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そのメイド、危険につき

【そのメイド、危険につき】第一回読切――みんな……男のメイドが好きでしょう?【ネタバレ感想】

【そのメイド、危険につき】第1回読切感想(画像参照:X→マコト@usakumo12434より)
銀づち

 実はLaLaに読み切りとして掲載されていたお話が気になって気になって……いたのですが、続きが掲載されていたので、最初から改めて語ってみたいと思います!

 そちらが「そのメイド、危険につき」です。著者はマコト先生。

 絵柄は少女漫画の中では女性の目がやや小さめで、体格もリアル寄りでしょうか? すべての少女漫画を知っているわけではないですが、少女漫画だと女性だけでなくヒーロー役の男性も「ほっそ!(細)」となることが多いですけれども、このマンガに出てくるヒーロー(メイド)のアーサーはわりとがっちりしていて……それでいてガッチリしすぎておらず

銀づち
銀づち

正直めっちゃ好みです!

ワン親方
ワン親方

あー、筋肉付いてるけど、つきすぎてないあの感じな。

銀づち
銀づち

女性が好きという細マッチョよりはもうちょいがっしりしてる感じしますが……いいですね!

 と、体格の話もしましたが、迫力ある動きをさせても体に違和感を覚えないので、そういう違和感がしんどくなる方にもおすすめです。

銀づち
銀づち

あと個人的に、男性の手と女性の手のかき分けが出来ているのも好きです……うむ。手がエrいのは非常に良きです。

 絵柄もクセが少なく、男女関係なく読みやすいのではと思ったりします。銃もこういうマンガにしてはちゃんと描き込まれていて格好いい!

 と、おすすめな「そのメイド、危険につき」を読みたくなった方は、作者のマコト先生がPixivに第一話を上げてくださっているのでご確認を!

Pixiv>>そのメイド、危険につき

 そしてそんな気になる作品の次のお話が読みたくなった方は↓コチラ↓からどうぞ! こんな素敵な男性メイドが欲しくなる!

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 では、感想いってみましょう!

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あらすじ

 男のメイド? はい、好きです!

 メリッサ・アバネシーが亡くなった祖母から受け継いだ指輪。ただ亡き祖母との思い出あるモノであっただけなのに、それが10億の価値があるということが判明した上に、その話が広く知れ渡ってしまい、メリッサはお金目当てのものたちから狙われることに。

 護衛として元軍人を雇ったものの、なぜかその人物はメイドの格好をしてメイドの仕事もする。

 しかし、実力は持っていて荒事からメリッサと守ってくれるのだが……?

 優雅でありながら強いとか最強です。

今回のポイント

 優雅なメイドだけど、ちゃんと男らしいメイド。

  • 思わぬハプニングで雇った護衛が……メイド?
  • 次々やってくるおかしな人達
  • 自然と受け入れているメリッサ
  • 我慢出来ないことには声を上げる

 けど、メリッサも格好いい。

大切な祖母との思い出を引き継いだだけ、なのに

 メリッサ・アバネシー

 そんな彼女の噂についてから始まります。すごい額の指輪を相続して、そのために護衛を雇ったという。

 そしてメリッサの住んでいる屋敷の玄関先でその護衛が挨拶しています。彼の名前は「アーサー」。メイド服を着ていますが、列記とした男性です。

ワン親方
ワン親方

おお、体格もいいな。

銀づち
銀づち

来て速攻、潜入しようとした輩を退治してくれたみたいです。

 メリッサは兄に電話しています。昔の電話ですね。銃を使っているのもありますので、ある程度の文明は発達している世界観っぽいです。

 で、メリッサによると護衛の契約書には護衛に+してメイドの格好とメイドの仕事の許容が入っているそうです。

ワン親方
ワン親方

そう。メイドの姿が気になってたけど……なんで?

銀づち
銀づち

アーサーが言うには「趣味」だそうです。

 メイドとして楽しく過ごしながら護衛できたら良い、とメリッサの依頼を受けたそうです。
 メリッサとしては兄が軍人のつてを使って護衛を探すといってくれたのでお願いしたそうで……しかし電話は切られたんだとか。結構適当な人みたいですね。

 それでも妹のために元軍人の凄腕の護衛をつけようとはしてくれる良い兄……?

