【末永くよろしくお願いします】第56話――楽しい。楽しい……とても楽しかった。【ネタバレ感想】
押せ押せ柊から「俺だけを見て」と言われた輝。
前回からの押せ押せな柊に、この一ヶ月「どうなるの~」と思いながら待ち遠しかった皆さん! いやぁ、良かったです、柊! やっぱり私はこのマンガの中で一番柊が好きです。
いやほんと、柊いい男。
緊張に緊張していたはずの輝でしたが、しっかりとリードしてくれる柊とのデートは思いのほか楽しくて……?
そして二人のデートの話だけかと思っていましたが、今回はちゃんと清水も絡んできます。直接ではないんですけどね。
そんな気になる第56話の感想やっていきますよ! 今回のキーワードは「スペースメガネ」!?
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前回のあらすじ
柊がいい男過ぎる。
輝の誕生日会。速攻で清水にキスや婚姻届へのサインをねだるなど、全力な輝。
憧れていたというホームパーティ。誕生日のプレゼント一つ一つが嬉しい輝だが、柊から誕生石のイヤリングが贈られているのを見てもやっとする清水。清水のプレゼントは額縁入りの書であり、特別感がないと紅葉たちに言われてしまっていた。
モモの散歩に行く輝と夜だから危ないとついていく柊。
輝はプレゼントが予算オーバーだったのではと心配しますが、柊は「輝は特別だから受け取ってほしい」と言い、「好きだ」と彼女に告白しました。
そして輝と柊の様子にもやもやする清水を置いて、柊は輝をデートに誘うのでした。
前話より
柊が好きです。
今回のポイント
最初から最後まで柊がいい男過ぎる。
- 柊とのデートを前に考え込む輝……その首には清水からの贈り物が……?
- 押せ押せ柊に押されまくる輝。
- 締切に追われていた清水。◯◯を見て凹む。
- 楽しいのだ……本当に、楽しかったのだ。
このスペース眼鏡め!(なにごと)
柊と輝のデート!
清水とのことを一度忘れて、自分だけを見て、と言われた輝。今日はそんな柊とのデートで……鏡を見ていた輝の首には清水からの贈り物が……。
待ち合わせ場所に向かった輝。しっかり見ると約束したからちゃんと見るんだ、と律儀に気合い入れている輝の首元にはマフラー?スカーフが巻かれていてネックレスは見えません。
マンガ内の季節は確か冬だったのでマフラーかな?
おしゃれだと輝に褒められたら「今日も可愛い」とかさらっと言い返したぞ!
も、というところがポイント高いですし「過去最高」というのもいいですね。イヤリングが、柊のプレゼント……。
そこがあるからこその「俺的には」か。やるなぁ。
初っ端から押せ押せモードの柊に、輝は心臓が持たないかもと心配します。
食事をして、ウィンドウショッピングをして、とデートする二人。食事の時には当然マフラー外している輝ですが、その首に清水のネックレスはありませんでした。どうやら外してくれたようです。
まぁ、デートするのに他の人からもらったものは……たしかに、ね。
普通にデートを楽しむ輝
水族館にやってきた二人。普通に楽しい、と目を輝かせている輝。
修学旅行のときにも周るコースはあったようですが、柊や輝たちは遊覧船組だったため、水族館はいけなかったようです。柊がプレゼントした可愛いラッコも輝のカバンに付いていて、柊が言います。
恋人同士でつけるものらしく、柊が自分のラッコを近づけると、磁石が入っているのかぴとりとくっつくラッコ。
なにそれ可愛いな。
思わず輝が「あうあう」します。
なんだよそれと言いたいが……「あうあう」してるな。
普段は清水押しまくるのに、ほんと押されるの弱いな。
いっぱいいっぱいになるわけですが、それでも輝はちゃんと柊から目をそらしません。目をそらしまくっているどこかのヘタレ眼鏡とは正反対ですね。
きっと、柊はそういう輝に惹かれたのでしょう。
対応に困っているのを感じ取った柊は嫌なら話すよ、とラッコを遠ざけます。
輝はそんな柊のことをちゃんと考えます。柊はちゃんと言葉にしてくれるし、押してくるけど、強制はしない。常に対等でいてくれる、と。
柊が以前言った言葉を思い出す輝――俺の『好き』は楽しいを共有できる人。
そして輝は、そんな柊と過ごすのを楽しいと思うのでした。
一方のヘタレ眼鏡はもんもん
仕事の締め切りがあったらしく、それを終えた清水。かなりしんどそうですが、最近は輝のことで悩んでいたため、余計にしんどかったみたいですね。
と、数日の記憶が曖昧で家が静かだなと気づきます。輝が出かけたのかと声をかけながら部屋へ行きますが、やはり不在。
そして清水は、机の上に自分が渡したネックレスが置いてあるのを発見するのでした。
うおっ?
