【アニメHelck】第八話『大陸へ』――炎の行く末は……。【ネタバレ感想】
蘇るたびに強くなるという覚醒した人間たち。ただしその仕組にはからくりがあるとアズドラ様は言って……人間王の討伐を決意する。
というお話が前回でしたね。ひたすらアズドラ様が格好良くて……可哀想、という。
今回は場面がまたアン様たちに戻ります。タイトル通り、大陸へと向かうのですが、密かに伏線らしきものが散りばめられているので、その部分もゆっくり追いかけながら……あと、地味なアニメとの違いもちらほらあったのでそこもご紹介したいと思います!
ついに出会う魔女様。どことなく◯◯と似ている姿。そしてヘルクを見つめるその瞳には何かが浮かんでいて――?
ヘルクのらしいところが見れてほんわかする部分と、Helck世界の秘密が散りばめられた第8話の感想、今日も元気よくやっていきましょう!
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前回のあらすじ
アズドラ様は変態だけど、有能。
1,000人の勇者たちを、帝国の樹を操る能力で無力化させたアズドラだったが、翼の兵士の増援がそんな彼らを殺していく。
最後の一人が『勇者は何度でも蘇る』と言ってから自害をし、人間たちの体が光り輝き、どこかへと消えていく。
帝国内における人間の評価は低い。すべての種族の中で一番弱く、ときおり生まれる勇者だけに気をつければよかった。
何度もも復活するだけならば問題はなかったが、死して蘇るたびに成長していくとなると非常に危険だった。
成長し切る前に、復活の源である術者――人間の王を討伐しなければならない。
そのためにアズドラは防衛を強化し、精鋭部隊による人間王の討伐を行うと宣言した。
ヴァミリオが飛ばされた島に、帝国の居場所を知らせてくれるアイテムをなんとか送り込んだアズドラだったが、緑のトリによってそれらはヴァミリオの手に渡ることなく、焚き火の中に消えていくのだった。
前話より
トリぃーーー!
今回のポイント
魔女様……エロ可愛い。
- 魔女様は……何を知っているのか
- 緑のトリの名前が判明
ようやくトリではなく名前で呼べそうです、ピョエー!
魔女様は……何を知っているのか
前々回でヘルクの孤独、苦しみの一端を知ったアン様。
呑気にスイカ割りをしているヘルクや村の住民を眺めながら、思います。もしも仲間に刃を向けないといけない状態になったなら、と。
「考えたくもない」か。そりゃそうだよなぁ。
スイカ割りなのに「教えない」とか言い出したトリたちの前でヘルクは動きを止め、ふいに後ろに木刀を振るい、見事にスイカを真っ二つにしてました。さすがヘルク。
シリアスかと思ったらいつもの!
あのトリが関わるとこうなりますね……ケンロス枠。
と、そこへ村からの知らせが届きます。魔女様が山を降りてきた、と。
ここの嬉しそうなアン様がとっても可愛いので、アン様ファンはスクショ準備しておきましょう。声もなんとも可愛らしく、テンション上がっているのがわかります。
が、村長のところに向かうと魔女様はもう帰ってしまっていました。村長に遅いと言われてしまいます。
自分はのろまだったかと落ち込んで……って、カバ男ぉ!
おま、伝えに行く途中で寝たって、おい!
っす、自分、へろっちまって、結構寝ちまいましたっす!
他の方の感想をちらと見ましたが、ピンクのカバ男君からの伝言という時点で悪い予感がしていた方もいて、Helckのノリを分かってこられている方が増えていてほっこりしました。
ちなみに原作漫画だと彼のセリフがもうちょっとあって「白状すると結構寝ちゃった」というのがあります。
おいいいっ、とは思いますが謝罪しながらここまで素直に言われると、怒る気力もなくなっちゃいますよねぇ。
ただ、一応村長がアン様たちのことを伝えてくれていて、山の結界は解かれているようです。いつでも会いに行けます。
おい、このカバ、反省してるのかっ?
饅頭喰いながら「良かったっす」じゃねえよ!
