【婚約者は溺愛のふり】11話―別居の危機か!?ラチエル、ベロベロに酔っ払う!【ネタバレ感想】
ラチエルの窮地を救ってくれたファハド。……残念ながらラチエルにはあまり伝わっていませんでしたが、同じテントで話し合って親睦を深めた2人。
ですが今回、どうやらファハドたちが別宅の用意をしていることが判明……別居の危機!? だけどファハドの母親と会うことになり、挽回しようとラチエルは意気込むが。
あんなに仲良さそうだったのに別居!? というか、ファハドのお母さんとか絶対美人じゃん、見たい! という方はコチラからどうぞ。
ということで、今回もやっていきましょう。
前回のあらすじ
ラチエルの苦しみを解決したファハドだが、まったく彼女に気持ちは伝わっていなかった。
金山羊の薬……とても価値のある薬だったが、他にも薬が開発されて価値が危ぶまれていることをファハドは知っていた。
そのため、薬を一緒に作らせてほしいと提案。最初は拒否した長だったが娘のことも考え、同意。
その後、同じ天幕で過ごすことになったラチエルとファハド。ラチエルはファハドが仕事のために行ったと思い込んで……途中で少しいい雰囲気になったりもしつつ、いろいろとビジネスについて話し合い朝を迎えたのだった。
ラチエルはなかなか手ごわい。
今回のポイント
別居の危機っ? からの張り切りラチエル。
- 表紙はお仕事中のラチエル
- 別居するかもしれないと聞いて、慌てるラチエル
- 義母(予定)の人に会って挽回すると張り切るラチエル
- 無意識に挑発するラチエル
全部ラチエルじゃねえか!
それだけラチエルが可愛かったんですよ。
表紙――婚約者と仲良くなれてきて、仕事も順調?
ラチエルは会計処理が得意ということですので、何か計算でもしているのでしょうか。
今回は派手な表紙ではありませんが、こういうのもいいですね。
普段のポニーテールをしている彼女は活発というイメージが強く、逆に寝るときにゆるく三つ編みにしているのがおとなしめで可愛らしい。
悩みますが、私は夜のときのゆるい三つ編みラチエルのほうが好きですね。
俺っちは元気そうなポニテの方が好きだぜ!
どちらもラチエルにはとても似合っていますけどね。
今後、いろんな髪型にしたラチエルも見れるのでしょうか。宝石店の娘ですし、装飾品も色々出てきておしゃれとかも楽しんで欲しい。
恋愛ごとが苦手とは言っても、ナルル(金山羊の薬の一族の娘)との会話を見るに、普通の女子高生みたいな感覚もあるみたいですから。
今回のお話では幼少期のラチエルの話が少し出てきますが、幼少期のラチエルの回想シーンとかも楽しみですね。
ファハドは別宅を用意していた――ついに別居かっ?
今回の11話はいきなり「別宅の準備が終わりました」というファハドの従者からはじまります。
ええっ?
ファハド、別宅に移動するのか?
どうやら以前から念のためにと準備していたようです。いつまで続くか、気が合うかもわからないからいつでも移れるように別宅を用意しておくように、と命じていたとのこと。
とはいえ、ファハドもすっかりそのことを忘れていたみたいですし、すぐに別居ということではなさそうです。
ですが今後、何かあったときにファハドがそちらに移ることはありそうですね。
ファハドたちの会話を盗み聞きしていたイヴァがそのことをラチエルに伝えると、ラチエルはとても動揺していました。
仲良くなれたと彼女は思っていたので、別居される理由はないと自分に言い聞かせるように声に出していました。
義母イベント発生! 張り切るラチエル
不安になっていたラチエルのもとを訪ねてきたファハド。別居の話をするのかと思いきや……彼の母親がラチエルに会いたいと言っているが大丈夫か、と予定を聞いてきました。
良かったぜ! 母親に会わせるってことはすぐお別れということじゃなさそうだな。
挽回しないと! とラチエルもとてもやる気になってファハドから情報を聞いていました。
そうして夜、横になりながら「仲良くなれてきたのになぁ」と思っていたラチエルは改めて冷静に考えて「同僚くらいの仲の良さ」だと気づいたようでした。
ラチエルは眠るときに冷静に考えることが多く、これがまた彼女の魅力ですね。
1人で自分にツッコミいれてるよな!
そしてなおさらヤバい状況だと気づき、しっかりしないとと気合を入れるのでした。
酔っ払っちゃった&介抱イベント発生! 挑発するラチエル
ファハドのお母さんはベリーショートがよく似合う美人さんでした。目元がファハドによく似ていて、顔立ちだけ見ると柔らかい雰囲気ですが、よりおしゃべりで活発な印象です。
昔はファハドと会うのも禁じられていたため、屋敷に忍び込んで会いに来ていたらしいですよ。
ええっ?
会うの禁止もびっくりだが、警備かいくぐってってすげーなぁ
母親の愛情ですね。
前回の10話でもアウレシア家はなかなかあくどいという話が出てきましたけれど、この感じだと本当にファハドを暗殺しようとしていてもオカシクはないですね。
友好的なファハドの母『マーヤン』は息子とは違いお酒好きでお酒が強いらしく、ラチエルは彼女が好きなお酒を用意していました。そのままお酒の相手をします。
あはは、わかったぜ!
それで飲みすぎてダウンするんだな。
まさしくその通り。マーヤンもべろんべろんになって満足げでしたが、ラチエルは気分を害するほど飲んでしまったようです。
ベッドを汚してしまったラチエルは夜中にイヴァを起こすのも、と困っていました。そこへ気づいたファハドがやってきて、彼の寝室を借りることに。
今回の見所は何と言っても、寝ているラチエルとファハドのやりとり! くぅっ~~~、良かった!
マーヤンとのやり取りで出てきたファハドに関するセリフも良かったんですけど、一番はここでしょう!
あえて今回は具体的に言うのは避けますが、ラチエルはマーヤンと出会って彼女が優しかったことにも安心しましたが、父親と険悪なファハドにも大切に思ってくれている母がいたのだということに安心したのです。
そしてラチエルは、多忙だった両親としっかり話ができるのが病気で寝込んだときだけだったため、ついファハドにも甘えてしまいます。
その様子がメチャクチャ可愛くて、でも相変わらずのラチエル節もあって面白くもあり、色気もあって……良かったです。
良かったです!
そ、そうか。良かったな……。
ええ、本当にこの2人はどっちも良いですね!
まとめ
- ファハドは別宅を用意はしているが、すぐに別居は考えていない
- ファハドの母はアウレシア家を出ており、美人で優しいが警備をかいくぐってでも息子に会いに行く豪快な面も
- 眠そうなラチエルはエロ可愛い
- ファハドは相変わらず色気がある
- そしてラチエルはやっぱりラチエルだった!
おい、これまとめになってるか?
前回の薬の一族の話が少々重たいものであったため、11話はいつもの2人の奇妙なすれ違いといいますか、微笑ましい関係に一読者としてもホッとしました。
とはいえ、関係を深めるためのトラブルは起きるでしょうし、それをどうくぐり抜けていくのかも見たいという気持ちもあるので、複雑ですが。
ライバルっぽいカザンも最近登場ないしなぁ
またあの好青年に会いたいですね。次回も楽しみです。
では、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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