【アニメ-悪役令嬢転生おじさん】第5話『おじさん、二刀流でいく』――なんでそう……なるのっ!?【ネタバレ感想】

前回は自分だけの特別なビースト(従魔)を手に入れるという盛り上がる中二展開がありつつも、現代日本では憲三郎が事故にあった後のことが描かれ、すこししんみりしつつ……最後は憲三郎を目覚めさせるべく、ゲームをクリアしようと娘が奮起する、という流れに。
めちゃくちゃ気になりますよね。基本は操作受け付けないけど、時折ちゃんとサポートしないと物語が進まない、というのは大変です。

ただ淡々とシナリオだけが進んでいって、けど時折操作しないといけないって、目を離せないから大変だなぁ。
まぁ何回もやったゲームとはいえ、シナリオぜんぜん違うので楽しいかもしれませんけど……なにせ主人公が身内になっていて心の声も聞こえたりしますし、別のダメージ負いそう。
とくにおじさんが美少女になっているわけですしねぇ。

自分の父親がすごい美少女になっている、と想像したら……なんか、その……複雑な心境になりますよね。

そう、だな……オレっちの親父がって考えると……複雑、だぜ。
そんな複雑な家族の心境を味わいたくなった方は↓本編↓を御覧ください!

いや! できれば味わいたくないんだが!?
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前回のあらすじ
身内のはしゃいだところを見る恥ずかしさ、分かる。
魔法学園に入学して1ヶ月。グレイスたちはビースト(従魔)召喚の儀式を行っていた。
卵から生まれるビーストの属性によってその後の覚えていく魔法も違っていくため、重要なもの。ヴィルジールとオーギュストも生徒会の先輩として気になる、と見学に来た。
風属性のペガサスを召喚したアンナ。
主人公ではないからと気楽に召喚に挑むグレイス憲三郎だが、召喚されたのはレアもレアな古代竜で、しかも通常は一つの属性なのに2つ持ちで、召喚方法もほかとは色々と違って……?
一方で現代日本では憲三郎の娘、日菜子は父親の事故を聞かされていた。
憲三郎は特に目立った外傷はないものの、眠った状態となっていた。
落ち込む母と娘だったが、気持ちをなんとか明るく持ち直し、帰宅。
するとテレビ(ゲーム)画面が点きっぱなしで、ゲームを切ろうとしても切れない。しかもセリフ枠にはグレイス(憲三郎)と書かれてある上にシナリオも今まで見たことないものになっていた。
母と娘はシナリオを確認し、グレイス=憲三郎だと確信する。
憲三郎を戻すためにもゲームのクリアを目指し、シナリオを進めていくとビースト召喚を手伝うことになり――?
前話より
魔法の手。
今回のポイント
なんかいい感じに変換された。
- 2つの属性の切り替え方
- 覗き見れば尊し
- 堅苦しい男は分かってますよ顔をする
聴き逃がせない一言に反応しちゃう殿下かわゆす。
一つの体に2つの心
学園長先生と、グレイス、にいつものガーネット先生と……アンナ、ヴィルジール、オーギュストが中庭にいます。
あらためて学園長先生がグレイス憲三郎のビーストであるエンシェントドラゴンの鑑定をしてますね。

異例のことだから、学園長に報告して、そして確認してもらってるのか。

特別っていい響きですが、前例がない危険性も含まれますし、すごいなぁだけで終わらせないのは大事ですね。
学園長先生はエンシェントドラゴン自体は見たことがあるそうですが、2つの属性を持ち合わせたビーストは初めて見たそうです。
長く学園にいてそうな学園長にも覚えがないので、本当に前例ないことなんでしょう。
ヴィルジールもグレイス憲三郎も深刻そうな顔です。属性をたくさん持っていることは良さそうにも思えますが、良いことばかりでもないでしょうね。

皆が1属性に集中できるのに、グレイスは2つを磨かないとですし、切り替えとかもあってより使いこなす難易度が高いでしょうね。
それはそうと、あくびしているドラゴン可愛い。
2つの属性
OPがここで挟まって、また続き。
ビーストを通して実際に魔法が使えるのか試してみます。
赤いからだ、ということもあって火球が飛んでいきます。中々の威力らしく、またアンナの好感度が上がっています……もう好感度カンストしてるんじゃないでしょうか。
火の魔法だったので水は使えるのかと聞かれます。グレイスは挑戦してみようとドラゴンを呼びます――オリオンという名前にしたようです。

