【アニメ-MASHLE-】第18話『マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ』――黒い刀身と黒い炎とか、第三の目が疼きます【ネタバレ感想】

痛みと恐怖に耐え、友人であるマッシュをまち続けたフィンくんが格好いい話……が、前回。
初めてフィンくんの固有魔法も判明しましたね。チェンジズ……位置を交換する魔法のようで、応用の幅が広そう……けれどできればフィンくんには安全な位置にいて欲しいという親心に揺れてしまいましたね。

いや揺れたのはお前さんだけだ!
フィンくんをイジメていた相手に対しては……マッシュがしっかりきっかり倒してくれたのでスッキリです。
見事なまでの『ナースの壁打ち』でしたねぇ。
相変わらずフォームや動きが完璧で、面白い。漫画でもシュールなんですが、より細かく動きがわかることで、よりシュールな絵面になっている気がします。

マッシュの筋肉のつき方がアニメ版は本当にいい。
そして今回は……ついについに? マーガレット・マカロンとの直接対決が……くーるー? んですけれど、その前に神覚者のカルドがやってきて『あっち向いてホイ』対決ってどういうこと?
あっち向いてホイにレシーブにバック走……相変わらず魔法学校なのに魔法とは関係なさそうな単語が並ぶ第18話の展開を先に知りたくなった方は↓本編↓で!
漫画の方でも確認したくなった方は↓第7巻↓をチェックです!
前回のあらすじ
痛みと強さ。
チームの各自がもった水晶がすべて壊れると失格になるルールにおいて、すでにマッシュとドットのものが壊れてしまったマッシュチームのフィンは、唯一残った水晶を守るべく、カルパッチョに立ち向かう。
しかし圧倒的な実力差で血を流し、恐怖するフィンだったが、それでも水晶を渡すことは出来なかった。
ギリギリのところでマッシュが駆けつける。
いくら殴っても自身に攻撃が跳ね返ってくるが、マッシュは殴り続け、ついにカルパッチョの女神像にヒビが入る。
女神像からも直接攻撃が行われるが、マッシュは杖でテニスラケットを作り、女神のヒビを一点集中で撃ち抜くことで女神像を破壊。
痛みを知りたい、というカルパッチョに痛みを教えてあげるのだった。
前話より
↓アニメ・エンタメを心置きなく楽しみたい方は↓

今回のポイント
重たい自己紹介。
- 圧倒的な才能と存在感
- あっち向いてホイ
- ここは魔法学園です
残念イケメン来たる。
収穫の夏が来る
いつものごとく、ちゃんと前回のあらすじから入ってくれます。――マッシュは結構テニスもイケた。
前回の話でマッシュとは違うチームから一人ずつが脱落しましたが、今回の試験はチーム戦でチーム全員のクリスタルが壊れたら負け、なのでまだ試験結果が出ていない状態です。

チーム編成はこんな感じだったな!
※第17話時点でリタイア(クリスタル破損)になっている人物は赤字
- カルパッチョ・ローヤン(オルカ寮)、モア・トマト(レアン寮)、アオリオ・レモス(アドラ寮)
※モアは黒髪ロン毛、アオリオはポニテ - ランス・クラウン(アドラ寮)、マーガレット・マカロン(オルカ寮)、ボン・トルス(オルカ寮)
- マッシュ・バーンデッド(アドラ寮)、ドット・バレット(アドラ寮)、フィン・エイムズ(アドラ寮)

あれ? やられたのって二人じゃ……?

やられたのはそうなのですが、クリスタルの破損で考えるとマッシュとドットも入りますね。

そうだった!
この二人、速攻でクリスタル壊してたんだった!
モブキャラ含めた名前は第6巻の試験開始の時に出てくるので、気になった方は↓そちら↓をチェックしてみてください!
そしてモア・トマト(レアン寮)、アオリオ・レモス(アドラ寮)の前に、マーガレット・マカロン(オルカ寮)が立ちはだかります。

私はずっと勘違いしていたのですが、アオリオは男の子でしたね……漫画でも確認しましたが、女の子だと思い込んでました。

顔だけ見てるとそうも見えるなぁ、たしかに。
2対1の戦い。普通ならば一人であるマーガレットが不利そうですが……まぁ、散々天才と言われ続けたマーガレットが負けるという展開は見えませんよねぇ。
耳を澄ませたマーガレットは「レ」だと口にしました。それはマーガレット独自の強さの基準で、それで相手の強さがわかるそうです。
二人は8段階中の下から2番目の強さだそうです。だからさっさと水晶を置いていけと言うのですが、さすがに2対1ですから逃げようとはしません。

1対1だったら逃げて再起を図ったかもしれませんけどね。
ちなみに関係ないですが、アオリオはイケメン顔っぽい気がするので結構モテてそう!