 とにかくアーサーはメイドとして精一杯つとめます、と言ってメリッサが「いや護衛を」とツッコミ入れてます。

 メリッサは祖母から指輪を相続しました。一応相続なのでと鑑定したら10億というとんでもない価格が出てしまい、それを狙って親戚や親戚を名乗る人たちがやってくるようになってきた、と。

ワン親方
ワン親方

うわぁ、現実に有りそうだよな……お金あると分かった瞬間にすり寄ってくるやつら

銀づち
銀づち

希少な石を使っていたんだとか。なので周囲が落ち着くまで護衛して欲しい、ということのようです。

 不安がっているメリッサの手を取るアーサー。そしてその手を自身の胸に触れさせます。メリッサはメイド服越しに、その体の硬さを感じ取り、アーサーはハッキリとつげます。

「ご安心を!

 わたくしこのように

 ちゃんとですので」

【そのメイド、危険につき】第1話より

 護衛も力仕事も任せて欲しい、というアーサーにメリッサはいろいろと混乱します。

ワン親方
ワン親方

まぁ、ただでさえ思わぬ価格の指輪を継いでしまったみたいだし、そこに来た護衛が……また変わってるしな。

銀づち
銀づち

そうですね。こんな色気ある男メイド(護衛)が来たら混乱しますよ。

ワン親方
ワン親方

いや、メリッサの混乱はそこじゃねぇよ!

次から次へとやってくるのは、見知らぬ人々

 母を名乗る女性。生まれた時に隣のベッドだったとかわけわからんこと言ってくる男性。そしてこれまたよく分からない関係性を言いながら金返せとかいちゃもんつけてくる男性……には、アーサーが脅しつけてひきとってもらいます。

銀づち
銀づち

でもこれ、冗談抜きでメリッサ一人では危なすぎますね。

ワン親方
ワン親方

しかし、ちと過激すぎてメリッサしんどそうだなぁ。

 周囲の手のひらクルー、みたいな様子にも疲れてるでしょうし、アーサーはメイドとして物腰は丁寧でも護衛としては結構手荒なところがあるらしく、その手法を止めたりというのもメリッサの精神削ってるっぽいです。

 今まで争い事とかは無縁そうですし、仕方ないでしょう。私が彼女の立場でも疲れます。

 アーサーのこともよく分かりません。女装が好きなのかと聞けば「メイドをしたいだけ」で女装したいのとは違うんだとか。だからハッキリと男として護衛とメイドを引き受けているということになるわけですが……改めて考えてみるとよく分かりませんが、当人が好きなら良いと思います(個人的意見)。

 とはいえ今から他の人を見つけようにも、おかしな輩が多数押しかけてきている現状、それも難しく。メリッサは「大丈夫」と自分に言い聞かせます。全然大丈夫じゃなさそうですが。

メイドに憧れる元軍人

 そんな彼女に、アーサーがお茶を入れてくれます。美味しい、と驚くメリッサ。アーサーは本気でメイドが好きらしく、一通りメイドの仕事ができるんだとか。すべての家事をこなせるオールワークスメイドで護衛……なにそれ格好いいな。

 以前もそうだったのかと尋ねるメリッサですが、メイドとしては今回が初めてだと言います。今まではすぐにクビだったそうです。なかなかメイドとして彼を理解し雇ってくれる人がいないみたいですね。

ワン親方
ワン親方

んー、現代でもすぐに理解は難しいかもだしなぁ。この時代設定的になおさらかもな。

 軍に所属していたアーサーはメイドにあこがれて退役。しかいメイドだけでは雇ってもらえないため、今回は護衛もという話になったみたいですね。

 メリッサを不安にさせないように「仕事の不手際はしない」というアーサーですが、メリッサがぽろっと言うわけです。
 メイド服も似合ってるし知識も豊富豊富であるのにクビにするなんてもったいないなぁと。

 アーサーは今まで否定され続けていたのでしょう。そんなメリッサに嬉しそうに微笑むのでした。

 驚いているアーサーと、あっさりアーサーのことを認めているメリッサ。なかなかいいコンビですね。

銀づち
銀づち

このメリッサも別にアーサーを持ち上げようと話しているわけではなく、自然とポロッと口に出したみたいなのがいいですね!

ワン親方
ワン親方

メリッサと友だちになったら心地よく過ごせそうだぜ!

