【推したいしております】第9話――本当は、嫌いになりたくなかったのに【ネタバレ感想】
前回、本当に学校が合併していたのには唖然としましたが、まさか太陽くんの姉であるルナが一つ上なだけで高校生だったことも驚きましたし、お馬鹿すぎて留年したこともビックリでした。
けれども、それでも努力を続けている姿は健気ですし、太陽くんにあんな態度を取っているのはその反動?
まぁ、どんな理由があれど傷つけるのはいけませんが……一つ上くらいで同じ子ども同士と考えると彼女だけを責められないと言いますか……責めるべきは親の方ですね。
とにかくとにかくっ! 太陽くんが格好いい! 格好良すぎるのが悪い!(?)
今回もまぁあああああ、格好いい。どうした。なんで急にそんな押せ押せになったの? いいぞもっとやれ!
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前回のあらすじ
お金持ちってすごい。
本当に合併していたため、太陽の姉ルナとも一緒の学校になった。
ことあるごとに理子に突っかかってくるルナだが、強気な姿勢とは反対に実力は伴っておらず、ありとあらゆる勝負に対して理子に惨敗する。
そんな理子とルナに女子生徒たちが太陽についての質問をしてくるが、ルナはその話題が苦手なのか逃げてしまう。心配になって理子もすぐ跡を追いかけるも、その態度を気に食わない女子生徒たちが二人に向かってボールを飛ばした。
ルナの太陽への態度は気に食わない理子だが、ルナが努力家であることを知り、彼女のことを少し認めた時……理子に向かってボールが飛んできて、それを見たルナがかばうが……太陽が二人をかばった。
ルナはまた太陽に文句を言ったものの、太陽は二人が無事で良かったと安堵するのだった。
前話より
ただのお馬鹿なよい子だった。
今回のポイント
嫌いになってしまう自分が嫌い。
- 本当の気持ち
- 怖いけどきらいじゃない
- あなたとなら、無理じゃない
- 私とも仲良くしなさい
あなたと一緒なら。
離れてはいけない時がある
二人を抱きしめていた太陽くんでしたが、ルナが身動ぎして離れようとします。太陽くんも強気になれませんが、そこで出てくるのが理子ちゃんです!
さっすが私の理子ちゃん!
お前さんのじゃねえよ!
そんな理子ちゃんに背中を押してもらった太陽くんは、正面から姉のルナに向かっていきます。小学生の喧嘩みたいですけど。
やたらと強気な太陽くんにルナは「彼女の前だから強気なのか」と挑発します。今までの太陽くんなら一歩退いたかもしれませんが、彼はそうだと頷きます。
おすすめポイーーーーーンツ!
この時の、太陽くん……の後ろにいる理子ちゃんが嬉しそうに微笑むんですがこれがっ!もう! 最高です!
理子ちゃん♥
そこで推すのは太陽じゃないんかい!
格好いいこと言ってるのに……。
太陽くんは、自分のことが嫌いなんだから理子ちゃんのことは巻き込むな、とルナに言います。ルナは
ルナは……「嫌いになりたくなかった」と叫ぶのでした。
誰からも求められず、自分のことも好きになれない
ここでルナの幼少期が明かされますが、これまたひどい。
彼女が不器用ながら頑張っても、跡取りじゃないから頑張らなくて良い、と母親が言うのです。
ひどいな! どちらの大人もひどいよなぁ。
大人には大人の事情があるかもですが、子どもを巻き込むべきではないですよねぇ。
それだけでなく、周囲も太陽くんばかり褒めます。まるでルナが付属品のようです。
中にはルナのことを思ってくれていた人もいたかもですが……中々信じることは難しかったでしょうね。
そんな中でルナをまっすぐに見て褒めて笑ってくれた唯一の存在が太陽くんであるのは、なんとも皮肉です。
嫌いになりたくないのに、弟のことを嫌いになってしまう。そして自分は好きなものも見つからない。そんな自分が嫌いになる、と。
今までは、自分の好きを貫こうとした子たちが出てきましたが、ルナは逆……好きが分からない。
ほんと、好き、ということにたいして考えさせられるなぁ。
ソレに対して、太陽くんは「俺は嫌いじゃない」とルナに言いました。たしかに姉はいじわるでしたが、それでも彼は姉の努力している姿を見ていました。