本当に関係ない話!
結構声も格好いいです。
あと、何気にこの二人の魔法も格好いいんですが……初戦はモブ。マーガレットの強さを知らしめるための存在です。

いやでもこのド派手な魔法バトルはやっぱりいいなぁ!

マッシュルのアニメは本当に戦闘シーンが格好いいですよね! 漫画を忠実に表しつつも、アニメなのでしっかりとぬるぬる動きます。
同じ学生ですが、圧倒的な実力の差を見せつけたところで脱落チームが出たため、試験が終わりました。
ドットとランスの出番はなしでしたねぇ。
ここでドットとマッシュがダンスしたりインタビューごっこみたいな茶番を繰り広げるんですが、このやり取りが私は地味に好きです。
※ちゃんとインタビュー背景もアドラ寮のマークだったりしてこだわってる(笑)。
どんなふうなやり取りなのか知りたい方はぜひ↓本編↓でどうぞ!
会場に戻ってきた面々ですが、急に静まり返っています。というのも、マーガレットは実力がたしかだと言われていましたが、出世に興味がなくて公の場でしっかりと実力を披露してこなかったのです。
ついにマーガレットの本気が見れるのか「ごくり」という感じです。

収穫の夏ってなんのことかと思ったら、マーガレットの台詞だったのか!
はい。それで漫画だとここで話が一区切りで、おまけマンガに「魔法占い」があります。自分の未来を占うというやつですがこれがね……うん。
各キャラたちの魔法占いの結果が知りたい方は↓第7巻↓をご確認アレ! ちなみにおまけ①の左にある56話の表紙にはまたイケメンが載っていて、個人的にかなり好きなのでお楽しみに。
とにかく、楽しみにしているとマーガレットは去っていき、マイク(マッシュの胸筋)が気をつけろと警告をするのでした。
炎の神覚者とあっち向いてホイ
学園長の隣に、表紙にもなっていた細目イケメン? がやってきます。物腰は柔らかいものの、マッシュの存在を完全に認めているわけではない、という立場のようです。
彼の名前はカレド=ゲヘナ。神覚者です。
レインが神覚者になれたのは、マーガレットが出ていなかったから、という話がまた出てきます。

というかなぜ、レイン=エイムズはレインと呼んで、マーガレット=マカロンはマカロンって言うんでしょう?

そういや……なんか少し不思議だな?
よく分かりませんが、カレドは人材管理局の局長だそうです。人事のトップ。人の才能を見抜く目を持っている彼からして、今年度神覚者に最も近いのはマーガレットだと思っているようです。
そこまで言われても動じないウォールバーグに、カレドは理解が及びません。

マッシュみたいに魔力なしの人たちの才能を見抜くことはしてきてないでしょうから……そこだけがなんとも?

魔法の才能を見抜くことと、魔法以外の才能を見抜くことは違う気がするしなぁ。
控室ではドラマが起きる
選手控室。マーガレットの部屋では、マッシュに恥をかかされたというピアスの人がなんか言ってます。

なんか言ってるって、適当すぎる!
マッシュをぼこぼこにしてくださいとか、下剤を飲ませるだとか。そういういかにも小者っぽいこと言ってるんですよねぇ。

もちろん、マーガレットはそういう裏工作とか嫌いで、真っ向勝負したい派ですから断ってますけどね!

