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婚約者は溺愛のふり

【婚約者は溺愛のふり】12話―分からない。そう、彼女はわからないのだ。

婚約者は溺愛のふり12話感想 (画像引用:12話表紙より)
銀づち

 やってきました、婚約者は溺愛のふり12話!

 毎回毎回ラチエルが可愛らしいですが、前回は実母との対面も果たしましたし、気に入られた様子でした。

 本人は失敗したと凹んでいましたけどね。

ワン親方
ワン親方

仲が深まってきた感じがするよな!

 ですね!
 そんな中での12話は……なんと、ファハドが何者かに襲撃されるところから始まります!

ワン親方
ワン親方

えっ、えええええ!

ファハド、大丈夫か?

 どうなったのか、見ていきましょう。

 そんな気になる第12話をとにかく見たい、という方はこちらから。

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前回のあらすじ

 ファハドの実母との対面。

 そこで今までのことを挽回しようと張り切るラチエル。お酒好きな養母マーヤンに合わせてお酒を飲むも、飲みすぎてダウン。

 その介護をファハドにしてもらうことになり、申し訳なく思うラチエルだったが、安堵もしていた。
 実母に命を狙われているというファハドだが、彼のことを大切にしてくれる存在がいたのだということに。

 そして寝ぼけたラチエルはファハドの手をつかんだまま眠ってしまい、意図せず2人は夜をともに過ごすのだった。

前話より

 ファハドがどんどんとラチエルに惹かれていっているなぁ、という感じがしましたね!

今回のポイント

 なんといっても超絶かわいいラチエルの姿が見られます!

  • 表紙はファハドの単独! 当代一月明かりが似合う男(担当調べ)
  • ファハドとイーサンが襲撃される!
  • イーサンが良いキャラしてる。イヴァとの関係はどうなる?
  • ラチエルの可愛さにファハドもメロメロっ?

 今まではファハドがぐらっと来ているっぽいなぁ、という描写が多かったですが今回はようやくラチエルの番……かも?

表紙――初?のファハド単独! ただ立っているだけで様になる男

 婚約者は溺愛のふり、のおすすめポイントの一つは表紙ですね。雰囲気が柔らかくて個人的に大好きです。

ワン親方
ワン親方

今回はファハド1人で、月明かりを背にしているな。

銀づち
銀づち

背景にある窓枠? とかも雰囲気があっていいですよね。

 ファハドは色気のあるキャラクターですので、月明かりが似合います。

 ただ惜しむらくは、冷静なキャラクター故に表情のバリエーションが少ないんですよねぇ。もうちょっと色んな表情がみたいなぁという気もしますし、いやいやファハドはこれだからいいんだよ、という2つが戦っています。

 戦っていました、が正しいでしょうか。

ワン親方
ワン親方

? どういうことだってばよ?

 今回のお話は、いつもと違うファハドの表情が描かれていました。

 とはいってもちょっと違うかなというくらいではあるので、ファハドはこれだからいいんだよ、の域も超えなかったのでよかったです。

ファハドとイーサン――従者がなかなか良い性格

 物語はファハドとイーサンの休憩? シーンからはじまります。馬の機嫌が悪く、大通り以外の……いつもとは違う道を使ったようです。
 人通りも多いためすこし休憩している2人ですが、イーサンが「別宅」の話をします。別宅は全く使用されていないようです。

ワン親方
ワン親方

まあ今のところ、仲が悪いわけでもないし、別宅に行く必要もないよな。

 ファハドも「必要ない」と返しています。イーサンはその返事に嬉しそうでした。

 というのも彼からすると以前の「婚約者(ボブ女、とイーサンは言っていました)」よりもラチエルのほうがやりやすいから、できればこのまま結婚してもらいたいと思っているようです。

 しかしこのイーサンというキャラクター、細目で長髪なキャラで結構地味めなんですけれども、主であるファハドにも結構グイグイっといっているので、ファハドとはかなり信頼関係が厚いようです。

銀づち
銀づち

ファハドに対して「遠慮なくいちゃついてください」だとか、現状維持でと返したファハドに「つまんないー」とか言っていますからね

ワン親方
ワン親方

最初は名前も出てきてなかったが、最近良く登場するな

 やはりファハドの一の側近、ということでしょうね。

襲撃!――アウレシア家の策略かっ?

 和やかに休憩していた2人でしたが、ぼそりと「アウレシア」と呟く声がしたかと思えば……何者かによる襲撃を受けて大怪我します。

 幸い命に別状はなく、後遺症が残るようなものでもなかったようですが骨折したようです。

ワン親方
ワン親方

うぁっ、まじで大怪我じゃねえか!誰の仕業だ?

