【Helck】出番はそう多くないのに『超重要』な天然キャラ――シャルアミの正体は?【キャラクター紹介④】

Helckには重要なキャラクターはたくさんいますが、物語の根幹に関わっているメンバーの一人を今回はご紹介。
それがこの子! 大貴族ラファエドの一人娘、シャルアミ!

この近くに描かれているのがシャルアミで、後ろにいるのがお父さんのラファエドです。父と娘といっても、血の繋がりはありませんけどね。
シャルアミに関しては中々複雑と言いますか、分かりにくいところがあるかもしれませんので、彼女の生い立ちや人間関係、物語にどう関わってきて、どういう結末を迎えるのかについてまとめていこうかと思います。
いつものことながら、がっつりとネタバレやら私の考察が含まれるため、自分でもう少し考えたいという方はご注意ください。
自分でもう一度読み直してシャルアミについて考えてみる! という方は↓新装版↓がおすすめです!
シャルアミってどういう存在?

- 種族は人間で、ラファエドの養女。実母とは死別。実父は不明。
- 勇者ヘルク・クレス兄弟と幼馴染で、クレスとは恋仲。
- 勇者とは別タイプの覚醒者(と思われる)。
※特殊な雪を生み出すことができ、それが帝国をも巻き込むことになる - 王妃になる(たぶん)

と思われるだとかたぶんだとかがあるな?

明文化されていなかったり、描かれていなかったりなので……ですが状況的にそうとしか思えないので記載させていただきました。
コレだけでも簡単には分かると思いますが、もっと詳しく見ていきましょう!

シャルアミの生い立ち
彼女の養父であるラファエドは大貴族です。
そしてシャルアミは元々平民……そんな二人がなぜ親子になったのか。まずはそこからご説明させていただきます。
家族について
シャルアミと実の両親の住んでいた村は魔物に襲われます。そこで両親は亡くなってしまうのです。
母親の台詞などはいっさいありませんが、母親らしき姿が一コマだけ映ってます。

ヘルクたちもそうですし、この世界ではよくあること、になりますね。
よくあることですからラファエドも最初は自分で引き取るつもりはなかったものの、女の子の名前を知ってシャルアミを引き取ることにするのです。

名前? 知り合いの子だったのか?
まったく関係ないはず(明記はされてない)ですが……ただその名前が、彼が唯一愛した女性との間に生まれた子どもと同じだったのです。
それも遠い昔……大貴族ラファエドとして生まれるよりもはるか昔の話なのです。
ラファエドは覚醒を促す雪に触れても大丈夫だったということは当然『覚醒者』になるのですが、彼はヘルクのような戦闘力特化ではなく、『転生』という能力を得ました。
何度も転生した中で、唯一の子供と同じ名前……そんな偶然から、シャルアミはラファエドの養子となったのでした。

転生してもその女性だけを愛するって、どれだけ一途……。
この話について詳しく知りたい方は↓第12巻↓の世界の意思との戦い後を御覧ください

初登場時のシャルアミの喋り方が独特だが、それは関係あるのか?

あまり貴族の娘っぽくなかったですよね。
最後の方では女性らしさが出ていましたが……あの喋り方の理由は不明です。
残念ながら本編ではシャルアミを中心にした話はあまりなかったので……シャルアミとラファエドのスピンオフとか読んでみたいですねぇ。
この親子は物語が進むにつれて対立のような形になり、最終的には死別してしまうのですが、それでも二人のあいだにあった絆はたしかで、仲の良い親子であったことは間違いないですからね。
七尾先生なら、とてもほのぼのとする……けれどちょびっとしんみりする話を描いてくれそう……。
というのは余談ですが、シャルアミの生い立ち・家族は以上です。
実の両親とは死別。
シャルアミという名前だからラファエドに引き取られた。
ヘルクとクレスとの関係
ひとことで言うと幼馴染、です。
しかし、二人と同じ村出身ではなく、出会った時はシャルアミはすでに大貴族の娘で、ヘルクとクレスは孤児。関係がなさそうです。
どこで出会ったのかは、メインストーリーで出てきた通り、クレスの病気がきっかけですね。
必死に医者を探しまくった結果、その声を聞いてくれたのがシャルアミで。そんなシャルアミに呼ばれたラファエドが医者を紹介してくれたわけです。

