【アニメ】史上最高の嘘つき勇者ヘルク(Helck)の物語【まとめ】
今絶賛放映中のアニメHelck。
原作は漫画で完結済みですが、アニメからこの作品を知った方も多くいらっしゃるでしょう。
ということで、アニメ版ヘルクの各話のお話内容や漫画との違いを各記事にしていますが、全体をまとめてみました。
こちらではアニメ(作品)全体の話がなんとなくつかめるようにしておりますが、気になるお話があったら、ぜひ各話に飛んで読んでいってください。アニメと漫画の違いや原作を知っているからこその小ネタや考察もいれております。
他のタイトルの話は【取り扱いジャンルについて】、もしくは上記メニューからどうぞ。
著:七尾ナナキ・連載:小学館(マンガワン)・アニメ監督:佐藤竜雄
作品概要<アニメ公式サイトより>
魔界のとある国。
一人の勇者の手によって魔王が倒され、新魔王の座をかけた競技会が開かれることとなった。
大会責任者の帝国四天王ヴァミリオは、敵であるはずの人間の勇者ヘルクの参加に激怒する。
決勝戦を前に魔王ウルムの城が陥落した一報を受け、
ヴァミリオはヘルクを含む決勝に残った選手たちと共にウルム城奪還へと旅立った。
笑顔で「人間を滅ぼそう」と語るヘルク。
果たしてその言葉は本心か? 笑顔に隠された真実とは……
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公式のあらすじでねたばれしているところもありますが(笑)、1話からまとめていきます!
原作のまとめ記事はこちら!
【Helck】史上最高の超王道少年漫画、キャラクター紹介&感想【まとめ】
第2クールのPVが公開されました! めちゃくちゃ格好いいのでぜひに!
第1話『勇者ヘルク』
原作漫画第1話~3話
とある一人の勇者によって魔王トールが倒された。
人間たちはそのまま城を占拠、人間の町は「もう魔王に脅かされることはない」と歓喜に包まれていた。
それから3か月後、魔界では次の魔王を決める大会が開かれており、負傷した大会責任者『アズドラ』の代理として赤の四天王『ヴァミリオ』が大会会場にやってきていた。
副責任者の『ホン』の説明や予選の映像を確認していたヴァミリオだが、なんと参加者に人間の勇者がいることが判明。しかもホンを始めとした民達は誰も疑問に思っていなかった。
勇者ヘルクは「人間が憎い、ほろぼそう」と言っているが、ヴァミリオは「嘘に決まっている」となんとか彼を負けさせようと妨害していく。
内容を戦い以外のものにするが、ヘルクは強さだけでなく手先も器用で……
一方、ヴァミリオの命令で人間界を探っていた諜報員アスタは、町に全く人の気配がないことに困惑していた。
しかしわかったことも有り、それを双子の妹イスタに第2種特殊能力を使って伝えた。
その内容は「ヘルクが弟殺しの大罪人であり、その弟こそが魔王トールを倒した勇者である」というものだった。
さらにホンから「ウルム魔王城が翼を持つ兵士に落とされた」という報せが入るのだった!
モブキャラのセリフがやはり飛ばされがちで、だけど面白いから個別記事では乗せているぜ!
さらに詳細や漫画との違いを知りたい方はこちらから!
