【SAKAMOTO DAYS】第1話『伝説の殺し屋』――彼らが望んだのは派手な銃撃戦より、地味な食卓【アニメ-ネタバレ感想】

はいはいはーい! 格好いい殺し屋モノって、怖くもあるけどなんか見たくなる時がある!
けれどもやっぱり怖いのは苦手だから見たくない! そんなあなたにオススメのアニメであり漫画がコチラ!
SAKAMOTO DAYS
いや最初ちらっと映像見たときにですよ。格好いい銀髪の主人公が格好いいアクションしてるー、とか思ってたら途中でなんかほのぼのマスコットキャラに切り替わって……え? どゆこと? ってなって気になって見たら面白かった!
しかも後で気づきましたが、主人公の坂本……声優が……杉田さんでした。さすが。格好いいからマスコットまで幅広いですね。
原作があるアニメでして、原作が↓コチラ↓です!

著者:鈴木祐斗 出版:ジャンプコミックスDIGITAL(集英社)
あらすじ
町の商店を営むふくよかな男・坂本太郎。その正体は全ての悪党が恐れ、憧れた元・伝説の殺し屋!! 襲い来る危険から家族と日常を守る、坂本の日々とは…!? バトルとコメディが交錯するネオアクション活劇、開幕!!
SAKAMOTO DAYS第1巻説明文より
↓これだけでも気になった方はぜひコチラから↓※ただし年齢制限16+となってるみたいなのでご注意を。
次の感想>>第2話
感想一覧>>まとめ
TVアニメSAKAMOTO DAYS

↓アニメ・エンタメを心置きなく楽しみたい方は↓
今回のポイント
格好いい……かっこう……? 格好いい!
- 殺し屋も人間だもの。恋にも落ちるさ
- 飴玉ってそんなに強かったんだ
- この人何者……あ、最強の殺し屋だったわ(納得)
思う存分に原作漫画を読みたい方は↓コチラ↓もオススメです!

伝説の殺し屋。その名前は――
いかにもいい雰囲気の中、誰かが歩いている足元。そして銃を持つ手元……目元のアップで銀髪と光るメガネ……からの切れ長の目。

ふおおおっ! これはかっけぇ!

ここからは格好いい戦闘シーンが続きます。実際どれだけ格好いい戦闘シーンなのかは実際に見てお確かめください。
※ただし流血表現もあります。年齢制限も16+なので、流血苦手な方はご注意ください。
タバコを口に。片手に銃。片手に鉄の棒(刀?)をもったすらりとした長身の男。もう立ち姿だけで格好いい。
この戦い方が、ただ単に銃を使うだけでなくて、その場にあるものを使うというのが良い!
そして……主人公の声がほとんどない(笑)。ナレーターの渋い声で「最強の殺し屋がいた」と流れ、坂本太郎と名前が出たところでまともに主人公の顔が描写されるんですがマジでイケメン。
悪党から恐れられて殺し屋の憧れ……というところで金髪の青年が映ってるんですが、この子がキービジュアルとか第1巻の表紙にもいる子でしょうね。坂本に憧れてたんですかね。
坂本がコンビニに買い物に行った時……ようやく声が! 女の子の店員に恋をした坂本。ようやく喋ったと思ったらそれ!?

「ん?」と「ガーン!」て!

でもその後猛アタックしたのか、コンビニの彼女とお付き合いして殺し屋を引退し、結婚……子どもも授かったみたいで……。
格好いいナレーションがいうのです……坂本は……太った、と。SLIMと書かれたTシャツ着ながらどでーんとしている坂本に、最初のあの格好良さはない。
返して。というか坂本喋って。
ここでOPなんですが、OPで描かれる色鮮やかな文字がいいですね。SAKAMOTO。
↓で、なんかちょっと懐かしい感じもする曲が流れるんです……ぜひどんな感じなのか見てみてください。↓久々にOP曲じっくり聞きたいなぁと思うOPでした。
指令:坂本を殺せ
趣のある町並みが描かれます。坂本商店という寂れた個人商店と、その前に立つ金髪の青年。どうやら坂本を探してやってきたようです。

