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アニメ

【ハイキュー!!】第8話『 ”エース”と呼ばれる人』――見えなくなった景色。けれども手はその感触を覚えている。【ネタバレ感想】

アニメ『ハイキュー!!』第8話ネタバレ感想(画像参照:アニメ『ハイキュー!!』公式サイトより)
銀づち

 県ベスト4の青葉城西との練習試合で辛勝した烏野。とはいえ向こうはベストメンバーではなく、こちらもメンバーが欠けた状態。このままでは全国大会はまだまだ遠い。

 と、考え込みそうになった翔陽たちでしたが、主将の澤村はにやりと笑っていてそろそろ『守護神』が帰ってくると言っていました。

 それでもまだまだ高みを目指して練習を重ねる翔陽や影山の前に、小柄な男子生徒が現れます。彼は強烈な影山のサーブを完璧にレシーブしてみせるのですが、彼は一体……?

 どんどんと登場人物が増えてきますねぇ。これからもドシドシ増えていくので楽しみですが、前回出てきた彼は一体どういう人物で、なぜ今まで烏野にいなかったのか。

 何この格好いいキャラは! と思った方は感想記事の前に↓コチラ↓からどうぞ。

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前回のあらすじ

 王様の上。

 2セット目を取り返した烏野だが、青葉城西のベンチに一人の男子生徒がやってくる。
 彼は及川。青葉城西のキャプテンであり正セッターであり……影山のサーブや技術の見本となった実力者。

 及川が念入りにアップをしている間に烏野は調子よく点数を重ねてマッチポイントになる。……ところで及川がピンチサーバーとして入ってくる。
 及川の強烈なサーブで点数が追いつかれそうになるが、翔陽のブロード(移動攻撃)が決まり、県ベスト4のチームに辛勝した。

 主将である澤村は烏野には指導者(指揮者)とリベロ(守備の要)など重要なメンバーが欠けていることを認識していたが、そんな中、とある事情で謹慎となっていた烏野の守護神と呼ばれる人物が部活に復帰して……?

前話より

 見知らぬその人物は?

今回のポイント

 守護神の名前は西谷(にしのや)。

  • チームの守護神、リベロ
  • チームの大黒柱、エース
  • それぞれに感じる責任

 知っている。その感触は……とてもよく。

チームの守護神、大黒柱――その責任

 さてさて、今回もシーンの順番がアニメと漫画では異なったり、セリフが省略されたところがあります。そこへんもなるべく解説しながら語っていきたいと思います。

 前回の続き。サーブ練習をしていた影山。そんな彼の強烈なサーブをレシーブした小柄な男子生徒。ボールは勢いを殺され、セッターの位置にきれいな山なりに返りました。完璧なレシーブに影山は驚きます。

ワン親方
ワン親方

影山、サーブにはかなり自信あるもんなぁ。

銀づち
銀づち

漫画では翔陽も自分のと音が違う、という衝撃を覚えますがアニメではないっぽい?

 影山の完璧についての解説は前回にありましたが、アニメでの翔陽の驚きは自分より身長が低いということでした。思わず口にしてしまい、その人物も身長のことは気にしていたのか怒ってしまいます。

 身長はなんと159センチと、本当に男子バレーボール選手にしては小柄ですね。

 そんな中、2,3年生が体育館にやってきます。彼は西谷(にしのや)というようで、烏野の2年生らしいですね。

 そこで中学の話になるんですが、影山が北川第一だと聞くと強豪だな、中学の時負けたとか、その時もすごいサーブのやつがいた(おそらく大王様?)、自分は千鳥山だとかという話になります。ちなみにこの千鳥山も強豪といわれるそうです。

 それなのになぜ烏野に来たのか、というと……女子の制服が好みだったから、だそうです。

ワン親方
ワン親方

?????