ん? あれ。
けど憲三郎がつけたってわけじゃないみたいだな。

ウィンドウに表示されてるみたいですが、他の人には見えないようですね。
しかしオリオンに声をかけても、とくに反応がありません。が、ウィンドウに属性選択画面が出てきて、水が選択されました。
するとオリオンの身体が赤から青色に変わります。
先ほどと同じ呪文を放つと、今度は水魔法が放たれました。

2つの属性は便利そうだが、切り替え方法が面倒そうだなぁ

ショートカットが欲しいところですね……。
同時に2つの属性を使うことが可能かと聞かれますが、今のところグレイスには方法が分かりません。
ですがウィンドウには従魔LV1とあるので、レベルが上ったら使える、とかありそうですね。レベル上がるの楽しみです。
なぜグレイスだけ2つの属性なのかという話になった時、心当たりがあると述べるグレイス。なにせグレイス憲三郎ですからね。
もう一つの心がある日芽生えた、と話す彼女。幼い頃からグレイスを知っているヴィルジールもたしかに最近のグレイスは変わったと思います。
なんですが、ふわっとした表現だったせいか、新しい自分への成長、という風に捉えられてしまいます。

全然伝わってねぇ!

エレガントチートの弊害かもしれませんね。
マジックエキシビジョン
生徒会の中から特に優秀な生徒に模範演習として魔法を披露してもらっているそうなのですが、それにグレイスが出ることになりました。
最初、グレイスは渋ってたのですがアンナが大興奮でグレイスこそが模範にふさわしいと力説するので引き受けることに。ただ、その模範演習のためにアンナにも協力を要請します。
負けじとヴィルジールやオーギュストも手助けを申し出てくれます……ハーレムだなぁ。
そしてワイプ芸。さすが憲三郎。
と、ここで日本に戻ります。日菜子は無事にビーストが生まれたと一息。
母と娘は先程見た小さい憲三郎とグレイスについて話してます。2人分が合わさった……異世界転生おなじみの特典チートってやつだろうか、と納得? してますね。

さすがおたく。理解が早いぜ!
シナリオを進めていこうとしたら、なんとビーストの名前を決めれるようです。というか、こっちで名前決めていたんですね。
オリオン、という名前は父と娘の思い出があるものですが……さすがによくある名前というのもあって、憲三郎は娘が名付けたとは気づけませんでした。
で、ここで宅配がやってきて日菜子がその場を離れます。その間に、ビーストの属性が変換できずに困ってしまうグレイス憲三郎。

どうやら属性変換は憲三郎がしていたのではなく、日菜子が操作していたようです。
今後はしっかりとシナリオを追いかけて、必要に応じて操作してあげないといけないみたいです……中々大変だぁ。
シナリオは進み、憲三郎が正直に2つの心の話をしようとします。日菜子はソワソワ。
というのも、ルートの一つにはグレイスに悪霊がとりついてアンナと戦うというのもあるらしいです。つまり、ヘタにもう一つの心が……となったら悪霊を疑われるかもしれません。
が、エレガントチートのおかげでふわっとした表現になり、すごく前向きに捉えてもらえました……憲三郎視点だと弊害かと思いましたが、ゲームをよく知っている日菜子からすると良い方にいったみたいですね。

同じシーンなのに見ている側が違うとこんなに意味が変わってくるんだな……現実でもそうだが、痛感するぜ。

ちなみに学園長にも好感度エフェクトが!
マジックエキシビジョンの参加の流れを把握した日菜子。テンションが低いのでよくない流れなのか、と母が聞きます。
良くない、というよりはこのマジックエキシビジョン。攻略対象との好感度を上げるイベントだそうで……。

あぁ……その方向には進みそうにないな。
んー、さすがグレイス憲三郎、ですかね?
堅苦しい侍従と息抜き
と、新キャラが登場です。OPでは登場していたおさげメガネっ子!
中々にキャラが濃いので、ぜひとも気になった方は↓本編↓を御覧ください……尊し!
図書室に来たグレイスとアンナ。かなり広くて本の種類も多そうです。ビーストと魔法のことを学びに来たようです。

とくにグレイスのビーストについてはわからないことだらけだもんなぁ。

日菜子の声は、グレイスたちにはだいぶかすれて聞こえたようで、娘のものとはわからないようです。
びっくりしていたところに突如聞こえたかすれた声が誰のものかなんて、まぁわからないですよね……特に現代日本と繋がっているなんて思いもしないでしょうし。
二手に分かれて本を探そうとした時、グレイスは2階の影に誰かを見ました。
と、そこへやってきたのは生徒会書記の黒髪イケメン、ピエール。まだ彼の出番という出番はなかったですね。
実は彼はヴィルジールの侍従としてスケジュール管理などもしているのですが、堅苦しすぎるところがあり、ヴィルジールは息抜きのために彼の前から姿を消す時があるのです。
そして今まさに隠れているところで、グレイスたちにヴィルジールを見なかったかとたずねてきました。……グレイスに対して恐る恐るな感じなのは、今までのグレイスならばピエールの責任だと責めていたからです。
グレイス憲三郎は、息抜きも必要だと人生経験から知っていたため、殿下がいない間はピエールにとっても息抜きの時間と考えてはどうかと助言。
しかしその受け答えがこれまた堅苦しい。ピエールは本当に真面目みたいですね。優秀っぽいですが、四六時中そばにいられると、たしかに息抜きで逃亡したくなるかもです。

