【逃げ上手の若君】第十一回『死にたがりと逃げ上手』――死に様ではなく、生き様を見せつけよ!【ネタバレ感想】
頼重は変態だった、ということが判明した前回。
不可思議な世界の話と、不気味な話が交差して……なんとも言えない気分になっちゃいましたね。
で、前回はまったく戦がなかったわけですが、今回は戦です! 将の説得と……撤退戦!?
村での戦は防衛戦でしたので、また違う戦い方になるでしょう。特に今回は自分だけではなく、仲間たちを逃がすという役割です。
そして村での戦いと違うのが、大人で名のある武将が登場してくる点。
これから戦をしていく上で子どもたちだけではどうしようもありません。彼らからの信頼を得られるかどうかというのは、非常に重要です。しかしまだ、身分を明かすわけにもいきませんので、どうやって信頼を得ていくのか。
また、新しい敵マロ? が登場してくるのですけれどこいつがまた……ねぇ?
ということで、【逃げ上手の若君】第11回目『死にたがりと逃げ上手』の感想、やっていきましょう!
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カンが良すぎる兄。
時行が亡くなった武士たちに手を合わせていると、頼重から彼の事情……神力が一時弱くなる状態を知らされ、他のみんなには内緒で力を取り戻す手伝いをしてほしいと頼まれる。
さまざまなおつかいのせいで、郎党たちからド変態だと勘違いされる時行だが、最後のおつかいにて、雫の力を借りて不可思議を垣間見る経験をした。
京では尊氏が弟の直義を鎌倉へ派遣しようとしていた。
仲の良い二人だったが、弟の直義は尊氏の不気味さを感じていた。
神力について頼重から聞いた時行。一度は納得したものの、自身にかけられたド変態疑惑を解消スべく、頼重におつかいの責任を取らせ、人には理解できないその行為は頼重の神力をますます高めさせ……たかもしれない。
前話より
(神力が)たかまるー!
今回のポイント
悪徳国司とマロ眉貞宗。
- 出た出た、悪徳領主(正確には国司)
- 出た出た、濃いキャラたち
- 出た出た! 川中島から出ていくべし!
潔い死に方が、必ずしも後世で称えられるとは限らない。
あ、こりゃ駄目だ
麦の収穫季節。二毛作をしているらしいのですが、そのうちの麦には税がかからないということで農民たちは嬉しそうに収穫してました。全部が自分たちのものになるのですから、そりゃやる気になるでしょうね。
そんな様子を同じく嬉しそうに見てる若君達――吹雪は麦料理を思い浮かべてますが。
我が家は白米にもち麦を混ぜてますが、美味しいです。
とはいっても、白米に慣れきった現代人からすると美味しくはないだろうがな……臭いが独特って話だぜ。
あと甘みがないそうですね……甘みは米の特徴で、あと粘り気もないんだとか。
調べてみましたが100%麦飯は基本マズイという話です。ただ、おかずとか料理によってはいけるかも……という感じ。
基本はやはり白米に少し混ぜて健康的に、というのがいいそうですよ、という無駄知識。
若君は諏訪の各地の農民たちも喜んでるだろうか、と思いを馳せます。
……というフラグが立ったなぁと思ったら本当にフラグでして……。新たに国司として任命された清原信濃守(きよはら・しなののかみ)が、麦は税にならないという取り組みを破って民たちから取り上げていました。
白化粧した完全な麻呂キャラです。
国司は都から派遣される都出身の貴族、ということで日本人のイメージしやすい都キャラとしてデザインされたんでしょうが、こいつがまぁ……分かりやすい悪キャラ。
信濃の守護である貞宗が「麦はとらない決まり事が」と言うのも無視しています。
貞宗は領民からの反発とかも考えるし、安定した税収のことも考えているし……領主としても優秀そうなんだよな。
ただ単に仕えている相手が違うというだけですからね……まぁ、巫女の耳を射たのはどうかとは思うものの、悪党連中とかと比べたらなんてことないなぁと言う気もしてしまいます。
ついには麦をなんとか勘弁してもらいたいとすがった民が見せしめとして殺されてしまいます。
この国司というのは簡単に私腹を肥やせるとあって、都の貴族たちに人気の職種だったみたいですね。後々は廃れていくようですが。
信濃の守護である貞宗よりも国司の方が上、ということでなんとか貞宗はやり過ごそうとしていますが、この国司のやることが好かない様子。
可愛く笑うと良い、などと言われて笑ってますが……きっと腹の中でいろいろと思っているに違いない顔してました。
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いや、誰が見たがるんだよ! その文句で!
