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まとめ
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【末永くよろしくお願いします】残念美少女と可愛いツンデレ系イケメンのカオスな同棲話【まとめ】完結済

末永くよろしくお願いします~まとめ~(画像引用:第1・2・4・6・7・9巻表紙)
銀づち
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 名家の生まれかつ美少女なのにどこか残念なヒロインが、保護者や学校の友達と青春を繰り広げていく物語。

 主人公の設定が少々変わっていてその部分に共感できる人のほうが少ないかもしれませんが、それでも彼女が感じていた孤独や、今感じている幸福は誰にでも通じるところがある。

 そんな『末永くよろしくおねがいします』の各話感想記事をまとめました。

 こちらだけで話がなんとなくつかめるようにしておりますが、気になるお話があったら、ぜひ各話に飛んで読んでいってください。

 最新のネタバレ感想>>【末永くよろしくお願いします】第69話最終話――たくさんのありがとうを君に【ネタバレ感想】

著:池ジュン子・連載:月間LaLa(白泉社)

作品概要

父を亡くした鷹司輝(たかつかさ ひかる)。保護者として迎えてくれたのは、鷹司家に拾われた書道家・葛霧清水(くずきり きよみず)だった。無気力・無表情な輝だったが、一見冷たいのに自分を気にかけてくれる清水に惹かれはじめ「清水のお嫁さん」を目指すことに!?マイペースすぎるプロポーズの行方は――!?年上ツンデレ×残念美少女のカオスな同棲(?)開幕!

(1巻説明文より)

 気になってきた方は、ぜひ実際に読んでみてくださいね! 絵もきれいで読みやすいです!

↓マンガとアニメを全力で楽しむならば!↓

目次
  1. 第47話――お嬢様、初めて誕生日会を経験する
  2. 第48話――同じ世界にいる
  3. 第49話
  4. 第50話――届いていなかったとしても、何度だって伝えよう
  5. 第51話――宅配サンタの思い出と新たな宝物
  6. 第52話――あなたがいてくれるから、前を向ける
  7. 第53話――子供扱い? それとも……期待して良いのだろうか?
  8. 第54話――出来るならば、その笑顔をずっと見ていたい
  9. 第55話――少しの間だけでも君の視線を、俺にくれ
  10. 第56話――楽しい。楽しい……とても楽しかった。
  11. 第57話――これからも、末永くよろしくと言葉をかわす
  12. 第58話――それでも、狂いそうなほどあなたが好き
  13. 第59話――私は、あなたの邪魔にしかならない存在なのだろうか
  14. 第60話――一度だけは無理。歯止めが効かなくなるから
  15. 第61話――コレが最後……次からはどうかあなたから
  16. 第62話――この場所を、他に譲る気はない
  17. 第63話――2年間、私達を想ってくれたあなたが好き
  18. 第64話――雪よ積もれ、積もって……言い訳ができるくらいに
  19. 第65話――情緒VS珍獣の勝敗は……雨漏りに軍配
  20. 第66話――しても怒られない。怒られるはずはなく、ただ幸せ
  21. 第67話――あなたがすべきことは私を一生愛すことだけ
  22. 第68話――この瞬間にどうしても伝えたかったことがある
  23. 【最終話】第69話――たくさんのありがとうを君に
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第47話――お嬢様、初めて誕生日会を経験する

 紅葉は有能。

 紅葉と柊の誕生日会。

 誕生日会という物自体が初めてな輝は成功させようとお金をふんだんに使った企画書を作るが、清水から制止される。
 常識の範囲内でのプレゼントだけを考えろ、と言われて彼女が思い出したのは父からの贈り物。
 それらは誕生日石や誕生花にちなんだものが多く、とても嬉しかったため、柊にはそれにちなんだピアスを贈った。

 誕生日会は無事に終わり、こんなにも楽しいものなのかと清水に言う輝。

 今までも父は祝ってくれたが特に何もない日として過ごしてきた。今更、直接の祝いの言葉が欲しかったと思ってしまう彼女に、来年の輝の誕生日には盛大な誕生日会をしようという清水。

