【死に戻り令嬢のルチェッタ】第21話――当たり前のように返された言葉が、記憶を揺さぶる【ネタバレ感想】

自宅に招くなんて、TL展開くるのかーーーーー!?
ということには当然ながらなりませんでした……まぁ、ヘタレイル(へたれ+カイル)ですしね。分かってました。
ですが、どうしても平民である自分自身と貴族であるルチェッタの間に線を引こうとしているカイルの、その思い込みが少し緩まるような……優しいお話でした。

カイルはルチェッタに振り向いて欲しいと思いながら、一番壁作ってるのが自身って感じするもんなぁ。

ルチェッタはルチェッタで「嘘をついている」という壁があるんですけどね。
二人の壁がどういう風に取り払われていくのか……気になるところですが、今回はあの新聞記者ハイド=ホールとのデートです。
嫉妬深いカイルが、そんな二人をほうっておくわけがなく……?
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前回のあらすじ
不釣り合いな家。
雨宿りのため、カイルの家に行くことになった二人。
カイルは貴族の屋敷とは比べられない小さな家に恥ずかしく思うが、ルチェッタは好奇心を刺激されてあちこちを見て回る。
そんな中、カイルの身体に古傷があるのを知り、それが子供の頃のものだとしる。
カイルは話題を変えようとするが、両親の話になり……動揺して棚にぶつかり、上においてあった荷物に頭をぶつけて気絶してしまう。
ルチェッタには平民としての姿を見せたくなかったカイルだが、ルチェッタは彼の素の姿を部屋に見て「意地っ張りだ」と笑う。
こんな不釣り合いな家につれてくるんじゃなかったとカイルは後悔していたが、目を開けた時に見えたルチェッタの姿は部屋に馴染んでいて、汚れも傷も包含して出会えた喜びを語る姿に見惚れるのだった。
前話より
お似合いの家。

今回のポイント
デート……だけど、相手はカイルではない。
- 尾行カイルと、被害者ロイ君
- 互いを探り合う二人と、勘違い加速のカイル
- 罵り合う二人
ようやくちゃんとしたライバルが!
探り合いデートとお邪魔虫
開幕はルチェッタの邸で、サラから。
恋愛小説の新刊の話をしていて、年頃だなぁという感じです。
なのですが、ルチェッタはカイルの部屋で彼の裸を見たと言うだけで、大人になったという顔をしています。

それだけでハイドがたいしたことないはず、とか思っている辺りがルチェッタって感じするな。

年頃の少女という感じですねぇ。
一方のハイドもデートへ向かおうとしています。……しかし、見た目だけなら格好いい。
当然ながら彼にルチェッタへの恋愛的な興味はなく、なにか新しい情報がつかめるかも、という期待でルチェッタとデートしようとしています。
迎えに来たハイドに、ルチェッタは改めて疑問に思います。貴族を嫌うのはおかしくない。
ただ、貴族にこびを売っている人間が多いなかで、なぜカイルなのか。

そこがわからないんだよなぁ……昔からの知り合い、か?
今回で分かると良いですね。
デートはカイルとは違い、特にプランなど決めていない模様。コインを投げて右左どちらに進むか決めてしまいます。
二人のすれ違いは今日も絶好調
歩いている二人を影から追いかけるカイルと少年……ロイ君。
なぜロイくんまでかというと、何かあった時の邪魔要員みたいですね。カイルだと顔がバレてますから。
カイルからすると、占い師がルチェッタなのは分かっているので、なんで自分がいながら……となるわけで、目つきがなかなか鋭いですね。
ハイドとルチェッタはとにかく相手の懐に入らないといけないと思っているため、互いをヨイショしているんですが、その会話を聞いているカイルからすると「なん……だと?」状態。

ここらへんのやりとりは、口にしているセリフと心の中のセリフが違いすぎるので、実際に見て確認してみてください。
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しかし分析するロイがひたすら冷静で優秀だな。
そしてそれに反論しようとして、自分自身がルチェッタにとって一番いい金づるだ、と叫んでしまうカイル……君、それでいいの?

