【アニメ-悪役令嬢転生おじさん】第4話『おじさん、ビーストを召喚する』――選択肢の答えは決まってる!【ネタバレ感想】

はい! 前回は生徒会の1年生メンバーも揃ってきて、いよいよ攻略開始? かなという感じでしたね。
生徒会のメンバーの個性も少しずつ分かってきて、そしてみんな変にスレてなくて良い子ばかり。仲良くしている姿はなんだか微笑ましい。
このままほのぼのでいくのかと思いきや、今回は少しシリアス? です。
皆さんも気になっていた、現代日本にいる憲三郎の家族たちの話が出てきます。
憲三郎は共をかばって車に轢かれてしまいました。その後、家族たちはどうなったのか!
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前回のあらすじ
中々高レベル(?)のバトルでしたが、やはり本物には勝てない。
生徒会で真面目に業務をこなしているアンナとグレイス。ヴィルジールはそんな二人の様子を観察していた。
アンナが困っているところを助けたグレイス。元々苦手だったはずの数字を克服しただけでなく、その功績をアンナに渡そうとする謙虚な姿にヴィルジールはかつてない胸の高鳴りを覚えた。
模擬戦をするオーギュストとリシャール。
結局勝敗がつかずに終わった時、オーギュストの背中に虫が止まる。誰もが虫が苦手で動きを止める中、グレイス憲三郎は平然と虫を掴んだ。
すぐに殺せといわれるが、虫といえど命。むやみに奪えないと森に帰すグレイスに、オーギュストのフラグが無駄にたった?
宝物庫にある武具の管理も生徒会の仕事。
飾られている武具を前に饒舌になるリシャール。その話の締めくくりがダジャレになっており、実はいつもこうであるため皆から話さないようにと言われていた。
しかしグレイスの見事なダジャレにリシャールは完敗し、膝をつくのだった。
グレイスたちと同じ1年のリュカとランベール。
ランベールがアンナに対してライバル心を持っており、彼女にきつくあたっていた。
それを緩和するため、グレイスがソロバンを与え、その使い方をアンナが教え、少し距離が縮まるのだった。
前話より
ランベール、ちょろい……私覚えた。
今回のポイント
マジカル&ビーストのビーストの部分
- 娘は良い子に育ちました
- 現実とゲームと
仲の良い親子。
ビースト召・喚!
いきなりハイテンションな憲三郎により、現状説明が入ります。どうも仮面ライダーのパロディっぽいんですが詳しくないので私はよく分からず。

特撮パロやらアニメや漫画のパロもかなりたくさん出てくるんですが、知らないのが多いですねぇ。
ちなみにレイ◯ースは分かりました。
でもパロも全力でしているっぽいところも好印象ですねぇ。
グレイスたちが入学してから1ヶ月が経ったころ、魔法習得の新たな段階に入っていました。

おっ? 卵……これって最初の授業の時にちらっとでてたやつじゃ?

そのとおり! ビーストの部分はこの卵だったみたいです。
アンナが呪文を唱えて卵が割れ、出てきたのは可愛らしいペガサス!
と、気になるところでOP! このOPはいいですね! なんかワクワクしてきます。
ペガサスについて生徒たちがザワザワと言ってますが、平凡な種族なんだとか。ペガサスで平凡か……でも可愛いので良し。
先生が鑑定します。その卵から生まれた生き物? をビーストと呼ぶそうなんですけれども、アンナのビーストは種族ペガサスで属性は風なんだとか。
アンナは嬉しそうですし、グレイス憲三郎もアンナにぴったりだと微笑ましそう。
で、ここで過去の現代のシーン。娘にラブ&ビーストのタイトルについて聞いています。

ビーストは従魔、か。だからパートナーって言ってたのか。

入学してすぐにビーストの卵をもらい、1ヶ月後にビーストが生まれて使える魔法の種類が増える……ゲームシステムではたくさんのビーストがいるっぽいですね。
単純な恋愛ゲームではなく、育成要素もあるゲームっぽいですね。
どんなビーストになるかでその後のシナリオや攻略にも変化がある、というのは中々に奥が深く、沼りそうですね。
そしてここで、この世界での属性の説明があります。ファンタジー世界での属性って、いろいろと細かい違いがありますからねぇ。
火、土、水、風の4種類だそうで、比較的シンプルですね。闇とか光の話はありませんでしたが、出てきたりするんでしょうか。