 自分の誕生日を知り、ちゃんと気にかけてくれている清水に、輝は感極まって抱きつくのだった。

【末永くよろしくお願いします】第47話――お嬢様、初めて誕生日会を経験する【ネタバレ感想】

 ほのぼの回。

第48話――同じ世界にいる

 ついつい、その存在を遠くに感じてしまうけれど本当は……。

 清水の出張に、罰ゲームで雑用としてついていく輝と報酬としてついていく柊。

 仕事前の息抜きで観光をしている中、結婚式をしている一行と出会う。柊が喜ぶ中、輝は鷹司の仰々しい結婚式しか頭になかったため、その結婚式に新鮮さを覚えていた。

 当主と取引先の男性と対面した時、清水はその男性と何処かで出会った気がしたが、相手は初対面だと言った。

 その後、柊は書道教室で指導を受け、当主から「書道家としての才能はないが指導者としての才能はある」という言葉をもらう。

 雑用を終えた輝が飲み物を清水たちに持っていこうとしていたら、二人が真面目に進路について話し合っていた。書道家になりたいのか、と。

 柊は輝が遠い世界の人間のように思ってしまい、少しでも近づきたくて書道の道を考えたが、清水はそんなコトしなくても輝は同じ世界にいる、と言う。
 輝のことをよく理解している清水の言葉に柊は耐えきれずに「清水は輝のことを好きなのか」と聞く。

 清水は……「俺は誰かを好きになってはいけない」と言い、輝は思わず抱えていた飲み物を落としてしまうのだった。

【末永くよろしくお願いします】第48話――同じ世界にいる【ネタバレ感想】

 何があった、清水?

第49話

 何やら誤解があるみたい?

 ショックを受けている輝を、冷静になだめる柊。

 宝船と当主(薫)も交えての話し合いで、清水の思い込みの原因となった噂話はまったくの嘘だということが判明する。
 実父はとうの昔に他界していたにも関わらず、実母と清水はそのことを覚えておらず、薫は清水の心を守るためには父親という存在があったほうがいいのではと黙っていた。

 両親が周囲から恨まれる存在だと思っていた清水は、ならばこそ自分という存在が恋愛などしてはいけない、と思いこんでいた。だが違ったのだと知り、戸惑う清水。

 を、観覧車へと連れて行く輝。そこで愛を育むのだと言う輝に対し、清水は気づきます。

――俺は誰かを好きになっていいのか。

【末永くよろしくお願いします】第49話――俺は誰かを好きになって……いいのか?【ネタバレ感想】

 いいんだよ、好きになっても。

第50話――届いていなかったとしても、何度だって伝えよう

 自分は愛されてもいい人間。

 三橋と清水は実は親戚で、故に見たことあるというのは自分の顔、ということ。

 三橋が清水を引き取ろうとしていたものの、彼の実家も跡取り争いをしていて、薫とどちらが清水を引き取るかで何度も話し合っていた。薫が何度も出会っていると噂されていたのは三橋のことだった。

 しかしそんな風に取り合う程度には清水を必要としている人はいたし、両親は愛される人たちだったと知って清水は安堵したように笑った……が、女性陣がとどめを刺した。

 柊はこれで清水も恋愛の土台に乗ったから今日はゆずる、と清水と二人きりにしてくれた。

 チャンスをものにしようと輝は張り切ってデートにつれていくものの、おみくじは中吉。
 しかし腕に抱きついても拒否されず、キスをしてもいつものように怒られることもなく、たしかに清水の心境には変化があったのだと嬉しく思い……同時に星路へライバル心を燃やすのだった。

【末永くよろしくお願いします】第50話――届いていなかったとしても、何度だって伝えよう【ネタバレ感想】

 実感はない。けれど、決して不快ではなかったんだ。

 第47~50話が収録されているのは第11巻です! 可愛らしい同級生が目印の表紙! お見逃しなく!

第51話――宅配サンタの思い出と新たな宝物

 少し早いメリークリスマス。

 輝の父親の一周忌が近いため、早めにクリスマスプレゼントを買いに行くことになった。

 クリスマスの思い出を話す輝。父は仕事で忙しかったものの、お正月にプレゼントを身に着けてお披露目するのが楽しかったと。
 そんな話を聞いて、清水もそんな思い出があったようなと、思い出しかける。

