【転生悪女の黒歴史】死亡フラグ82――たとえどれだけ歪んでいても、そんな世界を望む【ネタバレ感想】

前回はまさかまさかの、ヨミの裏切りという展開!?
思わず脳裏にはカグラがヨミにいろいろと言っていたシーンがよぎりましたね。ヨミはコノハを愛する運命何だとか云々。
それにイアナが描いていた黒歴史でも、ヨミは最終的にイアナを憎みコノハを愛することになりますから……いやでもあのヨミが裏切るわけがないという気持ちとともに葛藤する一ヶ月。
しかも教皇が出てきていたので絶対ハラグロ教皇がなんかしてくる、ヨミは大丈夫なのかと心配で心配で。
今回はそんな疑問が一挙に解決……!?
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前回のあらすじ
そんな考え方する人が好き。
あらすじ
前話より
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今回のポイント
神殿名がラララなの、毎回なぜかクスっとくる。
- やっぱり腹黒すぎる
- 心から望む世界
- こそこそしまくる小者
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今回の痛さは格別
今回はいきなり胸糞悪い顔……そう。教皇から始まります。

それにしてもこの教皇。若すぎるんだが、なんか若返りの術でも使ってんのか?

それこそ傀儡の術で若い体に憑依している可能性もありますが……たぶんそこまで気にしなくていいと思います。たぶんね。
ブドウを食べてますが、どうやらヨミが教会でのご飯を食べないのでそれを皮肉ってたようです。
でもヨミが言い返します。世間的には凶悪犯と言われているヨミを突然教会に移送して良い待遇を与える……どう考えても怪しいから警戒してもおかしくはない、とね。

まぁ……たしかに怪しすぎるぜ。俺っちだったとしても警戒しちまうぜ
教会はですが気にせずヨミに近寄り、最初は優しげな雰囲気でしたがヨミのピアスを荒々しく掴みました。

うわぁ、やめて! 痛い! これは黒歴史の痛みじゃなくて物理的に痛い!
今回はそっち方面の痛さでくるの? と想っちゃいました。こういうの自分も共感して痛くなる方は少なくともピアス外してから読んでください。
で、このピアスが以前していたものと違う……という話がありまして……ちなみに左耳にだけ細長い石のピアスを今してるんですが……これがなんと! コノハの杖に使われていた特別な石なんだとか。
古代から禁術に使われていたもので、その禁術とは――記憶の改竄。
ヨミは魔法の才能がありますのでその古代の禁術を使って貴族や忍びたちの記憶を改ざんしたのだろうと教皇は言うのです。
そしてそのまま……ぶちっとピアスをちぎり取ります。……痛いいいいいいいいい!

うおおおおおおっ! 見てるだけで痛いぜぇええええ!

欲しい人材だ、とか口元だけにやりと笑っているのは本当に腹黒教皇です。
どうやらヨミを仲間に入れてその禁術を使わせたいみたいですね。傀儡の禁術も研究してましたし、おかしなことではないですね。
教皇は悪女イアナを嫌っていますが、同時にヨミにとって弱点だと察しているのでイアナの命を盾にヨミをひきこもうとしてます。
やっぱりお前かい!
ここで回想シーン。
イアナにかけられた数百もの罪。それらは教皇の指示のもとで貴族たちが証言したもの。しかもヨミは傀儡の実験についても知ったようです。
忍びに調べさせたのでそれを知った忍びも危ないからと記憶を改ざんしたみたいですね。

忍びへの気遣いであり、忍びはイアナを助ける手足でもあるので守りたかったんでしょうね

イアナが悪女と呼ばれない世界がほしい……か。
私達読者もそんな世界がほしいよ、ヨミ。
ここのヨミが語る中でのイアナの笑顔がとても可愛いので必見です!
かと思いきや、それを邪魔する存在は許さないと教皇を見るヨミの目とのギャップが凄まじい。

でも教皇は怒るどころかだからこそ欲しいみたいなこと言ってるな……変態かこいつ

今度からは変態教皇と呼びますか。
人一人の人生は書ききれるものではない
ここでシーンがガラッと変わり……なんと……なんと……! イアナの……入浴シーン!
すぐに教会に行こうとするイアナをコノハが止めてます。笑顔で妹をお湯につける聖女……怖い。やっぱりコノハが一番怖い。
ヨミがすれ違いで教会に移送されたことを知って動揺していたイアナをコノハが連れ帰り、今は少し冷静になったようです。
もちろん外からしたらなんで教会に移送されたのか、教皇が何を考えているかわからずに不安になります。
イアナはヨミが犯人とは想ってませんが、冤罪でも多くが信じ込めばそれが真実になってしまうことは、彼女が一番良く知っています。

