【逃げ上手の若君】第七回『冬の子供たち』――どちらも失うのは、とても辛いと知っている【ネタバレ感想】
氷の上を遊び回る若君たち逃若党……『氷上で 童に返る 逃若党』。
などと、俳句になっているんだかなっていないんだかを突然言いたくなったのも、今回の話の始まり方が素敵だったせいです。
具体的にどういうものだったかは後々語るとしまして、前回は頼もしい仲間が増えつつも、尊氏の不穏な動きがあり、怪物じみた強さを誇ることが改めて示されました。しかもただ強いと言うより、ものすごく不気味なものを感じさせる強さ。
その事実を若君に伝えた上で改めて覚悟を問う頼重ですが、若君はもう心に決めていました。何度でも立ち向かう、と。
……というとても格好良い話で終わるはずが最後は「もけもけ」で終わるという、アニメスタッフー! と叫びたくなりましたね。
詳しくは前回の記事>>【逃げ上手の若君】第六回『盗め綸旨、小笠原館の夜』――あなたからもらった宝【ネタバレ感想】も合わせてご覧ください。
で、今回の始まりはとても心休まる話でしたが、しかしそこは【逃げ上手の若君】……平和でしたばんばん、で終わるわけもなく……。
緩急が凄まじすぎる逃げ上手の若君、今回も……キモいのが出てくるので夕食時は避けて↓コチラ↓から御覧ください!
前回のあらすじ
自分からは、決してしない。
地獄耳の市川助房に追い詰められる時行と玄蕃。玄蕃は時行を置いて自分だけ逃げようとするが、かすかに動いた音を聞きつけた助房の刀が彼を襲い、時行がそれを庇った。
疑ったことを詫びたいのに死んでしまっては詫びれない。
そう笑う時行に、玄蕃は「目に見える借り」を無視できないと、目の貞宗と耳の助房の二人をお得意の術で翻弄し、二人は無事に綸旨を盗み出すことに成功し、かつ玄蕃も時行の郎党に加わった。
その時間稼ぎの間に京の都では北条氏以外の領土はそのままという方針に代わり、小笠原が諏訪の地を奪うことができなくなった。
一方京都では尊氏が護良親王との権力争いに圧勝していた。
個の武でも、その求心力でも怪物だと語る頼重に、時行はそれでも立ち向かうと述べた。頼重からもらった宝を手に――。
前話より
相手がどれだけ強大であったとしても、そこからは逃げない。
今回のポイント
子供らしい姿の逃若党。
- 諏訪での初めての年越し
- 諏訪へと迫る、黒いモサカシャ
- 頼重が……見てくる
どうしても入ってくるキモポイント。
幕府滅亡から半年。諏訪での初めての年越し
1334年、とハッキリと年号が示され、幕府滅亡から半年が経ったことが知らされます。
そして逃若党一行がどこかへ向かっているのですが、若君は目元を隠され、手を引かれています。連れて行かれた先には……諏訪湖。それも分厚い氷に覆われているため、上に立つことができます。
おおっ見事な冬景色!
ちゃんと冬服になっている若君たちも可愛いので注目ポイントです。
白い息を吐き出しながら大興奮している若君の無邪気な姿はなんとも和みます。
そして最初の俳句ですが……まぁ、本来の意味だと童心に帰るは大人に対して使うんですけどね。ですが時代的なこともあり、現代っ子たちよりも大人びているように思うこの子達が子供らしく、子供らしい遊びをしているだけで尊いです。
そうだな……って、待て!
明らかに現代のスポーツしてるぞっ?
まぁまぁ、楽しそうだからいいじゃないですか。
何をして遊んでいるのか気になった方はぜひ↓コチラ↓からご確認を! とにかく可愛いです。
第七回 冬の子供たち
今は小康状態だそうですが、とはいえずっと平和が続くわけもなく。
男性の首元がドアップに……どうやら寝起き頼重みたいです。
そういえば頼重ってイケメンでしたね。
忘れてたのかよ!