で、今回の本題ですが……そんな悪徳国司に反発した保科弥三郎(ほしな・やざぶろう)が兵を挙げたのです。
保科は国司の領地にいるのですが、諏訪神党のいち員だそうです。
一族郎党を養うためにやむを得ない場合も、そりゃあるか。
数から言ってもこの戦は勝ち目がなく、かといって諏訪から堂々と援軍を出せる状況ではない。全面対決……下手すると朝敵とか言われかねませんしねぇ。
悲しげにうつむく若君ですが、頼重はそんな若君達逃若党に依頼します。保科を説得して逃げさせてほしいと。
それは若君の逃げを個人のものではなく、将としての逃げも体験させ、会得させようとする試みでもありました。
戦が本当に上手な人は引き際もわきまえてるでしょうしね。
それに撤退戦って士気も下がりやすいから、実際に指揮するのは難しいだろうしな。
が、そんな危険な任務につかせるとあって、話を聞いていた狐次郎が驚きます。神力がなくなっていた期間では未来が見えない不安からめちゃくちゃ心配していましたからね。
神力の話をしようとした若君の口をペシッと塞ぐ頼重。相当その話は知られたくないみたいですね。――ただでさえ胡散臭いと思われてますから、立場がなくなると不安なのかも。
辛辣だな!
たとえ離れたところにいようとも、仲間。より多くを助けたいし、保科を死なせたくないという頼重の頼みもあって、若君達逃若党の2回目の戦が決定しました。
人は見かけで判断してはならない
今回おなごたちは留守番。玄蕃が色気がない、と文句を言ってますが頼重が見た未来だと結構大変な戦になりそうだから危険なんだとか。女性ならではの危険はあるでしょうね。
まぁ正直、若君も命云々以外にもいろいろ危なそうな気はしますが
逃げ上手の若君は、しっかりと移動途中も描いてくれるのが良いですね。ちょっとリアル感があります。
エンタメにどれだけのリアル感をつけるかはいろいろな意見があるでしょうが、やはりある程度はないと感情移入しにくいですからね。
焚き火を囲んで何かを焼いて食べてるんですが……何でしょう、これ? まんじゅうみたいな……吹雪がとても幸せそうに食べてます。……吹雪、美味しいもの上げるよ、でほいほい怪しい人に着いていきそうで心配です。
狐次郎はそんな若君を見て考えます。若君が死なない未来が見えたと、頼重に言われたんですよね。その未来は自分がつきっきりな場合ではないのか。しかしそんなことをしていたら味方が多く死んでしまう、と悩んでいます。
若君が吹雪や玄蕃に何をしてほしいか話していき、狐次郎には好きに動いてほしいと言いました。狐次郎は将として期待されている身ですから、自分のお守りだけでなく、戦ってくれと。
まるで狐次郎の悩みを見抜いているかのよう。
狐次郎は、嬉しそうにうなづきました。……可愛い!
玄蕃にからかわれる若君。悪党退治に使った技は、郎党たちからは臆病剣として定着したようですね。けど、戦前にこれだけリラックスできているのはやはり大物。
あと何よりも、子供らしくて和みます。
そうだな……そんな子どもが戦場に出向くというのに思うところもあるが。
う。
考えないようにしていたのに……。
時代的にしょうがない……しょうがないんです。
川を挟んですでに臨戦態勢。
諏訪大社からの御使いとして本陣を訪れる若君達。門番の人は大人しそうな人で、すんなりと通してくれます。若君の上品な風格が通じていて、意外と説得も簡単なのではないか……と、丁寧にフラグを立てながら進んでいく一行。
向かった先にいた保科とその郎党たちは完全に頭に血が上っており、血管が浮き上がって殺気立っています。汗が流れる若君達一行。援軍か! という話になりますが当然援軍はなくて……かといってそのことに怒ることはないので、援軍が出せない事情は把握しているのでしょうね。
優秀だし意外と冷静か……と思いきや。
死ぬ気満々じゃねえか!