しかしそんな一面も考えると、やはりヴィルジールが可愛く見えてきますね。

むしろ弟のリュカの方がちょっと怖いイメージあるぜ。
怖いと言いますか、手強い感じがするの分かります。

あ、ちなみに付け加えておくと……憲三郎はピエールの名前をやっぱり忘れてました。
しかしここのシーンは細かい気になるポイントが多くあります。グレイスの目線。あと、「堅苦しい」とピエールにツッコミをいれるときの声はグレイスではなく憲三郎(心の声)。
属性サポート
ビーストについて調べるために来たため、ピエールのビーストも見せてもらうことに。
彼のビーストはガーゴイルで属性は水だそうです。水属性は風を補佐出来るので、風属性のヴィルジールとは相性が良さそうですね。

話の途中、明らかにヴィルジールの姿が映り込んでるな。

最初はヴィルジールも超絶真面目くんかと思ってましたが、おちゃめですね
ちなみにこのガーゴイルのデザインも中々格好良くて個人的には好きです。
ピエールはヴィルジールのサポートもそうですが、ゆくゆくは殿下の奥方になる予定(現在婚約者)のグレイスも自分の主と変わらない、と言います。そこも堅苦しいですね。
とはいえ、グレイスとしては攻略対象であるヴィルジールの結婚相手はアンナになる可能性もあるため、ちょっと否定するんですね。
すると、会話を聞いていたらしいヴィルジールが慌てて登場します。風魔法使って2階から登場するんですが……どういうことだ、とね。……可愛いなぁ、ヴィルジール。
なんか格好いい感じの登場でしたが、ピエールに捕まってしまいます。可愛いな、ヴィルジール。
さすグレに対抗して可愛(かわ)ヴィルでしょうか。

可愛ヴィルってなんだよ!

気づいていたのか、というアンナにどうでしょう、と訳知り顔で答えるグレイスはさすグレ。
こういうやり取り見ていると、ヴィルジールとグレイスは相性良さそう……中身が憲三郎ってことを忘れれば(笑)。
ちなみに2階からグレイスたちの声が聞こえたのは風魔法の応用だそうです。盗み聞きに魔法って……やはりおちゃめな王子だなぁ。
そんな応用ができるのかと感心したグレイスは、アンナも風魔法なのでヴィルジールに魔法を教わってはどうかと思いつきます。そうして二人の距離を縮めようという作戦です。
遠慮がちなアンナの背中をおそうと、高飛車にひと声かけてみるも、前向きに解釈されてしまうグレイス憲三郎でした。

いつもの!

いつものです!
ちなみにゲームの略称はラブビーとマジビー派に分かれているそうです。公式はラブビーを推奨してるそうです。
ラブビーだとラグビーみたいなので、個人的にはマジビーの方が好きです。
まとめ
今回も面白かったなぁ……私はすっかりヴィルジールが好きになったので特に今回の話は楽しかったです。
ピエールはクソ真面目なキャラとして、地味なようでいて濃いキャラな気もしますね。こうなってくるとオーギュストがまともである意味で地味かもしれません。見た目は派手ですけど。
私の好みの傾向では、こういう兄貴分、的なキャラすごく好きなんですけどね。
今回は本当に前回からの続き、という感じでビーストの話が続きました。属性の切り替えはできるものの、ソレは日本にいる日菜子が操作しないといけない。

便利そうで、ちょっと不便だなぁ。

もしかしたらこれから、日菜子たち側でできる操作が増えるかもしれませんねぇ。
あとやっぱり気になるのは、グレイスと憲三郎は別人っぽいということでしょうか。本来のグレイスは今、どういう状況になっているのか。
もしも意識があって憲三郎の人との付き合い方を見ているのであれば、そこから学んでほしいですね。根は悪い子ではなさそうですし。
オーギュストも「悪いやつじゃないんだが」と最初に出てきた時に言ってましたしねぇ。
いずれ憲三郎は日本に帰る……はずなので、その後、グレイスが自分の体に戻った時に周囲とちゃんと溶け込めたら良いですねぇ。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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