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【アニメ-夏目友人帳1期】第三話『八ツ原の怪人』――心を通わせてしまったならば、同じだ【ネタバレ感想】

アニメ『夏目友人帳』第1期第3話ネタバレ感想(画像参照:アニメ『夏目友人帳』公式サイトより)
銀づち
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 前回の第二話は……しんみりするけど、キレイな終わり方というお話でしたね。露神が消えない方法はあったでしょうが、下手に残るよりもこの方が良かったのではないか、と感じさせてくれるような……。

 私はハッピーエンドが好きな人間ですが、こういう終わり方も……正直好きです。

 そして今回は……いえ、今回も妖と人間の話です。が、今までよりもさらに人間との関わりがあるので、主人公夏目の世界が広がっていく未来が見えてくるようで、すっかり年を取った筆者は「良かったねぇ」なんて思ってしまいました。

 夏目だけでなく、相手の子にとっても……。

↓今回は見た目はちょっと怖いけど憎めない妖と、もしかしたら夏目と同類かもしれない子が登場します↓

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前回のあらすじ

 神様は画伯でした。

 夏目は自分のもとを訪れる妖たちに名前を返す日々を送っていた。

 そんな中、露神というお面をつけた妖がやってくる。
 ニャンコ先生(斑)とも知り合いのその妖の名前を返そうとしたが、レイコのズボラな管理がたたり、次の妖の紙とくっついてしまっていた。これでは返せないという夏目に、露神はそこをなんとかとすがりついた。

 次の妖が誰かわかれば、同時に名前を返すことで可能だということで、次の妖を見たことがある露神の描いた似顔絵や覚えていた情報で妖を探すも、中々見つからない。

 そんな中、夏目はハナという女性に出会う。露神を信仰する最後の一人。ハナは露神が一人ぼっちでさみしくないかと心配していて、夏目も一人ぼっちの苦しみを知っていたのでその夜はうなされてしまった。

 後日、もう一体の妖がやってきてピンチに陥りはしたものの、2体同時に名前を返した。

 夏目は名前を返して疲れ切るが、また露神に会いに行く。しかしますます小さくなった彼の体は光り輝き始めた。最後の信仰者、ハナが逝ったのだ。
 夏目が信仰すると言いますが夏目は友人だからと露神は言い、人間への愛を呟きながら光の粒となって消えていった。

前話より

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今回のポイント

 見える人々。

  • 夏目くんにモテ期が?
  • 憎めない奴ら 
  • 力があっても見えるとは限らない

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夏目を求めて三千里

 学校で寝ていた夏目。そんな彼を探してべつのクラスの男の子が来るんですが、夏目が振り返るとそこにいなくて……。

銀づち
銀づち

妖だけでなく、ちゃんと人間との話もあるのがいいですよね!
学生っぽくしてほしいとこはもありますし

ワン親方
ワン親方

眠そうな夏目を心配して声かけてくれるの、いいやつらだな!

 前回の肝試しイベントで署名頼んできた子たちですね。今後も仲良くしてくれそうですし、楽しみです。

 一方、友人帳の名前返還作業は中々難儀しているみたいです。妖たちは人間とはまた違う感覚のせいか、夜だろうと構わずやってきます。眠そうにしながら名前を返す貴志。

 たしか名前を返すだけでも体力奪われるみたいですからね。貴志も心が若干折れてます。

 と、そこへどこかへ出かけていたニャンコ先生が帰ってきますが、酒臭い。そしてお土産とかでカエルを渡されます。……生きてるカエルね。

 貴志はそのカエルを逃がしてやってました。優しい。

銀づち
銀づち

でも妖に振り回されて眠れずってのは体調崩してしまいますし、心配です。

ワン親方
ワン親方

とか心配してたら、なんか1つ目の妖と牛みたいなのがやってきたぞ!土下座してる!

 塔子さんが開けた隙に入ってきてしまったようですが、まだ玄関から入ろうとしていだけ他の妖よりマシかもですね。

 というより、名前を返して欲しいわけではないみたいですね。お願い事があるみたいです。

 なんとね。人間を退治してほしいんだとか。……人間退治?

