【WIND BREAKER】一人の孤独な少年が、英雄になる話は好きですか?-はい好きです【アニメ-ネタバレ感想まとめ】

WIND BREAKERの各話感想をまとめました。
こちらだけで全体の話がなんとなくつかめるようにしておりますが、気になるお話があったら、ぜひ各話に飛んで読んでいってください。
最新のネタバレ感想はコチラ>>【WIND BREAKER】第10話『対話』――受け入れるためには、向き合わなければならない【アニメ-ネタバレ感想】
↓WIND BREAKERってどんなお話?↓

原作著:にいさとる・連載:マガジンポケット(講談社)
作品概要
彼らは、最強の不良軍団。そして、街の英雄───。偏差値は最底辺、喧嘩は最強。超不良校として名高い学校・風鈴(ふうりん)高校。この春、そんな風鈴のトップを目指して街にやってきた風鈴高校1年生・桜遥(さくらはるか)は、風鈴高校が“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられた街を守る集団となっていたことを知る。そして桜は、風鈴の一員として街を守るため戦い始めることに──!
不良高校生・桜の喧嘩英雄伝説、開幕!!
WIND BREAKER第1巻説明文より
↓漫画・アニメを思う存分に楽しみたいならば!↓
- 第1話『サクラとフウリン』――あとは君がコチラを向くだけだ
- 第2話『憧れのヒーロー』――思い込みを捨てた先には、見えなかったものが見えた
- 第3話『頂に立つ男』――その日、人間の体温が高いことを少年は知った
- 第4話『衝突』――お願いしますと、ケンカを初めて託された
- 第5話『優しい男』――想像力と経験が、君をまた一つ進ませるだろう
- 第6話『その背中を追って』――任せるという信頼の言葉はくすぐったいと知る
- 第7話『負けられない戦い』――沈んだ太陽が再び登る日まで
- 第8話『思いを継いで』――あの日、しなければならなかったこと
- 第9話『梅宮の流儀』――山の上の宝箱の中身はなんだろう?
- 第10話『対話』――受け入れるためには、向き合わなければならない
- 第話
第1話『サクラとフウリン』――あとは君がコチラを向くだけだ
強いやつが好き。
桜遥(さくら・はるか)は生まれつきの見た目から周囲から忌避され、否定され続けていた。
そんな中で彼が見つけた自分の存在価値が喧嘩の強さだった。
桜は強さがすべてという風鈴高校に入学し、そこでてっぺんを取ると決めた。
ある日桜が風鈴の制服を着て町を歩いている女性が不良たちから絡まれていて、助けた。そのお礼にと女性ことはに喫茶店に連れて行かれてオムライスを奢ってもらい、風鈴高校の話を聞くが、ヒトリの桜にてっぺんは取れないと警告された。
その後また街を歩いていると先程の不良たちが再び桜に絡んできた。1人で戦っていく桜だがそこに来てしまったことはをかばいながらで怪我をしてしまう。
そのピンチに駆けつけたのが風鈴高校の先輩たちで……町の嫌われ者だった風鈴高校の生徒は喧嘩で街を守るヒーロー『ボウフウリン』と呼ばれる存在になっていた。
桜は葛藤しつつも、そんなヒーローを受け入れるのだった。
【WIND BREAKER】第1話『サクラとフウリン』――あとは君がコチラを向くだけだ【アニメネタバレ感想】
ヒーローとか……格好いいじゃないか。
第2話『憧れのヒーロー』――思い込みを捨てた先には、見えなかったものが見えた
ダセェ。
いよいよ入学式の日。桜は入学が午後からだったが、張り切って10時前から制服を着ていた。
そんな中、ことはの喫茶店で楡井という同じく今日から風鈴に入るという男子生徒に出会う。ドジな彼はとても派手な格好をしており、桜は見た目から入るやつは喧嘩になったら逃げるから「ダサイ」と言った。しかしそんな桜にことははもうちょっと知ってから判断しても良いのではと言う。
その後、楡井は男たちから絡まれていた女性をかばうが、喧嘩は弱くやられてしまう。それでも風鈴だからと立ち向かう彼のもとに桜が駆けつけ、相手を倒す。その強さに楡井は尊敬を抱き、桜は楡井のことを「弱いがダサくはない」と見直す。
打ち解けた二人が一緒に風鈴高校に向かうと、二人は同じクラスだった。
早速クラスへ向かうと視線は集まるが、先日桜が街を守った話が伝わっており、概ね好意的に受け入れられる。
しかしそこに杉下という生徒が机を投げつけてきて、桜は楽しげに笑った。
【WIND BREAKER】第2話『憧れのヒーロー』――思い込みを捨てた先には、見えなかったものが見えた【アニメ-ネタバレ感想】
風鈴高校は不良高校。
第3話『頂に立つ男』――その日、人間の体温が高いことを少年は知った
うぇーい! やるじゃねーかと初めて言われた。
いきなり喧嘩をふっかけてきた杉下はボウフウリンのトップの狂信者で、桜がテッペンを取るといった発言にキレたと判明。
そのまま喧嘩の続きをと思ったら校内放送がかかり、その声がボウフウリン総代の梅宮だったことで場は静まり返る。明るくふざけた口調なのに全員に一体感を覚えて桜はどんな男か気になった。
街の見回りではただ歩くだけ、ペンキを塗って落書きを消すなど地味なことをしたが、柊から「必要としたりされたりするのも楽しい」という言葉に考え込んだ。
そんな中、他のチーム『獅子頭連』との境界線で中学生が獅子頭連に追いかけられているのを発見する。桜と杉下は相手の境界に入ってまで獅子頭連を蹴り倒し、それをきっかけに獅子頭連と一触即発に。
今回のことを梅宮に話すため、学校の屋上へと向かうとそこには……野菜の苗を嬉しそうに抱える男がいた。
【WIND BREAKER】第3話『頂に立つ男』――その日、人間の体温が高いことを少年は知った【アニメ-ネタバレ感想】
夏はバーベキューだ!