なんかこの横顔がちょっとドラ◯ンボールの雰囲気を感じました。

まぁ……全く影響受けないってのはないよな。
キービジュアルもそんな雰囲気ちょっと感じたぜ。
坂本商店ないでは小学生のワルガキが窓ガラスに落書きしてました。奥さんが「もうこらこら」と言ってますが、坂本はほとんど声を出さず。最近良く来るわねという声に「うん」とうなづくだけ。
小学生が一人で来るということは……なんか家にいづらいとか学校に行きにくいとか何かあるのかも……それはともかく坂本喋れ。
弓矢のおもちゃに坂本の娘さんが目を輝かせているのがなにかのフラグでないことを願う。……いや、坂本の娘だったらそういう血を引いているとかありかなって。
この男の子、店長に懐いているっぽい。ですが彼の荷物(墨汁)がなんか奇跡的に来店した怖そうな人の白いパンツを黒く染めちゃいました。すごい奇跡だけど、すごい綺麗なかかり方。芸術的だと言っても良い。これは芸術点が中々高

どうでもいいところに着目しすぎだろ!

どんな風にこぼしてどんな風にかかったのか。気になった方は↓本編↓を!

そんなところ気になって見に来るやつはいねーよ!
子どもが掴みかかられます。どうしようと慌てる奥さん。坂本は冷静……いや表情よくわからん。そしてこんな状況でも泣かず、にさらにズボンに足跡残しちゃうこの男の子は中々の大物だと思う。
で、完全に男の子を殴ろうとした男の腕を、いつの間にか移動した坂本が掴みます。そのままペンで頸動脈を一突き……した妄想が流れます。
妻と娘の前でそんなグロいことしてませんのでご安心を。
さすがに男の子泣いてますが、このくらいの泣き方ですんでるのも大物ですが……奥さんと娘さんが一番の大物でしょう。さすが坂本と結婚した人で、その娘です。
たぶん……奥さんたちは坂本が殺し屋だって知らなさそうですが。
そして一部始終を見ていたのが、さっきの金髪君。彼には頸動脈をついたあれが見えてました。
彼は坂本と直接の知り合いみたいで「お久しぶりです」と名乗ります。
殺し屋(エスパー)のシン。

エスパー? 超能力なのか、そういう組織名なのか。

この言い方だと組織っぽく聞こえちゃいますよね。
そしてまた想像上で一撃加えてシンを殺してますが、バッチリ想像が伝わってしまうシンが慌ててツッコミ入れてます。
どうやらシンは坂本の部下だったみたいです。
シンの目的
シンの目的って書くと真の目的とかかってるみたいだな……とか思ったんですがそれはさておき。
殺し屋を止めて個人商店をしている、という噂が業界で流れているんだとか。……そういう裏稼業で情報流れちゃうの悪い予感しかしませんが、隠し通せるものでもないでしょうね。
シンは殺し屋に戻ってきて欲しいと言いに来たみたいですね。体も太ってしまって、とね。

けど太ったことによってカモフラージュにもなりそうっちゃなりそうだが。

まじで別人ですもんね。身長も縮んでそう。
そして坂本喋りました。殺し屋には戻らない、とぷいっと顔を背けつつ。
もう喋ったら、「きぃえええ、喋った!」レベルになるかもしれません。
シンも殺し屋。彼に憧れていたのでしょう。ちょっと苛立ってますが、そんな彼の前でカップラーメンを食べる坂本。台詞ではないですが、ちゃんと喋る時の声? が出てます。
え? なに? 今後も坂本の声ってラーメン食うところが多くなるのかな?
そんな一抹の不安が込み上げてきます。
いや一応「美味い」とか言ってますけどね?
シンが見る影もないといいながらタバコをすおうとします。幼く見えますが二十歳越えてるのでしょうかね。それともこの世界では関係ないのか。
と、タバコが見事に断ち切られます。いつのまにかカッターを手にしていた坂本が無言で店の壁に貼られた禁煙マークを指さします。太っていてもその動きはまだまだ俊敏です。
そしてそんな坂本にご近所さんが話しかけてきます。頼み事があるという話に、シンはてっきり秘密裏に依頼を受けているのか……と期待するのですが、全然そんなことなく……。

ただの気の良い器用なおっちゃんとしての地位を確立しとるー!