銀づち
銀づち

そのぶん、今の彼女の非日常な日々に悲しくなってしまいますね……早く落ち着くと良いと思いながらも、そうすると物語が終わってしまうので……なんとも。

 幸せになってほしいと思うのにもっと見たいので続いてほしいというこの相反する読者心を燻られる……くぅっやりますね、マコト先生!

 メリッサは妙なことになったなぁと思いながら、アーサーと日々を過ごしていきます。

 しかし、身の回りのことをしてもらうことに慣れず、自分も手伝うことに。

ワン親方
ワン親方

? メリッサってお嬢様じゃねえの?

銀づち
銀づち

どうも昔は貧乏で、父親が商才でのし上がった、みたいですね。

 指輪のことで騒ぎになってこの屋敷に来た後、アーサーが来るまでも一人で身の回りのことをしていたんだとか。とはいえ、当然家族にはひとり暮らしを反対されたはされたみたいですね。

ワン親方
ワン親方

そりゃこんな状況でひとり暮らしは心配するぜ。それも女性のとなるとな。

 両親は指輪は好きにしたら良いと言ってくれてるそうですが、他の親戚はそうでもないみたいで。

 そもそもがなぜメリッサが指輪を引き継ぐことになったのかと言うと、口約束だったそうです。祖母はそんなに価値のあるものとは思っていなかったみたいでして。

 家族の何気ないやり取りの中で「あげる」といわれたもの。骨董屋で二束三文で買ったものらしいです。

 メリッサからすると祖母の形見というのが大切で、10億云々はあまり気にしてないみたいですね。

 なんだかしんどそうなメリッサにアーサーは「大丈夫か」と話しかけます。メリッサはしんどそうなのを抑え込んで「大丈夫」と返すのですが、その時アーサーが鋭い顔をしてメリッサを抱き寄せ、窓をにらみます。

銀づち
銀づち

ここ! ここで「気のせいか」って言うんですが、このアーサーの横顔が……すんごくいい! 色気ある! ふおおおおおooooOOO!

ワン親方
ワン親方

いやだから、落ち着けええええええ!

 メリッサはあらためてアーサーの大きさ、男であると感じるのでした。

集まってくるクz……ろくでなし達

 別の日、買い物に出かけたメリッサとアーサーですが、アーサーは険しい顔です。先日妙な気配を感じたこともあって警戒しているみたいです。

 そして実際、メリッサに声をかけてくる男たちが。

銀づち
銀づち

顔が周囲にバレている、というのが一番辛いですよね。

ワン親方
ワン親方

プライバシーって言われてる現代でも、さらされたりとかあるからなぁ。

 もちろん断るメリッサですがしつこつ男たちにアーサーが前に出て追い払います。どうやらアーサーは男性から見ても大柄みたいです。

 が、この男たちがひどい言葉をメリッサに言い放ちます。メリッサは気にしないようにしますが、アーサーが男たちをさらに脅しつけました。メリッサが止め、男たちは逃げ出します。

自分にない姿だから、憧れる

 アーサーは脅すことも、武器を扱うのも、暴力も得意だと言います。自分は本当はがさつなのだと。

ワン親方
ワン親方

でも、「だからこそメイドに憧れた」か……ああ、ようやく少しアーサーのことが分かったかもな。

銀づち
銀づち

自分とは違う、自分にはないものって憧れますもんね。

 だからアーサーはメイドとしてそれを演じるのが楽しいと微笑みます。メリッサはそんなアーサーを少し羨ましく思うのでした。

 夜、メリッサのもとにアーサーがホットミルクをもってきてくれました。どうやらメリッサが無理していることに気づいていたらしいです。

 平気な振りができたら良いのにと言う彼女に、見栄を張るの廃位者のそれは楽しく出来てこそだとアーサーは言います。無理をせず、我慢出来ない時には言ってほしいと。

 すっかりアーサーに気を許し始めたメリッサですが、去り際のアーサーの行動にどきどきさせられてしまうのでした。

銀づち
銀づち

いいですね!このきゅんとシリアスの加減がちょうどいい!