かなり丁寧に原作の流れを追っている印象。漫画と比較しながらアニメ音声聞くのも面白いです。合わせて読むのおすすめです。
第2話『運営スタッフのアン』
原作漫画第4話~6話
準決勝はレース対決。
ホンがヘルクに用意したのはとっても小さい犬(ただしヘルクをぎりぎり乗せられることは出来るサイズであり、力もある)。
レースが始まってすぐは犬が大砲の音に怯えて出遅れたものの、まさかの一緒に走ったり、飛んだり、抱えたりであっという間に先頭に躍り出るヘルク。ケンロスがヘルクを真似して馬から飛び降り追いかけるも、1着はヘルクで幕を閉じた。
悔しがるヴァミリオだが、先日落とされたウルム城の情報が届く。翼の兵士は100人ほどでリーダー格らしい存在が一人いる。
※ウルム城を攻め落とした時は300人程度。
すぐに討伐したいがヘルクのこともあって動けない。そんな彼女に声をかけたのは重症を追ったはずのアズドラ。包帯だらけで吐血しながら彼は「決勝戦をウルム城奪還にしよう」と提案した。
翼の兵士の討伐とヘルクの真意をさぐるため。
ヴァミリオは悩んだものの、ヘルクを町から離して民の安全を守るために提案を受け入れ、いざという時に対処できるよう彼らに同行することにした。
選手たちには四天王とは告げず、『運営のアン』として自己紹介をし……笑顔で手を差し出してきたヘルクと、渋々握手を交わすのだった。
アズドラに関する小ネタがアニメでは省略されてるぜ。
飲み会とかマスクとか……ま、本編には関係ないけどな。
さらに詳細や漫画との違いを知りたい方はこちらから!
【アニメHelck】第二話『運営スタッフのアン』――青のアズドラ初登……退場?【ネタバレ感想】
段々とヴァミリオ様の「ばかぁああ」や爆発が癖になってくる。
第3話『未知の敵』
原作漫画第7話~9話
人間たちの動向を調べているアスタは、人間界の毒のない空気を吸って人間を少し羨ましく思っていた。
魔界(帝国)には見えない毒が溢れていて長時間結界の外にいると死んでしまうから。
勇者と共に旅立ったヴァミリオのため、帝国の平和のために、アスタは王都へと向かった。
ウルム城へと向かっているヴァミリオ一行。道中の魔物に対処しながら、結界の張られた休憩ポイントを利用しつつ、順調に進んでいた。
※途中の休憩ポイントにて、ヘルクの料理でヴァミリオはナス嫌いを克服(?)した。
しかしその道中、他の魔物とは一線を画す『新世界生物』が現れる。かなり凶悪な敵のはずだがヘルクが一撃で倒してしまう。
城へ続く隠れ道を通り、一行は無事に城へとたどり着く。
ヴァミリオはアズドラからヘルクの話を改めて聞いたときのことを思い出す。ヘルクと直接会話したアズドラはヘルクを信用している。しかしヴァミリオはヘルクがどこか自分を偽っている気がしてならなかった。
翼の兵士のリーダーがいる場所にたどり着く。
リーダーを倒したものが次の魔王となる。
ヒュラが勇者ヘルクに勝つために、とリーダーのもとへと一直線に向かうが……リーダーにその腕を切り落とされてしまうのだった!
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【アニメHelck】第三話『未知の敵』――決勝戦開始!【ネタバレ感想】
アニメヘルクを見るならDMMプレミアムがおすすめ!漫画も読めますよ! ここまでが1巻の内容になっています!
