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【アニメ-MASHLE-】第2話『マッシュ・バーンデッドと不思議な迷路』――理由は「後悔しそうだったから」ただそれだけ【ネタバレ感想】

アニメ『マッシュル-MASHLE-』第2話感想(画像参照:アニメ『マッシュル-MASHLE-』公式キービジュアルより)
銀づち

 前回。魔法の世界でありながら、魔法が使えない少年マッシュが、家族と平和に暮らすために魔法学校へ入学する、ということになりました。

 魔法が使えないとは言え、その身体能力はもう魔法使ってるのと変わらないくらい凄いものですけどね。

 まさか魔法の球をびたんってしたり、レシーブしたり、お手玉したりできるとは思いもよりませんでした。しかも最後は魔法の杖を野球のフォームで投げて魔法で作った防御壁を破壊するとは。

 魔法使い以上にある意味魔法(きんにく)使いな少年です。

 そして今回は、そんな魔法学校へ入学するための試験のお話になります。

 前回の話を忘れてしまった! という方は【アニメ-MASHLE-】第1話『マッシュ・バーンデッドと鍛えぬかれた筋肉』――筋肉と平和とシュークリーム【ネタバレ感想】を御覧ください。

 では、元気よく今日もネタバレ感想やっていきましょう!

 いや待ってくれ! マッシュが魔法を使わずにどうやって魔法学校の試験を突破するのか、先に見て来たい! という方は↓コチラ↓からどうぞ。

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前回のあらすじ

 マッシュは魔法が使えない。

 魔法がすべてを決める世界で、世界の真理と相反する少年がいた。

 人里離れた森の奥で体を鍛えている少年マッシュ。彼には誰にもある顔のあざがない。それは魔力がないこと、魔法が使えないことを示していた。
 魔法の使えない存在は国に追われてしまう。

 彼の養父、レグロはそんな彼を匿い育ててきたが、ついにマッシュの存在が魔法警察にバレてしまった。

 家に押し寄せた魔法警察をマッシュは鍛え抜いた体で倒すものの、マッシュ達を追いかけるのは彼らだけではない。国そのものがマッシュたちを捕まえようとしてくるということ。
 世界は、魔法が使えないものを許さない。

 魔法警察のブラッドが取引をもちかけてきました。魔法学校に入学し、優秀な学生に贈られる神覚者(しんかくしゃ)になり、その利権を自分にくれるのならば国に伝えない、と。

 マッシュは養父と平和に暮らしたいため、魔法が使えない状態で魔法学校に入学することを決めた。

前話より

 マッシュの体は魔法じみている。

今回のポイント

 魔法が使えないのに『魔法』学校へ入学!?

  • 試験は魔法を使ったものばかり……どうやって突破するのか
  • おじいさんと警察官が仲良し?

 動かれたら困るんだけど?

イーストン『魔法』学校

 伝統ある学校へ入りたいと集まっている入学志願者たちを見下ろす一人の男性。どうやら学校の教師で試験を担当するのか。どんな志願者がいるのか確かめてます。

 名はクロード・ルッチ。

ワン親方
ワン親方

うーむ、いかにもこの回だけのモブキャラっぽい(笑)

 彼が入学志願者を眺め、名門貴族の子息や魔法曲事務次官の息子などがいるそうです。そういう顔をしっているあたり、おえらいさんにおべっかを使うキャラなんだなぁとか、逆に貧乏な人には偉そうにする人だなぁとかがなんとなく分かってきますね。

 皆、杖の手入れや魔導書の確認と試験に向けてできることをしています。と、そんな志願者たちの中から奇妙な音がします。

 がしゃんがしゃんと金属が揺らされるような音。それも相当激しく振り回されているような音を探してルッチの目が動き……捕らえたのはダンベルを高速で上下しているマッシュの姿が。

銀づち
銀づち

相変わらず文字がいい仕事してる!
アニメでもこういう文字があるの面白くて本当に好き

ワン親方
ワン親方

なんで?っていう文字表記もいいな。声もついてはいるんだが、より不思議でシュールな作品の世界観を表してるぜ。

 ルッチの独り言ツッコミが冴え渡ります。

 空気椅子しながら筋トレの本を読んでいるマッシュ。その手にはシュークリームもあり、もっもっと食べてます。運動後のたんぱく質摂取は、などと呟いてます。

 しかもそんなマッシュの背後にはマッシュの養父レグロと取引を持ちかけてきたブラッドが黒い全身タイツと丸いサングラスを身に着け両手に木の枝を持って立っています。隠れている……つもりなんでしょうか?