 友達とのパーティ用だけでなく、清水用にもなにか贈りたいと用意した輝だったが、清水からも思わぬプレゼントをもらい、喜ぶ。

 清水は帰ってから輝のプレゼントをあける。と、輝になんとなく似ているから避けていたキャラの抱き枕と、輝が普段使っている香水で……寝られない、と思うのだった。

【末永くよろしくお願いします】第51話――宅配サンタの思い出と新たな宝物【ネタバレ感想】

 プレゼント攻撃が強い。

第52話――あなたがいてくれるから、前を向ける

 色んな意味でそっくりな叔母と姪。

 輝の父親の一周忌。
 宝船まで来てくれたが、実は薫の婚約者(恋人)だったことが判明する。

 薫は幼い頃甘えん坊だった輝に父親がおやすみのキスをするとすんなりと寝た、という話をして、そこからまた父親の話になるが清水は不自然に遮った。
 以後もずっと輝を気にかけ続ける清水の様子に輝も気づいて、笑いながら父の墓を見て「大丈夫」と報告する。

 それでも心配な清水は少しだけわがままをきいてやると、隣で寝たいという輝の要望を叶える。

 そして寝ぼけた清水は布団に入り込んできた輝を寝かせようと、おやすみのキスを彼女のおでこにし、逆に輝を寝られなくするのだった。

【末永くよろしくお願いします】第52話――あなたがいてくれるから、前を向ける【ネタバレ感想】

 清水win。

第53話――子供扱い? それとも……期待して良いのだろうか?

ぷんぷん輝。

 輝たちの別荘で行われたクリスマスパーティ。
 そこで輝と心は初めて家庭用ゲーム機でゲームをプレイするが、身体も一緒に動いてしまい、周囲にぶつかりまくっていた。
 ゲームは最下位だった輝だが、柊からのストールのプレゼントが当たってとてもうれしそうにするので、柊は皆の前でつい告白しそうになってしまった。

 夜、偶然二人きりになった清水と輝。そこでようやく輝から額にキスをしたということを聞かされて焦る清水だが、どうしてキスをしたのかや輝の気持ちについてもちゃんと考える、と輝に言ってくれた。

 ベランダでは柊がひとりなにか考え込んでいて、そんな彼に政宗が話しかける。そして柊は告げる――輝に告白する、と。

【末永くよろしくお願いします】第53話――子供扱い? それとも……期待して良いのだろうか?【ネタバレ感想】

 柊、男を見せるか……いやでももう少しこのままの関係も見ていたい。

第54話――出来るならば、その笑顔をずっと見ていたい

 新年は、父が帰ってくる大切な日だった。

 新年、泰然自若と書にしたためてこれを目標にしようとした清水をいつものごとく振り回す輝……と、突然やって来た彼の養母で輝の叔母薫。
 叔母の手により美しく着飾った輝は清水とともに初詣へ。自分のことを気にかけてくれる清水と叔母に、しかし心配しすぎだと輝は思った。

 そこで柊たちと合流する。柊は輝の誕生日がもうすぐなので誕生日会をしようと言いながら、告白してもこの笑顔が見れる関係でいれるかを少し不安に思った。

 清水はそんな柊と輝の姿を見て、輝が自分へ向けて放つ言葉の数々を思い出す。

 輝は男子たちがやたらと真剣に願い事をしている中、今年一年も幸せであれるようにと静かに願うのだった。

【末永くよろしくお願いします】第54話――出来るならば、その笑顔をずっと見ていたい【ネタバレ感想】

 もうこの三人の並んだ姿は見れなくなるのだろうか。

第55話――少しの間だけでも君の視線を、俺にくれ

 相変わらずいい男。

 輝の誕生日会。速攻で清水にキスや婚姻届へのサインをねだるなど、全力な輝。

 憧れていたというホームパーティ。誕生日のプレゼント一つ一つが嬉しい輝だが、柊から誕生石のイヤリングが贈られているのを見てもやっとする清水。清水のプレゼントは額縁入りの書であり、特別感がないと紅葉たちに言われてしまっていた。

 モモの散歩に行く輝と夜だから危ないとついていく柊。

 輝はプレゼントが予算オーバーだったのではと心配しますが、柊は「輝は特別だから受け取ってほしい」と言い、「好きだ」と彼女に告白しました。

 そして輝と柊の様子にもやもやする清水を置いて、柊は輝をデートに誘うのでした。

【末永くよろしくお願いします】第55話――少しの間だけでも君の視線を、俺にくれ【ネタバレ感想】

 柊ーーーー! ファイト!

第56話――楽しい。楽しい……とても楽しかった。

 柊はいい男!