第4話『衝撃』
原作漫画第10話~12話
腕を切られて倒れるヒュラ。しかしヴァミリオは静観していた。ヘルクが動いたからだ。
エディル。
ヘルクは翼の兵士のリーダーにそう声をかけた。リーダーは元々ヘルクの仲間だったらしい。つまり、人間だ。
二人の会話で、人間たちが勇者に覚醒したことが判明する。
以前勇者が現れたのは255年前で、今回ヘルクと弟のクレスという二人の勇者が誕生しているだけでも異常事態。
まだ勇者への覚醒率が低く弱いが成長すると帝国は滅びてしまう。
ヴァミリオは人間を滅ぼすことを決意し、集まってきていた翼の兵士を燃やしていく。
腕を再生させて本気を出したヒュラがエディルを追い詰めて殺そうとした時、ヘルクがエディルをかばった。――翼の兵士は殺しては駄目だ、と。
ヘルクが敵かと思われたが、翼の兵士の攻撃でエディルは死んだ。ヴァミリオたちが困惑する中、城が崩れていく。
翼の兵士たちは城の結界石を用いて空間移動術(ゲート)を作ろうとしていたが、失敗して暴走していた。
ヴァミリオはなんとか暴走を食い止めるも、ゲートに吸い込まれていく。そんな彼女を追いかけてヘルクもまたゲートへ吸い込まれていき、二人は一行の前から姿を消した。
ヴァミリオが次に目を覚ますと、目の前には海が広がっていた。
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【アニメHelck】第四話『衝撃』――翼の兵士の勝敗が発覚!【ネタバレ感想】
第5話『孤島の村』
原作漫画第13話~15話
ヴァミリオが飛ばされたのは毒が全くない場所で、美しい海が見える緑豊かな土地だった。
拠点として家をヘルクが言うにはここは大陸の端ではなく、孤島らしい。
ヘルクはヒュラを邪魔し、敵をかばった。しかしヴァミリオを救うためにゲートに吸い込まれ、気を失っていたヴァミリオに危害を加えることもなく……彼の真意が読めない。
孤島に住むおかしな生き物とともに数日を過ごしたヴァミリオとヘルクだが、悩むヴァミリオをヘルクが笑顔で励ましていた。
一方帝国(魔界)では、アズドラが人探しの術を使いヴァミリオを探していたが、思っている以上に遠くに飛ばされたと知り途方に暮れていた。
ヴァミリオが行方不明と聞いたアスタは、しかし必ず主であるヴァミリオが戻ってくると信じ、その時のためにも無茶をしようと決意を固める。
その後もヴァミリオはヘルクを警戒し、部屋にトラップをしかけてはいるものの、ヘルクに怪しい動きはない。
そしておかしな鳥以外の住人とかち合う。
深くローブをまとった人物から、ついてくるようにと言われるのだった。
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【アニメHelck】第五話『孤島の村』――悩むヴァミリオ、泡吹くアズドラ【ネタバレ感想】
第6話『襲来』
原作漫画第16話~18話
島の村長についてくるよう言われたヴァミリオたち。
突然の来訪者である自分たちに怒っていると思われたが、村を挙げての大歓迎を受ける。
大陸の方角は誰も知らなかったが、山に住むという魔女が知っているとのことだった。
魔女が降りてくるまでゆっくり過ごしていたヴァミリオとヘルクだったものの、ヘルクが孤独に苦しんでいたことを知った。
かつての仲間が全員敵になってしまったというヘルク。覚醒した人間は王の名に従い殺戮を繰り返すだけ……だから人間の自分が終わらせたい、と彼は決意を語る。
その頃魔界では、ウルム城に新たな翼の兵士たちが襲撃してきていた。
城再建のために残って魔物退治していたヒュラたちがピンチになっていたが、そこにホンとイスタ、ロココ……アズドラが助けにやってきた。
四天王アズドラはその力を発揮し、勇者の数1000人をものともせずに倒すのだった。
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【アニメHelck】第六話『襲来』――笑顔のヘルクがふとこぼす苦しみ【ネタバレ感想】
アズドラ様ーーー!