ここで重要情報!
ハイドは以前、カイルに情報を流してくれていたみたいです。

でも今はめちゃくちゃな記事書かれてるぜっ!?
考え込んでいるので、勘違いとかで仲違いしてしまった、という感じでしょうかね。
ルチェッタも、カイルとハイドが初対面でないことに気づいてます。
それからもなんとか聞き出そうとしますが、逆にハイドに質問されてしまいます。町の名物を知らないので地元じゃないのか、とか。軽く口元を拭われてその指を舐められただけで顔を真っ赤にして男慣れしていないことが露呈するとか。

まぁ、箱入りのルチェッタに、情報のプロを普通にどうのこうのできるわけないよなぁ。

ある意味変に上手いこと聞き出せていないところにルチェッタ味を感じますね。
ポンコツなのがルチェッタ。突然交渉術が優秀になったらルチェッタじゃない……。
占い師……?
怒って帰るというルチェッタがずんずんと進んでいき、妙な店に入ってしまいます……さすがルチェッタ。
さすがのハイドも止めようとしてましたが時すでに遅し。

なんだここ? カジノ?
あまりよくない雰囲気が漂ってはいますが、ハイドはちょうどいいと思います。占いの真偽をたしかめられます。
当たりやに難癖つけられるルチェッタ。正論を返そうとしますが、ハイドがあっさりと助けてくれます。乱暴なやり取りですが。

しかしルチェッタ……跡継ぎなはずなのに、物事知らなさすぎてちょっと心配……。
ハイドにはそんなことより、占いで賭け事を当てて欲しいわけです。焦るルチェッタ。本当に占いの力があるわけではないですからね。
そんな時、店を出ようとしている一人の男性を見かけます。見覚えがあるようです。
と、誰かが「盗まれた」と騒ぎ始めました。疑われたのはルチェッタにも絡んできた当たり屋。
ハイドは貴族のゴタゴタに巻き込まれたくないと、ルチェッタを連れて外に出ようとしますが……ルチェッタは「その人は犯人ではない」と発言しました。
ハイドは、さっきその男がルチェッタを不快にさせることをしたのに助ける理由はないと言うものの、ルチェッタにとってそんなことは関係ないのです。
彼が私に無礼を働いたことと
冤罪を被せられていることは
別の話です
ソレとは別の……店の外に出ようとしていた男。彼は窃盗の常習犯。彼の荷物を調べるようにルチェッタは言い……実際、その荷物からお金が見つかるのでした。
占いの力か、と聞くハイドにごまかすルチェッタは、内心バクバクです。

でもハイドの表情が少し緩くなってるから、若干心許してくれたか?

いわゆる「おもしれー女」状態になったかもしれません。
ルチェッタからすると何もわからないですが、ハイドは興味津々。
取り合いと帰りたいロイ
ルチェッタに近寄るハイドでしたが、カイルが割って入ります。
二人はにらみ合い、ぽんぽんと言葉での応酬を続けながら、ルチェッタの手首を掴んで引っ張り合います。
離してほしそうなルチェッタのことなど気にしてません。

おうおうっ、カイルの口調がだいぶ普段と違うな。

荒々しいですね……ハイドの口調も変わってますが。
いかにも「同じ環境で育ちました」という感じの似たような口調に感じます。
ルチェッタはどうしたものかと戸惑い、それをはなれたところから見ていたロイは「帰りたい」と思うのでした。
まとめ
今回はハイドがルチェッタ(占い師)の毅然とした姿を見てルチェッタ自身への興味を強くし、カイルとハイドがどうも昔からの知り合いのようだということが判明するお話でした。

恋のライバル、というのはつきものだが……これは完全にハイドがその役目っぽいなぁ。

以前のはそういうのではなかったですからねぇ。
ただ、まだハイドは単なる好奇心で恋愛までは行っていません。ここからハイドの感情の返歌が待ち遠しいですねぇ。
あとなんといっても、カイルとはなんだかんだと仲良さそうです。親友だったのでしょうか。
一体何があって今となってはカイルに関しての悪口を垂れ流しているのか……。その仲をルチェッタがなんとかしてくれて、ハイドが惚れる、という流れなんでしょうか。
乞うご期待、というやつですね!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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