【そのメイド、危険につき】第12話――最後に聞きたかった言葉はそれじゃない【ネタバレ感想】

アーサーの軍人時代。とあるマフィアとの戦いで訪れたという村に偶然やって来たメリッサたち。
もちろん何も置きないということはなく、村人の変な会話の区切り方のせいで妙な誤解が生じたり、メリッサが川に落ちてしまったり……なんだか怪しい男の姿があったりと、さっそくいろいろ起きてます。
そしていつものアーサーの色気よ。
んー、アーサーはいつもいつも悩ませてきますね。本人本当にどこまで分かってやってるのか。
今回はアーサーの軍人時代のことがさらにわかるお話となっています! 一体この村で何があったのか。あの男は何者か!?気になった方は↓最新号↓から!
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前回のあらすじ
一言二言説明
あらすじ
前話より
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今回のポイント
魂を渡す。
- 表紙がエロい
- 事故なのか事件なのか
- 二人の関係
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あなたの心が見えたらいいのに
メリッサはアーサーとの会話での「あなた以外にはしない」という言葉で悶々としてました。
ですがアーサーは相変わらず何も気にしてない様子で、そんな彼にメリッサはさらに悶々としてしまいます。
と、話は川に落ちた時の話になり、そういえばあの時後ろから押された気がする、とメリッサが言ったことでアーサーと二人、川を確認しに行くことにしました。
そこであの男の話になり、話にするのなんとやらで男が出てきて、アーサーが瞬時に警戒しました。
ベン・フェルマー。
それが男の名前で、アーサーが口にしたことから知り合いみたいですね。そしてベンはアーサーのことをイーサンと呼んでから言い直してます。

あだ名……? にしては変か。

本名はアーサー、と呼び直してますのでね。偽名?
ここで意味深な言葉がたくさん出てきます。3年ぶり。アーサーに殺された同僚……。
しかしここでは意味深なやり取りだけで、近づこうとする彼の前に怖い顔したアーサーが立ちはだかって話は終わりに……。
泊まっている場所に戻りますが、そうなると当然……メリッサは気になりますよねぇ。
ですがそれ以上にアーサーが落ち込んだ気配があったのでしょう。メリッサはアーサーにお茶を淹れてあげました。アーサーもそれを気遣いだと察して話し出します。
どうやらアーサーは軍に所属するものとしてマフィアにスパイとして潜入したようです。

スパイ! そしてベンはマフィアの人間だったのか。
マフィアを全滅させるときまで、ベンにとってアーサーは同僚だったわけですね。

こういうスパイって……心身ともに激務ですよね。やはり裏切りは心に刺さる。
すぐには抜けなかった――それが答え
メリッサは悩みつつも、この村への滞在期間ももう終わりに近づいてました。
アーサーの雰囲気もどこかピリピリしているとメリッサは感じたようです。
そんなとき、電話がかかってきました。メリッサが出ると、あのベンからの電話でした。そこでメリッサはベンの視点から話を聞くことになります。
ベンはアーサーとペアみたいなものを組んでいたようですね。よく共に行動していたようです。
ですが軍の上層部から組織の殲滅命令がくだり……当然、ベンもその対象で。火をつけて銃でドンッ。

アーサーがベンを見て生きていたのかって驚いてたので、わざと彼だけ逃がしたとかはなさそうですよね。

若干の手心とかはありそうだけどな……だってアーサーなら取り逃すミスしそうにないしなぁ

そう思う気持ちもわかります。それに、ベンも単純にアーサー憎いのかって雰囲気でもなさそうな感じしますし。
根っからの悪人がそもそもここに出てきてないですしねぇ。
最後の言葉であんなことが聞きたかったわけではない、とベンは言ってまして、これがなにかあるんでしょうね。
と、その時窓ガラスが割れます。どうやら遠くから射撃されたようです。当てる目的ではないみたいですけど。
危機を察知してアーサーが駆け寄ってきますが、電話はまだつながっていました。
メリッサを危険な目に合わせてしまったと凹むアーサーに彼女は言います。
ベンと話をしてみては、と。
伝えたいことがある
アーサーもなにかあるからいつもみたいにすぐに銃を打たなかったのだろうとメリッサは言います。
さらに言うとベンだって何か言いたいことがあるからこそメリッサにわざわざ話したのだろう、とね。

毎回思うが、本当にメリッサはお人好しだな

アーサーは同じ人間をもう一度殺すのは大変、みたいなこといってますが……。
しかしメリッサが言う「今更だからではなく、今だからこそ話せること」という表現は良いですね。
そう説得するメリッサの気持ちを組んだアーサーはメリッサを先に返して、自分ひとりでけりをつけにいくことに。
メリッサは心配ですが、役には立てませんし、むしろ足手まといでしょう。
だからとメリッサは祖母の形見を渡します。無茶なことをしないようにという意味合いで。

いや!これは重いだろ!価値的にもメリッサの想い的にも。
ですがなんとかアーサーは受け取って、メリッサを抱きしめます。彼にとって仕事とはただこなすだけのような感慨のないものでしたが、今はメリッサを守ることは喜びとなっている、と彼はささやきました。
馬車に乗って駅まで向かうメリッサでしたが、馬車が揺れたときに腰に何かがあることに気づきます。

このシーン。最初見たとき、申し訳ないことに何かが遠くから投げられて刺さったのかと思ってしまいました。
え、いきなりコメディになる? と少し混乱して二度目に読んだときになるほどと状況理解。
腰には布に包まれたなにかがあり、布をめくると中にはアーサーに渡したはずの指輪が入ってました。
どうやらさっき囁くために抱き寄せられたときにすでにアーサーはメリッサに指輪を返していたようです。
当然ながらメリッサはそんなこと許せるはずなく、アーサーのもとへと向かいます。
一方のアーサーはメリッサをに度傷つけようとしたベンを逃すつもりはありませんでした。ベンは「掃除」という言葉を使ってアーサーの今の仕事について言いましたが……なんとも言えない表情してるんですよねぇ。

このベンの表情がなんともいえない、切なげな感じでして……是非見てほしいですね。
そして誰が片付けられるかの確認をしよう……というところで今月号は終わりです。

最後のアーサーの表情はとても冷たい感じがするが……どうなんだろうな。気になるぜ。
まとめ
ということで、今回ようやくあの謎の男、ベンの正体とここでアーサーが何をしたのかがわかりましたね。
ベンは違法組織の人間で、アーサーはその組織の内偵に軍から送り込まれ、最終的に違法組織は全員……。
スパイ侵入した先での友情といいますか、情が芽生えてしまうって有り得そうな話です。でも昔のアーサー……メリッサに会う前の彼は他人に興味なかったみたいですし、ベンの片思い的な感じなのか、どうなのかと悩むところです。

とはいえ軍人時代の同僚のグラハムともなんだかんだ仲いいし……完全な冷徹ってわけでもないんだよなぁ。

人を引き付ける何かが昔からアーサーにはあったんでしょうね。
次回は「私のために争うのはやめて!」みたいな展開……?
この作品はどこか心がほっこりするイメージなので最悪な流れにはならないと思うんですが……次回まで楽しみですね。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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