第7話『人間の王』
原作漫画第19話~21話
1,000人の勇者たちを、帝国の樹を操る能力で無力化させたアズドラ。
しかし突如現れた翼の兵士の増援がそんな彼らを殺していく。
苦痛に喘ぎながらも、絶望の光を見せない人間たち。最後の一人が『勇者は何度でも蘇る』と言ってから自害をした。
人間たちの体が光り輝き、どこかへと消えていくのだった。
帝国内における人間の評価は低い。すべての種族の中で一番弱く、ときおり生まれる勇者だけに気をつければよかった。
今回もただ復活するだけならば問題はなかったが、死して蘇るたびに成長していくとなると話は変わる。
成長し切る前に、復活の源である術者――人間の王を討伐しなければならない。
そのためにアズドラは防衛を強化し、精鋭部隊による人間王の討伐を行うと宣言した。
ヴァミリオが飛ばされた島に、帝国の居場所を知らせてくれるアイテムをなんとか送り込んだアズドラだったが、緑のトリによってそれらはヴァミリオの手に渡ることなく、焚き火の中に消えていくのだった。
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【アニメHelck】第七話『人間の王』――緑のトリは、彼らを救う道標となるのか否か
第8話『大陸へ』
原作漫画第22話~24話
トリたちと遊んでいるヘルクを見るヴァミリオ。
共に刃を向ける状況など、考えたくないなと思う。
と、その時に報せが入る。魔女が山から降りてきた。
すぐには会えなかったが結界が解かれたため、こちらから会いに行くことに。
魔女はヴァミリオとどこか似た雰囲気を持つ女性だった。彼女はヴァミリオたちが戻るべき大陸の方角やそのための方法を教えてくれた。
筏ではないしっかりとした船、食料や水もしっかりと準備して島に分かれを告げるも、トリ――ピウイがついてきていた。
旅は基本順調だったが、嵐の中、巨大な怪物に襲われるのだった。
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【アニメHelck】第八話『大陸へ』――炎の行く末は……。【ネタバレ感想】
第9話『蛮族トースマン』
原作漫画第25話~27話
ヘルクが怪物をひきつけてくれたおかげでヴァミリオたちは渦を抜けることが出来た。
しかしヘルクは怪物に海へと引きずり込まれ、姿を消した……と思われたが、ヴァミリオたちよりも先に大陸についていた。
気を取り直して出発しようとしているヴァミリオたちを取り囲んだのはエリーユ国の兵士たち。
彼らはトースマン族に逆らえず、仲間を差し出す代わりにヴァミリオ達をトースマンに差し出そうとしていたが、気高き姫がヴァミリオ達を開放する。
しかしそこへトースマン王がやってきて、姫たちを戦へ連れて行こうとするのを見ていられず、ヘルクとヴァミリオがかばう。
トースマン族たちはヴァミリオたちの敵ではなかったが、負けを認めようとしない王の様子がおかしくなり――?
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【アニメHelck】第九話『蛮族トースマン』――気高き姫と強欲な王【ネタバレ感想】
第10話『地図を求めて』
原作漫画第28話~30話(30の途中まで)
変貌したトースマン王。
王は自身の生命力を使い果たし自壊したが、ヴァミリオはそこから嫌な予感を覚えて仕方なかった。
呪いが解け、トースマンから開放されたエリーユの人々に別れを告げて向かった先の街で、帝国への地図が売られていた。
その資金を稼ぐためにヘルクとヴァミリオは料理大会に参加。強豪たちを押しのけて見事に優勝し、地図を手に入れた。
地図に載っていた帝国への最短ルートを進もうとしていたヴァミリオたちに、地図屋の店主や吟遊詩人の女性、イーリスが警告を発した。
滅んだ2国の土地には『闇の戦士』が現れるから避けた方がいい、と。
