【転生悪女の黒歴史】死亡フラグ32―天女イアナ降臨!【ネタバレ感想】
月刊誌LaLaで大人気連載中(LaLa9月号(2021年))の漫画、転生悪女の黒歴史。
死亡フラグ32を読んだ時に、「ソル! よくやった!」と思わず叫びたくなったので、記事にまとめてみようと思います。
ソル・ファン必見のお話です!
全文は載せておりませんがネタバレを含みますので、ネタバレしたくない方はご注意ください。
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前回のあらすじ
イアナの大切な姉コノハが“聖者候補”に選ばれた。
しかし聖者になった場合、その未来には危険が待ち受けていることを知るイアナは何とかその道を避けようと、もう一人の候補「イザーク」の側仕えとなる。
しかしそんな折、イザークの部屋が何者かによって荒らされており……?
イザークは黒歴史には登場しないイケメンで、悪女であるイアナにも最初から親切でした。
彼が何を考えているのかが非常に気になっていたところで、事件発生です。
今回のポイント
やはり今回も気になるのはイザークという新しいイケメンキャラであり、初期からいるソルとの対比。
そしてなんといってもイアナの活躍! です。
- イザークは本当にいい人なのか?――イアナを悲しませたらただじゃおかない
- ソルが恰好可愛い――さすがメインヒロイン(?)
- とにかくイアナが可愛すぎるし、格好良すぎる――お嫁に来て欲しい
なんか、後半についているサブタイトル?
おかしくねえか?
そんなことはありませんよ。
さあっ、気合入れていきましょう!
イザークは本当にいい人なのか?――イアナを悲しませたらただじゃおかない
前回はイザークの部屋が荒らされている、で終わっていまして、「またイアナが疑われるのかっ?」と思っておりました。
実際、後々警察であるシャノウ(もともとイアナを敵視していたが今は……なキャラ)が捜査に入った時、集まった人たちはイアナへと疑いを向けます。
しかしイザークはイアナを疑うことを一切しませんでした。
それって当たり前のことじゃないのか?
イアナに関して言うと当たり前ではないんです。
イアナは事あるごとに疑われる、とんでもない悪女イメージが周囲に浸透しまくって地面までひたひたになっているようなキャラクターです。
なぜそこでイアナが疑われるのかとか、良いことをしている噂はいつになったら広まるのかとか、読者としては悔しい思いをしてしまうくらいに疑われるし、周囲から怖がられ、嫌われています。
これは物語自体が「イアナは悪女である」という設定をもとに書かれているからこその世界の強制力、かもしれません。
最近はイアナのことを理解してくれるキャラたちも増えてきましたが、やはりまだまだ少数派であり、毎度のごとく疑いの目は向けられるはずなのです。
実際今回も、後々に周囲に集まった人々は疑い、でもイザークには一瞬ともその様子が描かれていない。逆に怪しい。
そしてイザークは元々の物語に登場しないキャラクター。
コノハのように根っからの『良い人』キャラとして描かれているわけですが、本当にそうなのかどうか。疑ってしまうのは私が大人になって穢れたからでしょうか?
まあ、そうだろうな。
親方が冷たいですが、私が今の聖者候補編? に入って気になっているのはそこです。勘ぐってしまうシーンがいくつかあるので……うぅ、気になる。
イアナはイザークを守ろうと今回の話で気合入れているので、それを裏切らないか。
今後に注目していただきたいポイントでもあります。
もちろんイアナを裏切って悲しませたら……ふっふっふ。
こえーよ!
ソルが恰好可愛い――さすがメインヒロイン(?)
メイン……ひろいん?
ギノフォードはカッコイイですし、ソルもキャラクター設定としては格好いいになるのでしょうが、おばさんからしたら可愛いです。
いや、ギノも可愛いんですけど、イアナを無意識に振った相手でもあるので可愛さ半減。
でも今回の見所の一つはやはりソルの可愛らしさ、だと思います。転生悪女ファンはここにぐっときたはず!
