【死に戻り令嬢のルチェッタ】第24話――頭より先に体が求める【ネタバレ感想】
 
										ルチェッタの誕生日の話が前回でしたが、今まで重要そうなのに出番がなかったルチェッタの母親の話が出てきました。
そもそもルチェッタが死に戻りできたのは母の形見のおかげ……と、思われてますからね。本当かどうかは今のところわかりませんが。
とにかく、そんなお母さんを思い出してしまう誕生日。みんなが彼女が悲しまないようにと気遣ってくれるためにルチェッタはその気持ちが嬉しいと同時に、苦しくもあった。

自分の誕生日と母の命日が一緒なのは……心苦しいよな。

ルチェッタの笑顔に潜む寂しさを見抜いたのはさすがヘタレカイルですね!
吐き出せなかった寂しさをルチェッタが吐き出せて良かったです。
まぁ、いい雰囲気が崩されるのは定番ですし、カイルっぽくてそれはそれで良かったです。
と……そんな感じでカイルとすごくいい感じになったルチェッタでしたが、今回は……カイルとはほぼからみません!(一応カイルの出番はあります)
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前回のあらすじ
みんなの気持ちは嬉しい……けれど。
ルチェッタの誕生日が近づき、カイルはプレゼントの用意に勤しんでいた。
しかし誕生日前に見たルチェッタの笑顔に引っかかり、彼女の伯母からルチェッタの誕生日が彼女の母の命日と同じだと知らされる。
誕生日当日。みんながみんな、ルチェッタが悲しまないようにと盛大に誕生日を祝ってくれる。ルチェッタはそんなみんなの気持ちを察してずっと笑顔を浮かべていたが、心の奥にある寂しさは消えなかった。
そんな中、ルチェッタにもう一つのプレゼントを渡すカイル。それは急遽つくったもので、ルチェッタの母を描いたゾエトロープ。
ルチェッタは必死に隠していた寂しさに気づいてくれたカイルとその心遣いに感極まるのだった。
前話より
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今回のポイント
コインが2枚。
- 強烈なロイくんの一撃! カイルに大ダメージ!
- もてもてルチェッタ?
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カイルの心に大ダメージ
カイルは誕生日での出来事を反芻していました。……というより反省でしょうか。弱っているルチェッタの状況を利用してしまった、と思っているようです。
そしてキス未遂のあとのパーティではルチェッタに避けられ続けたようです。
反省しつつも……しかしつよがりなルチェッタの弱いところが見れたり、拒否されなかったことに喜びを感じるカイル。ですが13歳による「そういうのは両思いになってからするべきもの」という言葉が深く深くカイルに刺さるのでした。
一方のルチェッタも、キス寸前だったことに顔を真赤にしてました……占い師の格好で。
思い出していると近所の子供達が遊びに来て、暇だからと勉強を見てあげることになる占い師ルチェッタ。すっかり馴染んでますね。
ちゃんと文字を学ぼうとしている男の子。父親には勉強を反対されているようですが、ルチェッタはこれからはしっかりと学んだほうが良いと男の子の考えを支持します。
そんな話を、偶然通りがかったハイドが聞きます。そのセリフは以前、カイルが言っていたことを思い出させました。

でもこのボウズ……ルチェッタに気があるっぽいな。

初恋というやつですね……よきかな。
ルチェッタはまるで気づいてませんが、ハイドは気づいて男の子をからかいます。
そしてルチェッタはハイドを懐柔しないといけないのもあり、彼を一緒に勉強に誘います。
ハイドは教え方が下手ではあるものの、面倒見は良さそう。しかし果たしてカイルとハイドの間には何があったんでしょうか。
ですがなんとも勉強の意思をそぐようなことを話し……彼が外国のコインを持っていることがわかります。それはカイルも持っていたものです。
思い出のコイン
向上で働いていたときに盗みを疑われたハイド。彼は盗んでいませんでしたが、どうせ言っても信じてもらえないからと反論もせずにいました。そんな彼を庇ったのがカイルであり、カイルは真犯人――輝くものを集める犬の巣穴から盗まれたものを取り戻します。
昔はカイルも諦めていた側ですが、ルチェッタに出会って理不尽には怒るべきだとハイドに言ったんですね。
そしてその時に外国製のコインを親方からもらって……もっと上に行くために二人は手を組むことになりました。ハイドも勉強を頑張ったんでしょうね。

さっき子供に勉強してもバカな選択肢をするって言ってたのはカイルのことか?

ハイドは貴族や上の人間に反発心が強いので、貴族のルチェッタと婚約した上にその理由が爵位が欲しいからなどと聞いたら裏切られた気持ちになるのも仕方ないですね。
そしてルチェッタが絡むとカイルは間抜けになるのでちゃんとハイドに説明もできなかったのではないかと勝手に妄想(事実かどうかはまだ未定)。
その話を聞いていた子どもたちはホラ話だと思ったようですが、ルチェッタにはわかりました。カイルの話だと。
占いで分かったのかと聞くハイドにルチェッタはカイルがコインを持ち続けていることを伝えます。カイルはなんだかんだ言いつつもまだハイドのことを友人だと思っているのです。
カイルを攻撃するような記事を書くのは辞めてほしいと頼みます。
懇願の理由
ハイドはそこまでしてカイルのためにうごくルチェッタに疑問を抱きます。カイルのことが好きなのかとストレートに口に出して聞いてます。
ルチェッタは否定しようとしますが……まぁ、バレバレです。
ハイドはまだ占い師=ルチェッタと知りませんので、カイルが婚約していること。それも貴族にだぞと言うものの、ルチェッタは「カイルが幸せならそれでいい」と言います。

最近はルチェッタもカイル本人以外では気持ちを否定しなくなってきたなぁ。

でもハイドは人間関係というものを斜めに見ていて……。
ただ……完全に人間関係を諦めたわけではなく、諦めきれないからこそ苦しんでいる感じですね。
で、そんなとき。ハイドの上から物が降ってきたのをルチェッタが身を挺してかばいます。
ハイドはルチェッタに対して良い態度を取ってこなかったのを自覚しているのでなんでそんな相手を庇ったのかと疑問に思いますが、ルチェッタはそんなこと関係ないと迷うことなく言い切りました。
それにそもそも考える前に彼女は動いていたわけです。
ハイドはその言葉に彼自身も考える前に彼女の顔に手を伸ばし……突風がルチェッタのヴェールを取り去ってしまいました。

もう、バッチリくっきり顔見られちゃいましたね。
ハイドに顔見られちゃったー、私のバカー(走り去る)というところで今回は終わりです。ちなみにハイドもさすがに呆然としてました。
まとめ
ルチェッタが正体バレて困っている中、カイルは悶々としているわけで……。
今回は本当にハイド回という感じでしたね。

カイルには申し訳ないけど、個人的好みではハイドの方が好き

本当に申し訳ないこと言い切ったな!
今回の出来事……ハイドがルチェッタにきゅんと来ていた感じもあるので、今度こそちゃんとした恋のライバルが現れるのではないかと、わたくしドキドキしております。

カイル……悪い。オレっち的にもそのほうが面白い展開だなって思っちまってるぜ。
これもカイルが好きだからこその試練だと思って!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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