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【アニメHelck】第十話『地図を求めて』――真っ白に、燃え尽きる【ネタバレ感想】
第11話『吟遊詩人の唄』
原作漫画第30話(途中)~33話
滅んだ2国の領土では闇の戦士が出て危険だから、その領土は避けた方がいい。
地図屋の店主とイーリスから忠告を受けたものの、ヴァミリオは帝国への最短ルートを選んだ。
しかしその先で遭遇した闇の戦士はヘルクの攻撃を受けても倒れず、どころか彼に大きな傷を追わせた。
ヴァミリオにまで襲いかかった闇の戦士だが、仲間を攻撃されたことに怒ったヘルクによってなぶられていく。そのヘルクは正気ではなく、ヴァミリオは魔女様から受けた忠告を思い出し、ヘルクに止めろと声をかけるがヘルクは止まらない。
だが、ピウイの歌声により殺気は消え、闇の戦士は理性を取り戻した。
そして彼が守れた存在、イーリスに見守られながら闇の戦士……アウギスは息を引き取るのだった。
そんな背後で、ピウイは巨大な化け物に食われそうになっていた。
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【アニメHelck】第十一話『吟遊詩人の唄』――意識はなくとも忘れぬもの【ネタバレ感想】
第12話『信じる心』
原作漫画第34話~36話(途中まで)+4巻のおまけ漫画
魔界では、ウルム城の防衛&トール城の奪還に成功していた。
何度でも蘇る人間たちは何度もトール城に攻め込んできていたが、魔王決定戦に出場していた猛者が集まっていることと守りを固めていたため、今のところ大きな被害なく防衛に成功している。
しかし確実に勇者たちは成長していた。
アズドラは相手の戦力を削るために捕縛策戦を実行していたが、あまりうまくはいっていなかった。
そんな中、日課の人探しの術を行いヴァミリオが大陸に戻ってきたことを知る。
砂漠を旅しているヴァミリオたち。彼女はヘルクの力を危惧し、極力戦闘をさせないようにしていた。
ヘルクはそんなヴァミリオに対して腰に下げていた短剣が勇者殺しの異名を持つ剣であると伝え、人間の国で起きたことを話したいと言うのだった。
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【アニメHelck】第十二話『信じる心』――君に頼みたい、と勇者は言った【ネタバレ感想】
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第13話『弟と共に』
原作漫画第36話~38話(途中)
ヘルクとその弟クレスは、魔物により両親と住んでいた村を失い、王都のスラム街に住んでいた。
貧富の差が激しく、貴族からの貧民いじめもひどかったが、それでも兄弟二人なるべく明るく笑って過ごしていた。
しかしクレスが病気にかかった。
貧民であるクレスを診てくれる医者はおらず、絶望にかられているヘルクを救ってくれたのが貴族の娘シャルアミであり、その父ラファエドだった。
その後もシャルアミが遊びに来てくれることで二人が貴族から虐げられることは無くなったが、他の貧民たちがひどい目にあっているのを見てクレスは兵隊になることを決意。
努力に努力を重ねたクレスは18歳には小隊長にまで昇格し、国民たちから尊敬される存在となっていた。
だが再びクレスが遠征で街を離れることとなり……?
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【アニメHelck】第十三話『弟と共に』――雪がふる中で届いた声【ネタバレ感想】
第14話『傭兵団』
原作漫画第38話(最後2ページ)~41話
増え続ける魔物に、王国は徴兵を実施。ヘルクも兵士としてとある討伐隊(領主エディルの嘆願により派遣された部隊)の一員になっていた。
しかし道中で『新世界生物』に襲われ部隊は壊滅。ヘルクは皆が逃げる時間を稼ごうとし……ボロボロになりながらも勝った!