 女子もかわいいし、男子の制服も黒の学ランだし、家から近いし、という理由で選んだそうですよ。

銀づち
銀づち

ここまでとてつもない勢いでしゃべっていきますし、その動作も忙しなくて……先程のレシーブの静かさとはまるで違いますね。

 ぽかんとして置いてけぼりにされる1年ズ。西谷はハッとして体育館にやってきた潔子にルパンよろしく帯びかかっていき、パシンと平手打ちされてました。

 澤村が喧しさにびっくりしただろと言いますが、「でもプレーは静か」という言葉を放ち、同時に先程のレシーブのシーンが映されるんですが本当に静かで丁寧なプレーという感じが表現されています。漫画をそのまま丁寧にアニメにしたという感じで、原作ファンとしては嬉しい限りですね。

 ただここでも、翔陽の「たしかに自分のとは違った」という感想が省略されてます。

ワン親方
ワン親方

まぁ、主将の澤村が「静かさ」に関して説明してくれてるから、アニメだとクドくなりすぐちゃうか。

銀づち
銀づち

漫画だとそうは感じにくいんですが、音として何度も言われると少し引っかかっちゃいますし、何より変に尺取りますからね。

 そういう気付きを翔陽も感じてる、というのは個人的には好きなのですが、ちょっと寂しくはありますが……気になった方は2巻の最後と3巻の最初をご覧ください。

チーム不和?

 頬にモミジをつけた西谷が「旭さんは?」と問いかけます。無言になり、なんとも気まずそうなその様子を見て、今まで笑顔だった西谷が「あの根性なし」と怒りをあらわにします。旭という誰かがいないと自分も戻らない、と体育館を後にします。

銀づち
銀づち

ここで田中が西谷を止めるような台詞を口にしますが、漫画とはセリフ内容が変わっています。

ワン親方
ワン親方

えーっと漫画だと……「エースをそんな風に言うな」か。アニメだと先輩だから結構違うな。

銀づち
銀づち

漫画ではエースと口にすることで翔陽の注意を引き付け、読者にもエース=旭かという印象付けにはなるんですけど

ワン親方
ワン親方

でも冷静に考えると、先輩と言う方がセリフとしては自然かもなぁ。

 と、ここでOPが始まります。何度聞いても名曲。飛ばせないOP後。

 ユニフォームを着てコートに立っている西谷。現実の出来事というより、彼の心の中の想いを表すシーンです。自分は空中では戦えないけど、繋ぐから。エースが最後は決めてくれると信じて……。
 エースに対しての想いが語られる場面なので、さっきは「根性なし」とは言ったもののそれはエースの人を慕っているからこそ、みたいですね。

 ここ、本来はもう少し後に来るシーンですね。けど自然なのであまり違和感はないです。漫画だと体育館側の描写が入り、複雑そうな菅原の表情とかそんな菅原を伺う澤村とか……そんな中でなぜかいない翔陽とか。

 思い悩んだ顔で歩いている西谷に、いつの間にか追いかけていた翔陽が「リベロですか」と声をかけます。

 西谷は自己紹介していないのにリベロかと聞かれたため、自分の身長が低いからか、とやや不機嫌そうに聞きます。

 が、翔陽は首を傾げて「レシーブが上手いから」と素直に言います。リベロはレシーブが上手な方がするのではという彼に、西谷はよく分かっているなと笑いました。さらには主将が「守護神」と呼んでいたという翔陽にさらに気を良くする西谷。

 翔陽はレシーブがヘタなのを自覚しています。だからこそ教えて欲しい「先輩」と言われた西谷。先輩という響きに憧れていたのか、いいだろうと頷いてくれて体育館に戻ってきてくれました。

ワン親方
ワン親方

おお! 無自覚だが、翔陽ナイスだぜ!

銀づち
銀づち

漫画ではガリガリ君奢ってやる、といってるのがアニメだとアイス奢ってやる、になっているのは大人の都合です。

 上級生たちも西谷が部活でなくとも体育館に戻ってきてくれたことにホッとしてました。

リベロとエース

 ちなみに西谷は擬音で説明するタイプで、影山以外には伝わらないようです。擬音のほうが伝わりやすい場合もあるので一概にこの方法が悪いわけではないんですけどね。人による。
 が、この漫画内では影山も西谷も天才と呼ばれるタイプの人間で、バレーボールに関しての感性は近いっぽいですね。

 ここでリベロについて、武田先生に澤村が説明するという形で解説が入ります。バレーをあまりしらない方もご安心ください。

 主将である澤村からの信頼も絶大な、本当に頼りがいのあるリベロみたいですね。諸事情で部活の謹慎くらっていたようですが、腕がなまっていないと菅原が感心してます。どうやら部活が出来ない間もママサンバレーなどに混ぜてもらいながら練習は続けていたんだとか。

ワン親方
ワン親方

翔陽みたいだな!

