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少女漫画

【死に戻り令嬢のルチェッタ】第2話―デートをする2人だが……。【ネタバレ感想】

死に戻り令嬢のルチェッタ~第2話~(画像引用:第2話表紙)
銀づち

 期待の新連載、『死に戻り令嬢のルチェッタ』! 

 家を救うための、お金のための結婚の末に結婚相手の私怨によって死んでしまう……というところからルチェッタの時間は再び巻き戻り……?

ワン親方
ワン親方

赤ん坊まで遡ったとかじゃないんだよな。

 あくまでも数年前……結婚式よりも前の婚約中に戻った、という感じですね。

 遡ったがゆえに知識面でアドバンテージがあるルチェッタがこれからどうやって未来を変えていくのか、というお話ですね。

ワン親方
ワン親方

ちなみに前回の記事はココだぜ!

よかったら読んでくれよな!

 ツンデレ・カイルのピュアボーイっぷりが見れるのはこちら!

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前回のあらすじ

 気高き貴族ルチェッタ・アンブリッジの話。

 ルチェッタは貴族であったが、家が資金繰りに苦しみ、資金援助の代わりとして平民の商人と結婚する。

 相手は爵位のため。自身はお金のための、愛のない結婚。

 式当日、結婚相手のどたばたに巻き込まれて死んでしまったはずのルチェッタだったが気がつくと2年ほど前に時が戻っていた。

 愛の無い結婚と死の未来を帰るため、占い師としてお金を稼ぎ始めるルチェッタだが、そこにやってきたのは婚約者。

「昔からルチェッタのことが好きだった。本当は爵位じゃなくて貴女が欲しいと言うつもりだったんだ」

 などと言われて大混乱。
 絆されてなるものかと思うルチェッタだが……?

前話より

 ツンデレヘタレ男子カイル・ウィズレーの話。

今回のポイント

 可愛さ炸裂。

  • ミニキャラ・ルチェッタ、ピュアボーイ・カイルが可愛い
  • 占い師視点での二人のやり取りが面白い
  • デートをする2人だが……?

 ルチェッタ以上にカイルが可愛いかもしれない。

表紙は、決して目線が合わない2人

月刊LaLa12月号「死に戻り令嬢のルチェッタ」表紙より
月刊LaLa12月号「死に戻り令嬢のルチェッタ」表紙より

 表紙はりんとした表情のルチェッタと、そんな彼女(の背中)を優しく見つめるカイル、です。カイルの手がいいですよねー。優しく……しかも気付かれない程度に髪に触れている感じが2人の距離感を表しています。

ワン親方
ワン親方

二人の視線が絡み合っていないのがいいな!

 ですよね! さすが親方、分かっていらっしゃるっ!

銀づち
銀づち

きっと目があったら素直になれずに喧嘩してしまっていますね。

ミニキャラが可愛い

 前回の第一話では、嫌味で成金という大嫌いな婚約者が、実は本気で自分のことを好きだった、と知ってしまった。ルチェッタ。

 物語開始早々、そのことを思い出して夢見が悪かったり、どういう顔をすればいいのかわからないしで、婚約者のカイルを避けようとします。

そう!
今度の人生では、絶対買いると婚約破棄して生き延びるのよ…!

『死に戻り令嬢のルチェッタ』第2話、ミニキャラルチェッタ

 状況も説明してくれる一コマですが、このコマのルチェッタがすごく可愛くてお気に入りのコマです。
 ほっぺがぷにっとしてそうな感じがいいですね!

 少女漫画において絵が可愛いというのは非常に重要ですが、デフォルメされたミニキャラの可愛さも大切だと思っております。
 とても和みますよね。今後もこのミニキャラが出てくるのが楽しみです。

占いしにやってくるカイルはピュアだった

 なるべくカイルを避けようとしているルチェッタでしたが、カイルは占い師としてのルチェッタに会いに来ます。

 自分に対するルチェッタの印象が悪すぎることを自覚しているため、占いなどという魔法じみたことに頼らないと恋が実らないと思っているためです。

 お金ならいくらでもあるぞ、とまた成金自慢をするカイルでしたがここで占い師ルチェッタは思います。

銀づち
銀づち

「自分は絶対カイルのことを好きにならないわけだから、適当にアドバイスしてお金をせしめよう」とね。

ワン親方
ワン親方

カイルの様子見ていると、それが割と簡単に成立しそうだな。

 今後、もっと悪女に騙されて痛い目見ないか心配です。

ピュアボーイ・カイルが可愛い

 ルチェッタは「惚れさせるは無理だから」と内心で思いつつ「具体的なのぞみ」を聞きます。
 カイルは悩んだ末に願いを口にするわけですが……なんだと思います?

ワン親方
ワン親方

えっ? うーん、そうだなぁ。

あ、デートしたいとか? 最近避けられてるみたいだし

 たしかに、普通ならそうですよね。
 ですがこのカイル……中々のピュアボーイでして

「……カイル、と名を呼んでもらいたい」
「あと敬語をやめてほしい」

『死に戻り令嬢のルチェッタ』第2話カイルの望みより
銀づち
銀づち

これだけでもピュアだなぁと思うのですが、これすら早いなと自分で思って「並んで歩く」だけでもいいと言います。

 夜会などの義務ではなく、普通にでかけて一緒に歩く、をしたいのだと。どうやら今までまともにデートすらしてないらしいです。

 この後、ルチェッタは占い師として誘う日を指定した上でお守りを売りつけ、彼の望みを叶えてあげるわけですが……その時のカイルの表情がこれまた可愛らしい。

 そもそも、ずっと好きだった女の子にプロポーズする時に目があったら頭が真っ白になって思ってもいないことを口走ってしまった、というカイル可愛いんですよね。

 敬語無しで名前を呼ばれただけでこの様子……二人の関係が進むのは時間がかかりそうです。

占い(?)どおりにデートする2人を襲うのは……睡魔?

