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Helck(comic)

【Helck】世界最高の嘘つき勇者、ヘルク【キャラクター紹介②】

helck-キャラ紹介~ヘルク編~ (画像引用:12巻より)
銀づち

 一見ギャグ漫画に見えて、それでいて超王道の少年漫画Helckをご存知でしょうか。

 今回は物語のタイトルにもなっている勇者ヘルクについてのお話です。

 物語は彼の視点では進みません。

 ですが全体を通してみると、この物語のタイトルは「Helck」以外にはありえないな、となる。物語の超重要キャラクターです。

 ビジュアル的には筋肉マッチョで半裸にマントという勇者のイメージとは違う見た目なんですが、彼について私が思うのは一言。

「格好いい」

 筋肉ムキムキキャラが苦手な私がそう思ってしまうヘルクの魅力をこれでもかと詰め込んでみたので、ぜひご覧ください。

 この記事にはHelckのネタバレが大いに含まれます。気になっているけど、まだ手を伸ばすに至っていない方。ネタバレ大丈夫という方だけお進みください。

 いやごめん、ヘルクについて殆ど知らない……という方は【個人的おすすめ少年漫画第一位】Helck1~7巻ネタバレ感想を。
 アニメに関しても記事を書いていますので、アニメの方か知りたい場合は【アニメ】ヘルク(Helck)の物語【まとめ】も合わせてどうぞ!

 読み直したくなった・読みたくなった方は↓新装版↓がおすすめです。カラーページもありますよ!

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勇者ヘルクの特徴5つ

 この表紙の人物がヘルクです。

 物語は魔王が勇者に倒された、というところから始まります。そして魔界で、倒された魔王の代わりに、新しい魔王を決める大会が行われていました。

 ヘルクは『人間(勇者)でありながら何故か新魔王決定戦に出場している』というよくわからない登場の仕方をします。

ワン親方
ワン親方

普通、人間……しかも勇者と魔王って真逆の存在だよな?

