【夏目友人帳第1期】それは一人ぼっちが苦しいと苦しんでいた少年の、妖と人をつなぐ物語【アニメ-ネタバレ感想まとめ】

夏目友人帳の各話ネタバレ感想をまとめました。
こちらだけで全体の話がなんとなくつかめるようにしておりますが、気になるお話があったら、ぜひ各話に飛んで読んでいってください。
最新のネタバレ感想はコチラ>>【夏目友人帳1期】第十話『アサギの琴』――両者の願いは同じようで異なり【アニメ-ネタバレ感想】
↓そもそも夏目友人帳って何?という方↓
著:緑川ゆき・連載:花とゆめコミックス(白泉社)
作品概要(漫画)
「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!!祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!?あやかし契約奇談!
(漫画第1巻説明文より抜粋)
作品概要(アニメ)
さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。
妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たちにも助けられながら、大切な日々を守るすべを見つけていこうとする。
(アニメ公式サイト作品概要より抜粋)
↓漫画・アニメを思う存分に楽しみたいならば!↓
- 第一話『猫と友人帳』――呼んでくれないくらいなら。
- 第二話『露神の祠』――これであなたと一つになれる
- 第三話『八ツ原の怪人』――心を通わせてしまったならば、同じだ
- 第四話『時雨と少女』――交差する心を、君は感じたか
- 第五話『心色の切符』――何となくで見つけた、何となく仲が良い友人たちの話
- 第六話『水底の燕』――優しく、暖かく……懸命に生きる心が、好きだ
- 第七話『子狐のぼうし』――お前は偉いよ。寂しいからと、一歩を踏み出せたのだから
- 第八話『儚い光』――あの蛍がなんと言ったのか、あなたなら分かりますか?
- 第九話『あやかし祓い』――個人の喜びは、本人にしかわからないもの
- 第十話『アサギの琴』――両者の願いは同じようで異なり
- 第話
第一話『猫と友人帳』――呼んでくれないくらいなら。
さびしいと嘆くのは、何も人間だけではない。
夏目貴志は妖が見えた。
そのことにより幼少期から不気味な子どもと言われ、親戚を転々としていた。
そんな彼が一ヶ月前に越してきた場所は昔母方の祖母が住んでいたところで、その祖母も妖が見えるがゆえに一人ぼっちで、逆に妖たちと関わることで寂しさを埋めようとした
そうして作られたのが『夏目友人帳』。
しかしそこに名が書かれた妖たちは名を呼ばれたものに従わなければならないため、名前を取り返そうと……あるいはその友人帳で妖を統べようと持ち主の貴志を襲ってくる。
ある日貴志が不注意で封印を解いてしまった斑という招き猫の妖も友人帳を狙っていたが、彼の助けを借りながら妖たちに名前を返していくことに決めた。
返せと追いかけてきた妖に名前を返すと、貴志の脳裏にその妖――ひしがきとレイコの出会い……そしてレイコを心配するひしがきの声が響く。
名を返すのは大変だと気付いた貴志だったが、それでも決意を新たにするのだった。
【アニメ-夏目友人帳】第一話『猫と友人帳』――呼んでくれないくらいなら。【ネタバレ感想】
ひとこと
第二話『露神の祠』――これであなたと一つになれる
いい天気だなぁ。
夏目は自分のもとを訪れる妖たちに名前を返す日々を送っていた。
そんな中、露神というお面をつけた妖がやってくる。
ニャンコ先生(斑)とも知り合いのその妖の名前を返そうとしたが、レイコのズボラな管理がたたり、次の妖の紙とくっついてしまっていた。これでは返せないという夏目に、露神はそこをなんとかとすがりついた。
次の妖が誰かわかれば、同時に名前を返すことで可能だということで、次の妖を見たことがある露神の描いた似顔絵や覚えていた情報で妖を探すも、中々見つからない。
そんな中、夏目はハナという女性に出会う。露神を信仰する最後の一人。ハナは露神が一人ぼっちでさみしくないかと心配していて、夏目も一人ぼっちの苦しみを知っていたのでその夜はうなされてしまった。
後日、もう一体の妖がやってきてピンチに陥りはしたものの、2体同時に名前を返した。
夏目は名前を返して疲れ切るが、また露神に会いに行く。しかしますます小さくなった彼の体は光り輝き始めた。最後の信仰者、ハナが逝ったのだ。
夏目が信仰すると言いますが夏目は友人だからと露神は言い、人間への愛を呟きながら光の粒となって消えていった。
【アニメ-夏目友人帳1期】第二話『露神の祠』――これであなたと一つになれる【ネタバレ感想】
触れることが出来ただろうか。会話を交わすことが出来ただろうか。
第三話『八ツ原の怪人』――心を通わせてしまったならば、同じだ
初めての仲間……?