アンナの風は火属性をサポートするのに向いていて、水属性にサポートしてもらえると威力が高まって、土属性とは対立するんだな。

強い弱いだけでなく、補うとか対立関係とかがあるようですね。
属性を見極めて戦うことが大事ではあっても、それだけでどうしようもない時は補ってくれる属性の人がいると良い、ということですね。
細かいのが気になった方は是非↓本編↓をご確認ください。ガーネット先生がわかりやすく教えてくれますよ!
自分だけのビースト(従魔)
ゲーム知識もある憲三郎は、ならばこのビーストの部分はなんどもリセットして自分がほしいのを引き当てたいポイントだな、と思います。
そこで気になったのか。グレイスはあんなに問いかけます。もしもビースト召喚を何度もやり直せるとしたら、もっとレアなビーストが出るまでやり直すか、と。

攻略のことだけ考えるなら、リセットだよなぁ。

ですが、ここのアンナの答えがすっごく素敵なんですよ。
素敵な子が生まれてきてくれたからやり直す必要はない、とね。
言い方や流れもあるので、どんな感じかはぜひとも本編で。本当になんでリセットを? という疑問をいだいてそうな口調で「えぇ子やぁ」ってなりました。
レアじゃなかったなぁ、というガッカリした気持ちなど皆無な声。さすがヒロイン。
憲三郎はアンナのセリフに娘の姿が被りました。セリフはこの時なかったのですが、似たようなことを言ったのでしょうか?
と、場がざわつきます。
なんとヴィルジールとオーギュストが見学に来たようです。有名人なのでざわついたんですね。
ヴィルジールのビーストはグリフォンで風(緑)。オーギュストはガルーダで火(赤)。

個人的にビーストのデザイン結構好きです。

どっちもレアで魔力もやっぱり多いらしい。
ここでヴィルジールがアンナたちの方を見ます。アンナのペガサスは平凡らしいですが、二人は蔑むことなく、性質が素直で主人の能力を反映しやすい、努力家のアンナにピッタリと素直に褒めてくれます。
種族ごとのそういう特性があると考えると、たしかにアンナにペガサスは似合っている気がしますね。
憲三郎は「好感度が高そうな反応」とプレイヤー目線。
現れる手と、聞こえた声
いよいよ次はグレイスの召喚の番。一体どんなビーストになるんでしょう?
ここで、あの最初の魔法授業のときの最後、卵が登場した後の回想シーンが入ります。あの時、卵と契約、みたいなことをしていたそうです。

卵自体は亜空間? に。そして魔力を与え続けていて、それで成長していたってことだな。
グレイス憲三郎は、主人公アンナのビーストが無事に生まれたので、自分のビーストがどんなものであれ誰も気にしないだろう、と気楽に構えてます。

なんですが、オーギュストもヴィルジールもアンナもめちゃくちゃ気にしているのが面白い。
個人的にヴィルジールが結構気にしているのがツボ。人を国家に有用かどうかで見てしまうとは言え、ちゃんと婚約者のこと気にしてるんだなぁというのが良き。
ヴィルジール×グレイスがとても気になります。
この世界のグレイスは厳しい令嬢教育のせいで人当たりがきつくなっただけで、努力家っぽいですからね。能力的にはよさそ……でも人当たりキツすぎると外交が……いやでも強気だから社交界を牛耳れる?
憲三郎がいなくなって元のグレイスになった時どうなるのか、悩ましいですね。
グレイスのビーストが生まれようとした時、憲三郎の娘である日菜子の声が聞こえます。
それは先程のリセットについての話ですね。レアが出るまでリセットするのか、という。
日菜子はリセットしない派だそうです。ゲームの中でも生まれてきてくれたことをなかったことにしたら可哀想、と言う日菜子。

うおおおおおっなんて良い子なんだ! いい笑顔!