 相手は1人だったということですが、捕まっていないようです。そしてファハドの推測ではアウレシア家……つまり父親の手先ではないか、と。

 さすがにそこまで直接的なことをしてくるとは思っていなかったファハド。イーサンは護衛でもあったようですが、狭い場所で剣を抜けずに彼も大怪我を。

銀づち
銀づち

いつもの大通りではない、狭い道を使うことになったのは馬の機嫌ですが、それすらも相手の計略だったかも知れませんね。

 刃物ではなく、棒状の金属で殴られたらしいです。十分な殺意が感じられますが、相手は1人……しかし退路もしっかりと確保されていたようなので、計画性が感じられる。

ワン親方
ワン親方

うげ……父親に命狙われているって、マジだったんだなぁ

 今回は父親までは登場しませんが、絶対に将来出てきて全面対決、とかになりそうですねぇ。

ラチエル、介護を願い出る――ファハドの素顔が垣間見える

 大怪我をして帰宅したファハドとイーサン。特にイーサンの怪我はひどいようです。

ワン親方
ワン親方

うぅ、ふざけているようでもちゃんと主人を守ろうとしたんだな

 ただの地味キャラではなかったらしいですね。

 ちなみに治療にはアウレシアの医者ではなく、ジャハリー家……つまりラチエルの家の医者が来ています。

 とっさの判断でラチエルが呼んだわけですが、事情を詳しく知らない彼女の判断は正しかったでしょうね。現状、犯人はアウレシア家が濃厚なわけですから、その家の医者を呼んだとしても来てくれるかもわかりませんし、そもそもまともに見てくれるのか……。

 ラチエルのおかげでなんとか治療を受けられた2人でしたが、ファハドは右手を怪我していたりして、仕事どころか日常生活も困りそうな状況。
 誰か介護できるものをつけたほうが良いのでは、ということでラチエルが立候補するのでした。

ワン親方
ワン親方

そりゃいいな! と言いたいが、ラチエル……大丈夫か?

 イヴァも同じように「株が下がる可能性が高い」と心配していましたし、ラチエル自身もそう思っているのですが、新しい人を雇うのは怖いんじゃないかと思ったようです。

 接する機会が増えるし「好みの女性について」聞いたりして少しでも別れられないようにしようとするラチエルですが……着替えを手伝ったり、食事を手伝ったりするわけで……ただでさえ恋愛ごとが苦手なラチエル。

 女性の好みを聞く余裕などありません。

銀づち
銀づち

ここのシーンでは、ファハドが着替えるときにちょっと苦しそうな顔してるんですよね。それを見て「ファハドって人間だったんだな」と思いました。

 彼は少々完璧すぎて人間っぽくない雰囲気持っていますからね。

 ちなみにこの後でラチエルも同じように「ファハドは人間だったんだな」と思っていました。

ワン親方
ワン親方

ははは!しかしファハドって丸くなって寝たり、朝が弱かったりと、結構可愛い所あるな。

 にんじんが好きで、脂身が苦手。そして本が好きで何でも読むようです。

 身だしなみも仕事の時以外は気にしないらしく、寝癖そのままだったり……ズボラな一面も。

 丸まってねてるとか、にんじんが好きとか、寝癖そのままとか「なんだそれかわいいな」って感じですよね! 寝起きドッキリとかしたいところ。

ワン親方
ワン親方

やめてやれよ!

 さすがにけが人にドッキリはしかけませんのでご安心を。

謝るファハド――その真意とは

 それはさておき、この後でファハドが「こんな事態になって」とラチエルに謝るシーンがあるんですが、ここのファハドの表情は隠されていました。口元しか描写がなく……どういう表情をしていたのかがすごく気になりました。

 怒っていたのか。悲しんでいたのか……それとも無表情なのか、いつもと同じく微笑んでいたのか。

 直前の表情はいつもと同じで、なんとなくの想像ですが口調も淡々とした感じなのかなぁって思っていますが、反対にラチエルはどことなく悲しそうといいますか苦しそうな顔です。

ワン親方
ワン親方

前回のマーヤンとの話で言っていたな。父親に命を狙われるってどういう感覚なのか、って。

 ええ、だからこそファハドのことを心配してくれる母親がいたことにラチエルは安堵していましたね。

 ファハドが心優しく育ったのは完全にマーヤンのおかげでしょうね。他にもいたかもしれませんけど。

 と、そんなやり取りをしつつも2人で過ごすことにラチエルは慣れていきました。

一方その頃イーサンは……

 イヴァがイーサンのフォローをしているようですが、かなり人使いが荒いそうでイヴァが怒っていました。

 ハッキリとしたシーンが描かれているわけではないんですが、なかなかにズボラな姿がちらっと登場しました。本当にいい性格しています。

 しかし以前もこの2人は結託していたり、情報を分け合ったりしているのが会話であったので……もしかしてこの2人……? と勘ぐっている私です。

ワン親方
ワン親方

あー、イヴァのことをそれだけ信用しているからいろいろ言っていたり?