そしてまた出たぜオーター・マドル……暇なのか?
え?
……言われると、たしかにしょっちゅうマッシュのところにいるので、暇なのかも?
人事のカレドがこの試験を見守るのはわかりますが、オーターは……これ以上追求するのは止めておきましょう。
一方でマッシュ達の控室では……茶番が繰り広げられていました。
・なぜトレーニングをするのか?(BGM:ドットタロウ)
・なぜ重たい女であり続けるのか?(ドットではダメ)
詳しい茶番のやり取りは、これまた↓本編↓で! 地味にアニメオリジナルなのは、ドットの髪型です。漫画(第7巻)との違いを比べてみてください。
ドットが振られたり、マッシュがプロテイン飲んだり、フィンくんが帰りたくなったりしているところにやってきたのはカレド。
どうやらマッシュに興味があってやってきたようです。

オレっちとしては、ずっと持ってる格好いい剣が気になるぜ。
黒い刀身の剣とか中二心くすぐられるやつー、ですね!
ゲームをしようというカレドに、マッシュはいやだと断るものの、人材管理局の局長だという話を聞いて、一点。やりますと告げました。

そのゲームというのが、今回のタイトルでもあるあっち向いてホイ、というわけですね。

ゲームに勝てたら試験をパスってやばいな
ちなみに普通のあっち向いてホイではなく、マッシュは決められた範囲内から動くことなく、カレドが3秒数える間に彼が指さした方向を向いていなければ勝ち。
3本勝負です。
最初は上方向。マッシュは下を向きますが、床から魔法が飛び出てきます。強制的に上を向かされそうになりますが、上手く避けて左を向くマッシュ。
2回目は左右。素手で魔法を殴りながら下を向くマッシュ。それに感心するカレド。
そしてついにカレドは剣を手にします。黒い刃を覆う炎は、触れたものが燃え尽きるまで燃え続けるんだとか……怖い。
受け止められないので、マッシュも怖いと思わず呟いてしまいます。
最後の勝負は3方向。なのにカレドが直接切りかかってくるわけです。物騒な炎をまとったまま。
この勝負は……引き分けとなります。

ひゃっほー! こういう剣で切りかかってくるところとかも格好いいな!

派手な魔法もいいですが、こういうのもいいですよね!
剣は久々な気がします。アビス以来?
カレドは煽るようなことを言ってからそのまま控室を去っていきます。マッシュのことは理解不能だと言いながらも、少し認めてくれたのか。ここまで上がっておいで、的なことを言います。
口元アップでニヤリ、と笑う描写が良い……好き。
細目キャラのこういうニヤリ笑い良きですよねぇ。
第3試験――エビフライにタルタルか、タルタルにエビフライか
第3試験はシンプル。1対1のバトル。
実況解説とかがはいるわけですが、この説明が微妙に漫画と異なります。コインの枚数までアニメだと教えてくれますね。
あとフィンくんの台詞が増えていたので、フィンくんファンとしては超絶嬉しい。
戦闘前の栄養補給を行い合う二人。マッシュは当然シュークリームですが、マーガレットはエビフライで、タルタルソースをディップしまくります。
エビフライの味がわからなくなるくらいにつけるマーガレット。違うのです。実はマーガレットは……タルタルソースにエビフライをつけていたのです。

……?

エビフライが先か、タルタルが先か……深い話ですね。

どうでもいい!
ドットがマーガレットはヤバイ奴。ヤバいヤツ=強い、ということで間違いなくマーガレットが強いと確信します。
マーガレットが放つ魔力に、フィンくんが当てられて気分が悪くなってます。しかも、基礎魔法を放ってきます。
マッシュならそんな魔法簡単にレシーブでき……ない、だと?
魔法の勢いに押されて下がって行くマッシュ。そして壁にぶつかり――と、思ったらそこにマッシュはいません。
今度はマッシュの反撃が入りますが、これまたマーガレットは無傷。

互いに様子見か……いいねぇ!

これから盛り上がる! というところで今回は終わりです。
まとめ
今回はなんといってもマーガレット・マカロンはつえーんだぜ! が、強調されたお話でしたね。
それと、以前から登場はしていたけどまだまだ影が薄かったカレドの強者感だとか、存在感だとかを出す回、ですかね。

そして合間合間に入るシュールなギャグはいつもどおりで安心しました。

俺っちは第2試験後のインタビューごっこが好きだなぁ。
私も好きです。アニメでの背景の無駄なこだわりをするスタッフは愛すべき存在。ドットをアフロにしたのも良い。
微妙なアニメオリジナル要素を絡めてくるので、漫画と比べるのがマジで楽しいです。
どちらも見れる方はぜひともやってみてほしいです。
そしていよいよマーガレット・マカロンVSマッシュの本格的なバトルが開始となります。マーガレットの音楽の魔法は見た目が華やかですし、マッシュの筋肉は美しいので楽しみですね。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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