もとより死んでもやってやる! という人たちの集まりだったみたいです。
若君が引いてます。これを止めるのか、と郎党たちを振り返るものの、郎党たちは明後日の方向を向いています。血の気が多い方の狐次郎ですら引いているので、保科たちは武士の中でも血の気が多い方っぽいですね。
門番は穏やかそうに見えたのに、とおもった若君ですがこの門番君が一番やばくて「臓物ぶちまけて死ぬぞー」と言ってます。
顔だけ!
というか、言っていること一番やべー!
一番モブっぽい顔してるんですけどね。背景に胃腸が描かれているという、なにげに細かい演出……。
ここでOP入りまーす。
無理無理無理、と涙目で逃げようとしている若君が可愛い。どんな死に方をしようか、宴会芸のごとく話し合っている面々を見ていると……説得なんて確かに無理では、と思ってしまいますね。
郎党達、話し合います。
国司から受けた侮辱で誇りを汚されて相当頭にきている、と。こうなると武士は喜んで死を選ぶ。
という話し合いの横で、あのモブ兵門番が自分の死に方を口にしてるんですが……。
え? うん? あ……? うん?
(言っている意味がわからずに混乱中)
親方だけでなく、私も彼の言っている意味がわからないレベルでヤバイこと言ってるので、ぜひ正確なセリフは本編でご確認を!
いやぁ……松井先生の作品って、こういう影薄そうでめちゃくちゃヤバイキャラがいたりするんですが、その一人ですね、間違いなく。
頼重の息子のほうが印象薄い……あれ、名前なんだっけ。
覚えておいてやってくれよお。時継だよ。
油断はするな! 人は見た目に……よるかも!
と、そんな若君たちに話しかけてくれる人がいました。本当に御使いなのか。書状があるなら見せてくれと……まともそうですね。
いや待て!
まだ油断はできねーぞ。門番の例があるからな。
すっかり親方が警戒してしまっていますが……四宮左衛門太郎という彼は保科の隣領らしく、応援に来たんだとか。
保科軍とは違うから雰囲気が異なるんでしょうか。
そのまま書状を確認し、若君たちが本当に御使いであること。頼重が撤退を望んでいることを確認します。
普通はまずコレをすべきなんですけどね。
頼重は明神様、と呼ばれてるのか……本当に神扱いなんだな。
とにかく、ちゃんと話が分かる人がいたことに若君は感涙。
なので吹雪も逃がすとしたらどの方面かと聞き、北に逃がせばいいという話を聞きます。が、死ぬまでに100人殺す! と叫んでいる保科にそれを言っても同意してくれるとは思えません。
四宮は保科とは昔なじみのようで「昔から頭に血が上ると止まらない」と呆れて、しかし普段は有能らしいです。頼重も失うのは惜しい、というくらいなので冷静になれば頼りになるんでしょう、冷静になれば。
四宮からも改めてなんとか保科を生き延びさせてくれ、と頼まれますがそのすぐあとにあの迫力のままに若君の方を掴んでくる保科は、自分たちの死を見届けて頼重に伝えてくれと言ってくるのでした。
どうしたものかと話し合い、戦わせるしかないという結論になります。多少の血を流さないと冷静にはなれないだろうと。
って、こっち189で向こうは580かよ!