んー、どこまでもすれ違い……たしかに私がルナの立場でも弟の太陽くんに微妙な感情抱きそう……自分にないものすべて持っているのに、そんな彼だけが自分をちゃんと見てくれている。
どうじに太陽くんも姉に対してなんとも言えない感情を抱いたでしょうが……。
理子ちゃんも、太陽くんをいじめるのは嫌だが、それでも「好き」になってもらおうと、何かを「好き」になろうと泣く姿はキレイだと言葉をかけます。
これから何かを好きになっていこう、と。
本気を出す太陽
泣いていたルナは、雨宿りしていた場所から出ていきました。実は通り雨振っていたんです。タオルを取ってくると言いながら、二人の言葉に対する返事はありません。
まぁすぐにどうにかなることはないわな。
二人きりになって、穏やかに会話を……かと思いきや、太陽くんが理子ちゃんに怒ります。一人で対処しようとするなんて何かあったらどうするのかと。
怒りながら藍朱くんのことでお礼を言っているのが太陽くんっぽいですね。
理子ちゃんは理子ちゃんで言い分があります。危ないというのは大げさだと思っているようですし、何よりも女性が苦手な太陽くんにとって共学になってしまったのは負担が大きいはず。
そんな中で恋人のふりなど大変だから。
太陽くん……頑張って壁ドンしてます。こんな感じなら恋人のふりが出来るか、と。
好きにもいろいろあって「歪んだもの」もあるとは知ったものの、それでも理子の「好き」は真っ直ぐだから、自分も力になりたいと。
今回は太陽くんからの口説き文句ラッシュなので、カメラをご用意ください!
録画すんな!
理子ちゃんは間近に迫った太陽くんに、以前行ったキスのフリ(太陽くん家のやつ)を思い出してしまいました。ですがあの時は太陽くんは体調があまり良くなかったため、覚えていないようです。
覚えていないものの、そのまま顔を近づけようとする太陽くんに無理はしないようにと理子ちゃんはいいますが、理子ちゃんだから無理じゃないと言います。
ここお! ここの太陽くんの真っ直ぐな目がめちゃくちゃグっと来ます!
その後、二人は言葉をかわさず、ただ間近で見つめ合い……手を握り……以前のように手の甲に……ではなく手を外し目を瞑って……?
おあずけ
そこでガタッと音がします。見ればルナがいました。
学校で何やってるんだと怒るルナ。先程の急な雨で濡れてしまった二人のためにタオルを持ってきてくれたそうです……なんだかんだ優しい。
タオルをぶん投げられてプンプンしながら去っていきます。去っていく……少し前に、後で謝るから自分とも仲良くしろと、なんとも不器用なこと言って去っていくのでした。
去って行くときもこけてるしな。
太陽くんも理子ちゃんも、そんなルナに呆れつつも笑顔で見送ります。今度一緒に遊ぼうという声に、ルナは泣きながらもうんと頷くのでした。
そして一番ビックリしたんですが……次回で最終回らしいです
そうか。次で……えっ?
めっちゃ驚いたんです! 驚きすぎて執筆遅れてしまったくらいです。嘘でしょうおおおおおおおおおお!
毎月の楽しみがあああああああああ!
まとめ
こんな……好きについて考えさせてくれる私の推し漫画が……終わるなんて!
なんか展開早くなったなとは思ったんです。思ったんですけど……まさかこんなに早く推し漫画が消えてしまうなんて……!
ダメだ。銀づちがちょっとほうけてるからオレっちがまとめるぜ
- ルナは弟の太陽を嫌いになりたくなかった
- しかし誰も弟ばかりで、自分を好きになってくれない
- 太陽は姉が怖かったが、姉の努力を知っていて、決して嫌いではない
- 太陽は理子ならば恋人のふりでも出来る
- キスもできそうだったが……?
ってところだな!
次回で終わりは残念だが、楽しみに待とうぜ!
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
まったなー!
今回はルナの可愛い姿も見れるし、何と言っても太陽くんの口説き文句ラッシュなので彼の口説きを見たくなった方は↓コチラ↓からどうぞ!
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