銀づち
銀づち

人懐っこい感じとか、ノリは翔陽と似ているかもですね。
ただ、かなり男らしいタイプでもあるんですが。

 そんな中、翔陽が「旭は誰か」と問いかけ、和やかな空気が吹き飛びます。顔を引き締めた西谷は「烏野のエースだ」と短く言いました。一応、と付け加えてますが。

 エースになりたい翔陽からすると、当然ながら一番気になる話題です。

 西谷は低身長でありながらも「エースになりたい」という翔陽に、「その身長で?」と口にし、翔陽は若干しょんぼりとします。

銀づち
銀づち

無言でしょんぼりしている翔陽が可愛い。

ワン親方
ワン親方

が、西谷は笑顔で応援してくれたな。

 笑いながら、今のエースより頼もしい、と翔陽の肩を叩いてくれてますね。それでも、少し前の回想シーンのせつなそうな雰囲気を思い出すと、翔陽を頼もしいと思ったのも嘘ではないでしょうが、複雑な思いがありそうです。

 それからエースはやはり憧れやすいという話になります。でも試合で盛り上がるのはスーパーレシーブが出たときだと、なぜ自分がリベロをしているのかを語っていく西谷。

 たしかにねぇ。それを拾ってしまうっ? というプレイが出たときって会場が湧くんですよねぇ。あるある。

 と、バレーボール経験者の筆者はうんうんと頷いてしまいました。いやほんとよく取材されてる。

 西谷はたとえ自身の身長が2mでもリベロをやると言いました。彼は彼でリベロであることに誇りを持っているんですね。

 では、翔陽はどうなのか。

 西谷はエース志望の翔陽は何が得意なのか聞きます。レシーブは本人の宣告通り下手くそでも、何か得意なことはあるだろうと。

銀づち
銀づち

ですが、『囮』というものに対してなんだか気が重たそうに話してますね。

ワン親方
ワン親方

エースとか守護神に比べたらパッとしないと思ってるみたいだな。

 西谷はちゃんと囮という役割がとても大事だと分かっているんですね。大事なポジションだと語る彼に、後ろで影山が「うんうん」と頷いているのが可愛い。

 そして菅原もまた、囮、という言葉に思うところがあるみたいで、今は影山と翔陽のコンビがいるから「今まで決まらなかったスパイクも決まるようになる」と口にしてます。

 今まで。それは今まで正セッターだった菅原が挙げてきたトスなはず。んー、菅原もこのエース不在の一件に大きく関わってそうですね。

名将の名を継ぐ者

 坂ノ下商店。そこは翔陽たちが部活帰りに寄っているお店ですが、そこの店番をしている男性の元を武田が訪れていました。どうやらこの男性をコーチにしたいんだとか。

 今まで何度も頼んでいて、何度も断られていても、この男性を誘う理由は何でしょうね?

ワン親方
ワン親方

って、烏養っていったか? 聞いた覚えあるなぁ

銀づち
銀づち

前任の監督で、影山がその監督目当てに烏野に来たくらいの人物です。
その人の孫がこの男性なんですね。

 アニメではセリフが省略されてましたが、この男性は選手としては伸び悩んだものの、後輩指導には長けていたり、分析力もかなりあるんだとか。
 指導者に向いている人と、選手としてすごいことは別だったりしますしね。

 そういう理由もありますが、実のところ一番の目当ては名将烏養の名。生徒たちに経験を積ませるために練習試合を組もうにも、烏養監督が辞めてから他校との繋がりも薄れたようで中々練習試合が組める相手がいない。けれど烏養の名があれば組みやすくなる、と。

 彼の名前は烏養繋心(うかい・けいしん)。コーチなんて引き受けないと突っぱねられます。

 それでも武田先生はまた来ます、と頭を下げてひとまずは帰るのでした。

ワン親方
ワン親方

うーん、たしかに指導者は大事だよな。

銀づち
銀づち

どうやって彼がコーチを引き受けてくれるのか。それも楽しみですね!

エースという重み

 ここでアイキャッチが入るんですが、その直前に地味にアニメオリジナルシーン。一人佇む菅原が描かれてます。何か、気合を入れているようですが……?