訪れた妖たちに名前を返す日々を送っていた夏目の元に、助けてほしいと中級の妖たちがやってくる。
彼らが言うには妖退治をしてくる人間がいるそうだ。だからその人間を倒してほしいとお願いされるが、夏目は人間相手はできないと一度断る。
しかし諦められない中級妖怪たちは夏目にくっつき、何度もお願いする。
そんな時、別のクラスの男子生徒の様子が気になる夏目。彼は自分の周囲で騒ぐ妖が見えているような素振りを見せていた。
もしかしたらその男子生徒田沼が妖怪退治をしているのではと思った夏目は中級妖たちの話を聞いてみることに。
そこで一人の坊主と出会う。彼が退治人の正体だったが、彼は妖たちが見えず、ただ敏感な息子のためにと周囲を清めていただけだった。
後日学校で田沼と話をする夏目。田沼は何か影のようなものが見えると言った。夏目もおかしなものが見えると言った。ただ周囲には言わない、自分たちがおかしいかもしれないからと言う夏目に、田沼も笑ってうなづいた。
夏目は妖をいまだ煩わしいとも思っていたが、心を通わせるのに人間も妖もないのだと……時折ならば頼み事を聞いてあげてもいいと思うのだった。
【アニメ-夏目友人帳1期】第三話『八ツ原の怪人』――心を通わせてしまったならば、同じだ【ネタバレ感想】
自分たちだけが変なのかもしれない。けれど……。
第四話『時雨と少女』――交差する心を、君は感じたか
一度だけでいい――もう会えなくなる。
夏目は笹田に強く言われ、気は進まないが旧校舎での肝試しに向かうことになり、ニャンコ先生は面白そうとついてきた。
笹田から旧校舎に関する逸話を聞く。神様を強欲な商人が閉じ込め、神様は人を恨み悲しんで妖になってしまった。
肝試しが始まるが、生徒たちが姿を消していく。
そんな中。笹田と合流できたが、「見えないものが見えてるんじゃないか」と聞かれる。
笹田は以前、旧校舎で母の形見であるお守りを落としてしまい、必死に探していたことがある。それをこの旧校舎にいる神様が見つけ出し、渡してくれた。
その御礼を笹田は言いたがっていたが、神様が会ってくれることはなく……夏目にそういうものが見えるなら手伝ってほしかったのだと言う。
そんな中、別行動していたニャンコ先生が屋上にやつがいると伝えてきた。夏目は屋上へ向かい、思いを込めて名前を返した。その時、笹田に優しく触れる神様――時雨の姿がかすかに見えた。
【アニメ-夏目友人帳1期】第四話『時雨と少女』――交差する心を、君は感じたか【ネタバレ感想】
たとえ触れ合えない存在でも、心は通わせられる。
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第五話『心色の切符』――何となくで見つけた、何となく仲が良い友人たちの話
レイコのうっかり。
ある日、夏目がレイコの遺品を見ていると不思議な切符を見つけた。
気になってその駅に行ってみるとそこにはレイコと昔約束したという「さんと」というのんびりした妖がまだレイコをそこで待っていた。
さんとは「みくり」という友達と喧嘩してしまい、謝りに行きたいが中々行けないと悩んでいたところでレイコが「明日一緒に行ってあげる」と約束したものの来ず、ずっとそこで待っていた。
夏目はレイコの代わりに一緒に行ってあげることにした。
みくり、は怒りからか怨霊に取り憑かれてさんとたちに襲いかかってきた。
斑がみくりについた怨霊を払ってくれてみくりは本来の姿と性格を取り戻すが、喧嘩の理由はレイコに名前を渡したこと、というさんとを心配してのことだった。
喧嘩しているようでも仲の良さそうな2体と、学校の級友である西村と北本の姿に夏目は「親友か」と思うのだった。
【夏目友人帳1期】第五話『心色の切符』――何となくで見つけた、何となく仲が良い友人たちの話【アニメネタバレ感想】
親友、その響きに何思う。
第六話『水底の燕』――優しく、暖かく……懸命に生きる心が、好きだ
取り憑かれた。
すっかり干からびたダム。その底にある二葉村が姿を表し、貴志は二葉村にいた妖の燕に取り憑かれた。
彼女には会いたい人間がいるという。貴志は仕方なく手伝うことにした。
彼女は人間に救われ、同時に人間の匂いがついたせいで親に捨てられて死んでしまった燕のヒナだった。自分のせいでキョウダイが死んでしまい悲しくて鬼になった彼女だったが、毎日ご飯をくれる人間がいた。
その人間に会いたいのだと、彼女は言う。自分を以前助けてくれた人間のぬくもりを感じるから。
その相手は……級友のおかげですぐ見つかったが、相手にツバメの姿は見えない。
貴志はそんな燕のために二葉村のまつりに出て、一晩だけ人に化けられる浴衣を手に入れようとする。人の身で他の妖に勝つのは難しかったが、懸命な姿の貴志に斑が絆ささて手伝い、浴衣を手に入れた。
燕は浴衣を着て無事に会うことが出来たのだった。
【夏目友人帳1期】第六話『水底の燕』――優しく、暖かく……懸命に生きる心が、好きだ【アニメ-ネタバレ感想】
