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【婚約者は溺愛のふり】第29話――あなたが可愛くて会いたくて、勝手に行っていただけ【ネタバレ感想】

『婚約者は溺愛のふり』第29話感想 (画像引用:第6巻表紙より)
銀づち
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 寝ぼけラチエルが可愛かった! いやそれはもう可愛かった!

 ということばかりが筆者の頭によぎる前回の28話ですが……えーっと他にも……あ、そうです! いちゃいちゃの波動を感じるカザン(ラチエルの幼馴染の医者)がいましたね!

ワン親方
ワン親方

そこチョイスするのかよ! もっと他にあっただろ!

 どんな内容だったのか……なにせ休載していたので……思い出したい方はコチラ>>【婚約者は溺愛のふり】第28話――そういう時は来てほしい……その意味を考える【ネタバレ感想】

銀づち
銀づち

思い出しました! ファハドが色気たっぷりでした!

 ……あ、でもそれはいつものことですね。

 そんな『婚約者は溺愛のふり』の第29話は、お互いの存在の大きさを自覚する……?

 ファハドが空っぽの食卓を見てなにか思ってそうなシーンもあったり……?

 うおー、気になる! 二人に何があったの!? と、興奮した方は↓コチラ↓からどうぞ!

前の感想>>第28話
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感想一覧>>まとめ

 今までのファハドのラチエルの出会いと奇跡を確認したくなった方は↓単行本↓からどうぞ!

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前回のあらすじ

 いちゃいちゃの波動。

 ラチエルが目覚めるとファハドはそこにいてくれた。彼女の体調も良くなった。

 そして二人は市場を出歩く。ラチエルは一つの露天に置かれた品々の質がよいことに目がいき、大量購入できないかとデート中であるにもかかわらず商売のことが頭をよぎる。それを察してくれたファハドが一人離れてくれたので、遠慮なく交渉してラチエルは満足した。

 その後、二人は景色の良い場所で昨晩の話をした。ラチエルは亡き父の夢について話し、ファハドは「誰にでも寝られない夜はある」と言った。だからそういう時は、自分のところに来たら良い、と二人は互いに言い合った。

 二人が旅行先でいちゃついているとき、カザンはなぜかイチャつきの波動を感じ取った。
 そんな彼のもとにはファハドの元婚約者、ディアナが話しかけてきた。

 旅行から帰ってきたラチエルの元に大おじが怪我をした連絡が来る。表向きには心配しつつチャンスが来たとラチエル思いながら、ファハドに旅行の礼を言って別れるのだった。

前話より

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今回のポイント

 複雑な関係。

  • 父上!
  • なんで? というのは自分が聞きたい
  • ただ会いたかっただけ
  • あなたのいない夜

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なんで? と言われても、自分が一番それを知りたい

 大おじを見舞うラチエルと父上。

 怪我はしているものの元気そうで……それはもう嫌味がすごいというか。本当に元気だなぁという感じでした。

ワン親方
ワン親方

少しくらい弱ってくれと思うが、弱々しい姿見せられてもきっと「誰?」ってなるんだろうな。

銀づち
銀づち

そうですね……弱々しい大おじは……なんだか気持ち悪いです。

 まぁなんだかんだ言いつつ、ゆっくりしてくれ、と大おじを怒鳴らせつつ宥め(?)ます。

 見舞いの帰り道、父はラチエルの計画通りに進めていいよと言ってくれます。

 そしてラチエルに負けず自分も交渉事に出ようと言い出しますが、ラチエルはうまく良い含めます。父はお人好しすぎるので交渉に出せば負けてしまう可能性が高いからです。

銀づち
銀づち

お人好しで商売してるからそこらへんは大丈夫なのかと思いきや……やっぱり不安みたいですね。

ワン親方
ワン親方

でも、隣の国に轟く程度には善良な商売をしているみたいではあるけどな。

 イヴァがそんな様子を見ていてなんとも苦労しているラチエルに憐れみの目を向けます。なにせ大おじは暴虐武人で、養父はお人好し(すぎる)と両極端すぎます。

 で、ここでようやく大おじと養父の関係についての説明が入ります。一応ジャハリー家の当主が養父なのに大おじのほうが強く出しゃばる理由はなんなのか。養父が強く言えないのはなぜなのか。

 イヴァ……良いこと聞いてくれる! さすが私のイヴァ!