※新世界生物は育っていない状態でもLV50の戦士が数人がかりで倒すレベル
部隊は機能しなくなったが、代わりにとヘルクだけがエディルと町に向かうとすでに魔物に襲われていた。
しかし偶然通りかかったアリシア率いる傭兵団のお陰で住民たちは無事。そして彼女たちとともにヘルクは魔物退治を4年ほど行った。
それでも魔物は一向に減らず、王国は「魔王を倒せばすべて終わる」としてクレスに魔王討伐を命じ、クレスは見事魔王を倒したが大怪我と謎の毒に侵された状態で帰ってきた。
魔王は倒され国民は湧いていたが、魔物は減らず、どころか大量の魔物が魔王城からなだれこんできた。
いきり立つ国民達を目にしながらヘルクは「魔王が復活したのかもしれない」と思って、決意した。
――魔王、倒してくる。
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【アニメHelck】第十四話『傭兵団』――手のひらはくるくる回る【ネタバレ感想】
第15話『勇者の力』
原作漫画第42話~44話
魔王城へやってきたヘルク。
そこで帝国四天王アズドラと出会い、戦闘になるが彼が魔王ではなく、魔物を生み出しているわけではないという話を聞く。
アズドラは仲間の墓を作りに来ていた。
人間が憎くないのかというヘルクの問いに、憎いと答えるアズドラ。それでも、もう一度人間と友好な関係を築きたいと彼は言った。
アズドラから聞いた話を仲間や他の人間たちに伝えようとするヘルクだが、街では生き残った魔族たちが磔にされ、彼らに罵詈雑言と石を投げる異常なまでの憎悪をあらわにする民衆の姿があった。
ヘルクがそんな人間の姿に疑問をいだいていると、魔族たちの姿がおぞわしく変貌し暴れ出した。ラファエドが言うにはこれが魔族の真の姿だという。
人工的に力の覚醒をした戦士たちの登場で街は平穏を取り戻したが、ヘルクは胸騒ぎを覚えていた。
そこへクレスとともに魔王討伐へ向かった一人、ゼルジオンがやってきて助けてほしいと言うのだった。
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【アニメHelck】第十五話『勇者の力』――醜いのは魔族か人間か【ネタバレ感想】
第16話『覚醒の真実』
原作漫画第45話~47話
ヘルクのもとにやってきたゼルジオン。
彼が言うには覚醒戦士は術者に絶対服従となる。奴隷以下の存在。
国の上層部がその術を貴族を覗く国民全員に施そうとしているのだという。
その計画の術者は王。しかし王をなんとかするのは困難なため、術のキーになる人物『勇者クレス』の救出作戦をゼルジオン、エディル、アリシアたちとともに行うことになった。
しかし王の力で操られたクレスによってヘルクが追い詰められていく。
そんなクレスにアリシアが勇者殺しで軽症を負わせて術の呪縛を解くも、逆にそれを大賢者ミカロスに奪われる。
ミカロスはその勇者殺しをヘルクに突き刺し、ヘルクは苦痛で叫ぶのだった。
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【アニメHelck】第十六話『覚醒の真実』――勇者殺しと勇者兄弟【ネタバレ感想】
第17話『反逆者』
原作漫画第48話~50話
肩の痛みに苦しみうずくまるヘルク。
そんなヘルクを確実に殺そうと追撃するミカロスだったが、意識を取り戻したクレスがそんなミカロスに襲いかかり、勇者殺しごとミカロスを斬った。
だが再び王の命令により、クレスは勇者殺しの破片を手にヘルクの元へ向かう。
そして……クレスはヘルクを守るため、自らの首に勇者殺しを突き刺して倒れた。
倒れたクレスに罵声を浴びせる元老院に、温厚なヘルクが怒りを爆発させる。彼の周囲にはクレスやミカロスがまとっていたあの黒いオーラが吹き荒れ、誰もが恐怖で体を震わせている中、アリシアがそんなヘルクを抱きしめ、暴走を止める。
その後、ヘルクは気絶し、夢を見る。クレスを守れた夢。でも、本当は守れなかったという悪夢を。
目が覚めたヘルクはやはり夢じゃないのかと涙しながらも、そこが見知らぬ場所であることと仲間の姿がないことに気づく。
そして彼の首にかけられた「勇者殺しの賞金」と仲間たちが自分を守るために戦ってくれたこと。まだ仲間が生きていることを知り、今度こそはと走り出した。
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【アニメHelck】第十七話『反逆者』――届かない手と声【ネタバレ感想】
第18話『笑顔』
原作漫画第51話~52話
まだ間に合う。
ヘルクは襲いかかる賞金稼ぎたちや国からの追手を薙ぎ払いながら、王都へと向かっていく。
王都ではアリシアが磔にされ、処刑が執行されようとしていた。
身動きの取れない彼女へ投げられる石、暴言。
斧が振り下ろされていく中、間に合ったヘルクによってアリシアは開放される。ヘルクは魔界へ行こうとアリシアに言う。醜い人間よりも魔族のほうがいい人たちかもしれないから、確かめに行こうと。
しかしラファエドがやって来て、言う。ここは不条理で不完全な世界だと。お前は戻ってくるべきではなかったと。
雪が降り注ぎ、その雪を浴びた人々が異形へと変貌していく。これが勇者への覚醒。自然に覚醒できなかった者たちが強制的に覚醒させられると体や精神が耐えられない。
アリシアもまた、姿が変貌していく……死を望む彼女だったがヘルクはそれでも彼女に生きていてほしく、アリシアはヘルクに笑顔を望むのだった。
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【アニメHelck】第十八話『笑顔』――互いに涙を流しながらした約束【ネタバレ感想】
互いに笑いあってした約束を、漫画でも読みたくなったならば↓コチラ↓から!
