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WIND BREAKER
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【WIND BREAKER】第7話『負けられない戦い』――沈んだ太陽が再び登る日まで【アニメ-ネタバレ感想】

WIND BREAKER(アニメ)第7話ネタバレ感想(画像参照:WIND BREAKERアニメ公式より)
銀づち
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 憧れた背中。その背中を突然失って荒れてしまった佐狐。その途中で獅子頭連にスカウトされて……自分を捨てて仲良しこよしをしている柊を逆恨みしてしまっていた模様。

 柊としてはついてくるなと言ってしまった彼から敵意を向けられても、それでも受け入れる器のデカさ。そんな柊をも魅了する梅宮。梅宮至上主義な杉下は柊にライバル心とか反発心抱いてなさそうだけどどう思ってるのかな、など。

 いろいろと人の関係が見えてくる話でもありましたね。

 今回は……ついに我らが主人公桜遥の戦い。相手は獅子頭連ナンバー2の十亀! 中身的に子供と大人みたいな雰囲気の違いはありますが……十亀の実力は?

ワン親方
ワン親方

策略だけのナンバー2……ではなさそうだよなぁ。

銀づち
銀づち

獅子頭連はボウフウリンと違って強さこそすべて、的な感じがあるっぽいのでケンカ自体強そうですよね。

 初っ端、十亀の過去っぽいシーンが流れて「なにー?」となるところからのスタートですが、もちろん主人公の戦闘も格好いいので見どころ盛りだくさん!

 先にそんな第7話を見たくなった方は↓本編↓へゴーです!

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前回のあらすじ

  憧れた背中。

二人が圧倒的実力差で負けたのを見た獅子頭連のメンバーたちはざわついた。

 そして次の対戦は桜と十亀……ではなく、柊と佐狐。

 二人は昔からの知り合いのようで挨拶するが、佐狐は無言。そのまま喧嘩が始まりますが、高レベルな戦いに周囲が盛り上がる。

 若干柊が押されているように見えるケンカに、宇佐美や十亀は出会った時の佐狐を思い出す。ヤケクソのようにケンカをしていた佐狐の姿を。

 突如スピードを上げた佐狐の動きについていけなかった柊が回し蹴りを受けて吹き飛ばされるが、桜の檄を受けて立ち上がり、そこからは佐狐を押していく。

 二人は小学生からの付き合いで、佐狐にとって柊はあこがれの人だった。そんな人から言われた「お前はついてくるな」という言葉にショックを受けた。それだけは言ってほしくなかったから。

 柊が勝ったことで佐狐の革ジャンを脱がせようとする十亀に、柊がまだ対処するのは早いだろうと言います。十亀の勝負が終わってからでもいいだろう。

 何があるのかわからないのだから、と。

前話より

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今回のポイント

 彼の手を汚すくらいならば。

  • 十亀と兎耳山
  • 楽しかったあの頃……
  • 正義はどこにもなかった

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負けられない

 最初は雨が降っているシーンから。

ワン親方
ワン親方

あれ? 雨降ってたっけ?