 なんでも最近八ツ原に妖怪退治をしてくる人間がいるんだとか。ただ人間が人間を退治すると問題があるから無理、と断って家の外に追い出してしまいます。

 困った顔する妖たち。

ワン親方
ワン親方

現実で見かけたら怖いだろうが、憎めない奴らだな。

 ニャンコ先生は面白がってますが……退治するってことは妖がいると信じているか……もしくは見えるのか。

銀づち
銀づち

レイコも見えたわけですし、見える人は他にも探せばいそうですけどね

 貴志は自分とおなじように見えるのだろうかと考えます。彼の脳裏には、幼い頃に出会った一人の女性がいました。

憎めない奴ら

 翌朝も昨日の妖たちは来ていました。反応がいちいち面白くて親しみもてそうです。夏目さまー、と言って彼を持ち上げるようなことを言いながら付いてきます

ワン親方
ワン親方

まさしく太鼓持ちって感じだな。

銀づち
銀づち

傘さしてくれてますね。

 賑やかな歌もなんだか和んで面白いので、聞きたくなった方はぜひ本編↓を

 学校までの送り迎えに、体育の授業でも応援してくれて……貴志からするとうるさいでしょうが、視聴者としては面白いですよね。

 そうやって「何してるんだあいつら」なんて騒がしい妖を見ていたら、貴志と同じように妖の方を見ている男子生徒がいました。

ワン親方
ワン親方

あっ!
貴志について聞いてきた別クラスのやつだな!

 すぐどこか行ってしまいましたが、何か違和感を覚えたようです。

 放課後。学校の外で待っていた妖たちに、貴志は仕方ないと話だけでも聞くことにしました。

妖を退治する者

 どういう人かと聞くと、いつも突然強力な霊波を放ってくるんだとか。遠くから放たれるせいか、姿はまだ見たことがないんだとか。でも人間の臭いはする、と。

 山の中を捜索していきます。

 探しながら貴志は思います。妖怪に恨みでもあるのだろうかと。そうであるならば、その人間と話をしてみたいと貴志は思います。

銀づち
銀づち

もしも自分と同じように見えるのならば……って思っちゃいますよね。

 過去の映像。子供の頃の貴志が公園で女性と話してます。お姉さんも見えるのか、と聞く貴志。自分は変なのかと聞いて、女性は「わからない」と答えるという。

ワン親方
ワン親方

でもこの女、なんか様子が変だよな……見える、とハッキリ言わないのもあるし。

 妖たちの集まりに向かうと、低級な妖たちが人間の貴志に群がってきます。最近、周辺を退治しに来るという存在のせいで貴志も自分たちに悪意があるのだと思ったようです。

 襲われた貴志はニャンコ先生に助けを求めますが、先生は低級な妖だから自分でなんとかできるようになれと言いました。

 ちなみに貴志の元に助けを求めに来た2体の妖は中級みたいです。

 と、その時。何かの気配を感じます。そしてニャンコ先生も斑の姿になって貴志を連れてその場を離れます。何か青白い光が放たれ、低級妖怪が苦しみます。

 ニャンコ先生が言うには、強い霊力を持つものは清めの一波を放てるんだとか。それがどこかから原っぱに向けて放たれた、と。

ワン親方
ワン親方

え? 妖たち死んじゃったのか?

銀づち
銀づち

ニャンコ先生が言うには逃げただけだそうなので安心です。
ただ、この場所は清められたから下級妖怪たちはしばらく近づけないそうです。

 無事なのはいいのですが、住処を追われたわけで……しかも一方的に。貴志も相手が気になり始めます。

 と、やる気になり始めた貴志にあの2体の妖がわーいっと彼を胴上げします。中級なので清められた場所にも来れるんですよね。

ワン親方
ワン親方

しかしそれなら自分たちでなんとかしろって思っちゃうよなぁ。

 でもこの賑やかな妖たちになんとかできるとは……正直思えないですよねぇ。

見える人と見えない人

 学校にて。今回の騒動で悩んでいるせいか、顔色が悪いと級友たちに心配される貴志。

銀づち
銀づち

うっ、友達に心配してもらえるなんて……良かった! とハンカチで涙拭いたくなります。

ワン親方
ワン親方

親戚のおばちゃんか!