第4話『衝突』――お願いしますと、ケンカを初めて託された
暖かくなる、初めての経験。
初めて対峙したボウフウリンの総代梅宮は、明るいが暖かく、一緒にいると安心するような男だった。
屋上で事情が話される中、風鈴高校に獅子頭連の頭取、兎耳山が乗り込んでくる。ボウフウリンの生徒たちを薙ぎ払いながら。
兎耳山は梅宮とタイマンをして、勝ったら梅宮をボウフウリンごともらうと宣言。
その後、他にも関連のあるものたち同士もタイマンをする5対5のケンカが行われることとなった。
その日の夜。ことはの喫茶店に集まるボウフウリンメンバー。
ここで梅宮とことはが同じ施設で育った兄と妹のような関係で、ことはが桜と同じ年だと判明する。
そして中学生の笹城に「お願いします」と頭を下げられ、桜は「任せとけ」と答えて、初めて誰かのためのケンカとして獅子頭連との戦いに望むのだった。
【WIND BREAKER】第4話『衝突』――お願いしますと、ケンカを初めて託された【アニメ-ネタバレ感想】
任せとけと、少年は初めて言った。
第5話『優しい男』――想像力と経験が、君をまた一つ進ませるだろう
あれが優しい男のする目か?
獅子頭連のアジト、オリと呼ばれる潰れた映画館。
そこで最初に戦いの場に立ったのは杉下と有野だった。
遥は「まだ決着がついてない。こんなだせぇやつに負けるやつと勝負はしたくないから負けるなよ」と彼なりの檄を送る。
ケンカは有野が梅宮を使って杉下の注意をそらして一撃を加えるが、有野の一撃を受けてもびくともしなかった杉下の一撃で有野が沈んで終わった。
次は蘇芳と有野の親友鹿沼の戦い。
しかし蘇芳の武術による受け流しの技術で弄ばれるように転ぶ鹿沼。そんな鹿沼に獅子頭連のメンバーたちが「真面目にやれ」と野次を飛ばす。
蘇芳は「大人になるためには想像力が必要だ」と言った。自分が蔑み笑っていた立場になる想像が頭に浮かぶ鹿沼。蔑むような十亀の目と「もう仲間じゃない」という言葉を向けられ、鹿沼は想像を現実とした。
蘇芳はそんな彼を見て「大人の階段、一段は登れた」とステージを降りるのだった。
【WIND BREAKER】第5話『優しい男』――想像力と経験が、君をまた一つ進ませるだろう【アニメ-ネタバレ感想】
階段、登れたね。
第6話『その背中を追って』――任せるという信頼の言葉はくすぐったいと知る
知らない間に厨二病加速していた知り合いに再会した気分。
二人が圧倒的実力差で負けたのを見た獅子頭連のメンバーたちはざわついた。
そして次の対戦は桜と十亀……ではなく、柊と佐狐。
二人は昔からの知り合いのようで挨拶するが、佐狐は無言。そのまま喧嘩が始まりますが、高レベルな戦いに周囲が盛り上がる。
若干柊が押されているように見えるケンカに、宇佐美や十亀は出会った時の佐狐を思い出す。ヤケクソのようにケンカをしていた佐狐の姿を。
突如スピードを上げた佐狐の動きについていけなかった柊が回し蹴りを受けて吹き飛ばされるが、桜の檄を受けて立ち上がり、そこからは佐狐を押していく。
二人は小学生からの付き合いで、佐狐にとって柊はあこがれの人だった。そんな人から言われた「お前はついてくるな」という言葉にショックを受けた。それだけは言ってほしくなかったから。
柊が勝ったことで佐狐の革ジャンを脱がせようとする十亀に、柊がまだ対処するのは早いだろうと言います。十亀の勝負が終わってからでもいいだろう。
何があるのかわからないのだから、と。
【WIND BREAKER】第6話『その背中を追って』――任せるという信頼の言葉はくすぐったいと知る【アニメ-ネタバレ感想】
疑惑が浮上してしまった……。
第7話『負けられない戦い』――沈んだ太陽が再び登る日まで
彼は間違いなく太陽だった。
ついに始まった桜と十亀の戦い。力の絶対信仰をうたう副頭取だけあっておされていく桜。それでも十亀の戦いに合わせて一撃食らわせるが、致命傷にはならず……逆に頭を掴まれて叩きつけられる。