親御さんの教育が良いんでしょう。会ってみたい……あ、憲三郎か。
なんとも優しい笑顔で、憲三郎の娘なんだなぁ、となんとなく分かりました。
憲三郎も「そのとおりだ」と心のなかで頷きます。彼は何よりも知っているんです。この世界はリセットの効かない本物だから。
どんなものでも驚かずに受け入れる、というフラグを立てて現れたのは憲三郎とグレイスのミニキャラみたいな存在。
これが可愛いのなんのって。グッズでぬいぐるみとか出そうとか思ってしまいました(笑)。
さすがに驚くグレイス憲三郎。いえ、見ている皆が驚いて動きを止めます。
さらにさらにぃっ? なんと日菜子の声が聞こえて、どこからともなく光る手が出てきて、ちび憲三郎とグレイスを合成させてしまいました。

ただこの声はだいぶこもってる感じだな。

突然声だけパッと聞いたなら、誰の声か分からないかもしれませんね。
現れたビーストは赤いドラゴン? で、右前足に赤い玉を。左に青い玉を持っています。あー、これはあれですかね。2種類の……。
種族の正式名称は古代竜エンシェントドラゴン。レジェンド級のレアビースト。さすがグレイス。
さらに! 属性は火属性と水属性! 通常は1属性だけですし、しかも対立する水と火。かなりのどよめきがありました。
アンナの好感度が上がりながら「さすがグレイス様」と言ってますが、ヴィルジールは「さすがではすませられない」とちょっと呆れてました。
意外と……ヴィルジールはツッコミタイプなのかもしれません。
血統書付きです
と、ここで現代へシーンが変わります。憲三郎の娘、日菜子が大声で自己紹介中。

ここのポーズもパロらしいですが、私は知りませんでした。

血統書付きのおたくってなんだよそれ!
ハイテンションのまま、状況を説明してくれます。乙女ゲームマジカル学園ラブ&ヒーストをプレイしていたら、母親からの連絡が……。
ここで父親の憲三郎が事故にあったことを知ります。
病院で母と二人先生から話を聞きます。頭を強く打ったものの、特に強い損傷はなく……ただ、意識が戻らない、と。
夢を見ているような状態らしく、寝顔は健やかです。……なんて言われても、家族だったら心配ですよね。

んー、なるほど。死んだわけではないのか?

っぽいですねぇ……あと、グレイスのビーストが2種類の属性ってことは転生したと言うより、憑依して2つの魂がある状態なのかも?
夕方っていうのが余計にしんみりとさせてくれます。
二人、病院内を歩くシーンも……切ない。
特に母(憲三郎からすると妻)の表情が映らない角度(後ろを歩く娘が気遣っている感じの角度)なのもいいですね。
大怪我じゃなくてよかった、と無理に明るく振る舞おうとしている娘の声……どこか涙ぐんでいるんですよね……悲しいシーンなはずなんですが、良い。
おたくならではのキャラのモノマネをする娘に、ずっと無言だった母もようやく笑い、言い返します。
あと、憲三郎が助けた子どもも無事だったようです。
絶対目を覚ますって、と励まし合う母と娘。
そして母は入院の手続き。娘は一足先に家に戻って夕飯の支度やら何やらすることに。
リビングではゲームの画面が表示されていました。消すためにコントローラーを触る日菜子ですが、操作を受け付けません。テレビのリモコンも効きません。
表示されているのはアンナがグレイスに初めて絡まれるシーンで、セリフ枠が出てます。

って、おおおい! 名前のところにグレイス(憲三郎)って書いてあるぞ!