 柊とのデートは終始楽しいものだった。
 押してはくるものの、輝が嫌がることはしない。強制はしてこない柊に、輝は押されまくる。

 一方、自宅で輝が自分のネックレスを置いていったことに気づいた清水はもんもんと悩み続ける。

 デート終盤も楽しかった輝。楽しくて、楽しくて……そして思うのだ。やっぱり――。
 柊はそんな輝をまっすぐにみて「そっか」と微笑んだ。

 家に帰ってきた輝はどこかボーっとしていて心配する清水だったが、柊とデートに行っていたと聞いて、頭の中が宇宙になるのだった。

【末永くよろしくお願いします】第56話――楽しい。楽しい……とても楽しかった。【ネタバレ感想】

 スペースメガネの語呂感がいい(?)。

第57話――これからも、末永くよろしくと言葉をかわす

 これからも、変わらずに。

 バレンタインの前日。家でチョコを作る輝に、清水は柊とのデートのことを聞けずにいた。

 そんな中やってきたバレインタイン当日。
 輝は柊と真剣に向き合い、恋人にはなれない。しかし親友としてとても大切で、これからも仲良くしてほしいと親友チョコを手渡し、柊はそれを受け取ってくれ、二人は親友として「末永くよろしく」と言い合うのだった。

 一方、もやもやしていた清水だが、輝から特別仕様の指輪型チョコを受け取り、自分が特別だと確認をし、彼女の左手の薬指にチョコの指輪をつけた状態で「わかった」と言いながらそのチョコを口にした。

 輝は何が分かったのか分からない、と突然変わった清水の態度にひどく動揺するのだった。

【末永くよろしくお願いします】第57話――これからも、末永くよろしくと言葉をかわす【ネタバレ感想】

 わかった、と告げるその目は鋭く。

第58話――それでも、狂いそうなほどあなたが好き

 ヒロインしてる!

 輝は迫る期末試験に向けて、勉強を見てほしいと清水に頼む。清水はできる限り勉強は見てくれるものの、出張が入ってなにやら忙しい。

 避けられているようで、しかし会ったらとても優しい清水の気持ちがわからずにもやもやする輝は、もしかしたら本家で見合いの話があったのかもと思うが、清水はハッキリと違うと否定した。

 ひとまず安心し、無事に試験を終えた輝。
 帰宅すると、玄関にあった封筒に物件の情報がたくさん入っていて……清水は鷹司家から距離を置こうとしているのでは、と思うのだった。

【末永くよろしくお願いします】第58話――それでも、狂いそうなほどあなたが好き【ネタバレ感想】

 どういう方面に向かってるんだー?

第59話――私は、あなたの邪魔にしかならない存在なのだろうか

 不安でしょうがない。

 どことなく清水から距離を置かれていると感じていた輝。そんな中、話があると予約した店に連れて行かれ、ホワイトデーのお返しをもらう。

 一度はそれで安堵したものの、彼の要件がそれだけでないことを知り、別れの言葉は聞きたくないと逃げ出してしまう。

 輝は清水の言いたいことが別れの言葉だと思って聞きたくないと首を横に振る。

 しかし清水はそれでも「輝が好きだ」と告げた。

 しばらく混乱した輝だが、それがちゃんと恋愛対象としての好きだと確認できて喜ぶ。

 これからは恋人としてラブラブ同居生活……と思いきや?

「いや、(家を)出ていく」

【末永くよろしくお願いします】第59話――私は、あなたの邪魔にしかならない存在なのだろうか【ネタバレ感想】

 どうして……?

第60話――一度だけは無理。歯止めが効かなくなるから

 どうして離れていくの。

 両思いになれた輝だが、清水は家を出ていくという。

 セキュリティーのこともあり、輝が家を出て叔母と一緒に暮らすこととなった。叔母に「許嫁になる自覚を持て」と言われた輝。少し納得するが、やはり恋人らしいことをしたいと不満げ。

 そんな輝に、清水は成人したら正式に婚約者として迎えに行く、と言った。

 引っ越しの準備中。荷物が崩れて下敷きになりかけた輝を清水がかばった。恋人らしい接触をしたいと思っていた輝は、急に目の前に表れた恋人に顔を真赤にする。

 清水は一度ですまなくなる、と言い離れていった。知りたいのなら、おとなになれと言葉を残して……。

【末永くよろしくお願いします】第60話――一度だけは無理。歯止めが効かなくなるから【ネタバレ感想】

 結局子供扱い? それとも……?