 と、ふと誰かの視線を感じます。貴志が見ると、あの男子生徒です……まだ顔がハッキリと描写されないですね。口元ばかり。

 誰だろうかと聞いて、田沼、という名前を教えてもらいます。田沼くんも引っ越してきたそうで……そして貴志のことを聞いてきたのも田沼だと。八ツ原の古寺に引っ越してきたんだとか。

 気になって追いかけます。

 ひょっとしたら彼が妖怪退治をしているのではないかと。

 ずっと貴志が抱えている不安。見えているものが存在しないのかもしれない。そんな世界を一人で歩く怖さ。今までそれを理解してくれる人はいなくて、貴志はずっとそんな誰かを求めていたわけですね。

ワン親方
ワン親方

え? 過去に出てきた女は?

銀づち
銀づち

…………。

ワン親方
ワン親方

こえーから黙るなよお!

 子供の頃に話していた女性。辛いことがあってその女性に会いに公園に行きます。見えるのは自分ひとりではない。女性も見えるのだろう? と嬉しそうな貴志ですが、やはり女性は頷かず……どこか悲しそうにも見える顔をします。

 そんなとき、近所のおばさんが来て貴志に声をかけるのです――1人でどうしたのか、と。

 そうです。この女性もまた、他の人に見えない存在だったのです。

 裏切られたと思い、傷つく幼い貴志。

 そんな過去を思い出しながら、現在。田沼の話を同級生に聞くと、なんとなく貴志とにていると言われます。1人でいることを好み、突然そわそわしたり怖いものを見たような顔をしたり……。

 貴志は妖怪退治人は、おそらく田沼なのではないかと、また八ツ原に向かいます。田沼はおそらく見える……貴志にとって初めての仲間。

 と、そんなときに中級の妖がぼろぼろになってやってきます。どうやら退治人の一撃を食らってしまったんだとか。

ワン親方
ワン親方

大丈夫なのかよ!

銀づち
銀づち

しんどそうですが休めば大丈夫だとか……まぁもう一撃食らったらどうか分かりませんが。

 まだ退治人がいそうだとそちらに向かいかけますが、そんな時。巨大な妖がやってきます。格好いいです。

 三篠(みすず)というそうですが、声もまたしぶ格好良すぎて痺れる。どう見ても上級な強い妖でしょうね。

 貴志を見て、レイコとそっくりだと言うので彼はちゃんとレイコと貴志の区別付いてますね。妖の中には区別ついてないのもいましたが。

 礼儀正しく名を返して欲しい、と頼んできます。ですが今はタイミングが悪い。

 立て込んでいるという話について興味が出た三篠は、名を奪われながら主に支えないのもつまらない、などと言った上に、いつぞやのカエルを見せます。どうやらこのカエル、彼の家来だそうです。

 1つ目たちは三篠を怖がり、三篠を従えているなんてさすがだ、と言ってくるのでやはり上位の存在みたいですね。

 そうして三篠が退治人のところに向かっていってしまいます。貴志が止めようとしましたがすでに遅く、慌てて追いかけます。しかし三篠の方がどう考えても早い。

 強力な攻撃を放つ退治人とは言え、さすがに三篠みたいなのを相手にしたら……。

ワン親方
ワン親方

おいおい、田沼ぁ! 逃げろぉ!

銀づち
銀づち

礼儀正しく優しい妖なのかと思いきや、襲いかかろうとする姿はやはり怖いですね。

 そこへニャンコ先生が言います。名前を呼びながら命令しろと。そう。貴志は友人帳を持っています。

 あんな強そうな三篠が本当に動けなくなっているので、友人帳を求めてやってくる妖がいるのも、名を取られた妖たちが返してほしいと言いに来るのもよくわかりますね。

 ってか、あんなに必死に走らなくても最初から命令すればよかったんですね。貴志は友人帳を利用しようとは思ってないから、すぐに思いつかなかったみたいです。

 そして発見した退治人ですが、あの田沼ではありませんでした。お坊さん。

 助けるためとは言え貴志に押し倒される形になっていて、驚いてます。そこに復活した1つ目の妖たちが匂いからしてこの人に間違いないといいます。

 が、ここで衝撃の事実が判明します。

ワン親方
ワン親方

この坊主……妖が見えないのかよ!