銀づち
銀づち

もしくは気になっている段階で、甘えているのかも知れません

 ファハドとラチエルの恋の裏で何かが起きているかも、というところで今後はこの2人にも注目したいところですね。

ファハドの怪我が良くなる――そして別居へ……?

 しばらく側で過ごすことになった2人ですが、ファハドの怪我が良くなります。もう介護が不要になったところで、彼から別居を提案されます

ワン親方
ワン親方

えぁっ? なんでっ? いい感じだったのに!

 ラチエルも親方同様に慌てますが、これはラチエルを思ってのことでした。別居するだけで別れるわけでは有りませんのでご安心を。

 ちなみにイーサンの怪我の状況はまだまだなようで、イヴァの苦労は続きます。

 ファハドも父親がここまでしてくるとは思っていなかったので油断していた。そのため犯人が捕まるまではラチエルの安全を考えて離れていたほうがいいだろう、と。

 どうやら介護を受けながらも、ラチエルを巻き込んでしまうのでは、と気をもんでいたようです。それならば一旦離れたほうが良い、と。

 ラチエルは一旦ホッとするものの、もしかしてと思って問いかけます。それはファハドが「ラチエル(自分)が、ファハドがいないほうがいいと思っている、とファハドが思っているのか」と。

ワン親方
ワン親方

……?

 ううん。ちょっとむずかしいですね。

 ファハドがいないほうが楽だなぁ、とラチエルが思っている……と、ファハドが考えているのではないかと。

 恋愛ごとが苦手なラチエルですから、イないほうが気楽なのではないのか。問い返されるラチエルは「そういうときもある」と頷きつつも、言葉の続きがなかなか出てきません。

 だんだんとうつむいてしまい……ファハドが声を聞き取ろうと体を屈めました。

「わ…わかんない…」

『婚約者は溺愛のふり』第12話ラチエルのセリフより
銀づち
銀づち

ここ! ここです! 今回のitiosiポイント!

ワン親方
ワン親方

おっ? おおうっ?

 顔を真赤にして、それでも必死に自分の心のうちをさぐろうとしているラチエルの可愛さと言ったら……思わずファハドが……ファハドが口づけそうになったほど!

ワン親方
ワン親方

おおっついにっ?

 残念ながら未遂っぽいですけどね。いやでも、耳元とかには口づけたかも知れません。

 ラチエルの言葉の後で無言のコマが続くんですが……いやぁ、ここがっまた! 無音なのがなおさらいい!

 見て! ここはぜひ見てほしい!

「すみません、間違えました」

『婚約者は溺愛のふり』第12話ファハドのセリフより

 ラチエルの肩に手をおいて距離をとりながらファハドが言うんですが、読者からすると「間違えてねえよおおお」ですね。

 と、今回はここで終わっていました。

ワン親方
ワン親方

なんだよそれ、めちゃくちゃ気になるぜええええっ!

 ですね! 来月が待ち遠しいです。

 ちなみに6月に第3巻が発売予定なので、そちらも楽しみですね……第2巻のおまけもよかったし……何より表紙がどんな感じになるのか気になります。

まとめ

  • ついにアウレシア家が動いたのか? ファハドが襲われる
  • 介護を名乗り出たラチエル。すぐそばで過ごすことで、彼の新たな一面を知る
  • ラチエルの身の安全のために別居することに……?
  • ファハドへの感情がまだ整理できていないラチエルに、ファハドが身をかがめて……

 なんだかこう見ると、いろいろと盛りだくさんな回でしたね。

ワン親方
ワン親方

だなぁ。襲撃ってだけでも衝撃なのに、イーサンは意外と濃いキャラしてそうだし、ファハドの可愛いところ出てるし、しまいにはラチエルと……

 いつもいい雰囲気になることはあっても、具体的になにかはなかったので、「おおお?」って思いましたね。

 さて、次回は別居回になる、んでしょうか? このままだとラチエルがそうとう悶々しそうですね。

 いやぁ、楽しかった。久々にめちゃくちゃたぎりました! まだ読まれていない方はぜひに!

銀づち
銀づち

では、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

楽しかったな! じゃあ、まったなー!


 いろいろ盛りだくさんで、何よりも可愛いラチエルとそんな彼女にグラっと来た(?)ファハドが見れるのはコチラ!

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銀づち
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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 マンガには好き嫌いがかなりあり、受け付けないイラストも多い。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
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