ちなみにちょっとグラフィックも異なるようです。
セリフが進んでいくと……あの「見識ある親御さんに~」云々の場面に。そして日菜子はグレイス(憲三郎)と書かれていることに気づいて「お父さんっ?」と心のなかで叫びました。

まぁ、誰でも叫ぶわな。
オタクの理解度
夜。日菜子は非現実的だと言いながらも、父の意識がこのゲームに入っているとしか思えない、と母に説明。すぐに納得得られないかと思いきや……
「なるほど。わかったわ」
という頷きが返ってきます。さすが親子。

お母さんもかなり異世界モノ見てきたらしいです。レイ◯ースはなつい。
レイアー◯は、以前アニメの再放送で見返した時「こんなに展開早かったっけ?」と不思議に思うほどでした。……いや、今はどうでもいいか。
ちなみにいろいろと早口でオタク知識語っていく時に段々と小さくなっていくのが、地味に面白かった。
とにかく現状確認です。
ゲームの名前は『マジカル学園ラブ&ビースト』。基本的に操作は受け付けてくれず、テレビの電源を切ることもできない。
本来の選択肢は出てこないものの、ストーリーを進めることは可能。それと直前の会話ログやコレまでのことを再生できる日記機能は使える模様。
当然、セーブ&ロードはなくて選択すらできません。
二人は日記で確認してみます。食堂での一幕。優雅変換(エレガントチート)という文字が画面に出てきて、憲三郎がいいそう、と思います。
さらに生徒会での一幕。アンナが計算に困ったときのフォローを見て、この実務能力は憲三郎っぽい。
あとなんといっても、宝物庫でのダジャレを聞いて確信する二人。
嬉しいのか恥ずかしいのかわからない感じで「お父さんだ」と同時に叫んでます。
身内がはしゃいでいる感じなのを見るのって、結構辛いものがありますしね。
憲三郎を救うには?
問題は父親をゲームの中から救出する方法です。普通に考えるとゲームクリアではないか、と考える日菜子。
と言うか、今のところそれしかできることがありません。

とはいっても、選択肢もなくてストーリーを進めるしかできないんだよなぁ。

なにはともあれ、話を進めていくしかない、ということですね。
娘の日菜子は徹夜してゲームを進め、ゲーム内で1ヶ月経った頃です。そう。ビーストの召喚までやってきました!

ここまでくると、あの手とか声がどういうことか、なんとなく想像できるな……なんでそんなことになってるかは分からんが。
と、ここで初めてゲームに選択肢が出ます。ビーストの召喚を手助けしますか、というね。

本来ビースト召喚は運ゲーだそうです……実際発売されてたと考えると、賛否両論ありそうなシステムですね。
父を手伝うかどうか、という選択肢。答えは決まってますよね。
そしてゲームシステム? の声がします。グレイスと憲三郎の魔力からビーストを合成する、らしいです。
二人の魔力、ということはそれぞれ別々……やはり転生というより憑依なんでしょうね。

今の表面意識は憲三郎っぽいが、グレイスもどこかにいるのか……。

最後は憲三郎が現代に帰ると考えると、その後はグレイスになるんでしょうが……また性格がキツく戻るのか。憲三郎のときの記憶を元に変わるのか……。
手で直接合成、と言われて戸惑いつつ。タッチパネル的な? と思って画面に触れてみる日菜子。するとなんと手が画面に沈んでいくじゃないですか。
そうしてあのドラゴンのビーストが生まれたわけですね。

手をかすって、本当に貸してるし!

これ、お母さんが手を貸していたら結婚指輪とかで憲三郎も気づけたのかな、とかちょっと思っちゃいました。
そこがちょっと気になるところですが、現代とゲーム内を行き来する、不思議だけど面白い展開来ましたねぇ!
これは次回が楽しみです!
まとめ
ということで今回は今までと違う雰囲気のお話でしたね。今まではお話3本立て、みたいな雰囲気でしたが、ゲーム内と現代日本とに別れたお話でした。
今後もこんな感じに進むんでしょうか?

いやぁっ、でもワクワクしたな!
主人公だけの特別なビーストとかって、やっぱりいいなぁ。
たしかに。2種類の属性を持っているというのはとても特別っぽいので……今後の活躍に期待できますね! 格好いいけど同時にどこか可愛らしいドラゴンなので楽しみです。
あと、グレイスがモテモテなのも注目したいポイントですね。
以前、商業誌になる前のヴィルジールを見た時にはあまり「人間っぽくない」雰囲気を感じていましたが、アニメ見て一番印象変わりました。
え、アンナはどうだったかって? ……印象は……同じです!(さすグレ要員)
特別なビースト。グレイスと彼女を取り囲む皆との関係性。今後も目が離せません!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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