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少女漫画

【末永くよろしくお願いします】第52話――あなたがいてくれるから、前を向ける【ネタバレ感想】

末永くよろしくお願いします~第52話~(画像引用:第10巻表紙)
銀づち

 父親の一周忌前に、クリスマスプレゼントを買いに行くというデートをした清水と輝。

 友達とのクリスマスパーティー用とは別に、清水への特別なサプライズプレゼントを用意した輝だったが、清水からもプレゼントをもらえて……嬉しいけどふいうちにちょっとむくれる、という可愛いお話が前回でした。

 最後は清水もカウンターパンチ食らってましたけどね。

 で、今回は父親の一周忌のお話で、叔母&宝船(三橋)たちとのやり取りがメインです。メインですが、清水がヒーローらしい行動をする……ような、しないような?

 今度は輝の方が寝られない!? 一体どんな展開か! 見ていきましょう!

 まさかまさか清水が輝に◯コ◯。ー? こんなの寝られるわけがない、という展開をネタバレする前に見たい方は↓コチラ↓からどうぞ! 清水、頑張ってます!

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前回のあらすじ

  クリスマスデート。

 輝の父親の一周忌が近いため、早めにクリスマスプレゼントを買いに行くことになった。

 クリスマスの思い出を話す輝。父は仕事で忙しかったものの、お正月にプレゼントを身に着けてお披露目するのが楽しかったと。
 そんな話を聞いて、清水もそんな思い出があったようなと、思い出しかける。

 友達とのパーティ用だけでなく、清水用にもなにか贈りたいと用意した輝だったが、清水からも思わぬプレゼントをもらい、喜ぶ。

 清水は帰ってから輝のプレゼントをあける。と、輝になんとなく似ているから避けていたキャラの抱き枕と、輝が普段使っている香水で……寝られない、と思うのだった。

前話より

  さすが圧が強い系ヒロイン。

今回のポイント

 やっぱりあの二人はそういう関係だった!?

  • 姪っ子に甘々の叔母――似ている二人
  • ずっと気にしている清水
  • 思わぬ意趣返し

 みんな、どこかに孤独を抱えている。

辛く悲しい一周忌……?

 天気はとても晴れていて、輝は笑顔で空を見上げますが、清水は複雑そうな顔をしています。

 墓へ向かうと、そこには宝船三橋の姿が。身内だけなのに来てごめんと謝る彼。宝船家は文具を扱っているため、本家を出た父親とも関わりがあっただろう、と輝は考えます。

 清水も同性同士ということで宝船と輝の父の方がよく関わったのではと思ったのですが、そこへやってくる叔母、薫が宝船と腕を組み「こういう関係だ」と言いました。

ワン親方
ワン親方

あー、やっぱりそうだったのか。

銀づち
銀づち

輝たちは驚いてますが、やっぱり、という感じしますね……籍を入れなかった理由はわかりませんけど。

 清水が「籍を入れなかったのは自分のせいか」と問いかけますが、薫はあっさりと「親たちへの嫌がらせ」と答え、「自分を特別視するな」とズバズバと清水を切ります。

 自分たちの都合で婚約者をとっかえひっかえさせて元鞘なんてさせるか、と思ったそうですが……すごいですね。
 まあ今は反対していた人たちが亡くなったので入籍してもいいかと思っていると口にする薫ですが、宝船は流石に一周忌の場では止めようかと言います。

 意気地なしと薫がいうものの、私も一周忌の場で言うことではないかなとは思ったり……けど『兄なら喜ぶ』と薫が間髪言えずに言うので、兄妹の仲は良好だったのが伺えますね。あくまでも親と都合がつかなくて輝の父は家を出た。

甘えん坊な輝を寝かせる方法

 輝も叔母には幸せになってほしいから賛成だと頷きつつ、取られるみたいで寂しいとも思うと叔母の腕を取ります。

銀づち
銀づち

並ぶと本当にこの二人よく似ていて、親戚だとわかる描写が良いなぁと思います。

 薫はそんな可愛らしいことを言う姪っ子に「やっぱり籍入れない」と前言撤回。この叔母と姪、本当に強い。

 どうやら輝は幼い頃から甘えん坊だったようです。一人っ子だとなりがちかもしれませんが、薫にも抱っこをせがんで、一緒に寝るとぐずついて……清水は今と変わってない、と思います。

 ですが輝の父がおでこにおやすみのキスをするとコロっと寝たそうで。それが催眠術みたいで面白かったと薫は笑います。

 そのまま輝の父親の話が続きそうだったところで、清水がややわざとらしく咳払いをし、薫はそろそろ自分の幸せをちゃんと考えろと言います。それは薫のことを考えて声をかけたようにも思えますが、咳払いの仕方もあれでしたし、輝はもしかしてとそんな清水の行動に違和感を覚えました。

ワン親方
ワン親方

気ぃつかってんのか。わかりやすいぜ。

 その後も清水は輝の様子を気にかけ続けていました。……明るく見えても、父親を失ってまだ1年。そんなに簡単に吹っ切れるものではないでしょうしね。

 輝はきれいになった父の墓を見て、笑顔で報告するのでした。

帰宅――今夜は寝かせないぜ?