 そして翌日、菅原は一人の男子生徒の前に立っていました。髪を一つに縛った彼の名前は東峰旭。烏野のエースです。

 ガタイもよく、顔つきもやや強面ですが声や仕草は優しげ。西谷の謹慎が解けたという話を聞いた時も良かったと言ってます。

ワン親方
ワン親方

悪いやつじゃなさそうだし、怪我って感じでもないんだな

銀づち
銀づち

みんなエースを頼りにしているって言う言葉に、彼はただ申し訳無さそうにしてます……。

 足を引っ張ってしまうという彼に、菅原は今年入ってきた1年にすごいメンバーがきて、エースにばかり負担はかけない、と説得していきます。

 が、東峰が呼ばれてしまい、話はそこまでに。

 教室の外では翔陽と影山がひそひそと話していました。その横を通り過ぎる東峰、と彼の名前を呼びながら追いかける菅原。エースが旭という名前であることは西谷の言葉から分かっていたため、翔陽達が反応し、菅原が彼らに気づきました。

 不思議な出会い方をしたエースと翔陽たちですが、職員室では武田が電話をしながら喜んでいました。手にしたメモには合宿と練習試合の文字。

ワン親方
ワン親方

おっ、練習試合組めたんだな! 良かったぜ!

 そんな喜ばしいニュースがある中、菅原が東峰に翔陽たちを紹介します。

 翔陽から見た東峰は、月島より身長は低いけど「でかい」という印象。

銀づち
銀づち

そんでもって菅原から説明を受けた東峰が「そうかぁ」と言った時の柔らかい表情が最高です!

 ここ、漫画だと小さなコマな上に顔のアップではないんですよね。漫画だと翔陽が感じたことを文字にしないといけないのもありますし。
 けれどアニメだと本当に東峰の優しい感じ、がすごく伝わってきます。

 えーっ? そんなに違うのか。どんな表情か見たくなった方は↓コチラ↓から! 東峰推しの方には特におすすめ!

 見た目より怖くない、と感じた翔陽。彼は人懐っこいですが同時に割と小心者なのでちょっとビビっていたっぽいです。ロンゲとヒゲにビビって影山の後ろに隠れるというのが漫画では描かれていたりします。

 がんばれ、と他人事のように言われて驚く翔陽。一緒に頑張らないのか、と。エースに憧れているから本物が見たい、という純粋な彼に対しての東峰の細やかな表情の変化が切ない

銀づち
銀づち

細かく表情変化させられるアニメの特権ですね! 声優さんの声なき声も良い!

ワン親方
ワン親方

エースじゃないと言った東峰の後ろで悲しそうにする菅原とかも、アニメだからって感じだぜ!

 ここでようやく、エース関連で起きたことの説明が入ります。

エースが抜けた理由
  • 怪我ではない
  • バレーボールを嫌いになってしまったかもしれない
  • ある試合で徹底的にブロックされた(潰された)
  • 人一倍責任を感じてしまうから

 という感じらしいです。漫画だともう少し説明長いですが。

ワン親方
ワン親方

それくらいで嫌いになるか、というと……責任感じてしまって苦しくなるのはよく分かるな。

銀づち
銀づち

翔陽はそれだけで嫌いになるだろうかと首を傾げますが、影山はわからないなりに、他にも何かあったんだろうと言います。何より、

ワン親方
ワン親方

まだバレーが嫌いになったとは決まってない、か!
たしかにそうだな!

 賑やかに練習しているさなか、顧問の武田が合宿最後に練習試合を組めたという話をします。その相手は音駒高校(東京)。通称ネコと呼ばれる古豪の高校で、烏野の烏養監督と向こうの監督が長年のライバルで、昔はお互いに遠征していたそうです。

 カラスとネコ、ということでゴミ捨て場の決戦、と呼ばれて近所の人達が楽しみに見に行ったくらいのいい勝負だったんだとか。

 今の烏野には無縁の話ではあるものの、話だけには聞いていた部員たち。楽しみではあるものの、なぜ突然と疑問に思った澤村。武田はその因縁を聞いてどうしても音駒と再戦したかったんだとか。

 そうすれば『彼』も動くはず、と。

とても良く知っている

 練習試合に向けて頑張るぞと気合を入れる烏野のメンバーたちでしたが、西谷は浮かない顔。練習試合には出ない、と澤村に言います。
 西谷は新しい一年たちを歓迎し、烏野に新しい風が吹いていくのだろうと肯定的に受け止めていました。自分も一緒に練習したいけれど、エースである東峰がいない状態で勝てたら、それこそ彼がいなくても問題ないようで、それが嫌なのだと。