 なんでも、元々ジャハリー家は大おじが継ぐはずだったそうです。しかし若い頃の彼は病弱だったため、棚ぼたのように養父が当主に。

ワン親方
ワン親方

今は病弱? って感じだけどなぁ。

銀づち
銀づち

そうではあるのですが、そんなこともあって養父は大おじに申し訳なく思っているところがあり、性格だけでなく強く言えないところがあるんだとか。

 養父は大おじに強気に言うのは負担で本当は……と、なにか言いかけるラチエル。何を言いかけたんでしょう?

ワン親方
ワン親方

ラチエルの味方をしてどんどんやっていいと言ってくれてる養父だが……本当はそういうことしたくない、と思ってるとラチエルは思ったのか?

 わかりませんが……ラチエルは言葉を切り替え、結果を出さないと、と前向きに動き出します。

父上の人望

 大おじは身内だけでなく、そとの業者にも随分と無理を言っていたようで、リフォーム業者からキャンセルされたそうです。

銀づち
銀づち

良い評判の養父、悪評の大おじって感じですね……。

 で、新たな業者を探しに行くんですが……若い女というだけで相手にしてもらえません。分かってましたが、女性は結婚して家庭に入るのが当たり前の世界観で、ラチエルのようにバリキャ女子は珍しいんでしょうね。

 断れ続けますが、慣れてるのでしょう。あまり怒ってない……? いや、イヴァはセクハラ野郎にキレてましたが。

 そしてついに、引き受けてくれる人がいました。本当に、と疑いますがどうやら父上の人望のおかげののようです。恩返しがしたいと言ってくれました。

ワン親方
ワン親方

やるじゃねえか、父上!

 人が良すぎるのが心配でも、ちゃんと徳を積んでいるという感じの人ですよね。

銀づち
銀づち

さすがラチエルの実父がたくそうとして選んだ人。ただ優しいだけではない。

 で、ここで少々気まずい話になります。うちの息子の嫁に来てほしい、と言い出すのですがその息子さんはラチエルの結婚式に参加していたようで気まずそうな顔で父親にラチエルが既婚者で相手がファハドだと言います。

 まぁそれだけならまだ良かったんですが……「なんで?」という疑問を口にしちゃうわけですよ、このおじさん。

 正直、たしかにファハドは血筋も実力も見た目も全部揃えてます。ラチエルは見た目も実力もありますが、血筋という点では……なので釣り合いが取れてないと見られるのは、仕方ないことでもあります。

 息子さんが失礼なことを、と申し訳なさそうな話をする中、ラチエルは何も言えなくなるわけです。それはラチエルが常々思っていることでもありますからね。

 誤魔化そうとして……なぜかアクセサリーの宣伝になってましたが(笑)。ラチエルらしいですね。

 家に帰ってから、ラチエルは考え込みます。なんで、という問いかけについて。

 仕事に集中しようとしても気が散ってしまいます。

 疲れて机に突っ伏したラチエルが思い浮かべるのはファハドに抱きしめてもらったあの夜のこと。

 体目当てなんだろうか、と自分で自分に落ち込むラチエルの思考が斜め上でした。

ワン親方
ワン親方

いや、なんでそういう思考になるんだ!

銀づち
銀づち

ラチエルくおりてぃー

 ここでラチエルが夜の恋人たちのいちゃいちゃについて「合理的」と語る場面があるんですが……面白いのでぜひとも実際に↓読んで見てください。

ただ会いたいだけ

 ファハドはその時どうしていたかと言うと、母親に会っていました。あの旅行先の別荘は彼の母のものですからね。お礼を言って、旅行の感想というか様子を伝えてます。

ワン親方
ワン親方

いや、ファハド! 取引先云々で喜んでたってのは内緒にしとけよ!