えげつねぇ戦力差。
彼らだけでなくて若君たちまで全滅しそうな差ですね。
なんとか一晩持ちこたえさせ、若君が朝までに説得して、北へ逃がす、という作戦になりました。
逃げるが勝ちの戦。まさしく逃げ上手の若君にうってつけの勝利条件です。
わからず屋にはケツをぶつけろ
向こうには、なんと直接国司が軍配を手にしていました。敵の死体が積み上がるのが娯楽の一つだ、などと笑っています。
そんな国司のそばにいるのは市河。貞宗はいません。どうやらいろいろ理由つけて部下に護衛を押し付けたようです。面倒だというのと、気に食わないというのもあったんでしょうね。
絶対面倒で逃げたな、と思っている耳お化けの回想出でてくるデフォ貞宗が面白いな。アイタッアイタってわざとらしい。
目が腫れてて、という話に目を閉じてるだけだろ、とツッコミ入れている……この二人の関係も面白いですよね。
麻呂国司の声で、彼の直属の部下である米俵くん――あれ、名前違う気がしますが……まぁ良いでしょう――が、号令を出して弓が放たれます。
※正確には米丸。国司直属の武士団長
定石通り、ということで構えていた盾に身を隠す保科軍。
反撃しない、かと思いきや煙が立ち込めます。見れば風上で焚き火をしている玄蕃。武士たちをおちょくってから逃げていきます。
矢がだめになったので、川をわたって攻めろと命じる麻呂国司。一番やってはいけないことですけどね。川をわたっている最中とか無防備に過ぎます。
それを見て吹雪が赤い旗を掲げます。すると、川の上流でしょうね。待機していた不死たちが水門を開きます。
まぁ、川での戦となったらこういう手を使うよなぁ。
煙があることによって敵方が水の変化に気づきにくいというのも、中々考えられています。
疲弊しきった状態でなんとか川をわたりきったところで襲いかかる保科軍。とはいえ、敵の数が多すぎます。もっと時間があれば色々できたのでしょうが、今回は時間がなさすぎます。
と、狐次郎がここで活躍します。やるな、と叫ぶ保科に誇らしくなる若君。ただの御使いというだけでは子どもと侮られる部分もありますが、こうして実力を示せば武士として耳を傾けてくれる可能性が高まります。
順調に行きそう……でしたが。
しかしここで保科は「あの子も我らと一緒に死んでくれるのか」と感動してました。若君は「え」と思うのです。若君たちは生きるために戦っているから。
そして武士の生きざまを見せる、と敵を倒す保科。喜び勇んで死ぬ武士の顔は素晴らしいだろうと聞く彼に、若君が思い出すのは……自害した父親の姿でした。
若君は言いました。
「戦を止めてください、保科殿。
私はあなたの死に様に、なんの興味もありません」
そう告げる若君の、なんとも大人びて冷たい目……しびれますね。
時行は……見てきた、んだもんなぁ。
何の興味もないと、若君に冷たい目と声で言われたくなった方は【逃げ上手の若君】↓第11回↓を御覧ください。
なんとか日没までこらえきった保科軍。狐次郎も多少怪我を負い、疲れてはいるものの大きな怪我ということでもなさそうです。
狐次郎が言うには並の軍なら全滅していただろうとのこと。保科党はかなり強固な集団のようです。生還させれば若君にとっても大きな助けとなるでしょう。
って、あれ?
またあのモブ門番がわけのわからないことを……?
戦場でたくさん◯肉食べたからお腹いっぱい……何を食べたんですかね、何を。
一番こえーよ。
鍛えられし逃げ筋で尻に敷く!
と、保科と若君のケンカが勃発します。
若君の言葉に怒って、死に損なったという保科に生き残れてよかったと若君は返します。
武士について語っていく保科。最高の死に場所を得た武士は後世まで称えられるのだ、と酒に酔っている? いや、自分に酔っているように見えます。
ここでナレーションが入ります。潔く死んだら後世で称えられると言うならば、北条の一族などはそれに入りますが……北条家のことを褒め称える声はあまり聞きません。
この物語は、北条家の子が主人公だから北条に肩入れしたくなりますけどね。
時代によってはたたえてくれることもあるだろうが、なぁ。
多くの人間にとっては興味ない話だろうな。
若君、近くにあった酒瓶を保科にぶっかけます。勢いよすぎたのか、自分にもかかっていますね。
驚く郎党。普段、若君が温厚なだけにこんな事するとは思わなかったのでしょう。
酔いは冷めたかと聞かれた保科は刀を若君に突き出しますが、若君はそれを避けます。そのまま刀を振りますが、酔った剣で若君を捕らえられるわけもない。
若君は避けながら説教していき、死に様によっている顔は美しくなくてむしろ「顔がうるさい」と言いました。が、若君の顔がありえないくらいに赤くなってます。先程被った酒で酔ったようです。
あー、酔った上にあれだけ激しく動いたら……回るよな。
そして始まる、若君の逃げ筋による尻アタック。
残念ながらこの場には解説名人の盛高がいないので吹雪が解説してくれますが、中々に……格好悪いですが、凄まじい尻さばきに保科は酔いが冷めたようです。
尻さばきってなんだよ!