ち、ちなみにどういうシーンなんだ?
いくつかありますが、やはりイアナと闇カジノに潜入するシーンですね。なんと『夫婦』を演じながら潜入するのです!
イアナはまったく気にしているそぶりはないのですが、まだ10代の若者には刺激が強く、イアナに「あなた」呼びされて擦り寄られた時に緊張でビクっとしていたり、上目遣いされて顔を赤くして口元を押さえていたり……可愛すぎるだろう、と思うのです。
演技のためとはいえ、自分でイアナのことを「妻」と呼んで抱き寄せる時には頬を染めずに自然と行っているのに、ですよ。
隣にいればいいんですと必死に言ったり、見上げるようなことはするなとか、自分以外と喋らなくていいとか、「い、今は夫婦なのですよ」とどもったりとか。
よくある展開といえばそうなのですが、最初はそれはもう冷たい表情ばかりだったソルが行うのでより可愛さが際立つと言いますか。
あとソルの顔アップも良かった。基本線が細い絵柄で、ソルは男の子ですが繊細な印象でした。それが「私の主はあなたです」と伝える時の切なげな顔アップの時の首の太さとかで男の子だ! と改めて認識しました。
今回のことで私は確信したのです。この物語のメインヒロインは「ソル」である! と。
そ、そうか。
えっと、その……良かったな?
はい!
ツッコミたいけど、満足そうだから放っておこう。
とにかくイアナが可愛すぎるし、格好良すぎる――お嫁に来て欲しい
とにもかくにも、イアナはね。笑った顔が可愛いんですよ。笑ったアップが何度も見たいんですよ。今回はイザークのために彼が大切にしているものを探すお話ですが、私に任せろと「私はあなたの側仕えでしょ」と。
誰かのために浮かべるイアナの笑顔ほど尊いものはない!(断言)
おい!
テンションがおかしすぎるぞ。いったん落ち着け。
ハッ、失礼しました。
もうイザークもこの笑顔に落ちてしまえばいいっ! と心から思います。最初からイアナへ普通に接してくれている数少ないキャラ(他だと姉のコノハと友人が1人しか覚えがない)なので、疑いのことを除けばイザークは好印象なのでね。
イザーク推しになってあげてもいいよ!(上から目線)
あとなんといっても、イアナの天女姿が最高です!
闇カジノに潜入する際にいつもと違う格好をしているのですが、それがまた可愛い。変ではないかとソルを見上げて言うのですが、ソルが顔を赤くして目線を逸らしたくなるのも分かるくらいに可愛い。
とにかく可愛い。
闇カジノにいるイザークの部屋を荒らしてそこから物を盗んだ犯人も、イアナを見て可愛いと思って話しかけているくらいです。イアナ最高!
そうしてそして!
イアナの魅力はただ可愛いだけではありません!
犯人を追い詰め、にやりと悪役張りに笑うその姿はそれはもうもうもうっ! 格好いい!
そう、格好いいんですよ、イアナは。
ただただコノハを守るためだけにイザークの側仕えになったイアナは、今回のことでイザークのことをもしっかりと守らなくてはと決意するのです。
決意して行動に移すイアナの姿は、大人だからこそ刺さるのかもしれません。
私の中ではイアナがこの作品の中で一番格好いいです。
まとめ
- イザークが本当に味方か分からないけど、味方であるといいなと純粋に思う回
- ソルがメインヒロイン(?)だと確信する回
- とにかくイアナが最高だと再認識する回
とにかく、お前さんがイアナ好きなのはよくわかった。
ならば良し! です。
まだ読んでいないけれど気になっている、という方はぜひ本編を読んでみていただきたいです。
死亡フラグ32を読むなら、第7巻。特に闇鍋小冊子付きがオススメ。中身は本当に闇鍋でした。
今回は銀づちが暴走して悪いな。
次までには落ち着かせておくから、また来てくれよ!
じゃあな!
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