 もちろんルッチはちゃんとツッコミ入れてます。

 ひそひそと話すレグロとブラッド。レグロは心配しているようです。なんといっもマッシュは魔法が使えません。なのに魔法学校へ入学だなんて。
 ブラッドによってマッシュは他の人と同じように顔にあざがあるように見えます。本物そっくりに作ったようです。

 マッシュはそれに……たぶん気づいてなさそうな顔でシュークリーム食べてます。美味しそう。

銀づち
銀づち

私は特別シュークリームが好物ということはないんですが、マッシュル見ているとシュークリーム食べたくなります(笑)

 ちなみにここ、漫画とは若干セリフの順番が違いますが、特に気にならないくらい自然です。

 そしてルッチが魔法で声を拡張? させて「はじめましてようこそ」と会場の中央に炎とともに現れて、受験者たちに声をかけてます。

 漫画ではさらっと描かれた登場シーンでしたが、アニメでは情景を映しながらのわりと尺を使った登場となっていて「おおっ」とモブキャラたちと一緒に声が出ました。

 受験生たちはクロードの名前にざわつきます。どうやらちょっとした有名人らしいです。

ワン親方
ワン親方

『今年度来る魔法使い7位』……って、なんだそりゃ?

銀づち
銀づち

よくわかりませんが、凄いんでしょうね。

 若くして高度な魔法を数々取得したと噂らしいです。そんな声を聞いて気持ちよさそうにするルッチ。もっと崇め奉ってくれ、などと思います。平静を保とうとしてますが、顔がにやけそうになるのか。ひくひくしてます。

 が、マッシュが「わざわざ火の中からとか熱そう」とぽつり。絶対にマッシュを落としてやる、とルッチは思います。

 気を取り直して「席につくように」と受験者たちに言うルッチですが、そこは屋外で机や椅子などありません。しかしルッチが杖をぎゅっと掴むと地面から椅子と机が現れ、さらに空から答案用紙と羽ペンが降ってきました。

 すごいとざわつく受験者達。マッシュはというと「最初から用意してある部屋に案内してくれればいいのに」と正論をポツリ。

ワン親方
ワン親方

はっはっは!
たしかにすごい魔法だけど、マッシュの言うとおりだな。

銀づち
銀づち

どう考えても見せびらかしたいだけですしね。

編入試験――魔法が使えなくても合格できる?

 苛立つルッチですが、編入試験の突破率は3%。マッシュのような者には突破できないだろうと気にしないことにしました。

 しかし魔法の学校とは言っても筆記試験があるんですね。なんだか意外。

 と思っていたら、なんと答案用紙の文字がさわさわと動いてます。幻覚で動いているように見える、ではなくて文字通り動いてます。魔法を解いて文字を整列させるのがこの試験の内容、ということです。

 レグロとブラッドは魔法の使えないマッシュには無理だろと思います。

 一方のマッシュは答案用紙を前に困ってました。わさわさと動く文字に向かって「動かれると困る」と声をかけてます。声をかけるだけで止まってくれたら試験はいりません。当然、文字は動き続けます。

 マッシュは動き続ける文字を見つめ続け、もう一度「困る」と口にします。……羽ペンを粉々に砕いてから。

 ピタリっと整列する文字。

ワン親方
ワン親方

それで整列すんのかーい!