第19話『帝国四天王ヴァミリオ』
原作漫画第53話~55話(第6巻)
ヘルクは最後まで抗おうとしたが、人間の王を倒しても仲間が開放されることはなく、むしろ暴走し死に果てるまで殺戮を繰り返すだけの生き物になることを知る。
そのままゲートに飲み込まれて魔界へと飛ばされたヘルク。
ボロボロなかれを助けてくれたケンロス。優しくしてくれた魔族たち。
ヘルクは人間の仲間たちのためだけでなく、魔族のためにも戦いたいとヴァミリオに告げる。
ヴァミリオはヘルクの覚悟を知り、お前は独りじゃないと言いながら勇者殺しを受け取った。
その後、列車をうまく利用して帝国へと近づいた時、アズドラの手配した捜索隊と合流。伝言を受ける。
人間王の討伐策戦。
人間王を倒すのはヘルクとヴァミリオ!
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【アニメHelck】第十九話『帝国四天王ヴァミリオ』――炎は友の闇を照らす道標【ネタバレ感想】
第20話『謎の女性』
原作漫画第56話~58話
トール城では翼の兵士たちがひっきりなしに襲いかかってきていたが、問題なく対処できていた。
しかし捕虜対策は万全で、中々生きたまま捕まえることは出来なかった。
そんな中で、アズドラは人間王の討伐をヘルクとヴァミリオに託す作戦を計画していた。他のプランもあるが、ソレが一番成功率が高い、と。
また、彼は妙な気配も感じていた。そもそも魔王ウルムは翼の兵士程度にやられるような存在ではない。人間側に厄介な存在がいる。
一人、人間の城に潜入しているアスタは見つかりこそしていないものの、有益な情報の入手に困っていた。
そんな中、偶然迷い込んだ先で幽閉されている少女、シャルアミと出会う。
彼女の背中に翼は生えていないが……?
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【アニメHelck】第二十話『謎の女性』――城の奥に隠された存在【ネタバレ感想】
第21話『フェーズ2』
原作漫画第59話~61話
決戦に向かうアンたち。魔女の予言が頭をかすめるアンだが、彼女はヘルクを信じると決めていた。
南エリアにあるシン魔王城を攻める翼の兵士たち、と多数の魔物。魔物は人間たちの秘術により生み出したものだという。
攻められることを察知していた帝国軍はアズドラ率いる援軍をシン魔王城に向かわせていた。
しかしそれこそが人間たちの策略。アズドラをこちらにおびき寄せ、トール城を手薄にすることが目的だった!
アズドラがいないトール城はあちこちで敵の侵入を許し、窮地に陥っていた。
ミカロスは四天王がいないトール城を進んでいき、結界石の前にたどり着く。だがそこに待っていたのはアズドラだった。
そしてアズドラはミカロスが魔王殺しの犯人だと確証し、両者が激突する!