お前は弱いと、組織という強さがないと何も出来ない。我を通すことが出来ないのだと十亀に言われた桜。
そんな風に思われてるならなおのこと負けてられないと猛攻を繰り広げていく。
戦いの中で、十亀は桜から「中坊を追い回すようなやつら」と言われて、初めて知ったあの日の事実に、鹿沼たちからオレンジの革ジャンを剥ぐ。
そして十亀は思い出す。
獅子頭連に誘ってくれた兎耳山。当時の兎耳山は太陽のように明るく楽しそうで、十亀はそんな彼が獅子頭連の頭取になれば組織はもっと良いものになると思っていた。
なのに頭取になった兎耳山からは笑顔が消え、周囲が弱いことが認められなかった。兎耳山が皮をはぐ姿に耐えられず、自分が泥をかぶることを決めた日のことを思い出し……しかし結局、獅子頭連は中学生を追い回すような「力の絶対信仰」とはかけ離れたものになり、兎耳山の笑顔は戻らず。
桜から「何がしたいんだよ」と問われた時、答えることが出来ないのだった。
【WIND BREAKER】第7話『負けられない戦い』――沈んだ太陽が再び登る日まで【アニメ-ネタバレ感想】
何がしたいかわからなくなった。
第8話『思いを継いで』――あの日、しなければならなかったこと
今更気づいてしまった。
桜はケンカをしていて初めて相手のことを知りたいと思った。
一方の十亀は、兎耳山が執着していたボウフウリンと揉め事が起き、彼らと戦うことでなにかが変わると思っていたが、自分たちに正義がないことを知って絶望していた。ただ巻きこんでしまっただけだと。
間違いに気づいて肩を落とす十亀に、桜は容赦なく言葉を重ねる。
たとえ相手が恩人でも強くても、自分を曲げたりしないという桜に……十亀は気づく。自分はあの日、兎耳山と向き合うことから逃げたのだと。自分を押し通すことをしなかったことに。
そして互いにさらけ出すように楽しげにケンカをしていく二人だったが、十亀はけじめとして最後の一撃を受け入れ、負けを認めた。
次の戦いの兎耳山を止めようとするが兎耳山は負けた十亀に興味はなく……獅子頭連は弱い奴らばかりだと言い捨てる。
梅宮は桜と十亀のケンカにも何も感じず、何にも気づかない兎耳山に残念だと言いながら拳を突き出す。
――それがわからないやつに負けない。
そう言いながら。
【WIND BREAKER】第8話『思いを継いで』――あの日、しなければならなかったこと【アニメ-ネタバレ感想】
分からない。彼にはわからない。
第9話『梅宮の流儀』――山の上の宝箱の中身はなんだろう?
いらない。全部いらない。
雨が強く降る中、兎耳山と梅宮のケンカが行われていた。猛攻を仕掛ける兎耳山。梅宮に確実に入っているが、梅宮に効いている様子はなく、首を傾げる。
しかし梅宮は兎耳山の拳は軽いから効かないと言う。わけがわからない兎耳山ががむしゃらに向かうが、梅宮にまるで効かずむしろ重たい反撃を受ける。
昔の兎耳山の拳は重かったと梅宮は言う。あの時の兎耳山のそばにあったもの、それを思い出せと梅宮は兎耳山に頭突きを食らわし……兎耳山は自分の心と向き合う。
そして十亀にずっと苦しげな顔をさせていたこと、自分のことを分かっていなかったことをようやく理解した。
兎耳山は謝り、頭取を降りて獅子頭連を梅宮に託したいと言うが梅宮は嫌だと断って「友だちになろうぜ」と笑うのだった。
【WIND BREAKER】第9話『梅宮の流儀』――山の上の宝箱の中身はなんだろう?【アニメ-ネタバレ感想】
面白い人。
第10話『対話』――受け入れるためには、向き合わなければならない
なんでそんなに簡単にできるのか。
あらすじ
【WIND BREAKER】第10話『対話』――受け入れるためには、向き合わなければならない【アニメ-ネタバレ感想】
そうすればテッペンだって穫れる。
第話
ひとこと
あらすじ
記事リンク
ひとこと
↓漫画・アニメを思う存分に楽しみたいならば!↓