【ひねくれ騎士とふわふわ姫様】第8話――あなたが欲しいものを手に入れたくて【ネタバレ感想】

前回は二人のデート回であり、ほのぼの回でした。互いが互いのことを思い合っていて、すれ違いは多少あれどもおかしな勘違いでもなく……見ていてひたすら癒やされる。
しかも今回も妖精さんたちのお家をつくるわけですが、貝殻を使った可愛らしいお家にこれまた中々キャラがこそうな自称大漁祈願のおじいちゃん妖精さん。
と、どこか通じ合っているっぽい玉ねぎくん……好き。
ああ、癒やし……マンガから放たれるマイナスイオンが見える!

いや見えねぇよっ?
で、今回はなんと……あの領主、が登場します。そう! ろくに食料も燃料もまともな住居(城がボロボロ)も用意してくれなかった、あの領主です。
しかも誰かを引き連れて……一体何を企んでいるのでしょうか。
そんな領主の企み? の一部が見えてくる第8話を先に確認したくなった方は↓第2巻↓で!
前回のあらすじ
おでかけ。
冬支度で忙しいルークス。
クローニアはそんなルークスを心配しており、商人から市場が開かれると聞いて気分転換に出かけるように仕向けた。
街は賑わっており、見知らぬ食べ物もたくさんあった。
二人は出店でいろいろと食べ、雑貨を除いて市場を楽しんだ。
そんな時、玉ねぎの妖精が力尽きている妖精に気づいた。
家が壊れて元気がなくなっている妖精のために、クローニアは貝殻を使って新しい家を作り、お礼に金の魚をもらう。
市場での買い物を楽しんだ二人だが、そんな二人の様子をうかがう人物がいて……?
前話より
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今回のポイント
表情筋の動かないニコ、という表現。
- いきなり登場した二人組の思惑
- 姫可愛い
- 姫以外には割と物騒な騎士
- 出来の悪い料理人
き、貴族なんて大っ嫌いなんだから!
ついに登場、あの領主!
二人の男性が何やら話し合っています。
一人は長い髪を後ろで一つにくくった男性で、貴族っぽい服を着ています。
もう一人は単発で無表情かつ体格の良い男性。
長い髪の男性から笑って言われた無愛想な男性は「ニコ」と効果音? オノマトペを出しますがまるで表情筋が動いていません。

ニコ、はいったいどこから!?

見事なまでの仏頂面。
表情筋動かして、というツッコミがいい味。
それはさておき、城ではやはりあちこちがどんどんと修繕されているようで、ルークスが考え込んでいました。
ですが、まぁいいか、と納得。元々この城には多数の妖精が住んでいます。多少おかしなことも納得できるようです。害もありませんしね。

いいのか? と思っちまうが、そういう世界観なのかもな。
と、そこへ玉ねぎくんがやってきました。ルークスを呼びに来たようですが……?
姫様、見ちゃった
台所にてエプロンつけて悩む姫様。
街へ出かけた時、ルークスがとある店の前で何かを探しているのを見てしまったようです。ルークスが何を探していたのかと言うと……砂糖!

ルークスが甘いもの食べたいと言うより、クローニアの為なんじゃ……。

私もそうだと思うのですが、姫様はルークスのためになんとかしたいと思っているので内緒にしておきましょう。
ルークスが甘いものを食べたいのではと思ってお菓子を作りたいと思う姫様。ですがオカシの作り方など知りません。
材料を無駄にするわけにも行かないと悩んでいる姫様のもとにルークスがやってきて、来客を伝えます。
優しそ……こわっ?
やってきたのは冒頭の二人。貴族らしい男性が、安心するように言ってます。なんでも市場で見かけたことがあるそうで、二人は優しそうだった、と。

市場で?
ってことは、後ろをついてきていた謎の人影って……。
実は彼でした。
ただ、名乗らないと串刺しに、なんて怖いことを言うルークス。身内以外には厳しいっぽいですね。

姫様が無警戒すぎるのでルークスは警戒し過ぎくらいでいいでしょうが。
そしてここで、彼がここの領主であるモルデブラントということが判明します。
今まで何度も領主に向かって心のなかで文句を言ってきたルークス。あの領主か、と思いつつも用件を聞きます。
領主が言うには、人材を引き取って欲しいんだとか。
どういうことでしょう? とにかく話を聞くことになりました。
門を開けてようやく互いの姿を確認したところで、ルークスは領主が市場で自分たちをつけていた人物だと悟りました。気づいていたんですね。
探り合うようにうわべの会話をしながら中へと入っていくんですが、ボロボロの城と領主が言ったらムカッとしているルークスが面白いです。
彼も言っていたのにね。
玉ねぎくんが「おまいう」という顔(?)してます。

今回もナチャラルに心の声読んでいる玉ねぎくんが可愛い。
出来の悪い料理人がアピールポイントです
引き取ってほしい人材として紹介されたのが、ゴータ。表情筋動かさずにニコっとした彼です。

出来の悪い料理人って紹介はいくらなんでもひどくないか?
ですがどうも……事情がありそうですね。
その紹介方法に怒ったルークスに対しての領主の態度が妙におかしいんです。外を気にしてます。外には護衛がいるはずです。
ルークスは領主の行動にはなんらかの意図があると気づき、乗ってみることにしました。
演技をしていくと、どうやら紹介された料理人も了承していることのようです。
なので引き受けると言うと、お菓子作りをしたいと思っていた姫様にとっても渡りに船でうれしそうです。可愛い。
まぁ、ルークスにはもちろん伝わってなく、食の充実が嬉しいのだと思われてますが。
領主が、自慢そうに姫様に渡したパンを焼いたのもゴータなのだと教えてくれました。とても美味しいパンだったみたいで褒めてくれく姫様たちの反応に、領主は嬉しそう。

一時は悪い人かと思っていましたが、そうではなさそう?

まぁ、よさそうなやつが仲間に増えるなら歓迎……って、貴族嫌いとか言い出してるぞ!
栄養の偏りを避けるためにも料理人は必要ですが……ゴータ、素直に貴族が嫌いです、なんて言ってしまいました。
当然、姫様もルークスも王侯貴族というものになります……さて、どうなるのでしょうか?

ちなみにゴータくんは18歳だそうです。思ったより若い!
まとめ
今回は新規キャラが登場しました! 存在だけ明かされていた領主と、完全初登場のゴータという料理人。
しかも紹介方法がおかしくて、わざわざ出来の悪い料理人、として紹介してきます。

雇ってもらいたいならこんな紹介は普通はしない、よなぁ
一体全体どういうことなのか。城の住人が増えるのか!
そういう謎はさておきタマネギくんと姫様が相変わらず可愛い!(超重要)
ここからどうなるのでしょう? 何か陰謀があるのでしょうか?
そしてまた新しい妖精出てこないでしょうか。個性あふれる妖精たちに会いたいです。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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