第61話――コレが最後……次からはどうかあなたから

 長年の想い。

 無事に引っ越しの日が来た。
 イチャイチャできなかったと輝は不満げだが、家を出る時に清水は「行ってらっしゃい」と送り出してくれた。

 実は学生の頃から輝に対して特別な想いを抱いていた清水。そのことを知っていた星路は、長年の思いが実ってよかったと思う。

 その後、新居に荷物を運んでいき、清水が帰る時……中々離れない輝は清水にキスをして「次はあなたからしてください」と約束させた。

 しんみりと別れた……と思ったら次の日、普通に家を訪れる輝がいるのだった。

【末永くよろしくお願いします】第61話――コレが最後……次からはどうかあなたから【ネタバレ感想】

 変わらないって良いね!

第62話――この場所を、他に譲る気はない

 また……失うのではないかと怖くなる。

 新しい日常に慣れた頃、みんなの進路の話になった。
 今まで知らずにいたみんなの志望校はバラバラで、中には県外の学校を選んだ人もいた。
 輝は苦しくなって、早退する。

 みんなと離れ離れになることが苦しく、卒業したくないという輝を清水は外へと連れ出して励ました。今年は花見ができなかったが、来年また集まれば良いのだと。

 遠いならば、自分が連れて行ってやるから……何よりも、自分は隣りにいる、と。

 清水のおかげで元気を取り戻した輝は、受験を頑張ろうとまた前向きに考えるのだった。

【末永くよろしくお願いします】第62話――この場所を、他に譲る気はない【ネタバレ感想】

 一言でいうと、嫉妬。

第63話――2年間、私達を想ってくれたあなたが好き

 格が下がっていく。

 あまりにも家に入り浸る輝に、ついに清水から出禁が言い渡された。

 不満に思いつつも、他の学生たちの追い込みに、輝も気合を入れる。清水のサポートをするために。

 日々、受験勉強に集中する輝だったが、清水は輝から連絡一つ来ないことを気に病んでいた。

 ある日、輝が家に帰ると清水が料理を作って待ってくれていた。

 恋人らしいこと……デートがしたいと言う輝。清水の誕生日すら知らない、と迫る。
 しかし清水が誕生日を教えなかったのは輝の父の命日が近いからだったが、輝はそれらを含めた上で、清水の誕生日を祝いたいと言った。

 そして当日、二人は恋人らしく、デートをするのだった。

【末永くよろしくお願いします】第63話――2年間、私達を想ってくれたあなたが好き【ネタバレ感想】

 そんなあなたと共に過ごしたい。

第64話――雪よ積もれ、積もって……言い訳ができるくらいに

 クリスマ……誕生日デート!

 普通の誕生日デートというには街がクリスマス一色だったが、恋人になってから初めてのデートを輝は思い切り楽しむ。
 和柄のキーケースを渡し、そこにはマンションのカギもつけておいた。カギを持っていたらすぐ会いに行きたくなる、と清水は言うが受け取ってくれた。

 出禁されていた清水の家にも、今日は特別だと許可してくれた。のんびりした家デートになるが……もっと一緒にいたくてたまらなくなる。

 雪が降り始め、もっと降ったならば帰らなくていいのにと互いにのぞみ、キスしそうになってこらえた。

 そうしてデートを終え、輝は受験を乗り越えて……無事に大学へ通い始めた。

【末永くよろしくお願いします】第64話――雪よ積もれ、積もって……言い訳ができるくらいに【ネタバレ感想】

 まだまだお預け。

第65話――情緒VS珍獣の勝敗は……雨漏りに軍配

 バカップル。

 順調に大学生活を過ごしていた輝。優琉から他のみんなもGWに戻ってくると聞いて楽しみになる。

 清水との恋人生活も順調で、清水がすっかり溺愛彼氏に変貌していた。輝はつい以前のツンデレ清水カムバックとか思ってしまうが、今の清水も好きだった。結局バカップル。

 そんな中、本家からの許可が降り、再び同棲できることになった清水と輝。
 しかし輝は本家からの圧力で清水が同棲に澄み切っただけだと思い込んでいたため、清水は柊にあった時に輝がモテていると聞いて嫉妬して焦ったと、指輪を渡しながらプロポーズ。

 そして情緒にあふれたキスをして、そのままラブラブに……と思ったら嵐で停電。大きな雨漏りも発覚して幸せ同棲生活とはならなさそう?