銀づち
銀づち

レグロたちも驚いてます。
ってか、文字たちもそういうの把握できるんですね。

 当然、綺麗に整列させている上に問題自体は簡単ということで合格。その後も、マッシュは持ち前の魔法じみた身体能力で試験を突破していきます。

 いい声でなんやかんやと説明されます。

 なんやかんやと突破してきたマッシュは、またどこにもっていたのか。新しいシュークリームを食べてます。美味しそう。

 ルッチはふざけている、と思い、考えます。マッシュをなんとかして落としたい、と。主旨が変わってますね。編入の試験なはずなのに自分の意向だけで考えるとはねぇ。

迷路

 また地面が揺れて、土が盛り上がり高い壁が出来ます。どうやら迷路のようです。もちろん中には罠もあり、30分以内に出口にいたものを合格とする、とのことです。

 ぽつんと佇むマッシュ。簡単そうだな、とつぶやきます。そんなマッシュに話しかけてくる可愛らしい金髪の女生徒。レモン・アーヴィン。

 ですがさすがマッシュ。なんで、とか聞いてます。女の子に対しても反応は変わらず。女の子が「え」と驚いてますが、協力したほうが効率が~という説明にマッシュは納得して女の子と一緒に行くことに

 二人並んで歩いていきますが、レモンちゃんが転んであざとい声上げたり、レモンちゃんがインプに絡まれたり、地面から出てくる手に掴まれたり……とレモンちゃんが足を引っ張りまくっていて……最初はわざとらしかったのが、段々と本気でレモンちゃんが白目向きはじめて、マッシュが「効率的ってなんだろうか」と疑問に思ってます。

 で、出入り口の方から歓声が上がっているため、マッシュが急がないとと歩きだしますがレモンちゃんがここで杖を取り出して何か呪文をつぶやきます。

 途端にマッシュの両腕と両足に枷がついて動けなくなります。

銀づち
銀づち

ここのレモンちゃんの声が先程よりも低くなってて、演技分けにおわっと思いました。

ワン親方
ワン親方

最初はすごくわざとらしくて、途中から本当に大変そうで、でもこの呪文の声は嫌がっているような感じだな。

 レモンちゃんは申し訳無さそうな顔で「騙していてすみません」と言います。なにか事情があってマッシュをゴールさせないようにしてるようです。……やつですかね?

 マッシュが「諸事情?」と聞きますがレモンちゃんは言いたくないようです。まあ、言いたくないから諸事情なんですが。

 騙されていたのかとマッシュは言い、どう見ても金属製の枷をあっさりとぶっ壊して「自分にも諸事情がある」とレモンちゃんをその場に置いて出口へと向かいます。

 まさか枷が壊されると思ってなかったんでしょうね。レモンちゃんはボケっとした後で、慌てて追いかけようとしますが、そんな彼女に迫る影。

 スフィンクスのような生き物? がレモンちゃんに謎掛けをふっかけてきます。有名な謎掛けですね。

「朝には4本足。
 昼には2本足。
 夜には3本足の生き物はなーんだ」

マッシュル第2話より

 魔法でなんとかしようとしますが杖を弾かれ、腰が抜けて座り込んでしまいます。弾かれた時に手も怪我してしまったらしく、血が流れています。なぞなぞを必死に考えるレモンちゃんですが、慌てているせいで何も考えられません。

 そしてタイムアップだとスフィンクスが腕を振りかざします。罰を与える、と。レモンちゃんは助けを呼ぼうとするものの、途中でやめました。人を騙した罰なんだ、と。自分のために誰かを貶めようとした罰、と。

 逃げることも誰かに助けを求めることもせず、心の中で謝罪だけをして受け入れようとするレモンちゃん。

銀づち
銀づち

根はとてもいい子なんですよねぇ。

 と、そこへやってきたのがマッシュ! そんな生き物いるわけ無い、とスフィンクスを殴り飛ばすマッシュ! さすがマッシュ! 筋肉はすべてを解決する!

ワン親方
ワン親方

ちなみになぞかけの正解は?

銀づち
銀づち

人間です。
赤子の時は四つん這い。
おとなになると2本足。
年を取ってくると杖を使うから3本足。

 戻ってきてくれたマッシュに驚くレモンちゃん。マッシュはこう言います。

「諸事情が僕みたいな感じだったら、なんかカワイソウだと思って」

マッシュル第2話より

 でももう今からじゃ間に合わない、と言うレモンちゃんですがマッシュは自信あり気です。

迷路とは何だ?