どうした清水! 倒れ込んで!
仰向けに床の上に寝転がっている清水。心配そうにモモが見ています。
考え込んでいます。自分は馬鹿だ、と。
ようやくいろいろと気づき始めたみたいですね。
幼少期のトラウマで恋愛に関しては触れないようにしてたみたいだしなぁ。
自問自答が続きます。
・なぜ(ネックレス)を置いて言ったのか→そういう日もある
・宝物じゃなかったのか→どう扱うかは本人次第
・落ち込むな→自分にそんな権限はない
・最近二人(輝と柊)を見て心がざわつく理由は→いい加減目を逸らしてはいけない
そうしてそうして、清水は気づくわけです。抱いているもの、それは
「こんなもん…
ただの独占欲だ」
デートも終盤――イルミネーションが輝く中で
まだイルミネーションをしている場所を並んで歩く二人。イルミネーションと言えば清水と買い物に来た時に見ましたね。
そのことを話そうとして、「眼鏡の人」などとぼかそうとする輝。
柊はそんな輝を優しく見つめています。当然、清水のネックレスを身に着けていなかったことには気づいていました。
自分のことを見てほしいというのはただのわがままだったのに真剣に向き合ってくれて、お嬢様みたいなこと言ったかと思えば庶民じみたことを言ったりと様々な顔を持っている輝のことが……すべてひっくるめてやはり柊は「好きだ」と思い、口に出してしまいます。
が、タイミングが悪くて「イルミネーションが」だと輝に思われてしまいました。
そしてそのまま身長抜かれてしまったことを輝が身を乗り出しながら言ってくるのに、柊はまたすごいこと言うんですよ!
これがもう……うおおおおおおっ!
落ち着けぇええええ!
「輝。
キスしたくなるから
お終い」
ぎゃああああああああああ!
ここがまた! 顔アップなんですよ! ここの表情が良い! ページめくった先にある「なんちゃって」と冗談っぽく笑う柊も可愛い! 好き!
動揺した輝も可愛いですし、ぽこぽこと叩いているのも可愛いし、そのあとスンってなって「普通は恋人同士でするものだ」と正論を言う柊も良い。
そのことに関して軽く言い合う二人ですが、詳細はあえて書きません。言い合いながら、輝が気づきます。
柊はそんな輝に気づきつつ、優しく笑って「最高に楽しかった」と言ってくれます。
輝もまた「楽しかった」と言います。そして真剣な目で柊を見つめます。柊は微笑んで「そうか」とうなづく。
なんか……なんかこのやり取り……。
ここの二人の表情が良いので、ぜひとも本誌で見ていただきたいなぁ。
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そわそわもやもや清水
風呂に入った清水。とりあえず話をしないとと思っていたら、いつの間にか輝が帰ってきていたようです。
どこか呆然としている輝を心配する清水。輝は楽しかったと言いながらも、考えることが多かったため、家に帰ってきて気が抜けたと言いました。
体調が悪いわけではないのかと一瞬ホッとする清水でしたが、続けて輝が「柊とデートしてきた」と言った瞬間、ぽかんとして……?
思考が宇宙に?
スペースメガネは編集さんの一言でした!
どういうことかは、読んでのお楽しみだな!
まとめ
ということでついについに! 柊との関係も大きく変わる!? かもしれないデート変でした。
楽しそうにデートを楽しむ二人。そして微笑ましくも、なんだか切ないやり取り。
具体的にどうなったかはまだ分かりませんが……まぁ、お察し、という感じなのでしょうね。
個人的には柊の方が推しなんですけどねぇ。
男らしいのは柊だよなぁ。
清水も悪くはないですし、何と言ってもボイス※が諏訪部さんなのでやばすぎるんですけどね!
※ボイスコミック有
好きな人がいるのに、それでもちゃんと柊に向き合った輝も偉い。ずっと見て見ぬふりしてきたどこかの大人とは大違い!
そしてそんなどこかの大人は……輝の言葉に茫然自失としているみたいです。
今年の目標は泰然自若とか言ってたよな……無理だな!
無理そうですね!
ということで、今回はなんとも言えない、切なさを感じさせる話でしたが、果たして次回どうなるのか! まだまだ見逃せませんね。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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