ヘルクたちを冷たくあしらう人間ばかりの中、ラファエドはなんの躊躇もない辺り……やはり根っこはいい人なんだよなぁラファエド。

敵なんだが、最後まで憎めないやつだったなぁ……来世はどうか幸せであった欲しいぜ。
と、クレスの命が助かったのは良いんですが、ここで知り合ってしまったがゆえに巻き込まれていく……という、なんとも言えない縁でもありますが。
なにはともあれ、ここで繋がったシャルアミとヘルク兄弟の縁はずっと続き……やがてシャルアミとクレスは恋仲になります。
貴族と平民の差が大きい世界観なので前途多難な関係でしたが、最終的にはその貴族だとか平民だという枠組みが、おそらく根本から変わったと思われるので……?
シャルアミの能力――覚醒者
シャルアミはヘルクのように勇者ではなく、騎士や兵士でもありません。ですが、物語におけるとっても重要な能力を持っている……持ってしまったがゆえにいろいろと起きてしまったと言ってもいい存在です。

雪だよな?

そうですが、他にもいろいろとあるのでまとめてみましょう。
- 身軽
- 結界術
- 雪(能力散布)
最初は雪のことだけ書こうかと思ったのですが、振り返ってみると他にもあるなと思ったので一つずつ簡単に説明しますね。
子供の頃はクレスに勝ってた身体能力
城の地下、アスタを案内していた時(↓第63話-第7巻↓)に身軽さを披露してくれています。
ただの囚われ系ヒロインではないんですよねぇ。

壁を蹴って登ってる!
小さい頃はクレスよりもすごかったんだとか。ただ、クレスも勇者として覚醒していったので身体能力では勝てなくなったようです。
単純な男女の差、というわけではないでしょう。

ヘルクとは……まぁ、この時にはすでに彼は覚醒済みなので勝てなかったでしょうね
しかしながらこの身のこなしを見たら一般人とは言い難いのは間違いないですね。
とっても残念なことに、周囲が戦闘力に長けた人ばかりだからそっち方面での活躍は出来なかったですけど。
クレスを守った結界術
シャルアミは特殊能力以外の術は使えない……と、思い込んでいたのですがとある場面でそれが間違いだというのが突然出てきます。
それが↓第104話(第12巻)↓です。
亜空間の中で力尽きているクレスとシャルアミ。どちらも意識はないのですが、シャルアミは雪を発動させながら、クレスを守ろうと結界を張ってるんですね。

結界ってのがミソだな。父親のラファエドは結界術が得意って描写があったから。
果たして娘に術を教えていたのかは分かりません。それまでそういった描写は見受けられなかったはずなので。
ただ必死に愛する人を守ろうとしている姿。それが養父の得意な術であった、というところにちょっとグッと来ます。
雪(能力散布)
そしてそしてぇ! シャルアミと言ったらコレ! と言うほどに見逃せない能力がこちらですね。
雪……ただの雪ではなく、いろんな力を広範囲に散布することが出来る特殊能力です。

一見ただきれいな力からと思いきや、使い方によってはエグいよな。

治癒の力を雪に乗せれば広範囲回復できるでしょうが、毒ならば……。

しかも建物も貫通するんだもんな……シャルアミの能力範囲内から逃げるしかないが、かなり広いっぽいし……。
雪から逃げられないからこそ、ヘルクはアリシアを置いていくしかなかったわけですからね。
もしもシャルアミにこのような能力がなければ、少なくとも雪による強制覚醒計画はなかったでしょう。別の方法で覚醒はさせてたでしょうが、もっと時間を書けて別の計画になったのではないでしょうか。
シャルアミの雪は範囲内にいる生き物に強制的に覚醒を促します。もうすでに自然覚醒している者か、帝国の民のように抵抗力がなければ化け物へと変貌してしまうのです。

そんな人間の国において、勇者ではないのにまったく姿が変わっていない人たちが数名いますね!