銀づち
銀づち

いえ。これは十亀の回想シーンですね

 オリの前での光景。雷鳴轟く中、倒れている誰か。獅子頭連のオレンジの革ジャンは着ていないので、この人物は誰なんでしょうね? なんとも意味深なシーンです。

 兎耳山に名前を呼ばれてハッとする十亀。佐狐を前にして昔を思い出していたらしいです。

 十亀はぼーっとしてたと謝ってから、遥かに声をかけます。

 十亀の戦いが始まるとなって獅子頭連は大盛りあがりです。

 緊張した様子なくステージに上る遥。応援が入る中、梅宮から「たくさん話ししてこい」と言われる遥。

 ケンカは対話だ、と言われてよく分かっていませんが……「任せろ」と言ってしまってからの戦いです。どこかいつもと気合いの入り方が違うように遥は感じてました。

 そして同じくステージに上る十亀はメガネを外しつつ「ゆっくり楽しみたい」と言うんでした。

 ここでOP! んでもって相変わらず十亀の声がエロい! 今回もやっていきましょう1

 始まるケンカ。拳を構える遥かに対し、十亀はレスリングみたいな突撃の姿勢で……やはり初手から突っ込んできます。体格も良い咎めにこんなタックルされたら苦しいですよ。

 押し倒されてしまう遥。そのまま目が怪しく光る十亀の拳を食らいそうになりますが、柔軟な体を使って難を逃れます。

ワン親方
ワン親方

遥、まじで体柔らかいよな。

銀づち
銀づち

柊が内心で遥の強さを認めつつも、十亀が獅子頭連を押さえつけられているのは実力があるからだと言ってます。本当に強いみたいですね。

 いいですね! 前回ともまた違う戦い方! 毎回戦い方が違って個性があります。喧嘩というとただ殴るだけなイメージありますが……いろいろパターン出してきてくれているのが嬉しいですね。

 遥は避けるので精一杯。というのも、兎耳山と十亀は昔から獅子頭連の中では別格レベルで強かったらしいです。今までの3人とはレベルが違う、とね。

 ですが遥も負けてません。合わせてきて一撃蹴りを食らわせますが、十亀はかなり頑丈みたいでものともせずに遥の足首を掴んで転がせて、足を踏み降ろしてきます。下駄もはいてますし、これは危ない。

 そして以前、遥かに「ダサイ」と言われたこと結構気にしていたそうです。意外と繊細

 床を転がる遥をもぐらたたきのように足を振り下ろして潰そうとする十亀。避けて突進する遥ですが、頭を掴まれて床に叩きつけられます。獅子頭連が盛り上がります。

 遥はぐったりしていて、そんな彼の襟元を掴んで引き上げる十亀。これだけで伸びるなんてダサイ、と言い返してきます。

 梅宮も柊も何も言わない中で、十亀が結構喋ってくれます。ボウフウリンという組織が強いから強がってるだけでしょうと、一人になったら何も出来ないと。

 そこで遥かが血だらけで動き出します。

 遥はたしかに力がないと自分を押し通せないと認めながら、猛攻を繰り広げます。十亀に自分がそういう人間に見えているなら絶対に負けられないと遥は言いますが、「負けられない」と言う時の遥の表情が良い!

銀づち
銀づち

単なる格好良さとは違う……どちらかと言うと少し狂っているような感じにすら見えるんですが、それがいい。何より声がいい。

 獅子頭連の観客がビビり、楡井が遥の強さに驚きます。

 ただ「なんちゃって信仰」という言葉にブチギレちゃいます。彼は獅子頭連という組織を大切に思っているみたいですね。遥かに十亀の蹴りがまともに入ります。パワー系の一撃が入ったわけで……遥は動けません。

 頭を足で床に押さえつけられてしまう遥。

 私、避けるのかなとか思っていたのでちょっと衝撃でした。動揺しているのは楡井だけで、蘇芳は真剣な顔で「まだだ」と遥を信じているようです。遥はまだ動きます。

 しかも「弱いものいじめクラブに改名しろ」とまだ挑発します。……いえ、挑発というより遥の目から見た獅子頭連はそういう組織にしか見えないんですよね。本気の言葉です。

 言っていることとやっていることが違う、と遥は言ってますが、たしかにそのとおりです。中学生追い回して楽しんでるようなのが「強さの絶対信仰」というのは違うでしょうね。

 十亀は「もう喋るな」と再び足を持ち上げます。遥は倒れている人をボコり、中学生を追い回す奴らに負けられないと叫びますが、足は振り下ろされて――。

正義はなかった

 十亀の足は遥の頭ではなく、床に落とされてました。そして彼は言うのです。

ワン親方
ワン親方

知らない、か。中学生を追い回していたことは……たしかにその後で来たもんな、十亀。十亀が指示出してたのかと思ったが、違ったか。

銀づち
銀づち

十亀はボウフウリンが境界を超えてきたことに納得するようなことを言って、その場を離れます。

 鹿沼と有馬の元へ向かう十亀。二人は怯えてます。

 十亀も風鈴が意味もなくあそこにいたことに疑問は覚えていたようです。だから鹿沼たちに何をしていたのかと凄みながら聞きます。鹿沼たちは怯えながら、見かけない中学生がいたから遊んでいた、と言いました。

 言い訳のように「最初に言い出したのは猿渡(あの時遥たちに気絶されてたやつ)で」と有野が言いますが、問答無用で十亀に殴られます。そしてオレンジのジャンバーを剥がします。

ワン親方
ワン親方

咎めは獅子頭連の名前を汚したくない、のか? とにかくポリシーはあることがわかったな。

銀づち
銀づち

十亀はそうなんですが、兎耳山は「そんなのいいから続き」と言っているので……やっぱり兎耳山がすべての元凶な気がします。

 それからまたせてごめんとステージに戻る十亀。遥はふらつきながら立ち上がり、十亀を見ますが、十亀の表情は先程までとはどこか違い……?

