【末永くよろしくお願いします】第63話――2年間、私達を想ってくれたあなたが好き【ネタバレ感想】
銀づち
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【転生悪女の黒歴史】死亡フラグ80――君のおかげで知ったんだ【ネタバレ感想】
銀づち
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船底に追い詰められたイアナとヨミ。
しかし、見知らぬ第三者の存在があり、傷つき倒れたヨミ。そんなヨミを支えながら彼を守ろうとするイアナ。
イアナが怪我をした――？ というような描写で終わった前回。
靴が一足転がって血がしたたっていたのでまるで足を切り落とされたみたいにも見えましたが……。
今回はヨミとイアナがメインのお話なのでヨミ好きにはたまらない。しかもショタ・ヨミも出てきますよ！ ショタっ子ヨミ可愛い！
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前回のあらすじ
守る。
傀儡を倒したヨミの前にとらわれていたはずのコノハが現れ……。
イアナのもとに来たソルは、イアナの傍を離れようとはしない。イアナはソルが死ぬことが怖かった。
しかしソルはイアナより先に死ぬことはないと言い切り、コノハも無事にイアナと合流した。
船で帰ることができるようになったが、イアナは罪状があったため船の一番下の階においやられる。
そこにはヨミもいたが、完全に閉じ込められてしまう。しかし怪しげな影もあり、ヨミも傷ついて倒れてしまう。
イアナは傷ついたヨミを抱きかかえながら彼を守ろうとする。
一方でコノハは教会のものに囲まれていた。彼女の杖は何者かに壊され、浄化のちからが使えなくなっていた。
前話より
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今回のポイント
初めて知ったこと。
- あなたがいて君がいた
- すべての罪の犯人
- さようなら――愛する人
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他には誰もいなかった
ヨミはブラックサレナ家ではイアナのように蔑まれる存在でした。
兄弟たちに使われていない小屋に閉じ込められて絶望しているヨミに手を差し伸べたのはイアナ。
まぁ……正直、ヨミがイアナを好きになるのは当然だよなぁ。
んー、これはイアナが希望になるのはしょうがない。
ヨミはもういっそのこと誰にも見つからずに死んでしまってもかまわないと思っていたのですが、イアナが来てくれた。
というトラウマでもあり、イアナとの思い出でもあることを夢に見たヨミ。目覚めるとイアナが良かったと喜びます。
素直なヨミの反応を見てイアナは罪悪感を覚えました。なにせヨミのトラウマ出来事を設定したのはイアナ（佐藤コノハ）ですからね。
今度は逆にヨミがイアナを心配します。やはりイアナも足を怪我したみたいです。が、足を掴まれたようで、だからこそ靴が脱げてたんですね。
大丈夫だと強がりますが、不安はもちろん覚えてました。なにせイアナは怪我だけでなく毒も飲んでしまってますからね。ヨミはそんな彼女を力強い言葉で慰めてくれます。
ここは本当にヨミイア推し必見！
が、そんな二人が隠れていた個室を突きとめた正体不明の声が迫ります。危険だから離れろとかなんとか言っている声に対して当然イアナはヨミの手を繋いで逃げます。
それは今だけでなく、昔からそうでした。子供の頃から二人はこうして手を繋いできたのです。
イアナのそばにはヨミがいて、だからこそヨミのそばにイアナはいる。
本当は――
とはいえ、ヨミの体調はすぐれず、そして声は追いかけてくる。なのに逃げるための唯一の階段は結界で閉ざされている。
どうしたものかとイアナは思ったとき、描く、ということで思いつきます。学生時代、トレースはしなかったということ。
ですが今、イアナは結界をトレースしようとしてます。同じ力を持つ結界同士を衝突させて結界を打ち破ろうと考えたんですね。
そして……そして……イアナがヨミの手を引きながら結界を破壊したその時、ヨミは思い出します。
閉じ込められたとき。誰も来なくていいと願った。だけど本当は……誰かに迎えに来てほしかったのだと。
別れを告げる
結界の階段を上がっていくと甲板に出ました。でも船が止まっています。
すると船の外にシャノウたちハイドランジア隊がいました。つまり警察ですね。
てっきりイアナは自分が捕まえられると思って焦るんですが、ハイドランジア隊が取り囲んだのはヨミでした。
なんでもイアナにかけられた罪状、ヨミが嘘の証言をしろと脅した、というのです。
……いや、ないな。
……まぁ、ないですね。
冷静な読者だとそうわかるわけですが、この世界の住人にはわかりません。
そしてヨミが船の最下層にいたのは本人が望んだから。最下層には忍びもいたので忍びを口封じに殺そうとしたのだ、とハイドランジア隊は言います。
あの不気味な声！ あれは忍びたちだったのか！
それでもイアナは信じず、ヨミと交わした誓約書を取り出しますが「事実だ」という言葉とともにヨミに破かれてしまいます。
追いかけようとするものの毒で倒れてしまうイアナ。かなり限界のようです。
個人的なおすすめポイントはここから！
ヨミがイアナを変わった、と言ったところ……黒歴史の中のイアナだけでなく今のイアナをしっかり見ているという証！
自分の身を顧みず助けるようになった、などと言ってますが……ヨミを助けたりしているので昔からではあるんですよね。
連行されるヨミ。特に抵抗しません。
イアナはころんだ状態で待ってくれと、ヨミを呼びますがヨミは振り返り、別れを告げます。
ここ！ ここのヨミがめっちゃ美しいのでヨミ好きは必見！
倒れるイアナにソルとコノハがかけより、コノハは杖がない状態でもなんとか浄化しようとしますが……動けないイアナにウーニ・ウェルスムが声をかけてきます。
普通の言葉話せないはずなんですが、思念を通したら会話できるの？ だったら普段からあの仮面の子を通さずに会話して、と言いたいですがひとまずそのことは置いといて。
ウーニさんがいうには毒を仕込んだのはイアナの立場をわからせるため。ギノフォードに甘えさせないため、だそうです。
この宗主の行動が本当にわからないよな。アクアが疑うのも無理はないぜ。
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それでもイアナは諦めません。自分が生きている限り、手出しはさせない、と。
そして連行されたヨミは一人――イアナへの愛を呟くのでした。
まとめ
ということで、今回は本当にヨミイア推し大歓喜！ なお話でした。ショタっ子ヨミも出てきましたしね！
あとウーニ・ウェルスムの行動が本当に謎。イアナを気に入っているのは間違いなく、なのに毒を盛る……のちのち解毒するつもりだったみたいですけど。
そしてヨミが罪をかぶった……とはいえ、ヨミのはどう考えてもイアナのためですね。
今度はヨミを救うためにどうしていくのか。あの罪は教皇がしかけたものですから……でも、ヨミのおかげで時間の猶予は少し出てきたと思うのでどう対処していくのか、ですね。
まだまだヨミとの話が続きそうで、ヨミ好きの方には大歓喜ですね！
- ヨミとイアナは幼少期から二人手を繋いで乗り越えてきた
- 不気味な声の持ち主は怪我をした忍びたち
- ヨミがイアナにかけられた罪の本当の犯人？
- ウーニ・ウェルスムはイアナがギノフォードに頼るのが許せない
- でもヨミはイアナへ愛を呟く
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました！
まったなー！
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ABOUT ME
名前の由来は、サイト名が工房なので道具（金槌）をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。
好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。
好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