ただのモブキャラなのにめちゃくちゃキャラが濃いですよねぇ。
緑のトリの名前が判明! その名も『ピウイ』
村長が緑のトリ、ピウイに魔女様のもとまで案内するよう言います。ここがピウイの名前の本編での初登場です。
一応アニメ公式サイトでは名前も出ていますけどね。
ピョエピョエ鳴いてキウイみたいな姿の
人語も話せる不思議な生き物(鳥ではない)。
人懐っこい性格。
ふぅん……鳥ではないっ?
そうなんです。
鳥ではないんですが……今期中には明かされないのでこれ以上はやめておきますね。
ピウイが先導して山を登っていく3人。
島の中でもかなりの高度を誇るその場所から見ても他の島や大陸は見えません。アン様はさすがのアズドラもこれではお手上げだろうなと思います。
いや、お手上げじゃねえんだよ! ちゃんとしてくれてたんだよぉ!
このことは、アズドラ様には内緒にしておきましょう。
誰がどう見てもそっくりな魔女様
山の上に見えてきた建物。そこから漂う力にアン様が驚きます。
そんな中で、ピウイが明るく「こんにちは!」と声をかけて出てきたのは……ピウイの体を大きくしたような緑のトリ(鳥ではない)。
ちなみにこの大きな鳥の声も、ピウイの声優さんがされています。なんとも特徴的な演技されているのでぜひ聞いてみてください。この声も好きです。
一瞬、その鳥が魔女かと思いますが……違います。
この女が魔女か……ん? なんかアンと似てねーか?
アン様とは若干髪色は違いますが、アン様が成長したらこうなるのではないか、と思ってしまうくらいには似ていますね。
おうおうっ!
めちゃくちゃ気になるキャラ出てくるじゃねえか!
ピウイが『ババア』と呼びかけています。これ地味な伏線で、ピウイが以前アン様のことを『ババアの匂いがする』と言っていたかと思いますが、その『ババア』とはこの方のことなんですね。
※しかしババアは禁句で、ピウイはおしおきされてました。魔女様におしおきされたい方はぜひ「ババア」と呼んでみましょう!
見た目は全然若くておばあさんには見えないんですが、本で同じ格好の老婆を見てから、ピウイはその格好の人を「ババア」と呼ぶのがマイブームらしいです。
見た目だけでなく、匂いまで似ているとは……ますます怪しいですね。
でもアンは魔女のことしらなさそうだぞ……親戚とかじゃねえのか?
さてさて……どうなのでしょうね。
この魔女様に関しては初見の方たちがいろいろと考察されていましたね。
以下、その考察をいくつかあげてみますね。
- ヴァミリオの母親
- ヴァミリオの同族
- 未来のヴァミリオ
- アズドラ様の恋人(好きな人)
最後のやつだと、アズドラがヴァミリオに対してやたらと過保護なの分かる気はするが……どうなんだろうな。
判明するまでアニメが行くかはちょっと不明ではありますが、楽しみにしておきましょう!
大陸はいくつもある? あちこちにある遺跡とは?
ヘルクの自己紹介に対してやや目つきを鋭くさせた魔女様でしたが、大陸の方角を教えてくれます。
この口ぶりだと、他にも大陸があるってことか。
他にも色々と知っていることが有りそうですねぇ。
大陸へ旅立とうと言うヘルクですが、準備をしなければなりません。途中では霧が濃くて磁場も狂う海域があるらしいですし、嵐に会うかもしれません。
頑丈な船や食料に飲水も用意しなければ。
なによりシカンゴが重要です!
これ、アン様が以前釣ったあの獣です。
この獣は大陸とこの島を行き来していて、その厄介な海域でも迷いません。ですがあまり姿を表すことがないので捕獲が大変だと。
ヘルクが慌てて捕獲に向かいます。まあ、ヘルクなら大丈夫でしょう。
そしてアン様は魔女様の家に泊まることになるのですが、彼女は自分の素性については一切教えてくれません。
ただ、警告してきます。
「今は目の前の問題に集中しろ」
「あのヘルクという男だ。あれはお前が思っている以上に危険な存在だぞ」
「正しい選択を」
負の感情とか……こ、こえーこと言うなよぉ。
何はともあれ、ようやく大陸へ向けて出発です。
船は筏ではなく、ちゃんとしたものを作り、遺跡から発掘されたという装置もついています。魔力を推進力に変えてくれるんだとか。
食料などの必需品も積み込み、住民たちと別れを告げて、出発です。
アン様たちを見送る魔女様は、これまた意味深なことをつぶやきます。
「炎は友を殺める刃となるか、暗闇に光る道標となるか」
うわぁっ、これは気になるぜ。
このセリフは……後々に効いてきますねぇ。
船の上で、ヘルクたちが魔女様について話しています。当人たちも魔女様の雰囲気がアン様に似ていることは当然気づいていました。
アン様はおそらく元帝国の民だろうなと言いました。島の他の住民たちとは明らかにことなりますからね。可能性は高いでしょう。
それより気を引き締めないと、と言うアン様。海の上は陸地とは勝手が異なりますし、二人共海の上での生活に慣れていませんからね。
なんですが、いつもどおり笑顔で釣りをしているヘルクやくちゃくちゃと口を動かしているシカンゴ。
今後、地味にシカンゴのアップが入るんですが、なんか私ツボに入ったので、みなさんも気をつけて。
まったく陸地が見えずに不安がっているのはアン様だけみたいです。
ツイてきていた緑の……ピョエー!