 どう言ったら良いんでしょう。さっきまでは遥に獅子頭連をバカにされてキレていたのに、今はどこか申し訳無さそうな……穏やかな顔です。

獅子頭連という組織

 アイキャッチがはいり、ここからいきなり場面が変わります。WIND BREAKERはこんな風に唐突に場面変わりますね。

 祭り? の景色が流れて初視聴の私が「?」となっていると、一人で喧嘩して何人も倒している十亀。祭りのハッピ着ていることから、従業員がワンポインですが獅子頭連のメンバーと戦ってます。

ワン親方
ワン親方

何事だ?

銀づち
銀づち

わかりません。……難癖つけられて対応していた、とかそういうことでしょうか?

 そこへ駆けつけてくる獅子頭連の増援。その一人が兎耳山で、彼は喧嘩が強い十亀を褒めて仲間に誘います。そうして十亀は組織に入ったようです。

 ちなみに変に顔を隠していない十亀は普通にイケメンです。

 十亀は押しに弱いのか。の

兎耳山の誘いを断りきれず、十亀は獅子頭連へ。

ワン親方
ワン親方

なんつーか。この時の兎耳山の目は普通だな……なんかあって今の死んだ目になったのか。

 それが二人の出会いで……十亀はもともと喋る方ではなく、コミュニケーション苦手だったんだとか。兎耳山が誘ってくれて、彼が明るく話しかけてくれることで仲間が増えていった。当時の獅子頭連の雰囲気はなんとも仲良さそうで、良い連中って感じですね。

銀づち
銀づち

いくつかのイラストで進んでいきますが、鹿沼や有馬っぽい人もいますね。

力の絶対信仰とは

 ある日、兎耳山が楽しそうに十亀に言います。『力の絶対信仰』の意味について。

ワン親方
ワン親方

「誰にも屈することなく自分を押し通す誓い」、というのが本来の意味か

銀づち
銀づち

今の彼らの行動とは……合わない感じしますね。どこで歯車が狂ったのか。

 ちなみにこの時の十亀はまだあの変な色眼鏡つけてなくて、ちょっと気弱な喋り方の青年でした。

 力は自由になるためのもの

 そんな獅子頭連を代表する言葉とおりに過ごしていた兎耳山たち。新人がすごく強いと獅子頭連の中でも噂されていて……鹿沼がぼこられた変わりに二人だけで他の組織に殴り込んだとか。

ワン親方
ワン親方

zincってグループ……どっかで聞いたような……聞いてないような?

銀づち
銀づち

多分初めてだと思います。一番最初に遥がぶつかったグループ名はまた違ったので。

 この時は本当に仲間のために相手の組織に殴り込むような気の良い存在だったみたいですね。誰よりも自由になるために、強さを求めていた。

 一番強い人が一番自由。そしてそれが楽しそうだからと兎耳山はそんなふうに考えて楽しそうに笑っていました。

 その時の兎耳山は獅子頭連の教えを体現している存在だったみたいです。そして十亀は兎耳山といるとみんなの輪に入れて、楽しかったみたいです。兎耳山についていくことで自由になれた気もしていて

 だから十亀は兎耳山が獅子頭連の頭取になればもっと獅子頭連はいいものになると、そう信じていた。

ワン親方
ワン親方

いい笑顔浮かべてるじゃねえの!

銀づち
銀づち

兎耳山がぼこぼこになりながら十亀に肩車されているのは……おそらく頭取の戦いに勝利でもしたってところでしょうか?

