせ、ツチガミを追い払った。

 幻術の中でフォーネの死は自分のせいということをツチガミは否定しなかったが、幻術のフォーネが「カボク滅亡を企んだせい」と口にしたことで、ワンダの幻術を打ち破り、彼に時魔法で真実をを教えた。
 何の罪もない人を殺したと知ったワンダは謝罪し、責任を負おうとするが、ヒュダイたちが彼を守る。ワンダの立場に自分があったなら、真実を見抜けるかわからない、と。

 再び戦闘に入りかけるが、ツチガミの魔力が一気に減り、隙をついたキクルの攻撃が通る。
 洞窟の奥では、魔物を操り、ツチガミへの信仰を削ぐサンの姿があった。

【不徳のギルド】第85話『夢から醒める時』――生きたいなら死に、死にたいなら生きる【ネタバレ感想】

 一部の読者がいろいろスタンバイしそう。

第86話『命に替えても』――決して甘えず、君を護る

 一番理解してくれるのは、いつだって敵。

 トキシッコとひたむきはホライゴンと退治していた。心を読める上に水を操る強力な彼の技に苦戦する二人。
 しかしひたむきのドジっ子とトキシッコのノーコンっぷりが逆に心が読める能力に刺さり、ホライゴンに攻撃があたった。
 このまま勝てるかと思った時……彼が本気を出して倒しにかかるが、彼はホアンカのことを(ひたむきの尻を見て)思い出して葛藤し……術を解いた。

 一方、キクルたちの方ではツチガミが何か技を使い、キクル意外がめまいでダウンする。
 キクルはサンから話を聞いてそれがマナ酔いだと気づいていた。しかし自分には効かない、どころか有利に働くと思っていたが……そのせいで仲間から距離が離れてしまっていることに気づけなかった。

 ツチガミの攻撃が動けないメイデナを狙う。キクルは子ども好きなツチガミがメイデナを殺したりはしないだろうと思っていた。ツチガミもキクルがそう考えるとは思っていた。

 だが、キクルは仲間の命を……決して敵に預けることはしない。

 メイデナを突き飛ばしたキクルの体に、ツチガミの放った一撃は容赦なく突き刺さった。

【不徳のギルド】第86話『命に替えても』――決して甘えず、君を護る【ネタバレ感想】

 言葉通り。

第87話『正と負の魂』――焼かれても貫かれても潰されても、彼は立つ。

 きゃあああ、トリュー……と思ったら、キッくんかい!

 キクルが倒れ、誰もが動けず、トリューが孤軍奮闘する中、キクルは自身を責め立てていた。

 そしてツチガミのスキルによって彼の中に眠っていた『力』が目覚める。

 ツチガミですら全力を出しても傷をつけることが出来ないキクル。そのままツチガミを倒すのかと思いきや、ツチガミがスキルを解除したことにより、キクルの力は再び眠りについた。

 撤退するツチガミ。ひとまず無事に終わったことを喜ぶキクルたち。

 一方でカンゼボウによって追い払われた屍術師のハゴンはまだ諦めてはおらず……?

不徳のギルド】第87話『正と負の魂』――焼かれても貫かれても潰されても、彼は立つ。【ネタバレ感想】

 待って。そこは止めてくれ。頼むぅ。

第88話『たくさんの幸せ』――どうか救ってくれと願う声が、空に消える

 たくさんって……違う。もっと、もっと幸せになって良いんだ。なって良かったんだ。

 セイテンとチカエルはキクルの凄まじい力を感じて何事かと話し合っていた。
 しかしハデスの気配が不自然に途絶えたことで状況を軽く把握したチカエルは話題を変えるように自身の日記の感想をセイテンに聞いた。
 彼女の綴る言葉からは深い愛情を感じ、綺麗な言葉だと、今は亡き友のことを思い出しながら言うのだった。

 ハゴンは隙をついてキムジナーを殺し、操ろうと考えていた。
 しかし存在に気づかれた上にフォーネ殺害の犯人であることも知られ、キムジナーによって樹へと作り変えられてしまう。