【末永くよろしくお願いします】第65話――情緒VS珍獣の勝敗は……雨漏りに軍配【ネタバレ感想】

 雨漏り強し。

第66話――しても怒られない。怒られるはずはなく、ただ幸せ

 離れていても自然と集まる。

 せっかくまた一緒に住み始めた輝と清水だったが、雨漏りが発生し、老朽化もひどいということで大規模な工事をすることになった。

 なので叔母のマンションにまた戻ったのだが……清水が叔母たちに気を使いすぎて疲れるため、別の仮住居を探すことになった。

 久しぶりに集まった友人たちとあちこち見て回った末に、居心地良さそうな部屋が見つかり、家具も付いていたためそこに決めてその日から住むことにした二人。

 しかし寝具が夫婦の部屋にしかなく、一緒に寝ることになった。幸せを噛み締めながらどきどきして寝られない……かと思いきや上質な寝具だったためかぐっすり朝まで眠ってしまう。

 そして朝。二人はおはようのキスをして、共に過ごせる幸せな日常を味わうのだった。

【末永くよろしくお願いします】第66話――しても怒られない。怒られるはずはなく、ただ幸せ【ネタバレ感想】

 おはよう、と一番にあなたの顔が見れる幸せ。

第67話――あなたがすべきことは私を一生愛すことだけ

 ちゃんと恋人してます。

 海に出かけた輝と紅葉たち。

 人前だと恋人ではなく保護者モードになってしまう。そんな様子をみた紅葉が「婚約者になっても変わらない」というと、輝が「二人きりのときは……」と照れた様子で話し、みんなで清水をからかう。

 しかし輝と紅葉がナンパされているのを見たとき、清水は嫉妬を隠しきれなかった。

 帰宅後、清水は自分の心の狭さに凹んでいた。だが輝はそんな清水に言う。自分たちの年の差は、清水の死を自分が見届けるためだ、と。

 清水がいなくなった後で自分を繋いでくれるのが友達だ。

 輝は器が小さくて心が弱い、けれどそんなところも含めて清水を末永く愛していて、だから清水は自分をただ一生愛せば良いのだと言うのだった。

【末永くよろしくお願いします】第67話――あなたがすべきことは私を一生愛すことだけ【ネタバレ感想】

 末代まで轟かせて見せる。

第68話――この瞬間にどうしても伝えたかったことがある

 やっぱり今すぐ行こう。

 輝の父がなくなってから4年目。

 清水の母方の祖母が彼に会いたがっていることを知らされる。祖母は自分の娘夫婦を苦しめてしまったと、会わせる顔がないと今までは清水に存在も知らせないようにしていたが、肺炎で入院したことで気持ちが変わったのだ。

 とはいえ突然の親戚の知らせに戸惑う清水。それでも飛行機の予約を探している彼に、輝は「行ってきた方が良い」と背中を押す。

 残念ながら開いている日は清水の誕生日で共に過ごせないことが判明したが、代わりのプレゼントとして清水は婚姻届にサインしてくれと願った。

 清水はクリスマスも年末も帰ってこなかったが、輝の誕生日直前に帰ってきて彼女を誰よりも早く祝い、そして改めて結婚してほしいとプロポーズし、婚姻届を提出しに行くのだった。

【末永くよろしくお願いします】第68話――この瞬間にどうしても伝えたかったことがある【ネタバレ感想】

【最終話】第69話――たくさんのありがとうを君に

 末永くよろしくお願いします

 婚姻届を提出してから3年後。結婚報告パーティを開くことにした輝と清水。

 清水は姓を鷹司に変えていた。輝はそんなことに幸せを感じていた。

 パーティでは特に仲の良い人たちを招いており、小規模なものだったが、和やかな雰囲気だった。

 そこへ遅れてきた円加が、輝と清水の関係が始まった年齢だとして、本格的に優流を口説こうと告白し、優流はようやく円加の好意をしり、改めて清水と輝の関係が危なかったことに気づいて清水の痛いところをついた。

 パーティから帰ると家では輝の叔母・薫がモモの面倒を見ていてくれ、清水はあらためて養母に感謝を告げて初めて彼女を母と呼ぶ。

 翌朝。
 二人は庭の縁側に座って、互いの存在を初めて認識したときのことから思い出し、感謝の言葉を告げ合い、これからもずっと共に過ごそうと誓い合うのだった。

【末永くよろしくお願いします】第69話最終話――たくさんのありがとうを君に【ネタバレ感想】

  完結おめでとうございます! 二人とも……そして登場人物全員幸せであれ!

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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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