衝撃に目を見開いている頼重。大抵のことに動じない彼らしくなく、冷や汗のようなものもかいています。色っぽい雰囲気を醸し出している……のですが、若君の方が色っぽいと思ってしまうのはなぜなのか。
どうやら未来が見える頼重にも、時折「未来が見えない期間」があるそうで、まさしくその期間になってしまったため不安なようです。
普通は見えないから「だからなんだ」と言いたいが、普段見えている分、不安なんだろうなぁ。
というところでOPに入るのですが……このOPはほんといいですね。変に和風にしていないのも良い。個人的にはすごい好きです。
諏訪に迫る魔の手……ならぬ、蟻の手
信濃の守護館にて、貞宗に謁見している坊主頭の男がいます。
はい、ここ虫嫌いの方は要注意!
またしてもアニメスタッフ、やたらと蟻を精密(CG)描写……!
なんで逃げ上手のスタッフはここに力を入れるんだ……。
不気味さの表現……?
昆虫が苦手な私はちとキツいですね。
瘴奸というその男。顔にはいくつも傷跡があり、どこかすごみのある顔立ちをしていますね。
貞宗に「悪党」と呼ばれた瘴奸の体には無数の蟻がうごうごと……うおお、気持ち悪い。
喋る目玉と喋る耳より気持ち悪い! ぞわぞわする。
とにもかくにも、この男に諏訪の領地を少しずつ奪うようにと貞宗は命じたようです。瘴奸は奪うのは得意だ、と去っていきます。
市川助房は良いのか、と貞宗に聞きます。瘴奸のような輩に任せていいのか。自軍に引き入れて良いのか、ということでしょうね。
しかし貞宗は前回の玄蕃との戦いで今までとは異なる戦いをする者の必要性を感じたようです。今までの武士の常識にとらわれていてはだめだ、と柔軟に考えているのをみるに、やはりこの貞宗。優秀です。
この時代はかなり武士の道徳観念がぶっとんでたみたいですけどね
頼重が……見てくる……暇なカレー屋の店主のように
諏訪大社では、小笠原が不穏な動きをしている、と話をしていました。詳しい動きを知りたいものの、優秀な斥候たちは出払っているみたいですね。
そんな大切な話し合いの中、頼重は動揺を隠そうとしてました。未来が見えない、というだけで彼はかなり不安定になるみたいです。そして皆には一応内緒にしている、みたいななかなか可愛いところがある頼重。
ギャップ狙いで世のお姉様方の関心を得ようと?
なかなかあざといな頼重! さすがだ。
どこに感心してんだ!
ってか、絶対違う!
問題が置きないことを願う頼重でしたが、若君が自分たち「逃若党」で偵察に行ってこようかと提案したことで焦ります。なにせ今は未来が見えない。つまり、若君が無事である事がわからない。
未来がわからないのは本当に当たり前のことなんですけどね。当たり前のように一部の未来が見える頼重からすると、焦ってしまうのでしょう。
そんな事情を知らない盛高解説員たちは「なんて頼もしい」と若君に偵察をお願いします。子供である、とかはあまり関係ないですね。若君は彼らの主君でありますから。
盛り上がる皆に対し、頼重はなんとか止めようとします。北条の血が絶えてしまう、とか、野盗に襲われたら、道に迷ったら、とか。しかし若君や盛高が言うことは理論的には正しく、頼重には強く止める事ができません。
野盗程度なら狐次郎や亜矢子がいやれ問題なく、玄蕃の幻術で若君を逃がすだけならできるでしょうし、道に関してはこの半年諏訪の領地を駆け回った若君は地理をしっかりと把握しています。
が、段々と頼重の言い訳もおかしくなっていき
ナメクジで寄生虫に、とか色っぽい女で鼻血とか、恥ずかしい過去で飛び降りとか……言い訳にしてももうちょっとあるだろ。
頭が切れるはずですが、未来が見えない動揺で自分を見失ってますね……あのギラついた笑みが懐かしい。