ワン親方
ワン親方

複雑だよなぁ。部活動は一年区切りでメンバーが変わっていくけど、まだ一緒にやれるから余計に。

銀づち
銀づち

根性なしといいつつも、すごく慕っているのが伝わってくるのもいいですね。

 澤村は「分かった」と頷きつつも合宿には出てくれと言います。言い淀む西谷に、憧れの目を向けて声をかけてくる翔陽。空気読めてませんが、ここではいいフォローになってますね。
 な? と笑う澤村は烏野のお父さん(笑)で、きょとんとしている翔陽は末っ子という感じでしょうか。

 練習後、翔陽は東峰が戻ってくれば西谷も菅原もうまくいくのかなと影山につぶやきます。責任を感じるから、という菅原のセリフは、彼自信も責任を感じているようでもありました。

 影山はそっけなく「どちらも責任感じてるんだろ」と言い、続いてすごいことを口にします。

一人で勝てるわけないのにな。

ハイキュー!! 第8話より
ワン親方
ワン親方

お前が言うんかい!

 なんと、あの影山がそんなことを言うので親方だけでなく、翔陽も反応してます。全部自分でできればいいと思う、と以前語っていた影山のマネまでして。

 ネットのこちら側はもれなく味方。その雰囲気がギスギスしているのが嫌だなと翔陽は思い、翌日も東峰のところをたずねます。影山もなんだかんだと一緒に来てあげてるあたり優しいですね。

 東峰からすると一緒に練習したこともない自分のところになぜ、と思うわけですが翔陽は彼がコないと2,3年生がどこか元気がないと口にします。

 その気持を受けた東峰は語ります。ブロックを撃ち抜くイメージが見えなくなった、と。

銀づち
銀づち

アニメの方だとあえて顔の下半分しか映してないのがいいですね。

ワン親方
ワン親方

ブロックが迫ってくる映像も、たしかに東峰が怖がるのも仕方ないのが分かる怖さがあるな。

銀づち
銀づち

漫画の方の、どこか諦めた表情もいいんですけどねぇ。
アニメではセリフを省略したのも含めてか、彼の恐怖心を映像でわかりやすく伝えている感じですね。

 それを聞いている翔陽の悲しそうな横顔もいい味だしてます。

 経験が少ない翔陽ですが、彼も何度も何度もブロックを決められてきたため、分かってるんですね。

 けれど今は影山のおかげでブロックを避けられる。ネットの向こう側の景色が見える、と話す翔陽に、東峰は思い出します。今まで見たことがあるその景色を。手に感じるボールの重さを。

――よく知っている。

 翔陽は東峰を羨ましいと言い、なぜみんなが彼のことをエースと呼ぶのかについて語っていきます。ハッとする東峰。

 翔陽の具体的なセリフについては、本編をご覧くださいね。良いこと言ってます!

 ちなみに影山も「一人で勝てないのは当たり前」「コートには6人いる」と伝えて二人はチャイムが鳴ったので帰っていきました。

 放課後、バレー部の体育館の近くを通った東峰。音がしているので気になって覗くと、ちょうどスパイクを打っている翔陽の姿がそこにあり、彼が言っていたことを思い出します。
 高いところで手にボールがあたり、手にズシッとくる感覚が好きだと語った翔陽の言葉が、とてもよく心に刺さるのです。

 自分の右手を見つめる東峰。苦しそうな顔で、彼は胸の中で呟くのです――よく知っている、と。

まとめ

 ハイキューは、バレーボールをしていた自分にはとても突き刺さるお話です。まぁ、バレーだけでなく様々なスポーツや何かに打ち込んできた人には刺さることが多いでしょうけども。

 今回は烏野の問題点である守備力を大幅に上げてくれるだろうリベロ西谷と、攻撃力を挙げてくれるエースが登場するお話で……でも、なぜ最初からいなかったのかが少し判明しました。

 試合で徹底的にブロックされて、責任を感じてしまった、と。

 ただ、実のところ影山が言う通りそれだけではなく、とある事件もあって余計に複雑になってしまった感じです。互いが互いに責任を感じて身動き取れなくなっているのもあります。

銀づち
銀づち

多分次回辺りに判明するかと思いますので、そこもお楽しみに!

ワン親方
ワン親方

西谷となにかあったみたいだもんな。気になるぜ!

銀づち
銀づち

では、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 烏野の守護神とエースが登場するお話を見たくなったならば↓コチラ↓からどうぞ!

 漫画で読みたくなった方は↓第3巻↓ですよ! アニメでは省略されているセリフも多いですし、アニメでは隠されていた東峰の表情もあるので、見比べてみてはいかがでしょうか!

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銀づち
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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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