 出口で待つルッチはマッシュが出てこないのを見てほくそ笑んでいます。たくさんの罠に迷路の番人。足止めの生徒、と心の中で呟いているので……まあ、ね?

ワン親方
ワン親方

うぅん、さすがのマッシュでもきつそうだが、どういう作戦だ?
迷路得意なのか?

 と、大きな地響きがします。いえ、何かが壊れる音。

 ルッチは「まさか」と思います。厚さ1メートル。魔法も弾くようになっている迷路の壁ですが、マッシュにとってはなんら障害ではなかったようです。

 一直線に壁が破壊されて、そこをマッシュとレモンちゃんがやってきました!

ワン親方
ワン親方

あはは!
さすがマッシュだぜ、豪快だ!

銀づち
銀づち

しかしマッシュならわざわざ壊さなくても壁を登って上から来れそうですが。

ワン親方
ワン親方

いやでも迷路だぜ? 上からは禁止だろ?

銀づち
銀づち

でも迷路を破壊するのもどうなんでしょう?

 迷路とはなんだろう?

 そんな方法でクリアしたマッシュを遠くから眺めているおじいさんがいます。明らかに只者ではないおじいさんですね。

 受験生たちが「ありなのか?」「いや駄目だろ」とざわついています。彼らは真面目に迷路を解いて来たわけです。なのに壁を破壊してやってきた、とかどうなんだと思ってしまうのでしょうね。悪口を言われてしまい、素直なマッシュは「帰りたい」と呟いてしまいます。

 表情は変わってなさそうに見えるんですけどね。声とか仕草、文字表現などで凹んでいる感じが出てます。
 まあ声も淡々とした感じではあるんですが。

 迷路なのにその方法はないだろう、と文句を言われてマッシュもたしかにとか思ってしまいます。本当に素直。
 周囲がマッシュを責め立てる中、やめてと声を上げてくれたのが先程彼を騙し、彼に助けられたレモンちゃんでした。マッシュは悪くない、と。

 ルッチが何かを察してレモンちゃんに「何も言うな」と言いますが、レモンちゃんはうつむきつつもハッキリと口に出しました。ルッチに言われてマッシュを邪魔しろ、と。そうすれば合格にしてやる、と。

 彼女の家は貧乏で、家族のためにも由緒ある学校に入学したかったようです。就職とかにもきっと有利なんでしょうねぇ。

 ざわつく周囲。

 そうやって騙した自分を助けてくれた、とレモンちゃんは言いますが「僕と結婚してくれ」と言われたという無い記憶を作り出しています。

 ちょっとした回想が入ります。
 怪我しているならおぶる、というマッシュですがそれに対してレモンちゃんは「自分は(精神的に)重い」と言い、マッシュは「(物理的に)重いのは気にしない」と返すわけですが……うーん、このレモンちゃんも中々の子みたいです。

 それでマッシュにキュピーンと来てしまったらしく、マッシュは結婚のけの字も言ってないのにもうその気になって照れているレモンちゃん。……言動はあれですが、声と見た目はとても可愛い。

ワン親方
ワン親方

変なやつしかいないのかよ!

銀づち
銀づち

こういうキャラの濃いヒロイン好きですよ!

 暴露されたルッチが鼻で笑います。そうだ、とレモンちゃんの言葉を肯定します。悪いか、と。試験管だぞ、と。

 貧乏学生や生意気な生徒はこの学園にふさわしくない、と。

 レモンちゃんの古びたローブを見てワケアリとすぐにわかったルッチは、利用できると思って彼女に声をかけた。なのに恩を仇で返しやがってと逆ギレします。それだけで飽き足らず、頭が悪いのは親譲りか。などと家族までバカにするしまつ。

 うーん、小物感。

 マッシュたちは不合格だと言うルッチ。自分に逆らうか? などと迫力ありそうな顔でマッシュに言うルッチ。足元からは光と風がわきおこり、逆らうなんて出来ないだろうと自信有りげな彼の杖を……マッシュは掴んで折ります。