若君を初め、みんな頼重の様子がおかしいことには気づきますが、やはりそれが最善の策だということで盛高がお願いし、逃若党の偵察任務が決まります。
止めようとする頼重を押さえる部下たち。ついには「時行様は逃げ上手じゃなくて逃げることに興奮を覚えるド変態なだけ」とか言い出します。
若君は無礼だと顔を赤くして言い返してますが
逃げるのが大好きで興奮するド変態、な部分は否定できないぜ。
若君の背後にいる狐次郎と亜矢子が呆れた顔で否定していないのが、すべてを物語る……。
偵察のための準備を始めようとする逃若党。身軽に行くべきだと狐次郎は言うのに対し、金はたくさんの方が良いからとたくさんもらおうとする玄蕃。雫は呆れます。諏訪は豊かとは言え、決して無駄遣いするわけにはいきません。
などと言い合っていた一行の前に荷車に積まれたコメと路銀が。しかもご丁寧に若君の名前と、「必ず持っていくように」という文字が書かれた看板もあります。
さらに言えば、荷車の下に入り込んだ頼重が目を充血させ、はぁはぁと息を乱しながら、じーっと若君達を見てきます。見てくるだけでなく、ナレーションでも「頼重が見ている」とハッキリと伝えてきます。
すごく変態チックで安心しました。これぞ頼重!
ちなみにその後、珍しく声を荒げた雫たんに怒られてました。怒ってる雫たん可愛い。
言い訳をする頼重ですが、みんな放ってどこかへ行ってしまいます……いえ、玄蕃だけお金を拾ってましたが。
次は防寒具。雫たんお手製の綿入り小袖はとてもあたたかいそうで、これだけで充分だろう、と。
重装備はいろいろと大変だしな。
重装備だと疑われやすそうですし、逃げ上手の若君の特技を奪いかねませんからね。
しかし外にはまた「必ず持っていくように」という看板と、号車絢爛な衣服たち……いや、ただの子供がこんなの着ていたら怪しすぎるでしょう。
頼重は、呆れている若君たちを背後から「見て」きます。暇なカレー屋の店主のように。
無駄に具体的なたとえ! しかもちゃんと背景にカレー屋と店主も描き込まれてる!
暇とは言いますか、本場のカレーっぽくて美味しそうですけどね……経営があまりうまくないのか、本当に美味しくないのか。
そこはどうでもいい!
馬に乗って出発する若君。あまりにもおかしすぎる頼重に眉をしかめていますが、娘の雫たんは「たまにある」と言いました。
「不安そうになったり、怒りっぽくなったり
水飲むだけで太ったり、酸っぱいものばかり食べたり」
「赤子でもできたのか?」
雫たんの説明の背後に流れる情緒不安定な頼重の姿は必見。
気になった方はぜひ↓本編↓でご覧ください。怒っている頼重の声も、どことなく「おかん」みを感じます。
第七回 冬の子供たち
若君が後ろを振り返ると、手巾を手に心配しながら何やら声をかけてくる頼重。
若君は前へ向き直ってくすりと笑い「心配そうに見送ってもらえるのも悪くない」と言うのでした。
そうか……また、居場所ができたんだな。
若君の生まれ故郷は間違いなく鎌倉で、その地を取り戻したいのも事実でしょうが、この諏訪の地もまたそういう場所になりつつあるのでしょう。
まぁもうなっている、かもしれませんが。
ちなみにそう笑う若君を狐次郎は少し驚いたように目を見開いてから、小さく笑うのですがそんなやり取りも良い。この二人、成長したら友人のような主従になりそうで、今から楽しみです。
ここからは穏やかなBGMと、ただ諏訪の領地をかけていく姿がしばらく映されますが、やはり自然の描写が柔らかくて美しいですね。過度に鮮やかに描いたりしていないのがいい。
諏訪の急所と大飯食らい
諏訪の北端、中山庄。夕方になんとかたどり着けたようですね。
亜矢子がパッと見は平和そう、という通り、どこかで破壊活動が行われている様子はそこから見下ろす限りはありません。
雫たんが地図を開いて説明してくれます。ここは諏訪領とはいえ、端であるためあまり情報が少ないんだとか。