好きだという気持ちが、届いてますように。
第七話『子狐のぼうし』――お前は偉いよ。寂しいからと、一歩を踏み出せたのだから
可愛い帽子だね。
山に住む子狐は母を失い一人で過ごしていた。
他の妖たちに「役立たず」「役立たずは山を出ていけ」と殴られますが、そこへ通りかかった夏目が子狐を助け、狐をいじめていた妖たちを懲らしめました。
子狐は最初は夏目を怖がっていましたが、気になって彼の後を追いかけるようになります。しかし夏目がこの山に来たのは勉強合宿であって、滋からの頼まれごとを解決するため。もうすぐ帰ってしまいます。
家に帰った夏目は、滋から頼まれて取りに行った茶碗のうち一つが自分用で家族が増えたからと頼んでくれた滋の言葉に嬉しく思った。
その頃子狐は夏目に合うべく、獅子頭に方法を聞いていた。そして1日だけ人間になれる薬をもらい、夏目に会いに行くことにした。
どきどきしながらたどり着いた夏目の家は、温かくて夏目一人ではなく……子狐は夏目が寂しくなくてよかったと独白しながら、寂しかったのは気づきます。
夏目はそんな子狐に駆け寄って、会いに来てくれたことの感謝を述べ、今度は自分が会いに行くというのでした。
【夏目友人帳1期】第七話『子狐のぼうし』――お前は偉いよ。寂しいからと、一歩を踏み出せたのだから【アニメ-ネタバレ感想】
気付けなかったことがきっとたくさんあるのだろうと、そんなことに気づく。
第八話『儚い光』――あの蛍がなんと言ったのか、あなたなら分かりますか?
煩わしい突然の出会いから開放されたい……はずだったのに。
ホタルで有名なとある沼にやってくる男性。その側にいた女性の妖が言うには男性が子供の頃は妖が見えて妖の女性と交流していたのだという。しかし大人になって見えなくなり、それきり。
夏目はずっと妖が見えることを疎ましく思っていたが、その力を失うことがあるのだと知って……なんとなく「嫌だな」と思った。
あれだけそんな能力いらないと思っていたのになぜだろうかと思いつつも、女性の妖と男性に関わっていく夏目。そして二人がかつて想い合っていて……なのに男性が力を失ったことで二人は眼の前にいるのに会えなくなったと知る。
ずっと見えなくなった妖の女性のことが忘れられなかった男性だが、最近ようやく心から愛せる女性と出会って結婚するのだという。妖はそれを喜び、彼の結婚式を見守る。
もう男性が一人でないならばそれでいいと言った妖はただのホタルへと姿を戻して、せめて最後に会いたいと彼の目に映って去っていった。
夏目の近くを通り過ぎる時にホタルが何かを囁いた気がしたが、夏目にはなんと言ったのか分からなかった。
そしてもしも自分が力を失ったとしても、出会いと思い出は消えないのだと思うのだった。
【夏目友人帳1期】第八話『儚い光』――あの蛍がなんと言ったのか、あなたなら分かりますか?【アニメ-ネタバレ感想】
いつか失ったとしても、消えないものもある。
第九話『あやかし祓い』――個人の喜びは、本人にしかわからないもの
仲間という響き。
散歩をしていた時、夏目は名取という俳優の男に出会う。
その夜。紙の化け物に襲われる夏目。なんとか逃げ出すが、そこに現れたのが名取だった。
彼は妖を引き連れており、自分もまた妖怪が見える、と夏目に告げた。
次の日学校にやってきた名取。夏目は彼と話をするが、彼は俳優業の傍らで祓い屋業を営んでいるという。夏目にその助手をやってほしいと言った。
しかし彼の妖に対する態度に賛同しかねる夏目。
名取と別れて歩いていると首に縄が着けられた妖と出会う。その妖は人間に捕まって家と蔵を守らなければ首の縄が締まり、首が落ちてしまう。名取が祓うことを頼まれた妖だったが、この妖は昔名取と出会ったことがあり、包帯を巻いてくれたお礼に彼の功績として祓われることを望んでいた。
夏目はだめだと名取の術の中に飛び込み、斑も助けてくれたこともあり、妖は生き延びて首の縄も焼き切れ自由になれた。
町を立つ名取を見送る夏目は、同じ妖が見える者同士でも完全には分かりあえないしそれでもいいのだと、スッキリした顔をしていた。
※妖は「柊」という名をもらい、名取に使役されることを自ら望んでついていった。
【夏目友人帳1期】第九話『あやかし祓い』――個人の喜びは、本人にしかわからないもの【アニメ-ネタバレ感想】
そうだな、と貴志は笑う。
第十話『アサギの琴』――両者の願いは同じようで異なり
もしももう一度できるなら――。
あらすじ
【夏目友人帳1期】第十話『アサギの琴』――両者の願いは同じようで異なり【アニメ-ネタバレ感想】
昔はオレもそう思っていた。
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第話
ひとこと
あらすじ
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