我慢の出来ないこと

 また別の日、メリッサの母親から連絡が来ました。チャールズといういとこが来るそうです。指輪の件をすごく不満に思っているみたいですね。

 問題の指輪は金庫にあるのかというと、メリッサが身につけてます。

ワン親方
ワン親方

意外と大胆だな。

銀づち
銀づち

いやそれがね。メリッサのいいところで、なんかジンと来るんですよね。

 

「だって私が貰ったのは祖母の指輪で

 10億の何かじゃありませんから」

『そのメイド、危険につき』

 これ! このメリッサの指輪に対する姿勢、思いがすごく好きなんですよねぇ。

ワン親方
ワン親方

ああ、そうだよなぁ。メリッサからしたら、亡き祖母とのいい思い出、なんだもんな。

 アーサーはそんなメリッサに少し驚いてから「自分のことも褒めてくれると言ってくれた」と微笑むのでした。

 そしてやってくるチャールズ。なんとも偉そうに、指輪出せなんて言ってきます。そんな彼の背後にはガラの悪そうな男たち。どうやら傭兵を雇ったみたいです。

 アーサーがチャールズに警告します。早く帰ったほうが良い、と。

 しかしチャールズはそんなアーサーにイラッとして紅茶をかけます。メイドのくせに、と。

 メリッサはすぐアーサーに駆け寄ります。にこっと笑う、彼ですがチャールズに対して追い出そうとしません。親戚だからだろうかと思うメリッサ。ふんぞり反っているチャールズの頬を「我慢できなかったので」と言って、叩きます。

 暴力が良いわけでは有りませんが、今回はチャールズの方が全面的に悪いですからね。

ワン親方
ワン親方

メリッサが耐えられなかったのは、アーサーへの侮辱か! 格好いいじゃねえか、メリッサ!

 と、そこで傭兵たちが動き出します。

 チャールズは驚きました。チャールズ本人はあくまでも脅しのためだけと思っていたみたいですね。どうやら先日、アーサーが感じた不穏な気配はこの傭兵たちで機会を伺っていただけみたいです。

銀づち
銀づち

アーサーがチャールズに帰ったほうが良いといったのはこのためだったんですね。

 そして微笑んだアーサーは先程のメリッサが格好良かったと囁いてから、銃を手に場を制圧するのでした。

そのメイド、男につき

 このマンガは戦うところに主眼をおいていないので戦闘シーンはカットですが、制圧すると宣言するアーサーのポーズはすごく格好いいですね。

 無事に傭兵は倒せたものの、屋敷はかなりボロボロに。チャールズに弁償するとメリッサは言います。それくらい痛い目は見たほうが良いでしょうね。

 暴れすぎたと凹むアーサーにメリッサは笑って「紅茶を入れて欲しい」と微笑みます。

 態度変わらず接する彼女にアーサーも微笑んで、心を尽くしていれる、と額に口づけ? しながら言うのです。

銀づち
銀づち

現代だったらセクハラああああ、けどっ! いい!

 メリッサは顔を真赤にして「男っぽいのやめてほしい」と頼みますが、アーサーは不思議そうに首を振ります。なぜならアーサーは最初からずっと男だからです。

ワン親方
ワン親方

そ、それはたしかにそうなんだが!
メリッサの気持ちもわかるぜ。

銀づち
銀づち

というのが読み切りで掲載され「うおおおお」と私なんかはなってしまったわけですね。

 で、連載にならないかなぁとか思っていたらその後もちょくちょく出てきて……今回ついに我慢できなくなってこの記事書かせていただきました!

まとめ

 ということで、男でありながら女装ではなく「メイド」というものの優雅さに憧れた元軍人アーサーと、優しくてそれでいて芯がある女性メリッサとのちょっと? 危険な同居生活……。

 気になりますよねぇ。

ワン親方
ワン親方

メリッサもいいやつだし、アーサーは変わってるけどこいつもいいやつだし、二人合わさるとちょうどいいバランスで見ていて微笑ましくなるな。

銀づち
銀づち

不愉快さを感じないですよねぇ。心地が良い二人です。

 応援、とも違うんですがもっとこの二人を見ていたいと思わせてくれました。あと、アーサーが好き。格好いい。

 ぜひ皆さんもアーサー見て欲しい。そしてそんなアーサーとメリッサの距離感……いい! この関係性がプラスされてさらに良い!

銀づち
銀づち

ということで、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 ということで、『そのメイド、危険につき』が気になった方はぜひ↓コチラ↓からどうぞ! 新キャラ登場で「おお?」となりますよ!

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銀づち
銀づち
マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 好きなアニメ漫画にはかなり偏りあり。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。 【note】https://note.com/ginn_duchi/n/n3ca1c0754af8
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