 キムジナーはカボクを襲った時点で自身が必ず討伐されることを察しており、どうせ死ぬならばかたきを討ってからと少ないマナをハゴンに注ぎ込んでしまった。
 キムジナーはホアンカに謝り、同時にありがとうと告げて目を閉じた。

 ハデス、ホライゴン、チカエルはそんなキムジナーの最後を感じ取る。

 そしてチカエルはセイテンに自分の力を託すからハデスを終わらせてくれ、と頼むのだった。

【不徳のギルド】第88話『たくさんの幸せ』――どうか救ってくれと願う声が、空に消える【ネタバレ感想】

 彼が最後に残した思い(ことば)。

第89話『空と大地と水平線』――友として『最後の』喧嘩をしよう

 全員集合。

 自分は弱いというセイテンに、チカエルは言葉について語る。魔物の名前にも、想いは宿る。言葉を大切にしていた友がつけてくれた名前に宿らないはずがない。

 戦いから抜けようとするワンダに容赦ないトリューとキクル。キクルは彼に何かを頼む。
 ツチガミは傷を癒やしてすぐにやってくる。マナ自体は減っても、決して弱くなっていない彼に手こずるキクルたち。

 しかしそこへ駆けつけたホライゴンは、ツチガミの友達として、最後の喧嘩を楽しもうとツチガミへ向かっていく。
 そしてセイテンもまた、覚悟を決めた顔でツチガミを倒すと宣言した。

 セイテンの傷を癒やしたチカエルは、そっと日記を閉じた。

【不徳のギルド】第89話『空と大地と水平線』――友として『最後の』喧嘩をしよう【ネタバレ感想】

 空を見上げて何想う。

第90話『君がよく見える場所』――残ったのは、あなたたちとの思い出

 どうか、あなたの心に少しでも光が差してくれますように。

 チカエルの最後の日記。それは日記ではなく、願い。

 オックリはフォーネが現世に残っていないか探していた。中々見つからなかったが、女性の手と思わしきフユウデが彼女の肩を叩いた。

 ハデスマンと戦うキクルたちは、とあるタイミングまで力を温存していた。
 温存しておくようにとキクルから言われたセイテンは、自分に力を託してくれたチカエルのことを思い出す。

 更に失う恐怖がハデスマンの憎しみを覆いかけたとき、刻限が来た。幻術により時間感覚を狂わせられていたハデスマンに全員で猛攻を仕掛け、追い詰めていく。

 セイテンが、チカエルや友から受けた想いを力にハデスマンを追い詰め、彼のマナを空へと還していく……憎しみとともに。

 残ったのは、大切な思い出。

【不徳のギルド】第90話『君がよく見える場所』――残ったのは、あなたたちとの思い出【ネタバレ感想】

 見上げて思うこと。

第91話『もう一度私を愛して』――家族みんなに見守られた結婚式

 これが……悲しい出来事が起きずに出来たら良かったのに。

 20年前。村を追い出されたツチガミ……しかしそこで、里からでてきたばかりのフォーネと出会った。

 不思議な空間でハデスマンはフォーネと再会する。彼女だけではなく、キムジナーたちも合流し、ハデスマンはみんなに謝った。
 しかしフォーネは他の神様たちのおかげでキムジナーたちは帰れるのだと言った。

 自分たちもハデスマンたちと共に逝くと言うキムジナーたちにフォーネは首を振り、凹むハデスマンを励まして左手を差し出した。

 ハデスマンは渡せないと思っていた指輪を、家族に見守られながらはめ、キムジナーやプンプクは二人の結婚式を、笑顔で見つめるのだった。

【不徳のギルド】第91話『もう一度私を愛して』――家族みんなに見守られた結婚式【ネタバレ感想】

 それでも美しいと、思えるものがそこにはある。

第92話『楽園追放』――1番の功労者、家を失う

 信じていた。信じている。……信じたい。

 ワンダが思う道徳心。それが皆の心にあれば世界は平和になるのだと、彼はずっと信じている。

 トリューによりすべてが終わったことを知ったキクルは、ワンダに近づいて声をかけた。警察に向かうように、と。
 しかしそこにいるワンダは幻術で、本物はすでに……囚われの町内会のもとへと向かっていた。

