【ひねくれ騎士とふわふわ姫様】第9.5話――賑やかな城に、静かな冬がやってくる【ネタバレ感想】
前回はー……ルークスが……ルークスが姫様に……姫様にぃいいいいい!
で、終わったわけですが今回はその続き、ではあるものの幕間でとっても短いです。残念。
ですが皆さん、朗報です!
ひねくれ騎士とふわふわ姫様……なんと……第2巻が出ます!
来月は2巻発売記念で表紙&巻頭カラーだそうです! 楽しみですね!
そんなふうに楽しみにしつつ、今回の話の感想を少し……いや、何分短いのでね。やっていきましょうか!
そんな楽しみな『ひねくれ騎士とふわふわ姫様』の第1巻で今までの話をおさらいしたくなった方は↓コチラ↓から。
前回のあらすじ
王妃の企みとは。
ルークスは領主から話を聞いた。今回の話は建前で、本当は王妃からクローニアの手伝いをするなと言われていたため、それでもなんとか手伝おうとしたがゆえの領主の策だった。
一方、クローニアはゴータに手伝ってもらってお菓子を作っていた。そして焼き上がったお菓子を組み合わせてお菓子の家を作り、ルークスにプレゼントする。
お菓子の家を見下ろしたルークスは、以前より考えていた、と前置きしてから「婚約しませんか」と告げるのだった。
前話より
大切な言葉を言う時は、時と場合を考えよう。
今回のポイント
賑やかになる城。
- みんながみんなにこにこ
冬がやってくる。
賑やかになった城と変化していく……関係?
姫様からもらったお菓子の家を手に、反省しているルークス。
さすがにもっとちゃんとしたタイミングで婚約の話は言うべきだったと思っている彼の方には玉ねぎくんがいて、うんうん頷いてます。
相変わらず読心術。
でも、そんなタイミングで言っちゃうルークスもなんだかんだ可愛くて良い^^
ムカつくやつはもちろんいるが、名前ちゃんとついているやらつは今のところ良いやつばっかだなぁ。
と、姫が壁をじっと見ているところに遭遇するルークス。虫でもいるのか、という発想になるのが、姫様をどういうふうに見ているのかがわかりますね。
壁が修復されている様子が描かれ、ここで姫様は精霊に夢で出会ったことを伝えます。
やはりルークスはドラピュールのことは知らなかったみたいですね。
前回、領主が「もう雪が降り出してもおかしくない時期」という話の時にドラピュールの姿が描かれたので、てっきりルークスは知っているのかと思いましたが、読者に伝えるためだったみたいですね。
城が勝手に直っていることは分かったものの、それを「おかしいんですよねぇ」とだけで終わらせてしまうってことは、不思議な力的なものは普通に存在する世界……まぁ、妖精がそれと言えばそうですけどね。
炎の精霊、という話をルークスは真剣に受け止めています。って、姫様が嘘言うわけ無いですしね。
でも、精霊というのも普通に知られた存在、ということでしょうか?
と、なんだか考え込みたくなるところで……前回増えた城の住人、料理人のゴータがやってきました。
ゴータもいいやつだよなぁ。
ゴータの料理たべてぇ!
何かメモ出来るように板を持ってますね。
どうやら二人がどういう料理を食べたいか、聞きに来たみたいです。
毎日作るってメニュー考えるのも大変だし、参考にしたいよな。
ルークスは健康志向で姫様は食べたことない料理、と好奇心旺盛な姫様が可愛いですし、そもそも二人共「らしい」好みでクスリとしますね。
でもそれだけで終わらずにツノ芋の料理も、と二人から言われて嬉しそうなゴータ。今まであまり使われていなかったその食材の料理を開発したというのもありますし、それを受け入れてくれるのは嬉しいでしょうね。
そんなゴータの背中には、ツノ芋の妖精さんがたくさんついているようです。
これは……確実に、見えてませんね、きっと。
ゴータも妖精見える疑惑があったが……やはり妖精見えるのはかなり特殊ってことか。
信じてもらえない、気味悪がられる、ということですし……そうかもですね。
ひそひそと話し合っている二人……距離感に気づいて頬を赤らめて気まずそうにする二人……くそぅっ、結婚しろ!
……あ、婚約するんでした。
ルークスはそのことについて姫様にちゃんと後日改めて話します、と。姫様は笑って待ちますと言ってくれました。
もういいよ! 結婚しまえよ!
落ち着け!
気持ちはわかるが落ち着け!
そうして冷たい風が吹き、もうすぐ冬だーっで今回は終わりです。
とっても短いのですが登場人物たちの可愛らしさが「ぎゅぎゅぎゅっ」とつまっているので、ぜひ見てほしいです。
来月はついに待ち望んだ2巻も発売されますしね!
まとめ
今回は幕間の話でとても短いですが、可愛らしい妖精と可愛らしい登場人物たちが見れて、相変わらず癒やされるお話でした。
次回はついに……プロポーズ回っ?
ルークスの知り合いっぽい二人組はまだ登場してないし、くるか?
気になるキャラたちもいますし、王妃は本当に姫様を嫌いなのか。
実は王様も姫様のこと嫌いとかそういうんじゃなさそうなんで……誤解の可能性もあるんですよねぇ。
それにこの漫画の雰囲気的に、そんなにギスギスさせるのかなぁ、とかね。
でも、愛を盛り上げるためにも何か障害はほしい……けどけどおっ、姫様に悲しんでほしくはない……というジレンマ。
キャラたちがみんな良い子な分、苦労してほしくないですねぇ。
次回が……待ち遠しい!
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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待望の2巻も!↓