イアナはそのせいでたくさんの冤罪かぶらされてるからなぁ……
だからこそ、今このときこそ信じる力が必要なんだと真っ直ぐに彼女は言い切ります。ヨミを信じて彼に会いに行くのだと。

イアナたちからすれば、ヨミの罪はまだ晴れてませんが、それでもイアナは信じると言ったわけですね。
なので教会に入るための正当な言い訳を考えて侵入しようとコノハやソルと話し合います。コノハは聖女なので教会には簡単に入れるでしょうが、ヨミに出会うとなると――。
ソルが「私物を渡したい」ということにしようと提案し、イアナは少し申し訳なく思いながらもヨミの部屋を物色(?)しにきました。
そしてそこで……あのイアナたちの母の日記を見つけます。さらにはヨミが子供時代に書いたメモもあり、イアナを助けようと決めた決意が書かれてました。
イアナのために生きたい――……
思わず涙するイアナ。そこまで想ってくれていると思わなかったのでしょう。
聖者と聖者
夜。
コノハがラララ神殿を訪れ、ヨミに渡したいものがあるといいます。とても個人的なものだから直接会って渡したい、と。

ここでなんですが、教皇は一応コノハを聖女『様』と様付けにしつつも皮肉のような話しかけで応酬してました。

腹黒同士のやり取りはこえーよ。
と、コノハが目立つ行動をしている間に侵入したイアナはヨミを探していました。
出た!小者やろう
細かい間取りは覚えてないので、ヨミの設定を思い出して彼がいそうなところを探します。
ヨミの設定。美形に殺されるのもいいなと思った悪役萌の佐藤コノハが作ったキャラクター。そして今の彼女に使える力もコネもなく、あるのは黒歴史を知っていることだけなのに、中々ヨミを見つけることができない。
ここでまたもやヨミとすれ違うような描写ががが!
さらにはコノハの時間稼ぎも限界が来て、彼らは神殿をあとにしようとしてました。
イアナは設定を思い出して探しているのに手がかりが見つからず落ち込んでました。そんな時、ポケットにいれていた紙に気づきます。一度破られて必死に直したヨミとの誓約書。
それでイアナは思い出しました。たしかにこの世界は彼女が昔作った世界で、設定を考えたのは彼女。
でも、彼女が知っている生身のヨミは設定だけではない行動をいくつもとっていた。ヨミ・ブラックサレナはたしかに彼女が作ったかもしれないけれど、それだけじゃない。
どれだけ設定を書き連ねても書ききれない。

『設定上』にはいない、か。……そうだよな。転悪ではいつもそこがちょっと引っかかってた。設定がすべて、みたいな。

自分が作った世界だから余計にそう思い込みたくなる分があるかもですねぇ。
だからこそ設定だけで考えず、イアナとして生きてきて感じたヨミを追いかけて……イアナはついにヨミを見つけて彼の腕の中に飛び込みます。
ヨミは自分のしたことでイアナが危険な目に遭うといいますが、イアナはそんなことはいいのだと、帰ろうと彼に言うのでした。
と……そんな感動的な光景をこそこそ見ているのはあの厨ニ小者やろうのオロチ。
そして案の定、あの巨大な傀儡が出現するのでした!
まとめ
ということで今回はあっさりヨミの奪還に成功……? というお話でした。

傀儡出てきたけど……オロチだしな。

オロチですからね……
コノハとソルもいるのでなんとかしてくれるはず……え? まだ帰ってないですよね?
でもヨミ自身も強いし、イアナも剣を学び始めて強くなってるはずなので……まぁ……大丈夫?
とにかく今回わかった大事なことが一つ。
今起きてることの大体は教皇のせい
ということですね。
今後、この教皇との全面対決は避けられなさそうですし、どうやってこの権力トップに君臨するやつと戦うのかがミソになりそうです。
次回以降の教皇との戦いが本格的になりそうでワクワクしてきます。
それといよいよアニメも始まるということでそちらも楽しみですね!>>@tenkuro_PR

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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