 えーっとなるルッチ+受験生。様子を見守っていたレグロとブラッドは「あー」という雰囲気。ルッチがカワイソウになるな、と思っているようです。

 とはいえ、立場としてはルッチの方が上。マッシュたちの言う事なんか誰も聞いてはくれないと言おうとしたルッチでしたが、そこへやってきたのが先程迷路を上から眺めていたおじいさん。

 威厳ある声で「静まれ」と言います。

銀づち
銀づち

威厳があるのに同時に優しいこの声大好きです。

 この方、校長先生だそうです。そして最終面接はこの校長先生が行うようで、ルッチは後で自分のところに来るようにと告げます。彼が何をしようとしたのか。当然ご存知なのでしょうね。ルッチが「わかりました」と気の抜けた顔で言いながら膝を付きました。

 そして最初の面接はマッシュ!

 一瞬で場所が移動します……おお! これぞ魔法!

最終面接――校長VS筋肉?

 まったく緊張した素振りなく「よろしくお願いします」と頭を下げるマッシュ。基本的に素直で良い子なんですよね。いろいろと変わってはいますが。

 なぜこの学校を選んだのかと聞かれて少し間を置くマッシュ。広々としたその空間には校長の他にも教師らしき人たちがたくさんいて、マッシュを見下ろしています。

ワン親方
ワン親方

マッシュの答えは「家族と平和に過ごすため」か。
ほんと、良い子だよなぁ。

銀づち
銀づち

が、事情を知らなければよく分からない答えです。ちゃんと答えなさい的なことを言われますが、校長は構わないと言ってくれました。

 次に校長は時間がないのに女の子を助けに戻ったことについて聞いていきます。なぜかと聞かれて「後悔しそうだったから」と答えるマッシュ。短絡的ではありますが、悩む素振りもないところがマッシュの良いところですね。

 校長は面白いと笑います。

 相手が圧倒的に強い相手でもそんなことが言えるか、とマッシュを試そうとする校長は不気味な魔法を顕現させました。

 口がたくさんある黒い巨大な人影。その右手がクルクルと回せるレバーのようなものをもっていて、そのレバーが回ると巨大な本のような台の上に乗った不気味な人形に尖った鉄の塊?みたいなものが刺さるようです。

 この魔法は対象者の最も大切な存在の魂を台の上に乗った人形に移せるもの。

 レグロ達へと一瞬場面が切り替わりますが、レグロ爺さんの魂が抜けてその体がふらっと倒れます。

 そう。
 今、この人形の中におじいさんの魂が入っているわけです。そして魂の入った人形にナイフが突き刺されば……おじいさんはもう帰ってこない。

 話を聞き終える前にマッシュは人形を突き刺そうとする巨大な鉄の塊、ナイフを殴りますがびくともしません。当然、マッシュの手は血だらけになります。

銀づち
銀づち

校長は言うわけです。
「自分の方が君より強いが、こういう状況の時に君はどうする?」と。

 問いかけが終わり切る前に、マッシュはまた動いてました。自らの手で、その巨大なナイフを受け止めておじいさんの魂が宿った人形に刺さらないようにしてます。

 ずっと巨大な魔法を出してはいられないだろうと。我慢比べだ、と。

 校長はそんなマッシュを見てなにか考え込みました。そして力の使い道、それを扱える心の持ち主を校長は求めていた、と。君にはその資質がある、と魔法を解きました。

 ただマッシュを試したかっただけで、おじいさん(かどうかは校長も知らないでしょうが)を傷つけるつもりはなかった、と。マッシュは気にしてないようです。

 しかしたとえ校長が前に立ちはだかろうと、グーパンで倒すと宣言するマッシュ。

 無礼だと言う他の教師たちですが、当の校長はどこか嬉しそうでもあり、イーストン魔法学校へようこそと言うのでした。

 見事合格でした。

魔法の授業とは

 前回は原作1話分をアニメ1話としてましたが、今回は原作の2話から始まり4話目も入ります。

 鍵を開ける魔法の授業。当然ながらマッシュは魔法が使えないので……手で無理やり開けて先生に怒られてました。

 ここらへんのギャグの雰囲気は銀魂に似てます。著者も影響受けたとおっしゃられてます。まあ影響受けちゃいますし、まったくどんな作品にも影響受けない人なんていないですからね。