 何も知らない町内会はワンダを歓迎します。カボクの誇りだと。
 しかし、ツチガミのことについてまるで反省していない彼らにワンダの表情はただ悲しげで……隠された目から涙がこぼれた時、町内会たちは落下した。
 ワンダの幻術によって、ワンダとともに全身やけどを負うのだった。

 そのニュースになんとも言えない顔をしているキクルを、サンが慰めてくれた。
 サンはセイテンに促されてキクルにお礼を言うために彼の家に来たのだが、どうにも素直になれず……彼の家を買い取る宣言をして、キクルに家に泊まっていくようにと言うのだった。

【不徳のギルド】第92話『楽園追放』――1番の功労者、家を失う【ネタバレ感想】

 いろいろと追放。

第93話『朝までコース』――それは決して聞き間違いではなかった

 オフロに入ってナニ考エテルンデスカー?

 キクルの家に泊まることになったサン。念の為にお風呂にはいる。

 一方キクルはどうすれば良いのか分からずにトリューに連絡した。トリューは打ち上げ中だったが、話を聞いてくれる。しかし彼もサンとサシで遊んだことはなく、特に助言はなかった。

 どうしたものかとキクルが悩んでいると、サンが手土産に持ってきてくれたお酒を飲むことになった。しかしサンはお酒を今まで飲んだことがなく……。

 酔わないと言ったが、速攻でフラグ回収して酔っ払うサン。しかしそれは素直になれないから酒が入れば会話できるかと思ってのことだった。

 少し酔いが冷めたところでサンはキクルをすごいと褒めていく。そして「好きよ」と告白した。そしてこれから他の女性達からも伝えられるだろうと言った。

 その日の夜。他の女の子たちと比べての遅れを取り戻すと、キクルと同衾するサン。しかしキクルは疲れていて熟睡してしまい、サンはそのまま朝まで……。

 翌朝。近所から通報された警察がやってきて「ロリコン出てこい」と叫ばれるのだった。

【不徳のギルド】第93話『朝までコース』――それは決して聞き間違いではなかった【ネタバレ感想】

 マナが欲しくて……。

第94話『94番の通り道』――全会一致の分からせ

 まさかの女体化。

 界樹に登っていく影――ゼニスは女体の姿で同僚たちと今回の騒動について話していく。

 それは20年前の果実の話。果実は各国で作られており、ゼニスたちはそれを人のいないところに放棄するように言った。
 カボクは……審判の通過に巻き込まれた完全な被害者だった……当時は。
 そしてこの出来事がツチガミの復讐へと繋がっていく。まったく無関係ではなかったため、ゼニスたちは今回のツチガミの一件に関わった。
 また、神髄に到達したワンダのことを神の域に到達したと親近感(?)を抱いた女神の声もあり、ワンダの処置も検討されていた。
 話し合うさなかにゼニスが女性たちの苦しみの罰を受けていたが、誰からも同乗されなかった。
 とにかく、界樹はまだ理由があれば人間を殺そうとしているので、道徳心を忘れないようにしてくれと、神様たちは人間に思うのだった。

 一方、ロリコン疑惑をかけられたキクルはサンのおかげで警察官の誤解が解けていた。
 そしてあらためてサンから思いを告げられ、初めての気持ちを味わう。
 しかしそこにトキシッコサービスとメイデナサービスがやってきた。外に居られたらまた誤解されると思ったキクルは家に上げるが、そこを戻ってきた警察官に見られて「ロリコン野郎」と叫ばれるのだった。

【不徳のギルド】第94話『94番の通り道』――全会一致の分からせ【ネタバレ感想】

 警察官は悪くないと思う。

第話

ひとこと

記事:準備中

記事の構成

 ひとこと

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ABOUT ME
銀づち
銀づち
マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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