 カイルをカモにするため、デートの誘いに乗りたくないものの行くことにしたルチェッタ。

 貸し切りにされた公園を歩いていきます。

 しかしこの時、カイルは第一話で粗相をしてしまった貴族からの嫌がらせで仕事がめちゃくちゃ忙しくて睡眠時間が取れず、体調は最悪でした。

 にも関わらず、以前から約束していたルチェッタとのデートに頑張って参加し、いろいろとやらかします。

ワン親方
ワン親方

いろいろって?

 たとえば……ルチェッタが愛想を振りまくために笑いかけた時には吐き気がしてそっぽを向いていたり。
 たとえば……ボートで湖を楽しもうとすれば、穏やかな気候についつい眠ってしまったり。
 たとえば……流石に様子がおかしいと心配したルチェッタに、あせって飲み物をかけてしまったり。

 たとえば……彼女に心配をかけたくなくて「君には関係のないことで」と突っぱねて格好つけようとしたり。

ワン親方
ワン親方

お、おおう。

思っていた以上にやらかしてるな。

 と、そんな感じで上手くいかず……最後は倒れてしまいます。

ルチェッタの膝枕と素直なカイル

 でも、倒れたあとでカイルの助手(ロイ。年齢12)がやってきて事情をルチェッタに説明。

 一応心配もしていたルチェッタは、カイルを引き取ろうとするロイに「その必要はない」と自身が介抱することに。

銀づち
銀づち

で、なんと膝枕してあげてました

 しばらくしてカイルが目覚めるわけですが、最初は夢だと思い込みます。

ワン親方
ワン親方

まあ、そんなことしてくれるわけない、と思っているだろうな。

 だからこそ素直な気持ちが口から出てきます。

「俺は君に釣り合う男になりたいのに――」

『死に戻り令嬢のルチェッタ』第2話カイルのセリフより

 これがとってもおすすめのシーンです! 見開き! カイルも普通にしていれば格好いいのに、と思いました!

ワン親方
ワン親方

なぁ、それ何気にディスってね?

銀づち
銀づち

カイルへの愛ですよ! 今のところ可愛いという印象が強いので。

 ルチェッタの頬に手を伸ばして言うカイルでしたが……さすがに夢でないとここで気づき、慌てて立ち上がります。

 またここで口喧嘩になってしまい、カイルは凹みます。なにせ今日のデートを振り返れば失敗ばかり。
 終わった、と思うのですが

頑張ったカイルへのご褒美

「もう少しマシなものにしないと許しませんから……カイル」

『死に戻り令嬢のルチェッタ』第2話よりルチェッタのセリフ

 去り際に彼の名を呼ぶルチェッタ。

 次のコマでルチェッタは自分のお金のためと心のなかで呟いていますが、本当にお金のためだけなのでしょうかね?

ワン親方
ワン親方

ルチェッタもまんざらではなさそうだけどなぁ

 ルチェッタがカイルを嫌いだったのは「爵位が欲しかったから君と結婚したい」という最低のプロポーズをされた上に、普段の会話もお金稼ぎのことばかりで自分自身を大切にされているような態度がなかったから。

 そして彼と婚約破棄したいと考えているのは、結婚式当日にカイルの商売敵によって殺されてしまうから、です。

ワン親方
ワン親方

占い師としてカイルの本音は知ったから、愛の無い結婚は避けられるかもな。

あとは殺されそうなのがなんとかなれば……。

 お金が溜まった後、ルチェッタはどういう思いで婚約を破棄しようとするのか……まだまだ先でしょうが、気になりますね。

ワン親方
ワン親方

これから出てくるだろうライバルキャラとかも楽しみだな!

まとめ

 みんな可愛い! 可愛いキャラたちが、可愛らしい葛藤を抱えながらすれ違ったり交わったりするお話。

 こう、大人になってきたせいか。少女漫画のキャラクターたちは基本微笑ましい目線で見ているんですが、そんな中でもこの『死に戻り令嬢のルチェッタ』に関しては皆が皆可愛らしいですね。

ワン親方
ワン親方

カイルの助手も幼い子供で愛らしいな……見た目は

 これからもどんどんと可愛らしいキャラクターが増えていくんだろうなぁという予感があります。

 可愛らしいキャラクターたちに癒やされたい方はぜひ『ルチェッタ』読んでみてください。

 ということで、ここまでお付き合いくださってありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

微笑ましかったな!

じゃあ、次回までまったなー!


 微笑ましくて癒されるお話が読めるのはコチラ!

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銀づち
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マンガを熱く語ラー
名前の由来は、サイト名が工房なので道具(金槌)をもとに、金より銀が好きだなで銀づちとなりました。 マンガには好き嫌いがかなりあり、受け付けないイラストも多い。 好きな漫画にはめちゃくちゃ好きなキャラクターが登場する傾向がある。
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