【転生悪女の黒歴史】死亡フラグ60――ずもももももってなんのこっちゃ!?【ネタバレ感想】
表紙が、エロい!
ということで今回もやって来ました転生悪女の黒歴史最新話死亡フラグ60! イアナが珍しく短パンっぽいのはいてるし、おへそが大胆に見えてるし、何よりもポーズと表情が……いいの? という感じになっています。
ぜひとも本誌でご確認ください。
前話では女の子を助けたものの、代わりに商品としてオークションに出品させられてしまったイアナ。それを落とそうとするギノフォード、というところで終わっていましたが……?。
ギノフォードの事が少しわかる死亡フラグ60,やっていきましょう!
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前回のあらすじ
ギノフォードが最近ほんと暴走している。
情報屋から闇オークションの情報を聞き出した聖騎士ギノフォードとソルが、とあるバーに入っていく。
その1時間前にすでに潜入していたイアナとヨミ。イアナは昔考えた恥ずかしいカクテル名を口に出して悶えた。
身バレが心配で変態仮面の格好に戻ったイアナだったが、そこでとある女の子と出会う。
彼女は唯一の母の形見を盗まれ、それがオークションとして出品されるのだという。
放っておけず、なんとか女の子の形見を取り戻したイアナであったが、警備員に見つかり、女の子を隠しつつとっさに「自分は商品」だと言って逃れようとしたものの、そのまま本当に出品されてしまう。
変態仮面が商品として出てきたのを見たソルは慌てるものの、ギノフォードは彼女のことを疑っていたため、競り落として仮面を剥がしてやると言うのだった。
前話より
貴族の坊っちゃん落ち着いて。
今回のポイント
ギノフォードより衝撃的な展開来たーーー!
- 悪女を愛そうとしたギノフォード
- 大好きなヒーローだからこそ、これ以上◯◯したくない
- 悪を落とす役目は、悪を愛する者がすべき
- しゃべったあああああ!
いや、それはまさかすぎる。
悪女を愛そうとして、結局愛せなかったヒーロー
ギノフォードは悪女であろうと、愛せば変われると思ったんだとか。
彼女は愛されないから間違えただけ。
だから婚約の話を断らなかった。
でもあの日、タクファおばあ様が死んだ日。
変わらない者もいるのだと絶望した。
コレ見て思ったのは、やっぱりギノフォードもそっちだったのか、ですね。
そっち?
結局イアナのことを最初から信じてはいなかったんだなぁと。
間違えただけ、ということは間違えたことをしてきたと思っているわけです。悪い噂があっても良くしてはくれたものの、これから反省して変われば良いと思っているのと、今までのことも誤解なんだろうと接してくれることは大きく異なります。
だからやはり、イアナとギノフォードはどうあっても結ばれることはなかったんですねぇ。
個人的にはギノイアというマイナーCPもありかと思っていましたが、今回のことで完全に絶望ですね。
お前さんの絶望はどうでもいい!
絶望したギノフォードにソルが声をかけて、イアナを殺そうと二人は手を組むことになるのでした。
ギノフォードとしてはこの時に捕まえていたら血の降誕祭もニゲラの虐殺も防げたんだ、という責任感といいますか、罪悪感的なものもあるようですね。
絶対に落とすと決めたギノと落とされないと決めたイアナ
イアナは舞台上でギノフォードに気づきました。
闇オークションを摘発に来たのかと思いきや、自分を落としにかかっているのを見て、自分のせいでメインヒーローはこんなところまで来てしまうことになったのか、とイアナはくやみます。
ギノフォードは変態仮面のイアナをずっと疑ってるからなぁ。
10万スタートなのにいきなり100万とか言っちゃってますね。
というか、聖騎士という謎の地位になったギノフォードが顔も隠さずに闇オークションに来て良いんですかねぇ。
ギノの闇落ち気味の顔がいいですね。株はどんどん下がるギノですが、相変わらず顔はいい。格好いい。むしろこの病んでる感じのギノの方が格好いいくらいまである。
佐藤コノハは昔オークションに憧れていたことがあり、それもあって今回のこの様な設定になったわけですが、コノハが景品だったなら幸せな展開になるけれどここにいるのは悪女である自分なわけです。
コレ以上引きずり落としたくない、とイアナはこんなに疑われ、酷い扱いをギノフォードから受けても思うのです。
コノハとギノフォードのハッピーウェディングを見たい!と
健気だなとかしんみりしかけたのにいいいいい!
それを見るためには落とされる訳にはいかない、とイアナは呪具のアピールをします。それにつられて他の参加者たちが値段を釣り上げます。
いくらギノフォードが貴族とはいえ、ポケットマネーで払えない額まで釣り上げてみたものの、彼は『1000万』などと言い始めます。教会からの支給金らしく、さすがにソルが止めようとしてます。
自分に任されているから大丈夫だ、というギノ。
いやダメだろ! 何でもしていいってわけじゃねえぞ!
