【SPY×FAMILY】73話―ユーリ、バスジャック班を格好良くとりしまる……格好、よく?【ネタバレ感想】
行方不明になっていたもう一台のバスがユーリによって発見され、これから警察や検察の反撃が始まる!
で終わっていた第72話。
ユーリの活躍も気になるお話ですが、ソレ以上にビリーの過去も判明し、なんともしんみりするお話でした。
気になるなぁ、という方は[73話]SPY×FAMILY(ジャンプ+)からごらんください。
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前回のあらすじ
ジャックされたもう一台のバスを、ついにユーリが見つけた!
保安局と警察局が対立しつつも、犯人一行を取り囲む。
主犯格のビリーは子どもたちに命じてバスの窓を黒い布で覆わせ、時間を稼ぐ。
途中、食料の提供のためにヘンダーソン先生がやってきて子どもたちをはげますが、アーニャは元気よく食事する。
娘がいたというビリーはそんなアーニャの姿に思うところがあるのか。アーニャたちを見つめていたが、彼の娘は政府に殺されたと語った。
一方でもう一台のバスの行方を追いかけるユーリだが、無事にバスを発見した!
イケメンらしい活躍ができるのか!
まるで活躍できないみたいな言い方やめてやれよ!
今回のポイント
残念ながらロイドやヨルの出番はありませんでした。ですが今回はなんと、ビリーの過去の回想シーンがあって……なんだかじーんとしてしまいました。
- ビリーはやはり悪い人間ではなかった……だけど、だからこそ悲しい
- かっこいいユーリの活躍! とおもいきや……やっぱりユーリだった!
- 本物の爆弾っ? アーニャ、立ち上がる
ビリーは名前がついているだけあり、しっかりと過去も描かれました。
普通に良いお父さんでした。
アーニャちゃんたちの無事も気になりますが、ソレ以上にビリーのことも気になりますね。どういうふうに解決するのでしょうか。
ビリーの過去――赤いサーカスと娘
物語はビリーの回想からはじまります。ビリーの娘(ビディ)は学生運動の『赤いサーカス』に参加し、弱いものを救うべく活動していました。
そんな中で当局によって娘は死に、彼女の父親であったビリーも保安局から狙われることになります。
現実でもこういうコトは起きていたのでしょうし、今も起きているかもしれないと思うと、何とも言えない気持ちになりますね
ビリーはマンガのキャラクターだけど、やっぱりグっと来るよなぁ
そんな回想をしていたビリー。このとき、アーニャちゃんがどうも心を読んだっぽい描写がありました。
アーニャちゃんはビリーの心に触れてどう思ったでしょうか。ちょっと驚いたような、小さく口を開けた顔をしていました。
ユーリ、痛みを押して子どもたちのために奔走する
一方で全話の最後、ちょっと格好いい表情を見せていたユーリたちはバスジャック犯を取り囲んでいました。
とはいえ3人みたいですが。
さ、3人っ? たったの?
犯人は6人であることを考えると少ないですが、相手に気づかれないようにと奇襲を仕掛けるならば少ないほうがいいのかもしれません。
そしてせっかくの突入シーン、ですが……残念ながら催涙ガスを使用するためにユーリたちはマスクを付けており、絵面的に格好いいとは言い難い感じでした。
ユーリだって頑張ってるんだから、褒めてやれよ!
もちろん、格好良かったですよ!
なにも敵のリーダーに肩を銃で撃たれながらも、犯人を捕まえたのですからね。
犯人が子どもたちを盾にしようとした姿があるから余計に格好良いシーンでした
でも、負傷の手当のときに情けなく泣き叫んでいる姿は、やっぱりユーリだなぁという気がしました。
彼に春が来ることはあるのでしょうか。
揺らぐビリーと隠された爆弾
もう一台のバスの人質たちは全員無事で、そのことを保安局はビリーたちに伝えます。
ビリーはアーニャたちに絆されて最初よりも覚悟が緩んでいます。それを見た犯人の1人、バスを運転していた男は『こうなったら人質ごとバスを爆破し、保安局のものたちを倒す』と思っていました。
保安局は翌朝まで待つと言いながらも突入準備をしており、アーニャちゃんはそんな両者の心の声を聞いて、どうするべきかと悩みます。
悩んで悩んで……そして立ち上がるのでした!
まとめ
犯人であるビリーたちにも行動を起こす要因の物語があった。けれど、やはり子どもたちを巻き込むのは……。
そしてユーリは文句を言いつつも、アーニャのためにケガをしてまでバスジャック犯と戦った。
追い詰められた赤いサーカスはどんなことをしてでも保安局に一泡吹かせるのだと、バスを人質ごと爆発させようと模索して……?
アーニャちゃんが立ち上がったものの、どうなってしまうのか、というところで終わっていました。
SPY×FAMILYは戦争を描いていますので暗いお話もあるのは当然なのですが、それでもやはり最後はハッピーエンドであったほしいですね。
次回、アーニャちゃんが巻き起こす珍道中が楽しみですね!
ではここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
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