同じ領土内でも情報が足りないって言うくらいなのに、もっと離れた京のことはよく知ってるってことは
やはり京都に強力な味方がいるかもですねぇ。
それはさておき、まずは諏訪大社の使いとして情報を聞いてまわろうということになります。
が、そんな折に何者かが襲いかかってきます……ビックリして目が飛び出ている若君をちゃんと亜矢子が安全な方へ突き飛ばしています。
相手は一人。そして若君たちよりは年上に見えますが、まだ子供。白銀の髪で双剣です。
周囲を囲うように松明の火が掲げられます。
そしてその少年は、亜矢子と狐次郎の二人を相手取っても優位に立っています。玄蕃は戦いは専門外だぞと顔をしかめ、若君もその実力に驚きます。
若君は少年を相手にしている狐次郎たちの動きを見て、とある事実に気づいてしまいます。二人の動きは、若君と手合わせしているときとはまるで違うからです。つまり
手合わせ中は手加減してくれてたってことだな。
やる気を引き出す目的もあるかもですが、まぁ……接待プレイというやつですね。
今まで気づいていなかったらしく、衝撃を受けてますが背後で「気づけ。その場で」という玄蕃の静かなツッコミが良い感じに決まります。
やはり玄蕃の加入はツッコミの安定に繋がりますね。
狐次郎と亜矢子のドアップの背後で恥ずかしそうに顔を抑えている若君が可愛くてそっち見ちゃう。
頼重から精進し続ける侍であれ、と言われているときの狐次郎と亜矢子が格好いいので二人推しの方にとっては必見で、何度も見直すべきシーン。
このまま戦いが続くのかと思いきや、少年が雫たんの方を見て「もしかして雫か」と聞いてきます。どうやら知り合いらしく……しばらくして雫たんも思い出し「吹雪」と少年のことを呼びました。
刀を置いて謝罪する吹雪。攻めてきた敵かと思っていたようです。
各地を放浪して仕える主を探しているんだとか。
3日前に偶然村に立ち寄り、小笠原の旗印の者たちが襲っていたため助太刀したとのこと。その後3度の襲撃をなんとか退けたようですが、もう限界に来ている、と。
狐次郎がよそ者に戦わせて村人は見物か、と言いますが周囲で松明を掲げていたのは全員が幼子。どうやら大人は皆殺されたようです。
なんとこの吹雪、幼子たちを上手く指揮し、3度敵を追い払っていたようです。
剣の腕も去ることながら、頭が切れるのか。
策略家は郎党に欲しいな。
目をキラキラさせる若君……喉から手が出る、の表現をするためにそんな若君の喉から手が出ているように見せかける雫たん……何だかわいいなぁおい。
村に案内された若君たち。村は大人が殺されたと言うだけあって静かです。
そして一つの建物を見た若君は、そこに寝かされている大人の足の一部が見え……息を呑みます。
吹雪が来たのが3日前……そして3度の襲撃ということは、埋葬する暇なんてないわなぁ。
悲しむ暇すら、ないでしょうね……。
地図を囲んで話し合う若君たちに、吹雪はこの村が諏訪の急所だと言います。狐次郎や玄蕃はそんな話聞いたことないそうですが、気づいていないだけだと吹雪はあっさり。
この村は人口は少ないものの周囲が山で攻めにくい地形な上に、諏訪の豊かな集落を挟み撃ちできる位置。ここを小笠原が落とせば、そこで補給もできるわけですし、戦いを有利に運べます。
話しながらもめちゃくちゃご飯を食べまくる吹雪。先程は備蓄も底をついたと言ってましたが、その備蓄の殆どを食べ尽くし、村を限界に追いやったのはこの吹雪のようです。
そして手についた米を食べる吹雪は、無駄に色っぽい。なんだこのアニメ。相変わらず無駄に色気を振りまいて。
※いいぞやっとやれ。
一応吹雪としても、村を守った上に村の重要性を伝えられれば恩賞は大きいという思惑もあったようです。