彼が落とすのはコノハであって、悪女ではない
自分のせいで堕ちすぎだと嘆くイアナ。
記憶を取り戻す前のイアナはギノフォードと分かりあえなかった。けれど今のイアナにはギノフォードのことが分かる。
タクファの事件の日にイアナを逃したことに責任を感じている、と。
あの時のイアナには逃げるしかなかった。
オークションの妄想をしてきたイアナですが、それはコノハ(メインヒロイン)がギノフォード(メインヒーロー)に落とされるから良いわけで、悪(イアナ)を落とすギノフォードはイアナが好きな彼ではない。
ギノフォードが昏睡しなかったばかりに、イアナが描いてきた彼が歪んできてしまっているんですね。これ以上、汚さないためにもイアナは彼に落とされたくないのですが。
他に手を挙げる者がおらず、笑うギノフォード。中々にヤバい顔してます。
悪を落とすのは、悪を愛するもの
と、一億という声が上がります。――いえ43億です。
声を上げたのは忍びを従えたヨミ。
はっ?
1億で十分だったろ。なんで43億?
え?
分かりませんが、でもなんか格好いいですね!
イアナを迎えに行って抱き上げるヨミは、メインヒーローです。最近は本当に株が上がりまくりなヨミ君です。
ここは本当にメインヒーローとヒロインって感じのコマなのでぜひとも見て欲しい! ヨミ好き必見の回ですね。
ギノフォードが仮面に用はなくて中身に用があるから、と声をかけますがヨミは一蹴してイアナを抱きかかえたままその場を去ります。
ギノフォードはソルに二人のあとをつけさせようとしますが、ソルはギノフォードの心も心配していました。
個人的には闇落ちギノフォードの顔は好きなんですけども、たしかにメインヒーローがしていい顔ではなかったですね。
そしてギノフォードはオークション会場を後にするのでした。
助けた女の子は実は……?
イアナとヨミの前に現れたのは、イアナが助けた女の子、とウィカノ。
うぃかの……? 誰だっけ?
そもそもオークションに参加するきっかけとなった、日食の情報を知っている新キャラです。
なんとですね、女の子はウィカノの妹でした。
そしてヨミが使ったお金はウィカノから預かっていた人形を落とすための資金だったわけです。
事情を説明しても当然怒られるわけですが、妹ちゃんが自分の店の収益で出すからとお願いします。
……いや、妹ちゃん。43億払えるならそこまで必死にオークション前に商品取り返さなくても良かったんじゃ?
んー。
今現在は手持ちになかったのかもなぁ……でもウィカノに頼めばなんとかなりそうな気も。
大切な形見のことですから、言い出しにくかったのでしょうか。
ともかく、そのおかげでウィカノは許してくれまして、コノハにも会ってくれることに。
良いことはしておくものですね。
出てきたオーグニースと……アクスタ?
夜、宿屋にてイアナが荷物を整理していると、見知らぬものが入っていました。なんだろうかと手に取った時、それをどこからか現れた鳥に奪われます。
おそらく、前回の女の子のものを取り返す時についていたあれですね。
飛び去る鳥の先にいたのはオーグニース。
なんでも教皇が求めているものなんだとか。今のオーグニースの雇い主は教皇。この教皇も謎ですよね。
ともかく奪ったものを返せ、とそれを弾き飛ばすイアナ。飛ばされた何かが……痛いとしゃべりました。
は?しゃべ? ってかなんだこれ?
シャノウのアクリルスタンド?
っぽいものが、今完全に喋りましたね。
なんだ? という顔をするイアナ。オーグニースもよく分かっていないのか、なんとも言えない顔をしています。
そしてシャノウのアクスタがずもももも、としているコマで終わりでした。
ど、どういうことっ?
まとめ
ということで、最終的に「ずもももも」が全部持って行ってしまうお話でした。もうギノフォードのこととかどうでもよくなる勢いです。
そうはならねえ、と言いたいがこれはそうなるな。
なんだアレ?
なんなんでしょう?
さすがに予想外過ぎて……。
魂が閉じ込められているとかそういう系ですかね? 中身が本当にシャノウであるならいいんですが……。
この状態でまた一ヶ月待ちとか……辛み。気になりすぎる。だってシャノウが生きている可能性出てきたんだもの。
他にもギノの苦悩とか、どれだけ酷い扱いを受けてもギノフォードが大切なイアナの健気さとかもあったのに、全部最後のずももに持っていかれました。
皆さんも、ぜひ読んで最後のずもももに持っていかれちゃってください!
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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