と、ここで四宮が保科に話しかけます。明神様の本当の願いは戦を止めて撤退することだ、と。
そんな間も続く若君の尻アタックには容赦がありません。さすが若君。鍛えられし逃げ筋が存分に発揮されています。
どんなところで発揮してるんだよ!
このままでは確実に全滅だ、という四宮に……保科は分かったと、北へ逃げることを了承してくれるのでした。
若君の尻アタックすごいですね。
どんな技名になるんでしょうか。
そんなもんに名前なんざつけなくていいよ。
限界が来て眠ってしまった若君。と、そんな若君を抱えている郎党たちに保科は年齢を聞きます。
9歳。
昔と言えど、そんなに酒をガブガブ飲むような年齢でもない子ども。なのに修羅場をくぐり抜けてきたような物言いに、奇妙な子だなと保科は呟くのでした。
それからは迅速に撤退の準備を初めていく一行。妻子がいるものは一緒に逃げないといけませんからその連絡もしてます。
領地に残していったらどんな目に合うかもわかりませんからね。
逃げるが勝ち、逃がせば負け
麻呂国司はこの戦力差で殲滅できないとは、と米俵くんを攻め立てています。
と、市川助房が優れた聴力で妻子を集めているっぽいと伝えます。ということは、撤退する。撤退するということは、戦わずして領土が増えるということです。
しかし麻呂国司はそれでは駄目だと言いました。逃げるということは再起される可能性があるということ。後々のことを考えたら再起不能なまでにすべきと。
助房は若君達がいるとろくなことにならないから止めたほうがと言いますが、麻呂はならばますます全力で叩き潰したほうが良いだろと命じるのでした。
これ、合ってはいるよな。
逃がせば厄介というのは間違いなく……しかし、日没までに殲滅できなかった時点ですでに……という気も。
そして逃げる側の若君たちですが、若君は二日酔い的な頭痛と、尻の痛みを抱えながら馬に乗ってました。中々の勢いでぶつかっていたので、さすがに尻はいたいようです。
説得した内容を覚えてないんだとか。狐次郎が笑ってビシッと言ってましたよ、とフォロー。
ビシッと……まぁ、ある意味ビシッと? 美尻っとかもしれません。
そして若君は狐次郎に言います。保科の姿を見て改めて自分という人間を理解した、と。
死にたくない。死にほど生きたい、というのは父親たちが辿った道とは大きく違うもので。それは武士らしくないものかもしれないけれど、ついてきてくれるか、と。
狐次郎はもちろん、とうなづきました。死に様ではなく、生き様を見る、と。
そうして背後から篝火。逃がす気はないのだな、という若君はやはり逃げということもあってか、声が楽しそう。
というところで、今回は終わりです。
撤退戦は次か!
どうやるんだろうな……んー、楽しみだぜ。
まとめ
とりあえず頭に血が登っているやつには尻アタック! というお話でした。
まとめすぎだ!
あと、モブキャラにやべーのいるから気をつけろ?
あの門番は最後まで生き残る気がする。
しかし中々にキャラが濃い人物たちがでてきましたね。そして彼らは今回だけでなく、ゆくゆくは若君の貴重な戦力となってくれそうです。アニメで続編あるかはまだわかりませんけどね。
次回がラストであり、若君の逃げ上手が個の逃げから、一軍を率いる将としての逃げへ昇格できるかどうか、という話になりますね!
さぁ、どんな逃げが今回待っているのか。楽しみですね。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
珍しくキレた若君と、若君の尻アタックが見たくなったら↓コチラ↓からどうぞ。
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