 中級妖怪たちも「え?」となってます。そりゃそうでしょうね。あれだけ妖怪を排除しようと動いていた憎き相手が、自分たちの存在を認識すらしてなかったなんて。

 そこで話を聞きます。最近越してきたそうなのですが、息子が敏感でよく体調を崩すと。なのに周囲は化け物で出ることで有名だから、息子のために清めようとしていたそうです。しかも気休めだと本人は思っているようです。

 本当に清める力があることすら……たぶん見えてないんでしょうね。

 あんな力がありながら自分たちが見えないことに、中級妖怪たちが逆に悔し涙を流してハンカチ噛んでるのが面白い。

銀づち
銀づち

本当に憎めない妖怪たちですね。

 ニャンコ先生が言うには、妖力や霊力というより法力を持っているんだとか。修行して後天的に……そして本人も気づかない間に身についたものですね。だから見えないのです。

 貴志は「ここらの化け物はそんなに悪さしないから大丈夫」とお坊さんに言います。お坊さんはもしかして見えるのか、と聞いてきます……答えられない貴志に、お坊さんは優しく笑って答えなくていいと言ってくれます。

 話があったら来てくれと言ったお坊さんの名字は――田沼。息子とは話が合うかもと。

ワン親方
ワン親方

田沼。寺。最近越してきた……ああ、なるほどな。

いるのかいないのか。

 帰宅しながら、妖贔屓だな、とニャンコ先生に言われます。贔屓ではなく、言葉をかわしてしまったからだと。

 そうして、小さい頃に人間に化けてまで声をかけてくれた妖がいた、と話し出します。あの女性ですね。

 当時は傷つけられただけだと思っていましたが……今の彼は、会えて良かったと、そう笑います。

ワン親方
ワン親方

あの女の妖……貴志が寂しそうだから声かけてくれてたのかな。

 後日、学校ではまたあの中級の妖が校舎の外から貴志に手を振っています。そしてそんな妖の方を見ている男子生徒がもう一人。

 貴志は「見えるのか?」と声をかけます。裏庭に何か変なものがあるのか、と。

 その生徒は少し戸惑った感じはありましたが、「影が二つ見えた気がする」と言いました。でも多分気の所為だ、とね。

銀づち
銀づち

どうやらハッキリ見える、という程ではなく……けれど気になる程度には何かが見えるみたいですね。

 ここでようやく、男子生徒の顔が描かれます。

ワン親方
ワン親方

影とか気配とかが見える……他の人には見えないだと、たしかに気の所為って言われそうだな。

 彼は噂で貴志も何か見えるみたい、と聞いて話をしてみたかったそうです。けれどやはり気の所為だ、と田沼は言います。

 そこで貴志は「俺には見える」と言いました。けどナイショ。やはり自分たちが変なのかもしれないから。

 そうして二人は……ふっと笑い合うのです。

 貴志は妖にも心があって、心を交わしたならば人だろうと妖だろうと同じだと。

 翌朝、玄関先に中級妖怪たちからの御礼の品が置いてあって……妖が好きというわけではないものの、たまには相談に乗ってもいいかなと。

ワン親方
ワン親方

たまには……しょっちゅう来そうな予感!

銀づち
銀づち

どうでしょう? けど、また登場してくれると賑やかで楽しそうですね!

まとめ

 今回は貴志側の人間が登場する、というお話でしたね。まぁ、貴志やレイコほどハッキリ見えるわけではないみたいですが。

 そして見えないけれど払う力を持っている人がいて……、まさか妖から貴志に対し「人間から守ってください」なんて依頼が来るとは思いませんでしたが。

ワン親方
ワン親方

でも今回のことで、他にも見える人はいそうだと分かったな。

銀づち
銀づち

あと、妖退治する人とかもいそうですよね。

 しかしあんなすごい攻撃はなっておきながら、見えないから気休めのお清めだと思ってるなんて……ちょっと新鮮。

 あと、うるさいけど憎めない妖たちも登場しましたね。彼らが一回コっきりの登場とは思えないので……またの登場が待ち遠しい。

 個人的には貴志くんの幼少期に現れたあの女性の妖とかも、大きくなった彼と再会してほしいですね。仲直りと言うか……。

銀づち
銀づち

では、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


↓明るく憎めない妖たちが、本当に太鼓持ちしている様子や彼らがうたう歌を見たくなった方は↓

↓アニメだけでなく漫画の方も気になってきた方は↓とっても優しいタッチの絵です。

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銀づち
銀づち
マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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