 勢いのあるツッコミとシュールな感じがうまく調和していていいですよね。

 教師と会話しているマッシュを見たとある男子生徒は心の中で「今年の編入生はやばいから関わらないようにしよう」と。

 それとは別に、マッシュを面白そうに眺めている男子生徒たちもいました。にやにやとした笑みからして、あまり良い雰囲気ではなさそうですね。

内部進学組と編入生

 先程、マッシュと関わりたくないと言っていた男子生徒が説明してくれます。

 イーストン魔法学校は寮で、一人部屋ではないのでしょう。マッシュみたいな人とは一緒の部屋になりたくない、と思ってます(フラグ)。

 彼の名前はフィン・エイムズです。

ワン親方
ワン親方

フィンか!
よろしく……ってエイムズ?どっかで聞いたような……?

銀づち
銀づち

第1話ですね。
ここのブラッドが初登場するシーンでエイムズという名前が出ております。

 気になった方は【アニメ-MASHLE-】第1話『マッシュ・バーンデッドと鍛えぬかれた筋肉』――筋肉と平和とシュークリーム【ネタバレ感想】神覚者(しんかくしゃ)を御覧ください。

 互いに自己紹介をするわけですが、映し出された部屋の様子が面白い。あからさまに筋トレの用具が見えて、こちらのベッドがマッシュのだなというのがわかります。地味な描写ですがこだわりが見えて好きです。

 挨拶はまともだったのでフィンは一瞬大丈夫かなと思いますが、一瞬で着替えた上に自分の筋肉に名前をつけているマッシュにやはり怖いと思うのでした。

 イーストン魔法学校の寮では内部進学組と編入組がペアとなって助け合うのが伝統らしいです。
 ひとまず適度な距離感を保っていこうと思うフィン。平穏な学生生活を送りたいようです。

 そして早速、マッシュは質問をします。彼は神覚者にならないといけないわけですが、具体的にどうやったら慣れるのか、と。

銀づち
銀づち

金のコインを集めるようです。
テストや授業はもとより課外活動や学生生活においてもすべてが評価対象で、金銀銅の硬化がもらえるようですが3学期終了時点で金のコインを5枚以上持っていたら神覚者の試験を受けられる、と。

ワン親方
ワン親方

それとは別に一定以上の成績がないと退学もある、か。
マッシュ……勉強とか苦手そうだが大丈夫か? ただでさえ魔法が使えないのに。

 頭を抱えるマッシュ。すぐに退学になりそうだなと思うフィン。

 お互い頑張ろうねと言うフィンですが、一緒に、とは言わないフィンに対してマッシュは素直に良い人だと思うのでした。

 原作の方だとまだ4話目の途中なんですが、アニメはシュークリームを食べて終了です。

まとめ

 今回は前の話よりもぎゅっといろいろと詰め込まれていましたね。編入試験から入学、初授業ともりだくさんです。キャラクターもたくさん出てきましたね。

 レモンちゃんとフィン君……ルッチと違い、これからも出てきそうなキャラクターですね。

 どんな風にマッシュと絡んでいくのか楽しみです。

ワン親方
ワン親方

レモンはちとアレだったから、フィンはまともだといいんだが……ツッコミ枠っぽいし大丈夫か?

 どうでしょうか。第2のレモンちゃん、第三のマッシュが登場するかもしれませんし、フィン君の髪色はかなり中二病ですし意外と……だったり?

ワン親方
ワン親方

お、恐ろしいアニメだぜ……。

 今後も個性豊かなキャラクターたちが出てくるのでぜひともお楽しみに!

銀づち
銀づち

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


(精神的に)重ためだけど可愛らしくて根は良い子なレモンちゃんと見た目は結構中二病前回だけどまともそうなフィン君の初登場が見たくなった方はぜひ↓コチラ↓からどうぞ!

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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 マンガには好き嫌いがかなりあり、受け付けないイラストも多い。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
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