王とミカロス、ラファエド……と、シャルアミもか!
コレに関しては第3巻にてアズドラ様が説明してくれています。
覚醒者=勇者……ではないんです。
勇者は戦闘タイプの覚醒者で、人間の王はサポートタイプの覚醒者であり、だからこそアズドラでも使えなさそうな術が使えます。

他にもミカロスは覚醒して『不老長寿』、ラファエドは『転生』ってわけか!
この二人はサポートタイプともまた違う気がしますが、ラファエドのはもはやのろいレベルではなかろうかと思っちゃいますね。
そしてシャルアミが覚醒者かどうかに関しては明記がありませんが、これらのことを踏まえると『雪を降らせる能力』というのを覚醒で得た、と考えるのが自然かなと思います。

人間の国にずっといたにも関わらず、変異せず、王都の契約で不死になることもなかったのはそのせいでしょう。
国王の支配の能力で何度もシャルアミは操られますが、復活能力の対象外(翼の兵士のみ)であることは明記されていますからね。
ということから、シャルアミは国王と同じようなサポートタイプの覚醒者だろうと思われます。
と、考えると……この幼馴染3人やばいですよね。兄弟は戦闘タイプの覚醒者で、一人は術タイプの覚醒者……全員がすごい能力持ちなわけですし。

それでもヘルクだけ規格外な気はしてしまうがな……。

そこはもう……ヘルクだから、という一言で解決させるしかないですね。
シャルアミのその後
シャルアミに関する描写が非情に少ないんですよねぇ。
特に、親子のふれあいは後半にあるとほぼないのですが、最後のお別れの時はなんとかシャル笑みも意識を取り戻して父親を呼べて、ラファエドの笑顔を見れたのは良かったです。

エピローグはアスタの語りがあるよな。
そこでシャルアミのことが語られますね。
意識を取り戻さないクレスを親身に看病している姿があります。もちろん、戦いのすぐあとは衰弱していたようですが、大きな怪我をしたわけではなかったですしね。
もちろん父親のこともあって落ち込んではいたようですが、顔を上げて頑張っているという姿に「がんばれ」と読者としても言葉を送りたくなりましたねぇ。
シャルアミがはっきりと描かれているのは本当に少ないのですが、アスタがあの戦いの中で生き残れたのはラファエドが助けてくれたから、というのを妹のイスタに話すシーンがあるのですが、その最後にシャルアミの名前が出てきます。

アスタとイスタは墓参りに行っていますね。

並ぶ墓……その奥に立っているのはヘルクと女性……シャルアミか?
ということはその墓は……。
ラファエドの墓なのでしょう。すごく小さな人影なのでハッキリとシャルアミとはわからないのですが、髪型やヘルクと並んで立っていることやアスタの呼びかけからシャルア味であることは確定ですね。
そのあとはモノローグでクレスが目覚めた時に喜んで抱きつく姿や、アスタ・イスタ姉妹と仲良く会話しているシーンだけですね。

なんといってもクレスが目覚めたところは「良かったなぁ」って素直に思えるな!

ですね!
そして普通の女子らしく、女の子同士で交流しているのも良き。
ただこのあとはシャルアミは出てきません。戴冠式の時にクレスの隣りにいないかなぁと、確認してみたのですがいないですね。
でもまぁ……クレスと結ばれたのだとは思います。そしてシャルアミの能力は悪用されやすいため、人類最強クラスのクレスがそばにいるのはいろんな意味で安心かもしれませんね。
今だとアズドラ様たち帝国の民も守ってくれますからねぇ。

もう二度と利用されることがないように願うぜ。
ですね。
まとめ
ということで、シャルアミについてまとめてみましたがどうだったでしょうか。
シャルアミは出番自体がそう多いわけではないものの、物語の根幹に関わる非情に重要なキャラクターです。

クレスが主人公だったら確実にヒロインだな。

クレスとシャルアミの物語もちょっと見てみたいですね!
そういえばラファエドはクレスをしっかりと認めてますが、二人の交際に関してはどう思ってるんでしょうか。――うちの娘はやらん、という定番のことをするのでしょうか?
……あのクールなラファエドの姿からは想像できませんが、彼はヘルクの料理の師匠ですからね。意外とあるかも?
こう、静かに剣を抜いて戦うとかはありそうですね。
能力に覚醒したばかりに利用されることになってしまった彼女ですが、これからはクレスたちと仲良く国を導いて、皆で幸せになってほしいですね!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
シャルアミの能力などについて語られる話を確認したくなった方は↓第7巻↓です!
↓アニメを思う存分に楽しみたいならば!↓