 嬉しそうにラチエルの喜びようを母に報告してしまうファハドになんか萌えました。

銀づち
銀づち

ここ、基本無表情無感情に見えるファハドが明らかに嬉しそうな感じがすごくしました!

 そしてラチエルがした「海の馬」の話を母に聞きます。母親はファハドに会いに夜侵入してはそういうお話を聞かせていたようですが、ファハドはすっかり忘れてしまっていたようです。

 昔は親子なのに会いたくても会えなかったんですよね、この二人。

 で、ある時ファハドが「もう来なくて良い」と言ったことがあるそうなんですが、それについてファハドが母親を嫌ったとかではなくと言い訳しているのが可愛い。

 しかもその理由が守衛に殴られているところを見てしまったから。母にけがしてほしくなくて来なくて良いっと言ったみたいで……。

ワン親方
ワン親方

ファハド……うぅ。

 母親にタジタジとなっているファハドを見ると、彼も人の子なんだなぁと安堵しますね。

 で、ここで母親が言うわけです。ファハドに会いに行っていたのはファハドが会いたがったからではなく、母親自身がファハドのことが愛しくて会いたかっただけなのだと。

 そして結婚おめでとうと、微笑むのでした。

あなたの言葉を思い出す

 ファハドは母とそんな会話をしたあと、以前ラチエルに言われたことを思い出します。

 それはラチエルが彼の母と初めて会ったあとのこと。ファハドの家族が中々ドロドロしていることを知っていたラチエルは、ファハドの母が彼のことをずっと想ってくれていたことを良かった、と言ってくれてたんですね。

 帰宅してラチエルのことを聞けば、忙しいから実家の方にいて今日は帰らないと従者から聞きます。

銀づち
銀づち

この時のファハドが……なんとも寂しそうで……。

ワン親方
ワン親方

ファハドも表情豊かになったなぁ……いや、相変わらず大きな表情変かはないんだが、初期とは比べ物にならないよな。

 一人きりの夕食を食べるファハド。誰も座っていない椅子が描写されているのが……寂しいんですが、イイ! とっても雰囲気がいい! こういう描写好きです! 先生流石!

 そしてラチエルはラチエルで机に突っ伏しながら何かを考え、ファハドは食事をしながら何かを考え……。

 無言で今回の話は終わりなんですが……イイですよ! この最後の二人の表情と対比。互いを想い合ってるような……く~~~~~! ごちそうさまです!

ワン親方
ワン親方

ご馳走様ってなに!?

 最後のコマを見てもらったらわかります! ぜひとも↓本誌↓でご確認を!

まとめ

 ということで、今回は完全にラチエル編とファハド編という2部に別れたお話ですが、どっちも良いし、どちらも合わせてみたときにさらに良い、という話でした。

 それぞれの家族事情というものがかなり異なるのですが、どちらも家族で苦労してますね。

ワン親方
ワン親方

ファハドは実父がひどくて、ラチエルは親戚がひどい

銀づち
銀づち

ファハドはいわば妾の子? で、ラチエルは養子でジャハリー家とは血の繋がりないですからねぇ。

 互いに家の中での立場が微妙っていう……。

 それでも実業家として成功しているファハドははたからみたら順風満帆に見えますけどね。

 そんな二人が互いに離れて、互いのことを思い出す……いいですねぇ。甘くなってきましたよ!

ワン親方
ワン親方

でもあのナディラとかいうのが、カザンに接触してるのが気になるな……変なことしてくるんだろうなぁ。

 ん~、不穏ですがそれが二人の仲を進展させることを願います。

銀づち
銀づち

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 互いが互いのことを想い合う素敵な表情が見たくなった方は↓コチラ↓からどうぞ!

 今までのファハドのラチエルの出会いと奇跡を確認したくなった方は↓単行本↓からどうぞ!第6巻は色気たっぷりファハドが表紙!

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銀づち
銀づち
マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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