【死に戻り令嬢のルチェッタ】第25話――今までそうだった。だからこいつも一緒だ。【ネタバレ感想】
ばーれちゃった、ばれちゃった!
が、前回です。ハイドにルチェッタ=占い師だとバレました。しかも占い師のときにハイドとなんかいい雰囲気にもなっちゃいました。
カイル、ぴーんち!
それとルチェッタもハイドにバレたわけですが……どうなるんでしょう? ハイドは黙っていてくれそうな気もします……むしろそれを理由にルチェッタに近づいてきそうな予感。
そこら辺、カイルにないしたたかさがハイドにはある気がします。
でも今回は……まさか……カイルのことを巡っての争い勃発!?
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前回のあらすじ
2枚のコイン。
ルチェッタが占い師として街に降りると、街のこどもから勉強を教えてほしいと言われ、外で教えることになる。
そこにハイドが通りがかり、彼のことを知るためにもルチェッタは彼を勉強会に誘った。
話の流れでハイドが自身の昔を語りだす。疑われたときに唯一信じてくれた存在がいた事。無実を証明してくれたこと。その時にそれぞれコインを手に入れたこと。共に上を目指すのだと言い合ったこと。
ルチェッタはハイドが持っているコインをカイルも持っていることを知っていた。カイルもハイドに文句を言いつつも、彼のことを友人として大切に思っているのだとルチェッタには分かっていた。
どうにか仲直りしてほしいと頼むルチェッタにハイドは「どうしてそこまでするのか」と聞く。ルチェッタはたとえカイルが他の人を好きでも、彼が幸せならそれでいい、と答えた。
その後、ハイドが危機に陥ったのをルチェッタは咄嗟に助けるものの、ヴェールが外れてハイドに顔を見られてしまう。
前話より
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今回のポイント
原因がなにか言ってる。
- 思い出すのは姉の姿
- 貴族なんて嫌なやつばかりだ
- ……いや、お前が言うな
- ポイ捨てダメ
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どいつもこいつも変わらない……はずだろう?
ハイドの過去話。

あー、亡き姉が貴族のぼんぼんに良いように弄ばれたわけか。

まぁそこまでの表現はされてませんが……そういうことではありますね。
そんな経験からハイドが貴族嫌いになるのも仕方ありませんね。
ですがただたんに憎むと言うより、そういうものという諦めのほうが強く身についてしまったようです。
そういうもの……貧民は特権階級に食い物にされて虚しく死んでいくもの……という価値観が彼の心に刻み込まれてしまったようですね。
その考え方を変えてくれたのがカイル。自分たちで変えるのだと、ハイドもその考えに乗って二人は協力して歩んできた。

というところで、カイルがいきなり貴族と結婚とか言われたら……ハイドの立場からすると怒るのも無理はないなぁ。

しかも子供の頃から好きだったとか……騙されていたのかと思ったりもしますし、お姉さんが貴族に恋して失意で亡くなったのを考えると……。
でもカイルはハイドが今のようになった理由がわからないっぽかったのでお姉さんのこと知らないんでしょうかね。ハイドのお姉さんの事情を知っていたらもうちょっとちゃんと話し合いそうですが……。
あ、いや……でもルチェッタが関わることに関してだとカイルはポンコツになるのでどう頑張ってもだめかも知れません。
ロイ君助けてあげて!
この理不尽な世界を自分たちで変えようというカイルの言葉を信じてついてきたハイドは、カイルが裏切っていると感じてしまった上に、ルチェッタも今まで見てきた貴族と同じだと思ってたんですね。
ですが……実際に知ったルチェッタは――。