そして私はシンがちゃんとツッコミ役してくれていることにホッとしてます。
奥さんたちはどう見てもボケなので心配してました。やはりツッコミは物語に重要。
そのままシンは立ち去ります。シンと坂本が会ったのは5年ぶり。……シンほんと何歳だ? めちゃくちゃ若く見えるけど。
自分の車に戻ってから「やっぱり坂本は格好いい」と思うシン。相当憧れが強いらしいですね。
でも喜んでばかりもいられません。ボスから連絡がかかってきて……坂本は説得できたかと聞かれます。説得できなければ殺せともいわれます。組織を勝手に抜けたんだそうで……まぁ裏の世界なので抜けるのは大変そうですよね。
情報が漏れても大変ですし。そしてシンが殺しにいかなくても他の奴らが殺しに行くだけ。やらないと駄目かとシンは息を吐きつつ、携帯を切りました。そういう世界ですからね。
どこかで見たようなコンビニ。シンのシャワーシーンというサービスショット。そして昔を思い出すシン。坂本といっしょに仕事をした過去。本当に尊敬している先輩だったんでしょう。なんとも言えない顔をして「自分がいかなくても誰かが……」と、それならいっそのこと自分の手でと覚悟を決めるわけです。
伝説の男はやはり伝説だった
坂本商店では、あの小学生男子が木の棒で不思議なうんちをつついてました。いやほんと君大物だよ。
坂本の奥さんと娘さんも外にいますね。そこを真剣な顔で通り過ぎるシン。男の子が話しかけてきますが、「悪いなキッズ」と言ってくれるところに優しさを感じます。クソガキとは言わないし、声も優しめ。ただこれから行うのは戦争で、彼が手にしているのは本物の銃ですけどね。
店内の描写……。

やっぱり全体的に鳥山明感といいますか……なんとなくDrスラン◯アラレちゃんを思い出しちゃったんですが……わざとなのかなんなのか。
この街を離れるから挨拶を、と言うシンに無言で口をモゴモゴさせる坂本。飴玉舐めてるっぽい。
そしてここからスローモーション。
放たれる銃弾と飴玉。銃弾が飴に当たって銃弾が軌道がそれる。そしてアイスキャンディーが飛んできてシンが少し目線をそらした好きに坂本の姿は隠れていました。

飴玉すげぇ!
銃を構えるシン。坂本は商品棚に隠れてしゃがみながらオカシの箱を投げてわざと別の場所で音を立てて、注意を引きます。

これこれこれ!
最初の格好いい戦闘シーンでもあったその場にあるものを利用する戦い方……使っているのが商店内の商品というのが面白いですが、戦い方は格好いい。
そしてまた飴だまっぽいものを、今度はゴムで発射され、そして最後は肉弾戦。強すぎだろこの近所の便利屋さん。
シンは気絶する直前、坂本の姿に以前の殺し屋だった時の姿を見るのでした。

いや、まじで格好良すぎるぜ。こりゃ、伝説になるわ。
正直シンが諦めたあと、他の殺し屋が送り出されても問題なさそうな気がするレベル。
坂本が殺し屋の代わりに得たもの
シンが目覚めると商店の2階。なにげに良い体していることが判明します。ひょろひょろ君じゃなかった……のも当然か。殺し屋ですもんね。
そのまま坂本家の夕食を一緒にすることになります。なんで……? と、彼は疑問に思うわけですが毒なら鍛えているぞとひとくち食べて、彼は涙します。温かい、とね。

坂本も昔同じ反応をしたそうです。
シンは今までの仕事では味わったことのない感覚に震え、そして坂本はこの日常を守ろうとしているのだ、と気づきます。
別れ際、シンは何かを言いかけますが「ごちそうさま」とだけ言って去ろうとします。坂本は無言ではあるものの、壁にかかった張り紙を示します。

またのご来店をお待ちしてます、か……また来いよってことか。
でも喋れ、坂本。
シンは坂本には色んな意味で叶わないなと思いながら去っていきました。
新しい雇用主は最強でした
そしてシンはボスたちのもとに行き、坂本を許してあげてくれないかと頼みます。代わりに自分が死ぬからと。
ボスは適当にシンの言葉に頷くんですが、シンが死んだところで坂本のことは許さないと心の中で言ってます。