アズドラ優位で戦いが進む中、ミカロスがはるか昔に特殊な力を得た覚醒者で、『新世界の生誕』を目的にしていることを知るのだった。
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【アニメHelck】第二十一話『フェーズ2』――四天王アズドラと魔剣と恐怖【ネタバレ感想】
第22話『解呪』
原作漫画第62話~64話
城の中で戦うヒュラとエディル。しかしどうもエディルの言動がおかしく、ヒュラはエディルにかけられた王の術が解けかかっているのではと推測する。
一方、アスタはシャルアミから王の情報を探り出そうとしていた。
シャルアミは教えるかわりに自分も連れ出して欲しい、と押さえていた不安な心をあらわにしつつ懇願した。
アスタは迷いつつもシャルアミを連れて行くことにし、途中でシャルアミの特殊能力。様々な力を散布するという雪のような力を知る。
毒を振りまかれたら大変なことになるとシャルアミの重要性を理解するが、王とラファエドの手により阻止され、捕まってしまう。
アズドラとの戦いで劣勢に立たされていたミカロスは、最後の手段として翼の兵士たちにかけられた王の術を『解呪』した。
新世界の力に抗えず化け物へと変貌するその数2,000。アズドラはすべてを自分で引き受け、全軍へは撤退指示を出す。
エディルとヒュラは異常事態に一時休戦し、共に城の外へと脱出していた。エディルだけ解呪されていなかった。
それを見つけたミカロスはアズドラを倒す最後の一手としてエディルの精神を壊し、新世界の力に飲み込まれたエディルはアズドラの元へと向かい、彼を打ち倒すのだった。
さらに詳細や漫画との違いを知りたい方はこちらから!
【アニメHelck】第二十ニ話『解呪』――死んでほしくない。とっさに出た言葉こそ、彼の本音【ネタバレ感想】
第23話『選んだ道』
原作漫画第65話~67話
長かった旅が終わりを告げる。
アンとヘルクは焚き火を挟んで、旅を振り返りながら、決戦について話した。負けるな、というアンの言葉にヘルクは力強く頷いた。
そんな中、帝国の軍事拠点が人間の奇襲を受けて壊滅した。人間たちの狙いは、ヘルク。彼を戦線離脱させるためにやって来たのだ。
アンはヘルクを信じつつも、なぜか不安を覚えていた。
魔王決定戦でのウルム城に来ていたミカロスはそこでヘルクと対峙し、彼が最も脅威だと判断していた。そのため、ヘルクの位置を術で把握しており、ヘルクが人間の国へ近づいているためラファエドが兵士を引き連れてやってきた。
彼を、ヘルクを暴走させ、戦線を離脱させるために。
軍事拠点にたどりつくアンとヘルク。ヘルクは改めてラファエドに向かって「人間を滅ぼす」と宣言し、アンはそんなヘルクを支えるべく前へと出る。
そして放たれた一本の矢。放った先にいたのは女性の翼の兵士!
さらに詳細や漫画との違いを知りたい方はこちらから!
【アニメHelck】第二十三話『選んだ道』――彼は進む。たとえ自分の未来に何があろうとも【ネタバレ感想】
続きが待ち遠しすぎる方は原作の↓第7巻↓をどうぞ! アプリの方で随一のコメント数を誇る神回が収録されています。
第24話『希望ある未来へ』
原作漫画第68話~70話(ただし70話はかなり端折り気味)
さらに詳細や漫画との違いを知りたい方はこちらから!
【アニメHelck】第二十四話『希望ある未来へ』――ずっと笑っていた勇者が、ようやく心から涙を流した【ネタバレ感想】
アニメ制作スタッフの皆様、お疲れ様でした。そして大好きな漫画をあんなに丁寧にアニメ化してくださって本当にありがとうございました! 原作へのリスペクトと愛が伝わってきて本当に嬉しかったです。
そして当記事にお付き合いくださった読者の皆様も、ありがとうございました。
ただ、完結したとは言え作品への愛は不滅ですので今後もキャラ紹介などの記事を上げていきますので、良ければまだまだお付き合いください。
【Helck】史上最高の超王道少年漫画、キャラクター紹介&感想【まとめ】
では、2期でまたお会いしましょう!
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