 人間を滅ぼそうとかインタビューで言っていますが、「ええっ?」と思いますよね。

 しかも物語はヘルク視点では進まず、彼の心理描写も最初は一切ありません。常にニコニコと笑っていて、なので余計に謎でどこか不気味な筋肉キャラクターでした。

 それが最後には皆ヘルクのことが大好きになって、彼に幸せになって欲しいと願える。そんなステキなキャラ……いえ、人物です。

 特徴をまとめるとこんな感じです。

  • 人間の勇者
  • 戦闘レベル99
  • 料理が上手(手先が器用で大抵何でも作れる)
  • いつも笑顔
  • 仲間が大切

 魔法は一切使えず、武術も特に習っていないけど物理最強の存在ですね。

銀づち
銀づち

そして何よりも……自分のことよりも仲間のことが大切で、大切な存在のためならばたとえどれだけ苦しくても笑顔を崩さない……そういう人物です。

ワン親方
ワン親方

改めて、いろんな意味でヘルクは勇者だと思うぜ

 心も含めて勇者、という気がしますね。

 詳しく知りたい方はぜひ本編で! なんだよこのキン肉マント、と思わずに読みすすめて欲しい。

ヘルクのセリフ集

 彼の魅力を語るためにおすすめのセリフを集めてみました。

銀づち
銀づち

ヘルクのことを知らない方でも、これらを見ていただければヘルクがどういう人なのか分かっていただけると思います。

 ヘルクを知っている方も「ああ、そうそう」と納得いただけると思いますので、ぜひ楽しんでください。

人間が憎い、人間滅ぼそう。&人間を…皆を救いたい――『Helck』1巻&8巻より

 相反する言葉ですが、ヘルクを語る上で除くことができない超重要なセリフです。

 新魔王を決める大会においてのインタビューにおいて笑顔で「人間が悪い、人間滅ぼそう」と言ってのけるヘルク。

銀づち
銀づち

ヴァミリオ様が「ウソに決まっている」と言っていましたねー。

ワン親方
ワン親方

そりゃそうだろって読者として一緒にツッコミ入れてたぜ。
最初はただのコメディだと思っていたなぁ……うぅ。

 ヴァミリオというキャラクター(物語の視点の中心)に『嘘つきの笑顔』と言われていた通り、これは嘘でした。

 過去編を終えて、人間を滅ぼそうと心に決めたヘルクでしたがヴァミリオ様の言葉に心動かされて本音を言います。人間を救いたい、と。

 ヘルクは頭ではもう『人間は滅ぼさなきゃいけない』と分かっていましたが、それでも『人間を救いたい』と思っていたんですよね。

 そんな嘘は初対面のヴァミリオに見抜かれて、ソレが故に疑われていたわけですが……彼の過去の出来事を知り、こういう意味での嘘だとわかった時は鳥肌モノでした。

ワン親方
ワン親方

仲間との約束を守ってたんだよな……笑っていてって。

銀づち
銀づち

なのでこの記事のタイトルにも嘘つき、という言葉を使わせていただきました。

 ヘルクは世界最高の、嘘つきです。

一人は辛い――『Helck』2巻より

 もうまともな人間は自分ひとり。世界に抗おうとしている人間は自分ひとりだと思っていたヘルクでしたが、ケンロスやヴァミリオたちと接して孤独を痛感するのです。

ワン親方
ワン親方

一人はつらい、か。つらいよなぁ。

銀づち
銀づち

自分のことはいつだって二の次な彼が口にするからこそ、重たく響きます。

 弱音なんてものも、吐き出したりしませんからね。

 幼少期は孤児としてスラム街に住んでいたヘルク。ほとんどクレスと二人きりだったヘルクも、その後は良縁に恵まれます。大貴族の娘、シャルアミとの出会い。ラファエド。エディル。アリシア。傭兵仲間。

 同時に悪縁……ミカロスとの出会いでもありました。ミカロスと出会ってしまったがゆえに弟は病から助かりましたが、同時に新世界誕生という野望のために利用されることとなり、ヘルクの仲間たちは苦しめられることになりました。

銀づち
銀づち

それでもヘルクは、出会わなければよかったと、否定することありませんでした。

 ここにヘルクの本質が詰まっている……そんな気がするセリフです。

友の言葉を信じる――『Helck』10巻より

 これは古代人からの交渉時、古代人の彼よりもヴァミリオの言葉を信じると言い切ったときのセリフです。
 痺れましたね。二人の友情にぐぅっと来ました!

ワン親方
ワン親方

古代人は絶対に人間を助けると言った。
ヴァミリオは確実に助けられるとは言わなかった。むしろ失敗するかも知れないと言った。

銀づち
銀づち

それでもヘルクは、古代人の言葉よりも友人であるヴァミリオ様の言葉を信じる、と言い切ったのです。

 ここは……二人をずっと見ていた読者からすると「うおおおおっ! よく言い切った、ヘルク! やっぱりあんたが勇者だよ」と叫びたいシーン。

 ヘルク視点で語られるわけではない物語なのですが、やっぱりこの漫画のタイトルは「ヘルク」しかない、と私は思いました。

 ヴァミリオ様も圧倒的主人公力高いのですが、でもタイトルはやっぱりヘルクだなぁって思うんです。

おまけ:だけど正直、世界の事なんてどうでも良かった。(中略)無視していた。――『Helck』11巻より

 世界を一度終わらせ、新しい世界へと作り替えようとする『世界の意思』。今まで幾多もの文明、種族を滅ぼしてきたその『世界の意志』を、ヘルクは無視していたそうです。

ワン親方
ワン親方

うーん、すごいことなんだろうけど、それを行ったのがヘルクだと知ったら「まあそうだな」って納得できてしまうぜ。

銀づち
銀づち

そんなことできるの?というアスタの問いにできると即答したヘルクの次の言葉が彼らしいですよね。

「俺は世界の事より、身近な人を守りたいし、その人達の幸せの方が大事なんだ」

『Helck』11巻、ヘルクのセリフより

 優先順位がいつだって自分<<<(越えられない壁)<<<大切な人、なヘルクにとって、自分がつらいからと『世界の声』に身を委ねることはなかった。

 コメディ調のセリフではあるんですが、結構好きなんですよね、このセリフ。

まとめ

 といことで、ヘルクという人物についてあらためてまとめてみましょう!

  • 人間の勇者
  • 戦闘レベル99
  • 料理が上手(手先が器用で大抵何でも作れる)
  • いつも笑顔
  • 仲間が大切
  • 心も体も真の勇者
ワン親方
ワン親方

見た目は筋肉ムキムキの半裸マントで、主人公っぽくはないんだよなぁ……けど、最高に格好いい男だぜ!

銀づち
銀づち

そんなヘルクを物語る彼の台詞をピックアップ!

ヘルクの台詞
  1. 人間が憎い、人間滅ぼそう。&人間を…皆を救いたい――『Helck』1巻&8巻より
  2. 一人は辛い――『Helck』2巻より
  3. 友の言葉を信じる――『Helck』10巻より
  4. おまけ:だけど正直、世界の事なんてどうでも良かった。(中略)無視していた。――『Helck』11巻より

 正直、紹介したいセリフは山ほどあるんですが、今回はここらへんで……実際の漫画を読んだ上で、もう一度この記事を振り返っていただけたら嬉しいなぁと思います。

 23年7月にアニメも始まりますので、ヘルクファンが増えたら本当に嬉しいです。

銀づち
銀づち

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

まったなー!


 ヘルクを語る上でとてもおすすめなアリシアとの話が読めるのは↓5巻↓! 最後のカラーページにあなたは涙する…。

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銀づち
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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 マンガには好き嫌いがかなりあり、受け付けないイラストも多い。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
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