 特に説明がないのでどういうシーンかは想像するしかありませんが、楽しそうな雰囲気がとても良く伝わってきます。

太陽は沈んだ

 ですが、頭取になった兎耳山は……楽しそうじゃなくなります

 今まで過去シーンは晴れていたのに、空は曇り、遠雷がしていて……話の途中で雨が振り始めます。

 兎耳山はどうしたら楽しくなるか考えて、チーム全体が兎耳山と同じくらい強くなれば良いんだと思うと十亀に言いました。十亀は最初心配そうでしたが、少しホッとした顔をします。みんなを鍛えるということだと思ったからです。

 みんなに話そうと十亀が言いかけた時、駆け込んでくるチームメンバー。zincって奴らに襲われた仲間がボロボロになっていました。十亀はまたあいつらかと兎耳山に行こうと言いかけましたが、兎耳山はそれより早く駆け出して……zincに負けたチームメンバーに飛びけりをしてました。

 やられっぱなしで帰ってくるなんてチーム全体が強くならないから止めてくれとね。

銀づち
銀づち

弱いやつは獅子頭連にはいらない、と革ジャンを剥ぐ兎耳山……この光景はいつぞやもみましたね。

ワン親方
ワン親方

十亀と初めて会った時と一緒だな

 雨が降る中、仲間の証である革ジャンを剥がされて地面に倒れ込む仲間……仲間だった存在を十亀は呆然と見つめてます。どうやらこれがOPのシーンみたいですね。

 一応十亀は最初、兎耳山の考えを否定しようとしました。ですが頭取は自分だから自分が決めると強硬な兎耳山。自分の考えに反対するなら十亀もいらない、出ていってくれと。

 十亀は分かったとうなづいて、すべての泥を自分がかぶると決めたようです。皮をはぐ役目という嫌な役を兎耳山の代わりに請けおって。太陽みたいな兎耳山はみんなから愛されなきゃいけないから……自分を隠すために色眼鏡もつけたっぽいですね。

 再び兎耳山が笑顔を取り戻せるまで、そうすると決めた。

 というところで……回想シーンは終わります。十亀の動きはにぶり、遥の攻撃が刺さりますが、遥は十亀が本気でないことに気づきます。

 十亀には覇気がありません。

 何がしたいんだと遥かに問われた十亀。前髪をかき分ける彼の向こうに兎耳山が見えるんですが……「なにがしたいんだろう」と自重する十亀……で、終わってました。

ワン親方
ワン親方

ちなみにおまけは……今まで遥が頭で受けてきたものらしいが……!

銀づち
銀づち

気になった方は本編で……

ワン親方
ワン親方

……いや、モザイクばっかでわからねーよ!

 説明するためにイラスト用意してくれてるっぽい遥が可愛かったです。

まとめ

 今回は遥の話と言うよりは、十亀と獅子頭連の話でした。

ワン親方
ワン親方

梅宮や柊の話から昔の獅子頭連はいい感じだったとは聞いてたが、本当に悪くないチームだったんだな。

銀づち
銀づち

今では兎耳山の目は完全に光がないですが、昔は本当に可愛らしい少年でしたね。

 なのに……なぜ頭取になった瞬間……いえ。目標がなくなってしまったんでしょうか。あと、組織のトップという重責に耐えられなくなったのかな。

 梅宮はそんな兎耳山と退治した時に「辛かったな」と言ってましたね。重責には当人が頑張らないといけない部分もありますが、それを支えてくれる仲間も重要で……十亀はその支え方を間違えた。

ワン親方
ワン親方

柊が言ってたっけ。こんなやり方で獅子頭連が強くなるとは思えないって独り言を。

 柊もなんとなく獅子頭連の状態について気づいてたんでしょうね。

 そして……たぶん十亀も間違ってしまったことはなんとなく分かっていても、他の方法が分からず……遥と喧嘩しながら無気力になってしまった。のが今回でした。

 次回、どうやって十亀は「本当は何をスべきだったのか」について理解するのか……楽しみですね。

銀づち
銀づち

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 今回は中々痛々しい喧嘩になりますが、迫力ある戦いと純粋十亀が見たくなった方は↓本編↓へ

 思う存分に原作漫画を読みたい方は↓コチラ↓もオススメです!

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チケパラ
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銀づち
銀づち
マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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