丸聞こえだぜってことはやっぱり心の声読んでたのか。

これまでの坂本の声も心の声かもですね。そして坂本と戦った時に「思考が読めない」といったのは単純な目や様子からではなくエスパーでの心の声が聞こえないことも指していたのでしょう。
ということで、シンは坂本をかばうために戦い始めます。一人で。
一方その頃。坂本はと言うと……そんなシンに盗聴器でも仕掛けていたのか、音を聞いていました。そしてレジを操作。すると……。

ええーっ? 店が武器庫に!?
無言でちょっと斜めに立っている坂本。ポケットに手を入れて突っ立っている坂本……が、もはやマスコットではなくて普通に格好良く見えてきます。
ここの坂本商店の変身具合はぜひとも↓本編↓でご確認ください。秘密基地な感じでわくわくすっぞ!
で、シンの方ですが……これまた彼も強い強い!

ひゅー! やるじゃねえか! 坂本が強すぎて分からなかったが、シンもつえーな!

心を読むのをうまく利用してますし、彼もまた銃だけでなくて肉弾戦とかしっかりと地形利用しているのも良い。坂本の教えかな?
どことなく坂本に似たスタイルな気がしますね。
しかしエスパーで心を読める範囲には当然限りがあり、離れたところから攻撃しろという指示が入り始めます。しかもシンのマガジンがもうない。
そして足を撃たれてしまいます。そのまま万事休す……かと思ったところで坂本がやってきます。バチバチと電撃が……。この感じ、殺してないんですかね?
ここで登場、割り箸パイセン! その活躍にご注目!

え? 嘘だろ。割り箸で! 割り箸でそんな! えー!
となるので、具体的に割り箸で何をしたかは本編をどうぞ。
クレーン? 使ったり、単純な肉弾戦などで今回は銃で長距離からみたいなことは一切ないのに圧勝してしまう坂本。しかも全員倒したあと「ちょっと軽く運動した」みたいな感じの出で立ち。

かっけぇ!
けどなんか喋って坂本。
で、坂本がここに来た理由ですが、シンの武器に盗聴器しかけてたようです。
シンは「油断も隙もない」と言いつつ、どちらにしろ今日でこの町を出ようと。
そんな彼に投げつけられるエプロン。シンという名札があります。そして驚くべきことに――
「時給800円。残業手当はな……あり」

ぎぃあああああ! 喋ったあああああ!

ちゃんと口ひげ動いてるからこれは完全に喋ってますー!
そして後日、エプロン来たシンが店頭に立っています。エスパー使っておばあちゃんが探しているものを持ってきてあげてて……普通に良い子。
男の子に遊ぼうと言われて「仕事終わったらな」と言ってます。終わったら遊んであげるんだ。良い子。
男の子に「楽しい?」と聞かれて、よくわからないけど「以前の仕事よりは」と答えます。うん。君、殺し屋以外の方がきっと良いよ。
ちなみに何の仕事か聞かれた時に、心の声で坂本から『喋ったら殺す』と言われてます。これは完全に心の声ですね。なにせラーメン食べてるので喋れない。
一応心の声だとエフェクトかかるんですけどね。短い文言ですし、回数が少なすぎてそういう声と言われたらそうなのかもと思ってしまうと言いますか。

でもこれからも基本はあんまり喋らないんだろうな。

いや、エスパーのシン相手には心の中で喋りまくるかも?

それはそれで……なんか嫌だな。
まとめ
という感じの第一話でした!
どういう話の展開になっていくのかは分かりませんが、ひたすら坂本が強いのはよく伝わりましたね。そして坂本は格好いい。そして喋らない。
対して元部下のシンがまた店でも部下となったわけですが、彼はエスパーでもあるので坂本としても口に出さず伝わるので楽な相手かもしれませんね。
次回以降、どうなってくるのかが非常に気になりますね。奥さんたちもどれだけ活躍するのか……特に娘さんの言動がちょいちょい気になるので。
とても続きが楽しみなSAKAMOTO DAYSでした!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
↓坂本が太った時に「戻して」と思っていたのが最終的には「このままでも格好いいか」となる第一話が気になった方は是非本編を!↓
次の感想>>第2話
感想一覧>>まとめ
↓漫画・アニメを思う存分に楽しみたいならば!↓