雫たんと初めて出会ったときも吹雪が忍び込んで貢物を食べ尽くしたそうです。その際には相当神様(頼重)が文句を言ったらしく、雫たんが遠い目をしてます。
食料計算はできないものの、戦略眼は確かな吹雪。しかし、わざわざ不利な幼子だけの村を守ろうとしている吹雪の姿を、若君は「不器用な男だな」と笑いながらも好ましく思ったようです。
子どもたちも親を失ったばかりで、吹雪とも出会ったばかりであるのに、その眼には絶望はなく、生きる活力に満ちています。吹雪を信頼し、やる気に満ちている。戦場で部隊の士気を保つのはとても重要ですし、幼子を教育しているというのもまた重要。
若君は頼重に言われたからではなく、ハッキリと吹雪を欲しい、と思うのでした。
心のなかで、内緒で剣術をならって狐次郎たちに褒められたい、というのを計画しているところは、いつもの若君っぽくて尊い。
ポイント2
雫たんは、そんな中で冷静に若君に声をかけます。頼重がやたらと心配していたのが気にかかる、と。
それはつまり若君が安全な未来が見えていないからかも、と。
さすが娘。父親のことよく分かってるな。
村が大事でも、若君の命のほうが優先だと。子どもたちを連れて逃げることを進言してきました。
こういうことを言ってくれる存在も重要ですよね。
若君は顔を引き締め、少し考え込みます。雫の言うことも一理だとは分かっているからでしょう。
それでも若君は村も守りたいと顔を上げました。
脳裏に浮かぶのは供養もまだな幼子たちの親の姿。故郷も親も同時に失うのは哀れだ、という言葉には、若君が言うからこその重みがあります。
時行……お前ェ
心に整理がつく間くらいはここにいさせてやりたい、という若君を郎党の皆(玄蕃は除く)はなんとも言えない目で見ています。
そして吹雪に向かって、自分たちもその戦いを手伝わせてくれ、と頼み込み、吹雪はありがたくその申し出を受けました。
ここ、吹雪目線? っぽい感じで逃若党5人が描かれているんですがそれぞれの体勢や表情が個性溢れているのに、どことなくまとまりもある気がして……彼らの結束を感じる気がしました。
VS悪党
ここからまた食事中は要注意になります。
血まみれで殺された人々が山積みになっています。
こんなに働き手を殺しては、領地が荒れるので統治する立場からすると下策も下策なはずですが
こいつらにとってはそんなの関係ないんだろうぜ!
ケッ!
なんかよくわからない化粧を施した男が村人をこんなに殺して大丈夫かと言いますが、問題ないと返している蟻男……瘴奸(しょうかん)。
仏を侮辱するような言動をしてまして……すみません。私は特に熱心な仏教徒とかではありませんが、この男たちの描写はさすがにきついのでざっくり省きますが、とりあえず胸糞悪い悪党だ、ということです。
3度襲撃を退けた、若君達がいる集落へ……ただの賊としてではなく、武士として戦を仕掛けよう、と……自分が殺した人たちの血を浴びながら言うのでした。
まとめ
今回は可愛らしい若君たち逃若党の姿……からの残虐非道な悪党という、ジェットコースターのような浮き沈みの激しいお話でした。
何よりもまた蟻を3Dで表現するという「なんでそこに力入れた」というシーンもありますし、3Dまでいかなくても体に蟻が多数這っているのはゾワッとします。
流血具合で言うと前回も中々でしたが、前回のは尊氏があまりにも怪物過ぎたのと、武器を構えて襲いかかってきた相手と、ほぼ無抵抗な相手との違いは大きいですね。
次回もあの蟻男が出てくるのかと思うと……中々厳しいですね……いやほんと、虫嫌いな人見れないのでは?
でも吹雪くんのために、私、がんばる。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
新たな郎党候補!? とても強くて頭もいいけど、空腹には弱い吹雪くんが見たくなったならば↓コチラ↓から!