 家に帰り、柴犬のモモの散歩に行くという輝に自分もついていくという清水。しかし隣を歩く清水がずいぶんと疲れた様子なのに、輝は嬉しそうに笑います。

 ずっと自分を気遣ってくれていた、というのを悟っていたからです。

 否定する清水ですが、あからさまに父の話を遮ってきたと言うと清水は黙り込みます。

 そして輝は笑うんです。吹っ切れたことも多い、と。父にもこう報告したと。

「お父さんに会えなくても泣いたりしないって。
 私もう元気です」

『末永くよろしくお願いします』第52話より
ワン親方
ワン親方

輝……。

銀づち
銀づち

無邪気な可愛らしい笑顔というより、大人びたきれいな笑顔という感じで……普段がアレなだけにちょっとグッと来る笑顔でした。

 確かに吹っ切れた感じもするのですが、どこかで無理をしてそうな、そんな雰囲気も私は感じました。この笑顔に関する感想は、見た人それぞれで違う気がします

 とても良い顔なんですけどね。

 ぜひ本誌で見ていただいて、皆さんそれぞれの感想を聞きたいですね。

清水が感じたこと

 清水は「浅はかだ」とそんな輝に言います。人の気分には浮き沈みがあると。豆腐メンタルの彼が言うと説得力があります。

 本人は大丈夫と言っていても、はたから見るとだめな人もいて……そして今日の輝は『良い子すぎる』と。普段なら薫の入籍の話で「私も」と言ってきそうなのに、と。

ワン親方
ワン親方

ハッ!
言われてみればいつもの輝ならいいそうだぜ。

銀づち
銀づち

「そして私も清水さんと入籍します」
とか言い出しそうですもんね。

 輝の反論としては「真面目な日もある」とのことですが、ということは普段は真面目じゃないと認識してるということに……わざとか。

 清水は別にいいけど無理はするなと言い、今日くらいは多少のわがままは聞く、と。

 キスを強請ろうとする輝に対して速攻で拒否する清水でしたが、次に言われた「隣で寝たい」というのは了承したようです。

果たしてそれは子供扱いなのか……特別扱いなのか

 輝もまさか了承されるとは思ってなかったようですが、以前輝が一人で泣いていたので、清水としても「一人で泣かれるよりは」と了承したようです。

ワン親方
ワン親方

あー、それでことあるごとに輝と一緒に行動したのか。
一人にしないために……ほんと、こういうところは気が利くんだよな。

 二人の間には彼女がプレゼントした抱き枕が壁のように置かれていました。

 清水は気疲れしたのでしょう。もう寝ていて、輝は障壁となっている抱き枕をどけて布団に入り込みます。

 そして「本当に大丈夫」というのです。清水の昔の話を聞いて、清水も薫も宝船も自分と同じで。寂しさを抱えていても大切な人とならば乗り越えられる、と。

 清水はうつらうつらしながら、輝が何か言っているのを聞きます。何を言っているかは分かっていません。寝ぼけてるので。

 とりあえず寝かせなければと思った清水の脳裏に、昼間の薫の言葉が思い浮かぶのです。催眠術の話が。

 なので清水は輝の額にキスをして「おやすみ」と声をかけました。抱きしめるようにしながら。

 ここ! ここの清水の表情も最高でした!

 輝としてはパニックです。好きな人からいきなりそんなことをされ……そして彼女も昼間の薫の話を思い出すわけです。

 寝ぼけていた上に結局子供扱い……けど、嬉しさもあって寝られない、と思う輝でした。

まとめ

ワン親方
ワン親方

今回は清水の勝利だな!

銀づち
銀づち

何の勝負かはさておき、輝の負けだとは私も思いますね。

 またデコチューのどアップも、もうちょっと離れた絵も……麗しくて良い! 良いですよ!

  しかし、この状態で朝を迎えたら清水どんな反応になるのか……それも楽しみではあるものの、次回はそこらへんは飛ばされるのかな? 大体こういうの、飛ばして次の話になりそうですけど。

 いやぁ、でもみたいですけどね。清水絶対覚えてないし。なのに輝抱きしめてるしで動揺しそう。

 でもでも次回こそはクリパでしょうし、柊出てくるだろうし、柊推しのわたしとしてはそっちに描写割いて欲しい気も……くぅ~~~っ!

 とにかく今回も面白かったですし、次回も楽しみな『末永くよろしくお願いします』でした!

銀づち
銀づち

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 清水による『おやすみのキス』とそんなキスに動揺する輝が見れるのは↓コチラ↓です!

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銀づち
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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 マンガには好き嫌いがかなりあり、受け付けないイラストも多い。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
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