と、ここでアン様が樽の中から出ようとしているピウイを発見します! 迷ったけれどついていくことにしたそうです。
名前付いているしもしかして、とは思ったけどよ……こいつ役に立つのか?
マスコット(癒やし)枠は必要でしょう!
魔女様からの手紙付き。結構頑丈だぞ、と書いてあります。
手紙を読んでいるアン様の背後からピウイとヘルクのやり取りが聞こえてくるんですが、これがまた可愛らしい。漫画にはないところですね。
アニメで省略されるセリフも多いのですが、キャラ同士がより仲が良さそうな描写が増えているのが良いですね!
原作ファンにもおすすめしたい。
危険な旅に連れてはいけない、と島へ戻ろうとするのですが巨大なタコのような怪物に襲われ、それどころではなくなります。
ヘルクはピウイの意思を尊重しようとしていて、自分が守るからとアン様を説得します。本当に危険だと思ったら安全なところに預けるぞ、と了承します。
霧の海域とシカンゴと遺跡と怪物と
厄介だと言われていた霧の海域でシカンゴを解き放つと、「メェ」と鳴きます。
そんな鳴き声だったのか……けっこう渋い声してるな
いつのまにか逆方向に進んでいたらしく、シカンゴの進むがままの方角へと船を進めていきます。
すると、海中に遺跡が見える場所へ通りかかりました。文明があったようです。
また遺跡です。
今後もハッキリと明記されませんが、最後まで行けば「そういうことか」と納得はできるかと。
今後も遺跡出てくるんだな!
俺っちこういうの好きだから、わくわくするぜ!
アニメヘルクは背景もとてもキレイなので、今後も美しく表現してくれそうですし、楽しみですね!
そのあとはダイジェストで船での生活が流れていきます。
原作でも船の上でヘルクが料理している一コマはあるのですが、セリフが付け加えられているのと、自分が作るよりもヘルクのほうが美味しいことに嫉妬しているアン様が見れます。
しかしほんと、ヘルクは料理漫画じゃないのにお腹が減りますね。
ピウイと一緒に寝ているアン様も可愛いですし、夜空を一人見上げているヘルクの姿がなんとも哀愁漂っていますし、相変わらず夜空の描写や夕日が綺麗でした。
たしかに綺麗だなぁ……でも、途中と途中にシカンゴ混ぜてくるのはなんなんだ?
シカンゴ、メェしか喋らないのにいいキャラしてます。
今、ヘルクに出てくるモブキャラ選手権とかやったらかなり良いところにランクインしそうですね。
そして平和な場面から移り変わり、嵐へ。
渦に巻き込まれそうになる中、あの怪物も現れて――?
ヘルクが「よーし」と言ったところで今回は終わりです。
まとめ
今回はなんといっても『魔女様』が気になるお話でしたね。遺跡とか、大陸の話とかもありますが。
- 魔女様は帝国の民? ヴァミリオとの関係は?
- ヘルクが抱える闇はまだまだ深そう
- 緑のトリ(ピウイ)が仲間になった!
シカンゴのキャラも良かったですね。しかし個性ある島の住民ともこれでお別れかと思うと、ちょっと寂しくもあります。
この世界には様々な種族が住んでいて、これからもこんな風に個性あふれるキャラたちがたくさん登場しますので、乞うご期待!
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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