なんか無理やり「なにか企んでいるに違いない」と思い込もうとしてる感じだなぁ。

長年染み付いてしまった感覚は中々解けないものですし、実際にこの世界ではおかしな貴族が多いのも事実っぽい感じもしますしね。
企むから程遠い女――その名もルチェッタ=アンブリッジ
ルチェッタは見られてしまったとショックを受けてました。完全にバレた、どうしようと。
しかしすぐに「謝ろう」となるあたりがやっぱり素直なルチェッタらしいと言いますか……。
善は急げと新聞社に行こうとしますが、大事な夜会があるため断念してカイルとともに夜会に向かいます。が、ハイドも夜会に向かっているようで……。
カイルは未だに誕生日のキス未遂のことが頭をよぎり、ルチェッタはもうそれどころではなくなっているという、相変わらずのすれ違っている二人。
なんですけどちょっとしたハプニングで抱き合ってしまったり、ルチェッタはカイルの香りについ心地よくなってしまったり、カイルはそんなルチェッタの表情にキュンと来てしまったり……?
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と、いい雰囲気になったのでカイルが調子に乗ってなにかゴニョゴニョ言い始めますが、ルチェッタはハイドの姿を見つけてそちらに向かっていなくなってました。
お前が言うな
ハイドは仕事上イヤイヤ夜会に参加した、という感じのようで周囲から聞こえる貴族の声に「こっちだって好きで参加してるんじゃない」と内心でぼやいてました。
貴族というのはこういう輩だ、とハイドは改めて思います。だからルチェッタもそういう貴族に違いない、と。
で、そこにルチェッタが追いついてきて謝罪するのです。騙すような形になって申し訳ないと。
一気に慌てたように言う姿は気品に溢れて周囲を冷徹に見る初期のルチェッタの姿はどこにもありません。
が、同時に嘘にも見えにくい。
ただここからが面白くてですね……ルチェッタはカイルと仲直りしてほしいというのですが「何が原因かはわかりませんが」と懇願するんですよ。

いや! その原因君だからな、ルチェッタ!

まぁ、ルチェッタはそれを知らないとは言え、そんなこと言われたハイドが……なんかとんでもない顔してますが、これはしょうがない。
ルチェッタをかばえない。
そして始まるのはカイルのことは自分のほうが知っているマウント……カイルのための争い勃発!?
ルチェッタはハイドの反応が予想と違う上に、占い師としてカイルを騙していることも指摘され、強く言えなくなります。
そしてそれをカイルに言ったらどうなるか、とハイドに言われて慌てて彼の口を塞ぐのですがバランスを崩してこけそうになってしまい、ハイドがそれを支える……そんな場面をカイルに見られてしまう、というあるある展開。

あー……これは、かなり親密に見えちゃうなぁ。
カイルがカッとして殴りかかってしまいました。ルチェッタとしては驚き、否定したいもののこういうときの男同士のやり取りにか弱い女性が割って入るのは難しいですよね。
ハイドもハイドで不満が溜まっていました。カイルがルチェッタに熱を上げているからこそ彼はカイルに裏切られたと思って見限ったわけですから……誤解を解くどころか挑発し、一触即発。

一応、私のために争わないでー、状態?

仲直りどころか悪化させてるな……まぁ、仲違いの原因がそもそもルチェッタなわけだしなぁ
と、ここで今回は終わりかと思いきや……建物の外で管理人? の人が鍵をかけた上にタバコをポイ捨てました……THE不穏!
というところで今回は終わりでした。このピンチをカイルとハイドが協力して回避……もしくはルチェッタの良いところをハイドが見て納得、という展開でしょうか?
とにかく次回で少しはカイルとハイドの関係が少しは良くなると良いのですが……皆さんはどういう経緯で仲直りすると思いますか?
まとめ
ということで、ハイドとカイルを仲直りさせたがっているルチェッタが、まさかの仲違いの原因ということが今回判明しました。
この展開は……すれ違ってばかりのポンコツ・カップル的にはとっても納得行く展開! この二人ならありそう! と、一読者として100%納得しました(笑)。

いやどこで納得してんだ・といいたいが……気持ちはわかるぜ。
ハイドが貴族を嫌いな理由は、納得がいくものでしたね。ありがちな理由ではありましたが、だからこその納得感。
あとカイルと仲違いしたのもそこに原因があって、これまた納得です。……まぁ、もうちょっとちゃんと話し合いしたほうがいいのではと思ったりもしますが、カイルはルチェッタが絡むと本当にポンコツなので……。
とにかく……次回はこの物語にしては割と深刻そうな出来事が起きそうなので……ちょっと心配しつつ、二人がうまく仲直りしてくれることを願います!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

まったなー!
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